2025/07/2
目次
WordPressをインストールした瞬間、あなたは「サイトオーナー」になります。
でもそのまま記事を書き始めてしまうのは、ちょっと危険かもしれません。
なぜなら、WordPressの初期設定には“サイト全体の品質と信頼性を左右する重要な項目”がいくつもあるからです。
SEOで検索順位が不利になる
表示速度が遅くなる
スパムコメントが大量に届く
時刻表示や言語がズレる
セキュリティの弱点を突かれる
こうしたトラブルは、初期設定を正しくしていなかっただけで起こってしまいます。
「でも初期設定って、何をどうやればいいの?」
「専門用語が多くて、解説サイトを読んでもわからない…」
そんなとき頼りになるのが、AIアシスタント=ChatGPTです。
ChatGPTは以下のような使い方ができます:
設定項目の意味をわかりやすく説明してくれる
最適な設定を提案してくれる(例:パーマリンクの形式)
テーマや目的に応じてカスタマイズのコツを教えてくれる
不安な操作をステップごとにナビゲートしてくれる
つまり、“初心者専属のWordPress設定コーチ”として使えるのです。
このガイドでは、WordPressをインストールした直後に必ず確認してほしい初期設定項目の中から、特に重要な5つを厳選してご紹介します。
すべてにChatGPTプロンプト例付きなので、この記事を読みながらAIに質問すれば、すぐに自分のサイトに適用できます。
✅ 目指すのは「見た目だけじゃなく、機能も整った安心できるサイト」。
ChatGPTと一緒に、WordPressの土台をしっかり築いていきましょう!
WordPressをインストールすると、サイトには初期設定のまま「Just another WordPress site」というキャッチフレーズが表示されています。
もしそのまま放置してしまうと、検索エンジンから「中身の薄いサイト」「準備中のサイト」と見なされ、SEOに不利な印象を与えてしまいます。
また、読者にとっても「このサイト、ちゃんと運営されてるのかな?」という不安を抱かせる原因になります。
だからこそ、**最初にやるべきなのが「サイトタイトルとキャッチフレーズの設定変更」**です。
ブラウザのタブや検索結果に表示されるサイトの名前です。
たとえば、「Cebu English Blog」や「マナビバ英語塾」など、あなたの活動やブランドを表す名前を設定しましょう。
サイトタイトルの補足説明にあたる短文で、サイトの目的や特徴を簡潔に伝える一文です。
例:
「セブ島留学で使える英語とWebスキルを同時に学ぶブログ」
「初心者向け|AIと一緒に始めるWordPress構築ガイド」
この文章が訪問者にもGoogleにも伝わる「サイトの顔」になります。
WordPressの管理画面にログイン
左メニュー「設定」→「一般」をクリック
「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」の欄に入力
下部の「変更を保存」をクリックで完了
キャッチフレーズを空欄にして非表示にすることも可能(ロゴやデザインで補う場合)
タイトルにキーワードを入れるとSEO効果が上がる(例:英語、セブ島、Web制作 など)
記事数が増えてきたら、方向性に合わせて変更するのもOK(柔軟に考えて大丈夫です)
WordPressをインストールした直後の状態では、各記事やページのURLが以下のような形式になっています:
https://example.com/?p=123
一見すると問題ないように見えますが、この形式のままだと、SEOにも読者にも非常に不親切です。
パーマリンクとは、**各ページに割り当てられる「URLの構造」**のこと。
この設定によって、記事のURLが「意味のある文字列」になるか、「ただの記号」になるかが決まります。
たとえば、
https://example.com/?p=123 (← 初期設定のまま)
https://example.com/english-study-tips (← 意味のある構造)
後者のほうが明らかに検索エンジンにとっても、読者にとっても内容が伝わりやすく、クリック率も高くなるのです。
初心者にもっともおすすめなのが、「投稿名」形式のパーマリンク設定です。
これにすると、記事タイトルに対応したシンプルで意味のあるURLが生成されます。
例:
記事タイトル「セブ島で英語を学ぶならこの3校」
→ URL:https://example.com/cebu-english-schools
管理画面メニューから「設定」→「パーマリンク」をクリック
「投稿名」を選択
変更を保存
※変更後にすでに公開済みの記事がある場合は、URLが変わるため注意が必要です(内部リンクやSNS投稿済みのURLが無効になります)
投稿タイトルを英語やローマ字で入力すれば、URLも自動で英語化される
URLが長すぎる場合は、「スラッグ」を編集して短くすることも可能
SEO的には「内容がわかる短いURL」=最も理想的
この設定をしておくだけで、あなたのサイトは「URLからして信頼できる」印象になります。
まだの方は、ぜひこのタイミングで見直してみてください。
WordPressをインストールした直後の状態では、すべての投稿にコメントを受け付ける設定がオンになっています。
ブログ型のサイトであればコメント機能も意味がありますが、プロフィールサイトやサービス紹介ページにコメント欄は不要なケースが多いです。
放置しておくと、以下のようなトラブルが起こりがちです:
海外からのスパムコメントが大量に届く
コメント欄が荒れるリスク(自動広告やリンクなど)
管理の手間が増える(承認作業・通知対応)
セキュリティの穴になりうる
サイトの品質評価を下げる可能性がある(Google視点)
見た目が雑然として、信頼感を損なうことも
企業・店舗・個人事業主の紹介サイト
英語ブログや記事メディア(SNSでの交流を優先する場合)
ポートフォリオ・作品展示用の静的サイト
管理画面「設定」→「ディスカッション」を開く
「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外す
「コメントの手動承認」「アバター表示」なども必要に応じてオフ
すでに作成済みのページ・投稿は、個別に「ディスカッション」欄からチェックを外す必要あり
今後投稿するすべての記事に対してコメントを受け付けない設定をしたい場合、「デフォルト設定」と「投稿個別」の両方を見直すのがポイント
一括で過去投稿のコメント受付を無効にしたい場合は、ChatGPTに「一括設定の手順」や「functions.phpでの方法」を聞くのも有効
WordPressは非常に自由度の高いCMS(コンテンツ管理システム)です。
そのため、初期状態では「誰でもユーザー登録できる設定」や「複数人投稿が前提の構造」になっていることがあります。
この設定を放置すると…
スパムボットが勝手にユーザー登録してくる
意図しない人に編集権限を与えてしまう
セキュリティリスクが増える(特に管理者権限の誤付与)
という非常に危険な状態になる可能性も。
→ 「メンバーシップ:誰でも登録できる」にチェックが入っていたら要注意!
→ 投稿者や管理者など、上位権限がデフォルトになっていないか確認を!
管理画面「設定」→「一般」を開く
「メンバーシップ」のチェックを外す(※“誰でも登録できる”は無効化)
「新規ユーザーのデフォルト権限」は「購読者(Subscriber)」を選択
保存ボタンを押して完了
今後「メンバー限定ページ」などを作る場合には、意図的にユーザー登録を許可することもあります。その場合でも、必ず権限レベルを慎重に設定しましょう
ChatGPTに「ユーザー権限の違い(管理者/編集者/投稿者など)」を聞くと、役割理解が深まります
この設定を見直すだけで、スパム登録や“乗っ取り未遂”といったリスクを大きく減らせます。
知らないうちに危険な設定のまま運営していた…という事態を避けるためにも、ここは忘れずにチェックしておきましょう。
意外と見落とされがちですが、タイムゾーンと表示言語の設定も、WordPressを始めたら最初に確認しておきたい項目です。
「記事を朝9時に公開したつもりが、時刻表示がバラバラだった」
「英語で始めたのに管理画面だけ日本語だった」
──そんな地味なトラブルを防ぐためにも、ここは忘れずに設定しておきましょう。
WordPressでは、記事の公開時刻、スケジュール投稿、ログの記録などにタイムゾーンが関係しています。
初期設定では「UTC」や「ロサンゼルス時間」などになっていることもあり、これを日本時間に直しておかないと、次のようなズレが発生します:
スケジュール投稿の時間が数時間ズレる
コメントの投稿時刻が海外時間で表示される
バックアップやログの確認時に混乱する
→ 基本的には**「東京」や「Asia/Tokyo」**に設定するのが安全です。
WordPressの管理画面やテーマ・プラグインの表示言語は、「サイト言語」でコントロールされます。
日本語運用なら「日本語」、英語圏に向けて書くなら「English(United States)」を選ぶと、操作ミスや表記ブレを防げます。
また、ChatGPTで「この言葉が英語でどう表示されるか」を確認することもできるため、言語の選択に迷ったら聞いてみましょう。
管理画面左メニュー「設定」→「一般」を開く
「タイムゾーン」欄から「東京」または「Asia/Tokyo」を選択
「サイトの言語」欄で「日本語」または「English」などを選択
最下部の「変更を保存」をクリック
英語記事を日本語管理画面で書くのもOKですが、英語化することでプラグインやテーマとの相性が良くなるケースもあります
ChatGPTで「このテーマはどの言語に最適か?」と聞けば、よりマッチした表示環境が作れます
この設定は一度やっておけばほとんど触ることはありませんが、初期段階で整えておくことで、長期的な運営ストレスを大幅に減らすことができます。
WordPressは「入れるだけ」で使える便利なツールと思われがちですが、実は最初の初期設定こそが、長く快適に運営するための基盤となります。
今回ご紹介した以下の5つのステップは、すべて“放置しがちだけど超重要”な要素でした:
サイトタイトルとキャッチフレーズの調整
パーマリンク(URL構造)の設定
コメント機能の無効化でスパム対策
ユーザー登録・投稿権限の確認
タイムゾーンと言語の整備
これらを見直すことで、SEO対策・セキュリティ対策・操作性のすべてが底上げされます。
WordPressの初期設定は、ネットにも情報があふれています。
しかし「自分のサイトにとって何がベストか?」という判断は、人それぞれ異なります。
そんなときこそ、ChatGPTにこう聞いてみてください。
ChatGPTはあなたの“個別事情”に合わせて、柔軟にアドバイスしてくれます。
最初から完璧を目指さなくても大丈夫。少しずつ整えていけば、必ずサイトは育っていきます。
初期設定が整ったら、次はいよいよ「記事作成」や「集客の仕組み」へ。
以下のステップに進むことで、あなたのサイトは“動き出す”フェーズに入ります:
ChatGPTで記事を書かせる方法(SEOに強い構成とは?)
おすすめプラグインの導入(セキュリティ・速度・使いやすさ)
公開前チェックリスト(意外と忘れがちな設定とは?)
順番に読むことで、初心者でも無理なくホームページを完成させられる構成になっています。
WordPressの初期設定は、一度きり。
でも、その影響は運営を続ける限りずっとついてきます。
今のうちに土台を整えて、「迷わないWordPress運営」をスタートしましょう。
そして、わからないことがあれば、ChatGPTがあなたの相棒になってくれるはずです。
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