2018/04/11
皆さんは先日のカオハガン島スクールトリップのブログは既にご覧になられたでしょうか??
今回私もついに参加してきました!内容の詳細な説明は既にAmandaが素敵な素敵な、それはとっても素敵なブログを書いてくれたので説明はほどほどに、振り返りを行いながら個人的に感じたことを書いていければと思います。
キーワードは…“So what”(それがなにか?)
目次
前回と同じように3Dのメインビルディングに集合し港までバンで移動します。港からはもちろん船。30分ほどで見えてきました。
東京ドーム1個分とは聞いていたもののその例えピンとこないタイプの私。思ったより小さいというのが正直な感想でした。
多少水には浸かったものの今回は岸のほぼ手前まで船で行くことができ無事上陸成功。
遠浅の海が広がっているので、船がどれくらい島に近づけるかは運次第なんですね。
島に着いて最初に驚いたのは島の子達の人懐っこさ。
どこへ行くにもついてきて手を握ってくるのはとても印象的でした。
全体的な島の説明を受けた後は各々島民のお家にお邪魔し、カオハガン島の生活体験を行います。私が今回お邪魔したのは新婚だというRickyさんご夫婦。
全然上手く笑えておりません。まるで初デートのカップルのよう。若干のぎこちなさを残す中、昼食作りとお皿洗いを一緒に行いました。
昼食では野菜とコンビーフと卵の炒め物、ご飯にコーラ、インスタントヌードルとボリューム満点のメニューを用意してくれました。
ところでこの写真の下に小さい手が見えるのがわかりますか?(※決して心霊現象の話がしたいわけではありません。)
これ子供の手なんですけど実はこのご夫婦の子ではないとのこと。この子に限らず、昼食の間もひっきりなしに島の子供がRickyさん宅を出入りしていました。この辺りから冒頭のフレーズ”So what?”が度々頭をよぎるようになったんですね。
自分家の子供じゃないよ ”So what?”(それがなにか?)
その後は釣りに誘われボートでゆらゆら。ここでも可愛い女の子2人がついてきます。勿論ご夫婦の子ではありません。ここでも思います。”So what?”(それがなにか?)
海岸で餌のヤドカリを拾い、糸を持てば準備OK。釣り竿もリールもありません。何度も言います。”So what?”(それがなにか?)
1時間ほど粘り釣果は4匹。私はビギナーズラックの1匹のみであとは散々たる結果…Rickyさんは20分程度で3匹釣りあげてました。これは完全なやつあたり。”So what?”(それがなにか?)
前回同様キルト作り体験です。みんなで少しずつ縫い合わせていき、最終的に大きなキルトができるのです。完成が楽しみですね。
この島に移住した日本人のよしえさんにインストラクターをしてもらい、夕日を見ながらヨガ教室です。
ここでも子供が集まってきて見よう見まねでポーズをとっていました。きっと正しいやり方ではないでしょう。それでもいいんだ。”So what?”(それがなにか?)
初日のアクティビティはこれにて終了。夜は波の音を聞きながらみんなで満点の星空の下へ。私はNamuさん監修のもと人生初の星空撮影に挑戦!!
…………だいぶブレてますね。難しいんですね。星空撮影。
居酒屋もクラブもショッピングモールもありません。星を見ながら風を感じる。それ以外することなんてありません。”So what?”(それがなにか?)
ツアー2日目となるこの日は朝食前に子供たちとごみ拾い。(疲れ果てて私は朝日を拝めず。)
そして今回のごみ拾いにはテーマがありました。
それは…ガラスをひたすら拾うこと!
というのも前日引率のNamuさんが子供たちと裸足で鬼ごっこ中にガラスにて足を負傷してしまったんですね。
綺麗な海にガラス破片なんて似つかわしくない!ということで必死に拾いました。やってみると結構落ちています。
最終的にはご覧の通り男2人で持ち上げないといけないくらい集まりました。(写真には写ってませんが実は同じ袋がもう1つ)
開始時間は朝7:00でしたが子供達は既に元気いっぱいでした。
2日目のアクティビティは以下の中から好きなものを選びます。
1. アクセサリー作り
2. ココナッツオイル作り体験
3. ロムロムコースター作り
4. シュノーケリング
海は入るより見る派の私はココナッツオイル作りをチョイス。まずはココナッツの実を削ります。
私と一緒にココナッツオイルを選んだMasaくん、必死に削ります。視聴率高めです。続いて削ったココナッツの実と水と混ぜ絞ります。一番大変な工程だったのに写真を完全に取り忘れました。はい。
結構大変だったんですよ。(文字だけ強調)
今度は絞ったココナッツミルクを強火で煮込んでいきます。暫く煮込んで水分を飛ばすと以下のようになります。
ざるの上の油カスはおやつになります。エコですね。ほろ苦いながらも甘味があり、みんなに試食してもらったところ好評でした。
そうして残った液体をろ過して正式なココナッツオイルができるとのこと。当日中に完成はできないんですね。なかなか根気のいる作業です。全て手作業です。”So what?”(それがなにか?)
そしてこれにて全てのアクティビティが終了。昼食を挟み、午後は帰りの船までFreetime。
子供たちと全力でバレーボールに興じたり。
海水浴をしたり気の向くままにこの”何もなくて豊かな島”を満喫しました。
最後に島の子供たちと一緒に記念撮影!最後の最後まで子供たちは元気なままでした!
カオハガン島は”何もなくて豊かな島”と言われています。
何も無いよりは色々あった方がいい。不便なよりは便利な方がいい。人間として当たり前のことだと思います。
だけどこの島で2日過ごすことで「何も無い」って大した問題じゃないんだなと感じました。だからこそ“So what??”これが私のキーワードとなりました。
勿論ここでの生活を全て正として都会の暮らしを否定するつもりはありません。便利さを求めることは決して悪いことではないと思います。
ただ、何もなくたって笑って楽しく生きてる人もこの世界には確かにいる。そんなことに気付かされた1泊2日でした。
カオハガン島スタディツアーは基本的に毎月開催されていますので
気になった人は是非参加してみてくださいね!
15カ国を訪れた旅を終え、3Dアカデミーでインターンマネージャーをしています。サッカーと旅が好きです。