2025/07/3
目次
WordPressでサイトを作り終えたとき、つい「よし、完成!あとは公開するだけ!」と思ってしまいがちです。
でも、ちょっと待ってください。
デザインも文章も一通り揃ったように見えても、細かいミスや抜け漏れ、ユーザー視点での違和感が残っていることはよくあります。
リンク切れやスマホ表示のズレ、SEOの基本設定の忘れ…。
これらをチェックせずに公開してしまうと、「せっかく作ったのに成果が出ない」「信用を落としてしまう」といったことにもなりかねません。
そこでこの記事では、WordPressサイトの公開前にチェックしておくべき項目をリスト化し、
それをChatGPTと一緒に効率よく確認する方法をご紹介します。
サイト公開前に確認すべき基本チェック項目
ChatGPTに手伝ってもらえるチェック作業の例
実際に使えるプロンプト(HTML付き)
チェック後にやると効果的な「+αの改善」提案
WordPressサイトを作ったのは初めて
一応完成したけど、何を確認すればいいのかわからない
ChatGPTを使って、作業を楽に・確実にしたい
サイトづくりは「公開したら終わり」ではなく、「公開してからが本番」です。
でもその前に、最低限のチェックをChatGPTと一緒にクリアしておくことで、トラブルや修正の手間をグッと減らせます。
次のセクションでは、公開前チェックリストの具体項目を紹介しつつ、ChatGPTの使い方も交えて解説していきます。
まずは、**どのページにも共通して必要な「基本の見た目&動作確認」**です。
デザインや内容が整っていても、表示崩れやリンクミスがあると、それだけで信用を落としてしまいます。
以下のチェック項目は、公開前にすべてのページで目視 or 実機確認することをおすすめします。
✅ 画像や文章がはみ出していないか?
✅ フォントが読みにくくないか?
✅ ボックスや余白のバランスが崩れていないか?
✅ 見出し(H2/H3など)が視覚的に階層化されているか?
特にスマホでの見え方は要注意です。
PCではOKでも、スマホだとテキストが折れたり画像がズレたりすることがよくあります。
✅ 内部リンク(自サイト内のページ)はちゃんと飛べる?
✅ 外部リンク(SNS・公式サイトなど)にミスや切れはない?
✅ メールリンク・電話リンクも動作確認した?
✅ フッターやグローバルメニューのリンクに抜けはない?
リンクチェックはChatGPTにも手伝わせられます(後述)。
✅ メニュー(ハンバーガーメニューなど)が開く?
✅ ボタンが小さすぎたり、押しにくくない?
✅ フォーム入力が正常にできる?
✅ スクロールやズーム時に不自然な動きがない?
iPhone/Android/iPadのいずれかで確認するのが理想ですが、
最低でもブラウザの「レスポンシブモード」でPC上から簡易チェックしておきましょう。
✅ 画像サイズが重すぎて遅くなっていないか?
✅ 不要なアニメーションや動画で重くなっていないか?
✅ Googleの PageSpeed Insights でスコア確認した?
読み込みが遅い=離脱されやすいので、可能な限り軽量化を意識しましょう。
ChatGPTにこのように聞けば、自分専用のチェックリストを会話形式で作成することも可能です。
複数ページの確認作業を、頭の中だけでやるのは大変なので、こうしたリスト化のサポートだけでも十分役立ちます。
次に確認すべきは、検索エンジンに正しく伝わるかどうか、いわゆる「SEOの基本要素」です。
といっても、高度なSEOテクニックは必要ありません。
ここでは、最低限やっておきたい5つのポイントに絞って紹介します。
✅ 記事や固定ページのタイトルに「狙いたいキーワード」が含まれているか?
✅ タイトルが長すぎず(32文字以内が目安)、意味が伝わるか?
たとえば「初心者向け 英会話」がキーワードなら、
◎「英語が苦手でも大丈夫!初心者向け英会話入門ガイド」など
✅ SEOプラグイン(All in One SEOなど)で説明文が入力されている?
✅ 80〜120文字程度で、ページ内容と魅力が伝わる内容になっている?
設定されていないと、Googleが勝手に抜粋した文章が表示されてしまいます。
✅ ページに<h1>タグが1つだけあるか?(タイトルに自動で入ることが多い)
✅ セクションごとに<h2>、その中に<h3>が階層的に使われているか?
見た目のデザインではなく、構造的に正しい見出しタグが重要です。
✅ 画像ごとに「alt属性」が設定されているか?
✅ altの内容が画像の内容や意味に合っているか?
altはSEOだけでなく、視覚障害者向けのアクセシビリティにも関係します。
✅ 日本語や記号の混ざったURLになっていないか?
✅ 「example.com/sample-page」 のように簡潔でわかりやすいか?
「https://example.com/英会話初心者向けページ」より、
「https://example.com/english-beginner」の方がSEO的にも好ましいです。
SEOは「一度やって終わり」ではなく、運用しながら改善していくものです。
まずはこの基本をおさえておけば、検索エンジンにもユーザーにも伝わる“土台の整ったサイト”になります。
サイトの見た目が整って、SEOもOK。
でも**“安心して運用できる状態”になっているか?**も見逃せないポイントです。
WordPressは便利ですが、初期状態ではセキュリティや表示スピードの対策が甘いことも多いです。
公開前にやっておくべき“最低限の安心設定”をまとめました。
→「admin」は狙われやすい典型。別の名前にしましょう。
→ プラグイン「WPS Hide Login」などで、
/wp-login.php を別のURLに変更しておくと安心です。
→ 例:「Wordfence Security」「All in One WP Security」など
→ 簡単な設定で、ログイン試行やファイル改ざんを防げます。
→ プラグイン「UpdraftPlus」などで定期的にバックアップを取ると、
万が一のトラブルにも安心です。
→ 表示速度UPの基本。おすすめは「LiteSpeed Cache」や「WP Super Cache」など。
→ プラグイン「EWWW Image Optimizer」や「TinyPNG」などで画像サイズを圧縮。
→ 使っていないものは、放置せず削除(有効化されていなくても負荷・リスクになります)
→ https://pagespeed.web.dev にURLを入力するだけで、
スマホ・PCの表示速度と改善ポイントをチェックできます。
セキュリティや表示スピード対策をしておくだけで、
「安心して公開できる」「ユーザーに快適に見てもらえる」サイトになります。
公開前のチェックはどうしても“見落とし”が出やすいもの。
自分でやるにも集中力が必要ですし、何度も同じ画面を見ると慣れて気づけなくなってきます。
そんなときこそ、ChatGPTの出番です。
人の目では見落としやすいところをリストアップしたり、忘れがちな項目を思い出させてくれるなど、「確認の相棒」として使うととても便利です。
このプロンプトを投げるだけで、「今やるべきこと」が明確に整理されます。
リストにチェックを入れながら作業を進めるだけでも、かなり安心感があります。
たとえば、自分が作ったトップページのURLをChatGPTに伝えた上で:
URLを渡しても、ChatGPT自体はページを“見る”ことはできませんが、
「こういう構成なんだけど、大丈夫かな?」と要素を一緒にチェックするという形で会話すると実用的です。
専門用語や硬すぎる表現をやわらかくするのに便利です。
初心者向けサイトには「読みやすさ」が非常に重要です。
ChatGPTはAIですが、“一緒に仕上げていくパートナー”として使うのがベストです。
「チェック忘れがないか確認して」「説明がむずかしいか教えて」など、会話しながら磨いていくことで、完成度の高い公開準備ができます。
全体のチェックが終わり、いよいよ公開――
…その前に、もうひと工夫できるところはないか?を見直してみましょう。
ここで紹介するのは、「やらなくてもいいけど、やっておくと確実に良くなる」+αの改善ポイントです。
とくにユーザー視点・導線強化・コンテンツ充実に関わる項目を中心に紹介します。
お問い合わせや申し込みへのボタンが、各ページにちゃんとあるか?
スクロールしなくても見える場所に配置されているか?
ボタンの文言が「詳細はこちら」だけになっていないか?(例:「無料体験してみる」など具体的に)
ChatGPTに「効果的なCTA文言を考えて」と聞くのもおすすめです。
SNSでシェアされたときに画像・タイトル・説明文が適切に表示されるか?
All in One SEOなどのプラグインでOGP(Open Graph)タグを設定済みか?
ChatGPTに「OGP設定って何?初心者向けに教えて」と聞くと概要が整理できます。
存在しないページにアクセスしたとき、わかりやすい404ページが表示されるか?
フォーム送信後の「完了ページ」に、次の行動を促すメッセージはあるか?
例:「お問い合わせありがとうございます!●●日以内にご連絡いたします」+「よくある質問を見る」リンクなど
Google Analytics(GA4)が設定されているか?
Google Search Consoleに登録済みか?
最低限この2つを設定しておけば、「どこから・誰が・何を見ているか」の分析が可能になります。
サイトを1〜2日寝かせて、翌日に見直してみる
スマホや他人のPCから開いても違和感がないか?
ChatGPTに「この説明、わかりにくくない?」と改めて聞いてみる
サイトの完成度を上げるのは、大きな変更より小さな調整の積み重ねです。
ChatGPTと一緒に最終確認をしながら、「見やすく・伝わりやすく・信頼されやすい」サイトに仕上げていきましょう。
WordPressでサイトを完成させたあとは、「もうすぐ公開できる!」という高揚感と、
「でも本当にこれで大丈夫かな…?」という不安が入り混じるタイミング。
この記事では、そんな“公開直前”の状態でやっておきたいチェック項目を、
表示・リンク・スマホなどの基本確認
SEOや構造的なミスの見直し
セキュリティ・速度などの最低限設定
ChatGPTを使った確認作業の効率化
+αの改善ポイントで仕上げる
という5つのステップに分けてご紹介しました。
ChatGPTは、単なる「記事生成ツール」ではなく、
**「公開前のチェックや確認作業を一緒にしてくれる相棒」**としてもとても頼りになります。
見落とし防止のチェックリストを出してもらう
表現や文章の違和感を直してもらう
サイト全体の構成を客観的に見直す
といった使い方をすれば、自分だけでチェックするより確実でスピーディです。
見た目・リンク・スマホ対応を全ページで確認
SEOの基本設定(タイトル・メタ・見出し構造など)
セキュリティ対策&スピード対策の初期設定
ChatGPTでチェック作業をサポートしてもらう
公開直前に+αの微調整をして仕上げる
ここまでやっておけば、あなたのサイトは**「安心して公開できる状態」**になっています。
ぜひChatGPTをうまく活用して、ひとつずつチェックを進めてみてください。
このチェックリストをテンプレート化したまとめページも近日公開予定です!
次回は、公開後の運用やコンテンツ更新に関するノウハウも紹介予定。
引き続き、ChatGPTと一緒にWeb運用を楽しく&効率よくしていきましょう!
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