2025/07/2
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先週からここ 3D ACADEMY のインターンの仲間入りをしました、Fendy (フェンディ)です。
Fendy という、外国人のふわふわした女の子を彷彿とさせるような名前とは裏腹に、見た目はしごく普通の日本人です。完全に名前負けしてます、むしろ私が Fendy で申し訳ないくらいです。笑
ではなぜそんな私が、Fendy というお門違いな名前を名乗っているのか?
なぜならこれは私の「イングリッシュネーム」だからです。
そもそもイングリッシュネームって、何??

3D ACADEMYでは、生徒のみなさんに「イングリッシュネーム(English Name)」をつけてもらっています。時間割やクラス表の表記はもちろん、授業中、先生との会話、さらには友達同士のカジュアルな会話の中でも、このイングリッシュネームが使われます。
なぜイングリッシュネームを使うの?
理由のひとつは、「日本人の名前は英語話者にとって発音が難しい場合があるから」です。たとえば、「Shun」や「Ryo」などの名前は、ネイティブスピーカーには音として聞き取りにくかったり、似た音と混同されたりすることがあります。
これは日本人だけではなく、韓国人や台湾人の留学生にも共通の課題で、実際、アジアからの留学生の多くは学内でイングリッシュネームを使っています。
たとえば、台湾人の「Chih-Hao」さんが「Eric」、韓国人の「Ji-Won」さんが「Jenny」といったように、簡単に発音できて親しみやすい名前を選ぶことで、先生も他の生徒も名前を覚えやすくなり、コミュニケーションがぐっとスムーズになります。
名前を呼ぶことは、英語での第一歩
「話しかけてみたけど、名前が難しすぎて覚えられなかった…」「似たような音の名前が多すぎて区別できない…」そんな経験、ありませんか?
イングリッシュネームは、そういった悩みを解消してくれます。特に英語初心者にとっては、「誰かの名前を呼ぶ」こと自体が英語での大きな一歩です。その一歩をスムーズにするためにも、イングリッシュネームはとても有効です。
選び方にルールはあるの?
イングリッシュネームには決まったルールはありません。好きな海外の俳優の名前、映画のキャラクター、響きが可愛い・かっこいいと思った名前など、自由に決めてOKです。
「Lisa」「Tom」「David」「Emma」など一般的なものから、「Sky」「Ocean」「Milo」「Luna」などユニークな名前を選ぶ人もいます。迷ったら、先生やスタッフに相談してみると、自分に合ったイングリッシュネームを提案してくれることもあります。
ちなみに、3D ACADEMYでは初日のオリエンテーションの中で「イングリッシュネームを決めよう」という時間があり、ゲーム感覚で楽しみながら決めることができます。中には最初は照れていたけれど、名前を呼ばれるたびに慣れてきて、最後はその名前に愛着を持って卒業していく生徒さんも多いです。
まとめ:英語での「自分の名前」が新しいスタートに
イングリッシュネームは単なるニックネームではなく、「英語を使う自分」としての新しいスタート地点とも言えます。授業で、交流の場で、自分の名前が自然に呼ばれることは、英語環境に馴染むための大きな助けになります。
3D ACADEMYに来たら、ぜひあなただけのイングリッシュネームを見つけてみてください。きっとそれが、英語学習をもっと楽しくしてくれる第一歩になりますよ!
イングリッシュネームの付け方は?
では、どうやってイングリッシュネームを付けるのか?
もちろん正しい・おすすめの名付け方なんてはたから存在せず、本人が気に入りさえすれば何でもOKです。ですが一応、迷っている方への参考として、イングリッシュネームの考え方の例をご紹介します。
①自分の名前に関連させる

(例) とも → Tommy (トミー)
鈴木 → Suzy (スージー)
さやか → Saya (サヤ)
まほ → Maho (マホ) などなど…
もちろん、ニックネームや日本の名前をそのままイングリッシュネームにすることもできます。
②好きな俳優・女優・歌手の名前を使う

好きな海外ドラマのお気に入りのキャラクターの名前や、憧れの歌手の名前を付ける方もいます。
③響きや見た目で選ぶ

(例) Alice (アリス)
Cherry (チェリー)
Kitty (キティ)
Harry (ハリー)
Travis (トゥラヴィス)
個人的にびびっときたものならもう何でもありだと思います。(上の例の名前は単なる私の好みです。)せっかく海外にいるんだから、日本では絶対呼ばれないような外国人風の名前を選んでしまうのもありです。 Alexandra (アレクサンドラ) とか。笑
<参考になりそうなサイト>
「欧羅巴人名録」(よーろっぱじんめいろく)
http://www.worldsys.org/europe/
④イングリッシュネームメーカーを使う

「もう全然いいアイデアが思いつかない」、「時間がない!」ような場合は運に任せるのもありです。
先ほどの「欧羅巴人名録」というホームページには、ランダムに命名してくれる「適当に命名」というページ(http://www.worldsys.org/europe/random/)があります。
他にも「The Very British Name Generator」というページ(http://rumandmonkey.com/widgets/toys/namegen/10#.VmbHiGDovug)で、a lady か、a gentleman を選択し名前を入力するだけで適当なイングリッシュネームが出てきます。
ただやるだけでも面白いので、試しにやってみる価値ありだと思います。ちなみに私もやりました。 Margaret になりました。笑
必要なのはほんの少しの勇気…?

正直私自身、一生のうちで Fendy なんていう名前で呼ばれることになるとは思ってもいませんでした。人生何があるかわかりませんね。笑
私がイングリッシュネームを付けた直後は、こんな超日本人顔で Fendy とか絶対似合わないから恥ずかしい…とか、名前呼ばれても聞き慣れなすぎて振り向かないだろうなって思ってました。
でも意外と半日くらいで慣れちゃいました!人間って、想像以上に柔軟なんだなって実感しました。今では自分の名前に愛着が湧いて、友達から呼ばれるたびにちょっと誇らしい気持ちにすらなっています。
イングリッシュネームを考えることは、自分で自分に名前を付けることができるとても貴重な機会です。普段の生活ではなかなか「名前を自分で決める」という体験ってないですよね。そういう意味でも、ちょっとした非日常が楽しめるイベントだと思います。
せっかくなら納得のいく名付けにしたいものですよね。可愛い系、かっこいい系、ユニーク系、響き重視、意味重視など、考え方は人それぞれ。好きな映画のキャラクター名にする人もいれば、意味のある英単語をベースにした名前を選ぶ人もいます。
ちなみに私の友達は「海が好きだから“Marina”にした!」とか、「世界で活躍するイメージで“Leo”にした!」なんて理由で決めていました。自分なりのストーリーを込めると、より思い入れのある名前になりますよ。
特にこれから3Dに入学予定の方は、日本にいる間に自分のイングリッシュネームについて考えてみては?焦って現地で決めるより、あらかじめ候補をいくつか用意しておくとスムーズです。
なお、同じ名前の生徒・先生が 3D に既にいる場合はその名前は使えないのでご注意を!複数個考えておいても良いかもしれません。または、あえて他の人と被らなそうな名前を考えておくのもおすすめです。
ちなみに Taka 、Hiro 、Yu 、Yuki 、Eri などの人気の名前は被る可能性が高いです。こういった定番ネームは早い者勝ち感もあるので(笑)、少しひねった名前にしてみるのもアリかも。
あと意外と便利なのが、AI(ChatGPT)に相談すること!「かわいくて覚えやすい英語名をいくつか出して!」って聞くと、候補をたくさん出してくれるのでめっちゃ便利です。迷ったときは試してみてくださいね。

「どうしても自分でイングリッシュネームを決められない!」、「出発の準備で忙しくて考える暇がない!」という方も安心してください。入学時のオリエンテーションの際に、我々3Dのスタッフに全てを委ねる“勇気”さえあれば(笑)、その場であなたにピッタリのイングリッシュネームを提案します。
これ、実は結構おすすめだったりします。なぜなら、自分では選ばないような名前に出会える可能性が高いからです。自分で考えると、つい無難な名前に寄っちゃったり、あれこれ悩んでしまってなかなか決めきれなかったりしがち。でも、他人のフィルターを通して名付けてもらうことで、自分の新たな一面に気づけたりするんです。
もちろん、どんな名前になるかは完全に運任せ!まるでくじ引きのようなドキドキ感がありますが、それもまた留学の楽しみのひとつ。運と運命はどこかでつながっているようで、不思議としっくりくる名前が降ってくることもあります。
かくいう私の「Fendy」も、入学時のオリエンテーションでスタッフのCheza(チェザ)さんに付けてもらったものです。あの時の私は、英語名なんておしゃれすぎて逆に恥ずかしいし、自分で付ける自信もなかったし、そもそも英語名って何から考えればいいの?状態。完全にお手上げでした。
でも、チェザさんがぱっと見た私の雰囲気で「あなたはFendyね!」と即決してくれて(笑)。最初は「え、フェンディ?あのブランドの?」みたいな戸惑いも正直ありました。でも、何度か呼ばれるうちに「これ、案外いいかも…」と思えるようになって。気づけば今では、自分のもうひとつのアイデンティティのような存在になっています。
ちなみにChezaさん、ネーミングセンスめっちゃいいです。友達の中にもChezaさん命名の人は何人かいて、「どうやってその名前思いついたの!?」って驚くくらいセンスが光ってます。
なので、「ネーミングセンスに自信がない」「迷いすぎて決められない」「誰かに背中を押してほしい」そんな方は、思い切って3Dスタッフに任せちゃうのもアリです。
そして、こうやって新しい名前をもらうことで、留学生活のスタートにちょっとした“スイッチ”が入る感じがするんですよね。日本での自分とはまた違う、新しい自分としての一歩を踏み出せるというか。名前ひとつで気持ちもガラッと変わるから面白いです。
というわけで、これを機に「自分だけのとっておきのイングリッシュネーム」を考えてみてはいかがですか?自分で考えても良し、人に付けてもらっても良し。どちらにせよ、きっとあなたの留学にちょっとした彩りを添えてくれるはずです。