ルームメイトが合わなかった場合はどうなりますか？

ルームメイトが合わなかった場合はどうなりますか？

✅ 結論：基本的にルームメイトとの相性を理由とした部屋移動はお受けしておりませんが、状況によりご相談には応じています。

3D ACADEMYでは、すべての学生が安心して生活し、英語学習に集中できるよう、快適な滞在環境の維持と公平な運営を大切にしています。

学生寮には1人部屋、2人部屋、3人部屋、4人部屋、6人部屋といった多様な選択肢がありますが、相部屋をご利用いただく場合は、基本的に他の学生と同室での生活をお願いする形になります。

当然ながら、生活スタイルや性格、価値観の違いから、「合わないな」「ちょっと気になるな」と感じる場面があるかもしれません。

相性が合わないだけでは部屋移動はできない理由

結論として、「ルームメイトと性格が合わない」「話が合わない」「生活リズムが違う」など、相性の違いだけを理由とした部屋移動のご希望には、原則として対応しておりません。

その背景には、以下のような理由があります：

• 相部屋の空き状況が常に変動しているため、すぐに代わりの部屋をご用意できないケースが多く、特に繁忙期はほとんどの部屋が満室になります。

• 1人の要望に応じると、他の学生からの同様の依頼にも対応しなければならなくなり、運営上の公平性が保てなくなる恐れがあります。

• 寮内の部屋割りを頻繁に変更すると、スタッフ業務が煩雑になるだけでなく、既存のルームメイトにも影響を与えるため、全体として混乱を招く可能性があります。

• 「合わない」という基準は個人差が大きく、明確な判断基準を持ちにくいため、対応に一貫性を持たせることが難しいという事情もあります。

そのため、原則として「相性の問題」だけを理由にしたルームチェンジは受け付けておりません。

ただし、例外的にご相談をお受けするケースもあります

とはいえ、すべてを一律にお断りしているわけではありません。

以下のような具体的な生活トラブルや深刻な事情がある場合には、現地スタッフが状況を確認し、可能な範囲での対応を検討させていただくこともあります：

• ルームメイトによる継続的な騒音や夜間の迷惑行為（深夜の通話・動画視聴など）

• 清掃・整理整頓が著しく行われていないことによる衛生面の不安

• 私物の無断使用・紛失など信頼関係を損なう行為

• 明らかな生活習慣・宗教・文化面での衝突

• 体調やメンタル面に支障をきたすほどのストレスを抱えている場合

このような状況がある場合は、まずは現地に常駐している日本人スタッフにご相談ください。
必要に応じて、ルームメイト本人への聞き取りやスタッフによる仲裁、部屋変更の可否判断などを行います。

部屋タイプの変更（有料）も可能な場合があります

どうしても相部屋が合わず、一人で静かに過ごしたいという場合は、空室がある場合に限り、1人部屋や2人部屋へのアップグレードをご案内できることがあります。

この場合、部屋の差額分の追加料金が必要になりますが、金額にご納得いただければすぐに部屋変更が可能なケースもあります。

※特に繁忙期（3月、8月、年末年始など）は、空室が出にくいため、部屋変更の可否は日々の状況によって異なります。

入寮前にできる予防策と心構え

相部屋生活に不安がある方には、以下のような準備や心構えをおすすめします：

• 耳栓やアイマスクなどストレスを減らすグッズを持参する

• 自分の生活スタイルや就寝時間を事前にスタッフに伝えておく（参考にされます）

• 初対面でも積極的に挨拶や会話をすることで関係構築がしやすくなる

• 自分にとって譲れないポイントを明確にしつつも、相手の価値観にも一定の理解を持つ姿勢

多くの留学生が「最初は不安だったけど、最後は仲良くなった」と感じており、相部屋生活は語学留学ならではの貴重な国際交流の機会にもなります。

最後に：相部屋生活で大切なこと

相部屋は、ただ「誰かと部屋をシェアする」だけではありません。
お互いの違いを受け入れ、尊重し合いながら共に過ごすという、留学ならではの貴重な経験の場でもあります。

特に海外から集まる留学生同士の生活では、生活リズム、食の好み、話し方、整理整頓の基準、音の感覚、就寝時間など、驚くほどさまざまな違いに気づくことがあります。
最初は「気になるな」と思うこともあるかもしれませんが、そうした違いを少しずつ理解し、許容し、乗り越えていく姿勢そのものが“異文化理解”の第一歩です。

このような体験を通じて、

• ✔ 自分と異なる価値観を受け入れる力

• ✔ 小さなことに目くじらを立てずに流せる柔軟性

• ✔ 他人と空間を共有する協調力

• ✔ 生活面でのコミュニケーション力や礼儀の感覚

といった、**英語以外の“生きた力”**が自然と身につきます。
これは、机上の勉強やマンツーマン授業だけでは得られない、大きな学びです。

もちろん、そうした違いに「どうしても慣れない」「もう限界かもしれない」と感じることもあるでしょう。
無理に我慢したり、一人で抱え込む必要はありません。

3D ACADEMYでは、日本人スタッフをはじめとした現地サポート体制が常に整っており、どんな些細なことでも相談できる環境があります。
「ちょっと気になることがあるんですけど…」という軽い一言でも構いません。私たちは、皆さんの快適な生活と学びの時間を何よりも大切に考えています。

相部屋生活には、たしかに小さな不便や気遣いもあるかもしれません。
しかしその先には、一人では得られない気づきやつながり、そして成長の機会が待っています。

初めての共同生活に不安を感じる方も多いかと思いますが、少しずつ、できることから、相手を理解しようとする気持ちがあれば、きっと乗り越えられます。

そして、どうしても困った時には、いつでも私たちスタッフに頼ってください。
安心して学び、生活できるよう、全力でサポートいたします。