2025/07/3
目次
「WordPressの細かいカスタマイズって、結局どこでやるの?」
そう思って調べていくと、かなりの確率で出てくるのが functions.php
という謎のファイル。
ブログでも解説サイトでも「ここを編集すればカスタマイズできます!」って書いてあるし、
ちょっとコピペすれば便利そうな機能もたくさん…。
でも、実際にやってみると――
サイトが真っ白になった。ログインできない。パニック。
そんな経験、ありませんか?(私はあります…)
最近WordPressを学び始めた方や、ChatGPTを活用しながらサイトを作っている方の中には、
「functions.phpって何?どこをどういじればいいの?」
「ChatGPTに書いてもらったコードって本当に大丈夫なの?」
と不安に感じている方も多いはずです。
この記事では、初心者がfunctions.phpを触るときに絶対に知っておきたい注意点を5つにまとめました。
あわせて、ChatGPTをどう活用すれば安心してコードを扱えるかも解説します。
こんな方におすすめです
WordPressテーマをちょっとだけカスタマイズしてみたい人
functions.phpを触ってエラーを出したことがある人
ChatGPTでコードを書かせたいけど、不安がある人
プラグインを減らしてサイトを軽くしたい人
functions.phpは便利だけど、扱いを間違えるとWordPressが落ちるというリスクもあります。
この記事を読めば、「怖くて触れない」状態から「ちょっとなら触れるかも」ぐらいまでは進めるはずです。
そして、ChatGPTはその“ちょっと怖い”のサポートにめちゃくちゃ役立ちます。
では、さっそくいきましょう!
functions.php
は、**WordPressテーマに組み込まれている“機能追加用のファイル”**です。
HTMLやCSSではできない「動きのある機能」や「自動化」を、PHPというプログラミング言語で追加する場所――そんなイメージでOKです。
もっとざっくり言うと、
「WordPressサイトに“ちょい足し機能”を加えるためのカスタマイズメモ帳」
みたいな存在です。
記事の最後に自動で定型文を追加したい
WordPress管理画面から不要なメニューを非表示にしたい
投稿のアイキャッチ画像を強制的に表示させたい
サイトの読み込みを早くするために不要なスクリプトを削除したい
これらの「ちょっと便利」を叶えるのが functions.php
の出番です。
実は、functions.phpを活用すれば本来プラグインで実現するような機能も、自前で追加できます。
つまり、**「必要な機能だけを自分で書く → サイトが軽くなる」**というメリットもあるんです。
ただし…ここが重要なのですが、
functions.phpの書き方を間違えると、WordPressそのものが動かなくなります。
画面が真っ白になったり、管理画面にすら入れなくなることもあります。
なので「何となくコピーして貼ったら動いた!」という運頼みは、ちょっと危険。
次の章では、そうしたトラブルを避けるために初心者が押さえておくべき注意点5つを紹介します。
ChatGPTを活用するコツも合わせて紹介しますので、怖がらずに一歩ずつ進めていきましょう。
functions.php
は便利な反面、ちょっとしたミスでサイトが動かなくなるリスクもあるデリケートなファイルです。
ここでは、私自身の経験もふまえて「これは絶対に押さえておいた方がいい!」という5つのポイントをご紹介します。
まず絶対にやってほしいのがバックアップ。
functions.phpに限らず、WordPressのファイルを編集する前は「もしもの備え」が必要です。
特にfunctions.phpは、たった1文字のミスでも**“サイトが真っ白”になることがあります**(=画面が表示されなくなる)。
FTPソフトでfunctions.php
をダウンロードして保存
テキストエディタ(VS Codeなど)にコピペして取っておく
WordPress全体を丸ごとバックアップ(できれば)
公式テーマや人気テーマ(Kadenceなど)を直接いじると、アップデートで上書きされて変更が消えます。
なので、functions.phpは「子テーマ」で編集するのが基本ルールです。
「Kadenceの子テーマの作り方を教えてください」
自分で作るのが不安な場合も、ChatGPTが手順やテンプレートを出してくれます。
WordPressの管理画面から
「外観 > テーマファイルエディター」
でfunctions.phpを直接いじることもできますが、これは正直おすすめしません。
なぜなら、保存ボタンを押した瞬間にエラーが出ても、もう戻れないから。
ローカル環境(例:Local)で編集してからアップ
FTPソフトで直接編集
最悪の場合でも、復旧手段を確保しておく
PHPはとても繊細です。
特に ?>
のあとに空白や改行があると、「ヘッダーがすでに送信されました」などの謎エラーを引き起こすことがあります。
PHPファイルの**最後には何も書かない(空白すら入れない)**がベスト
なるべく?>
も書かず、PHPの閉じタグ自体を省略するのが最近の主流です(※WordPressでもOK)
万全を期しても、ミスは起きるものです。
万が一エラーでWordPressに入れなくなったときは、焦らず以下の手順で復旧を試みましょう。
FTPソフト(またはサーバーのファイルマネージャ)でログイン
functions.php
を開いて、追加したコードを削除する
上書き保存
サイトをリロード → 復旧!
「何を追加したか」が分かっていれば、そこだけ消せばすぐ復活します。
このあと、**ChatGPTを活用する具体的な方法(プロンプト例や使い方)**をご紹介します
ミスを防ぐだけでなく、書く作業そのものもChatGPTに手伝ってもらいましょう!
答えはズバリ:「使えます、でも使い方にはコツが必要」です。
functions.phpはPHPというプログラミング言語で書かれていますが、ChatGPTはこのPHPにも対応しており、カスタマイズ用のコードを“自然な日本語で頼めば”出してくれます。
たとえばこんなことができます
「WordPressで、記事公開時に自動で管理者にメールを送るコードを教えて」
→ functions.php用のコードを提案してくれます。
「このコードが何をしているか説明して」
(貼り付けたコードに対して)
→ コメント付きで分かりやすく説明してくれます。
「投稿一覧ページで特定のカテゴリだけ非表示にする方法を教えて」
「管理画面から“ツール”メニューを非表示にしたい」
→ 目的ベースで聞くと、functions.phpに書ける方法を教えてくれます。
「このfunctions.phpを入れたらエラーが出ました。原因を見つけてください」
→ 文法ミスやよくある落とし穴を指摘してくれることもあります。
便利な反面、出てくるコードがそのまま動かないこともあります。
たとえば:
テーマの構造に合っていない
PHPのバージョンによって動かない
WordPressのバージョンや環境依存のコードが含まれている
ということもあるので、**「もらったコードは、必ずローカル環境でテスト」**がおすすめです。
ChatGPTに頼むときは、なるべく目的と前提をセットで伝えると成功率が上がります。
ChatGPTは、functions.phpに書くコードの生成・説明・修正まで手伝ってくれる
でも、そのままコピペはNG! テスト環境で動作確認しよう
上手にプロンプトを投げれば、エンジニアじゃなくても機能追加が可能に
自分だけでは不安なfunctions.phpの編集も、ChatGPTがいれば「確認しながら進める」という選択肢が持てます。
“なんとなくコピペ”から、“理解しながら実装”へ。
ChatGPTはその後押しをしてくれる強力な相棒です!
この記事では、WordPress初心者がfunctions.php
を編集するときに気をつけたいポイントを5つ紹介し、
さらにChatGPTをどう活用すれば安心してコードを扱えるかも解説しました。
もう一度ポイントを振り返ってみましょう
バックアップは必ず取る(最重要)
親テーマではなく、子テーマで編集する
管理画面のエディタは使わない(FTPやローカル環境で作業)
余計な空白・改行に注意(特にファイル末尾)
エラーが出たときの復旧手順を知っておく
やりたいことを自然な日本語で伝えるだけで、コードを提案してくれる
書いてもらったコードの意味を分かりやすく解説してくれる
エラーの原因を一緒に探してくれる
「コードが分からないから何もできない…」ではなく、
“対話しながら理解して、自分のサイトをカスタマイズできる” という選択肢が持てるようになります。
次回は、いよいよ実践編に突入!
✅ ChatGPTに聞いてみた!初心者向けホームページ構成例と書き方
というテーマで、
「トップページってどんな構成がいいの?」「どこにどんな文章を入れるの?」という悩みに、ChatGPTがどう答えてくれるかを実演します。
お楽しみに!
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