都心型インターナショナルスクールまとめ(港区・渋谷区・世田谷区)

はじめに

東京の都心エリアは、多国籍企業の本社や大使館が集まり、国際的なコミュニティが形成されている場所です。そのため、インターナショナルスクールも集中しており、特に港区・渋谷区・世田谷区には世界水準の教育を受けられる学校が数多くあります。

これらの学校は、米国式・英国式・国際バカロレア(IB)など多様なカリキュラムを提供し、英語を中心にしながらも日本語や他の言語にも触れられる環境が整っています。また、都心に位置するためアクセスが良く、共働き家庭や駐在員家庭にとって利便性の高い選択肢となっています。

本記事では、都心型インターナショナルスクールをエリアごとに整理し、学校ごとの特色や教育方針を分かりやすくまとめました。お子さまに合った教育環境を探す際の参考にしてください。


港区のインターナショナルスクール

大使館や外資系企業が多く集まる港区は、東京の中でも特に国際色が強いエリアです。インターナショナルスクールも多数集まり、国際的な家庭やバイリンガル教育を希望する日本人家庭から高い人気を集めています。以下では代表的な学校をご紹介します。


アメリカンスクール・イン・ジャパン幼稚部(ASIJ Early Learning Center)

  • 所在地:〒106-0032 東京都港区六本木6-16-5

  • カリキュラム:米国式

  • 対象学年:幼稚園(3歳〜5歳)

  • 特徴
    アメリカンスクール・イン・ジャパン(ASIJ)の一部で、調布市にある本校へつながる幼稚部プログラムを提供しています。探究型学習や創造性を重視し、子どもたちが自発的に学ぶ環境をサポート。都心の六本木に位置しているため、アクセスの良さも魅力です。


西町インターナショナルスクール(Nishimachi International School)

  • 所在地:〒106-0041 東京都港区麻布台2-14-7

  • カリキュラム:米国式をベースに、日本語も重視

  • 対象学年:幼稚園(5歳)〜中学部(グレード9)

  • 特徴
    1949年創立の歴史ある学校で、多文化理解とバイリンガル教育に力を入れています。授業は主に英語ですが、日本語の授業もカリキュラムに組み込まれており、日本で育つ子どもたちにとっても自然に両言語を身につけられる環境です。キャンパスは東京タワーにも近く、国際的な雰囲気の中で学ぶことができます。


インターナショナルスクール・オブ・ザ・セイクリッドハート(International School of the Sacred Heart)

  • 所在地:〒150-0012 東京都港区南麻布4-3-1

  • カリキュラム:米国式+国際バカロレア(IB DP)

  • 対象学年:幼稚園(3歳)〜高校(グレード12)

  • 特徴
    カトリックの教育理念を基盤とした女子校で、国際バカロレアディプロマプログラム(IB DP)を提供しています。学術面だけでなく、リーダーシップや奉仕活動を通じて人格形成を重視。広尾エリアに位置し、多くの大使館やインターナショナルな住宅街に囲まれています。


このように港区は「歴史ある名門校」と「アクセスの良い都心キャンパス」が揃い、インターナショナルスクールの選択肢が非常に豊富です。


渋谷区のインターナショナルスクール

渋谷区は都心の中心地でありながら、住宅エリアや文教エリアも抱える多様性のある区です。特に英国式教育や探究型学習を取り入れたインターナショナルスクールがあり、幅広い家庭に人気です。


ブリティッシュ・スクール・イン・東京(The British School in Tokyo, BST 渋谷キャンパス)

  • 所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-21-18

  • カリキュラム:英国式カリキュラム(ナショナル・カリキュラム)

  • 対象学年:幼稚園(3歳)〜小学校低学年

  • 特徴
    1997年に設立された英国式インターナショナルスクール。イギリスの教育省基準に基づくカリキュラムを採用しており、英語での学習を中心に、数学や科学、芸術教育にも力を入れています。渋谷キャンパスは主に幼児・小学校低学年の拠点で、世田谷キャンパスと連携して一貫教育を提供しています。


オイコスインターナショナルスクール(OIS, Oikos International School)

  • 所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-6-6 広尾プラザ内

  • カリキュラム:独自カリキュラム(探究型+英語教育)

  • 対象学年:幼稚園(2歳)〜小学生

  • 特徴
    広尾に位置する小規模なインターナショナルスクールで、アットホームな教育環境が特徴。英語での授業をベースに、プロジェクト型・探究型学習を重視しており、子ども一人ひとりの個性を伸ばす教育を実践しています。少人数制のため、きめ細やかなサポートが可能です。


ドイツスクール東京横浜(Deutsche Schule Tokyo Yokohama)※補足

  • 所在地(小規模サテライト):渋谷区から通学する家庭も多い

  • 特徴
    渋谷区在住のドイツ人家庭が多いため、区内から通学する子どもも少なくありません。ドイツ政府認定の教育機関で、ドイツ語を中心にしつつ英語教育も行っています。


渋谷区は「英国式教育」や「少人数制で探究型学習を重視する学校」が目立ち、インターナショナルスクールの中でも家庭の教育方針に合わせやすい選択肢が揃っています。


世田谷区のインターナショナルスクール

世田谷区は広い住宅街が広がり、外国人家族も多く暮らすエリアです。自然豊かで落ち着いた環境の中にキャンパスを構える学校が多く、子どもたちがのびのびと学べる点が魅力です。


セント・メリーズ・インターナショナルスクール(St. Mary’s International School)

  • 所在地:〒158-8668 東京都世田谷区瀬田1-6-19

  • カリキュラム:米国式カリキュラム+国際バカロレア(IB DP)

  • 対象学年:幼稚園(K1)〜高校(グレード12)

  • 特徴
    1954年創立の男子校で、長い歴史と伝統を誇ります。学術面はもちろん、スポーツや音楽教育に力を入れている点も大きな特徴です。特に合唱団やオーケストラは国際的にも評価が高く、課外活動が充実しています。IB DPを導入しており、欧米や日本の難関大学への進学実績があります。


ブリティッシュ・スクール・イン・東京(The British School in Tokyo, BST 昭和キャンパス)

  • 所在地:〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57 昭和女子大学キャンパス内

  • カリキュラム:英国式カリキュラム(ナショナル・カリキュラム)

  • 対象学年:中等部・高等部(11歳〜18歳)

  • 特徴
    渋谷キャンパスと連携し、一貫教育を提供するBSTの中高等部拠点です。大学進学を見据えたカリキュラムが整っており、英国のGCSEやAレベル資格に準拠しています。広いキャンパスと大学施設を活用した教育環境が整い、課外活動の幅も豊富です。


セント・モーズ・インターナショナルスクール(St. Maur International School)※横浜本校

  • 所在地:〒231-8654 神奈川県横浜市中区山手町83

  • 補足
    横浜市にキャンパスを構える学校ですが、世田谷区から通う家庭も多いため補足します。1872年に創立されたアジア最古のインターナショナルスクールのひとつで、IB認定校でもあります。世田谷エリアの国際的な家庭から高い人気を誇ります。


世田谷区は「伝統ある名門男子校」と「英国式の中高一貫教育」が特徴で、落ち着いた環境の中で長期的に学べる点が大きな魅力です。


まとめ

港区・渋谷区・世田谷区といった都心エリアには、世界水準の教育を提供するインターナショナルスクールが数多く集まっています。

  • 港区:歴史ある名門校や、外交官・外資系企業勤務の家庭から支持を集める学校が集中。アクセスの良さも魅力。

  • 渋谷区:英国式や少人数制の学校があり、多様な教育方針に対応。都心にありながら学習環境の質も高い。

  • 世田谷区:伝統ある名門男子校や英国式の中高等部が揃い、落ち着いた住宅街にキャンパスを構えるため長期通学に適している。

都心型インターナショナルスクールは、

  • 米国式・英国式・IBなどの多様なカリキュラム

  • 共学・男子校・女子校といった教育スタイルの選択肢

  • 日本語教育や多文化理解を重視する環境

といった要素を持ち合わせています。家庭の教育方針やお子さまの将来設計に合わせて、最適な学校を選ぶことが可能です。


FAQ:都心型インターナショナルスクールまとめ(港区・渋谷区・世田谷区)

都心型インターナショナルスクールの選び方は?(港区・渋谷区・世田谷区)

カリキュラム(米国式・英国式・IB)、通学時間、校風(共学/女子/男子)、学費、サポート(日本語・学習支援・EAL)、進学実績、施設(スポーツ/音楽/STEAM)を基準に比較します。最低2〜3校で見学・体験を行い、子どもの性格や学習スタイルに合うかを確認しましょう。

入学時期と出願タイムラインは?

一般的に8〜9月入学が主流で、出願は前年の秋〜冬に開始。途中編入枠は通年で空席次第です。人気学年は早期に定員に達するため、1年前から情報収集・見学予約を進めるのが安全です。

英語力が十分でない場合は入学できますか?

EAL(英語追加学習)やブリッジプログラムが用意されている学校が多く、英語力診断の結果によって追加サポートが提案されます。学年が上がるほど学術英語の要求水準は高くなります。

米国式・英国式・IBの違いは?

  • 米国式:幅広い選択科目と探究学習。高校はAP科目が主。
  • 英国式:段階評価が明確。中等でGCSE、高等でAレベル。
  • IB:PYP/MYP/DPの一貫体系。論証・探究・国際性を重視し、DPは世界共通評価。

学費の目安と追加費用は?

年間学費は学年と学校により幅があります。入学金、施設費、スクールバス、給食/ランチ、教材、制服、課外活動、受験料などの付帯費用も合算して年間総額を試算しましょう。

通学手段は?スクールバスはありますか?

多くの学校が広域のスクールバス路線を運行。都心部は公共交通機関も便利です。朝の混雑や雨天時の遅延を考慮し、通学時間(片道45分以内目安)で候補を絞るのがおすすめです。

学校見学・オープンハウスはどう予約する?

各校の公式サイトから予約。個別ツアー、グループツアー、オープンデー、オンライン説明会など形式が複数あります。授業見学可否や写真撮影ルールも事前確認を。

途中編入は可能?学年の互換は?

空席があれば通年で可能。学年は生年月日基準(米国式/英国式でカットオフ違いあり)や到達度で判定されます。前籍校の成績証明や推薦状が求められることがあります.

日本語教育は受けられますか?

多くの学校で日本語(母語/第二言語)クラスを設置。帰国後の日本の学校編入や将来の日本国内大学進学を見据えて日本語リテラシーの継続学習が可能です。

学習支援(SEN)やカウンセリング体制は?

学習支援(SEN/LS)、スクールカウンセラー、大学進学カウンセリングを備える学校が一般的。必要な支援は事前申告と書類提出が必要です。

課外活動(スポーツ・音楽・アート)は充実していますか?

都心校でも体育館・プール・グラウンド提携を活用し、チームスポーツ、合唱・オーケストラ、演劇、STEAMクラブなど選択肢が豊富です。大会や発表会も活発です。

宗教教育はありますか?(女子校・男子校の校風)

カトリックなど宗教的背景を持つ学校では倫理・宗教科目や礼拝が設けられることがあります。共学/女子/男子それぞれの文化を理解し、子どもの適性に合わせて選択します。

ビザや在留資格は必要?日本国籍家庭でも入学可能?

日本国籍家庭も多数在籍しています。外国籍の保護者やお子さまは在留資格に応じた手続きが必要です。詳細は各校および行政の最新案内をご確認ください。

給食・ランチ、アレルギー対応は?

学内カフェテリアや提携ケータリング、弁当持参など学校ごとに異なります。アレルギーは医療情報の提出が必要で、代替メニューや持参対応などの方針を確認しましょう。

ウェイティングリストや優先枠はある?

人気学年はウェイティングが発生。兄弟姉妹在籍、卒業生子女、教職員子女等に優先枠が設定される場合がありますが、保証ではありません。

卒業後の進路は?国内大学にも進学できますか?

海外大学進学が多い一方、IB DP、Aレベル、AP等の資格や総合型選抜を通じて日本の大学へ進学する事例も増えています。早期から進学カウンセリングを活用しましょう。

安全対策とセキュリティは?

入退館管理、来校者登録、通学路の安全指導、医務室配置などを整備。校外学習時の保険・引率体制、緊急時の連絡網も確認しておきましょう。

学費サポートや奨学金はありますか?

一部の学校でニーズベースやメリットベースの助成制度があります。応募条件、提出書類、締切は年度ごとに異なるため早めの確認が必要です。

学校間の比較チェックリストは?

  • 通学時間(ドア・ツー・ドア)
  • カリキュラムと評価(AP/IB/GCSE/Aレベル)
  • EAL/SENの支援体制
  • 学費総額(付帯費用込み)
  • クラス規模・教師配置
  • 施設・課外活動
  • 進学実績・カレッジカウンセリング
  • 校風(共学/女子/男子、宗教的背景)
  • 保護者コミュニティ・情報発信(ニュースレター/ポータル)

東京都が支援するインターナショナルスクール14校について徹底解説

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