August 2, 2021
デジタル化が進む現在、スマホ、パソコン、タブレット、テレビ、こういった機器は私たちの暮らしにはもう必要不可欠な存在となりました。そのため、そういったITテクノロジー業界や職種への需要が高まり、年々世界中でIT技術や教育はますます進歩を遂げています。例えば、電子部品オンライン販売のRSコンポーネンツが運営するサイトDesign Sparkでは世界中から集まったエンジニアが日々オンライン上で技術関連のアイデアを公開していたり、ネットでオンラインITクラスなどと検索すると、スキルアップのための社会人向けのオンラインプログラミングスクールがたくさんヒットするなど、オンラインで簡単にIT技術を学ぶことの出来る時代になりました。
IT教育
フィリピンでは義務教育機関が12年となっており、小学校の段階からパソコンを使った情報通信技術(ICT)教育の導入がされている学校もあります。しかし、パソコンの台数は限られており、やはりそこには国民の全体に高い水準の教育が行き渡るようになるには時間がかかるとも言われています。
IT留学
フィリピンでは第一言語のタガログ語の他に第二言語としてほとんどの人が英語を話します。そのため、グローバル化が進む今、日本からフィリピンに留学をする人が多くいます。また、フィリピンでは英語を学ぶだけでなく、語学留学にプラスアルファでプログラミング技術などを学ぶ、IT留学が年々人気になってきています。特にセブ島はリゾート地として観光客に人気のエリアですが、IT教育の進んでいる地域でもあります。日本から4時間半で着く近さや日本との時差が1時間という気楽に訪れることのできる距離であることも、人気のIT留学先である理由なのかもしれません。
オフショアビジネス
ITの人材不足が進んでいる日本では、優秀な人材を限られた予算で確保することはなかなか難しく、そんな時に優秀な人材を日本国内より安い人件費で雇うという、フィリピンはオフショアビジネスが盛んな国でもあります。少子高齢化社会が進む日本ですが、その反面フィリピンは総人口の内のほとんどが少年人口、労働年齢人口となっています。そのため、優秀な若いエンジニアをリクルートすることが日本に比べて簡単になってくるという点でこのビジネスの需要は高まっています。