2012/07/22

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フィリピン・セブ島留学。やってはいけない勉強の仕方。

2012/07/22
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フィリピン留学に限らず、「語学留学」における本来の目的と照らし合わせ、英語の学習に対する自分の意見をここに書きたいと思います。

 

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まず私とセブ島の出会いは、語学学校の学生として最初にセブ島に来た訳ではなく、どちらかというと語学学校のインターンスタッフとしての役割を強くもってここにきました。その際の英語力は・・・

-Where is restroom?

-How much is this?

-I want to go to ○○.

程度の観光英語しか話せず、その発音も日本語英語だった為、一度アメリカのNYに入国する際に、Plazaホテルと何回言っても通じず、Brotherホテルって何だ?と言われてしまう位のレベル。にも関わらず、特に英語をしっかりと習得しようという目的よりもどちらかというと海外に滞在したい・・・という思いの方が強い中でやってきました。

 

さて、当時のセブ島留学は日本人の人が通う学校が限られていて、数える程度しかなく、ここMTMでも私が来た当初は数名の日本人が韓国式の中で手探りで学ぶ・・・というような状態。そんな中、僕もMTMの中で日本語の資料作りや、ブログの更新などを行いながら、1日2時間のみ、1:1授業とネイティブスピーカー授業を受けていました。

 

私の当時の英語力は、TOEICで言うと440点くらい。その6ヶ月後には770点まで到達。

 

といっても、マンツーマンとネイティブスピーカー授業を1時間ずつしか受けてなかった為、TOEIC授業があったもののその授業自体は受けずここまで伸びたので単純に総合的な英語力があがったと思っています。英語力はほぼその6ヶ月間で日常会話などは全く困らないレベルにまでなり、その後はフィリピンの現地語を交えて会話をしていたりする為成長せずに平行線に・・・

 

私の英語力はさておき、自分が考えた「語学留学」において結果を残す為に必要な主な要素は以下の通りだと思います。

 

1.何の為に英語を習得するのかを常に確認する

2.ネイティブの真似をする

3.授業の前にその授業でアウトプットする内容を自習しておく。

 

他にも色々な重要な要素はありますが、私が常に優先して実践していたのはこの3つです。

 

まず1.について、この目的がないと、「英語の学習」とただ単にひとくくりにしても範囲が広すぎてどのように勉強して良いかというのが分からず、なんとなくただ教科書をやったり、ただ喋ってみたり・・・という事で終わってしまう可能性が高いです。自分が試験のスコアを上げたくて留学しているのか、それとも喋れる英語、実践で利用できる英語を習得しにきているのか、というのを常に確認して方向性を定めると、全く英語が分からない状態から初めても取り組み易いと思います。

具体的には試験対策の為の留学であれば、文法や単語から覚えるべきであるし、試験の攻略法を勉強するべきだと思います。一方、実践で利用できる英語となれば、やはり場面ごとの定型文などを覚えそれをスラスラと利用できるような「慣れ」を重視した学習をしていくべきだと思います。

 

 次に2の要素ですが、一番手っ取り早い方法はひたすらネイティブの真似をする。映画やネイティブ講師の喋った英語、発音からイントネーションまで、ひたすら同じように喋ってみる・・・という事です。私はネイティブ授業を受けていた際に講師が喋った言葉を独り言のようにぶつぶつと繰り返しながらスムーズに、また同じようなサウンドで発音できるように研究しながら何度も繰り返し唱えていました。そうすることによって、日本人に馴染みのない発音は何か、どのようにその発音を発しているのか・・・など、研究することができ、段々と発音も改善されていきました。

とにかく、文章の意味や全ての単語を発音できなくてもなんとなくでも良いので、映画、ネイティブ講師の真似をする事です。なんとなくをはじめに行い、段々とそのなんとなくを研究→昇華させて行くことができます。

 

そして、最後に3。「留学」の最大の利点は「英語が利用できる環境」です。英語の利用できる環境であるからこそ学習の意味があるので、もし学校の授業で教科書を使い机上の勉強ばかりする、もしくは、試験の対策のみを行なう。というのは、全く「留学」という環境に反している気がします。

一番の効果的な学習方は、文法や単語など机上のインプット学習は自分で行い、授業はアウトプットの場にするという事です。そして授業でアウトプットを行った際に分からなかった文章や単語は次の自習の内容にする。というサイクルです。但し、この自分で学習を進めていく・・・というのは重要な要素の「1」が定まっていないと何を自習して良いのかわからない為、難しいです。

 

英会話を重点的に・・・であれば、翌日の授業の会話をイメージし、そのイメージの会話内容に沿った英単語を自分なりに調べ学習し文章を作り、授業では空で言えるように、また予想される質問や返答などのパターンもいくつか準備して文章を作成していくと良いと思います。

 

 

授業をどのように利用するかで成長度は変わってきます。

 

結論として、留学で一番行なってはいけない学習法は、授業を机上の学習中心にしてしまう事。全く英語が話せないと最初は文法、単語などを覚えないといけないので、授業中にその単語を覚える勉強をしてしまいがちですが、まずは授業中に会話したい内容をイメージし、その限定された話の内容であれば覚える単語なども限定的となる為、少しずつ会話にあった単語を習得していくことができます。そしてその翌日はその日に出た分からない単語を利用して出来る会話をイメージしまた文章をいくつか作る。という流れです。つまり、フィリピン留学の一番の特徴、「マンツーマン授業」は何故効果的かというと、「自分で授業が作れる」という事なのです。自分の準備次第で成長のスピードが段違いに変わってくることは間違いありません。

 

 

 

 

 

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