2025/06/8
目次
「セブ行きの航空券が安いと思ったら“マニラ経由”。でもターミナル移動ってどうなってるの?」
「同じ空港なのに乗継に失敗したっていう体験談、よく聞くけど本当?」
フィリピンの空の玄関口・ニノイ・アキノ国際空港(マニラ空港)は、乗り継ぎがある旅行者や留学生にとって最もトラブルが起きやすい空港のひとつとして知られています。
特にセブ島を目的地とする場合、「成田 → マニラ → セブ」や「関空 → マニラ → セブ」といった経由便を使う人が多い一方で、
国内線への乗継は別のターミナル間の移動が必要
LCC(セブパシフィックなど)とレガシーキャリアで発着ターミナルが異なる
シャトルバス/タクシーの移動に1〜2時間以上かかることも
といった問題に直面しやすく、空港慣れした旅慣れた人ですら「迷った」「間に合わなかった」という声が多発しています。
この記事では、マニラ空港での乗継に不安を感じている方のために、
各ターミナルの特徴と発着航空会社
ターミナル間の移動手段と所要時間
乗継に必要な最低限の時間の目安
留学生や初心者が注意すべきポイント
などを徹底解説。
3D ACADEMYの視点から「失敗しないマニラ経由の乗継」について、2025年最新情報をもとに完全ガイドします!
マニラの玄関口である**ニノイ・アキノ国際空港(NAIA / MNL)**は、**4つの異なるターミナル(T1〜T4)**によって構成されており、それぞれのターミナルが発着する航空会社・目的地によって使い分けられています。
この**“ターミナルの分断構造”こそが、マニラ経由の乗継を難しくしている最大の要因**でもあります。
ターミナル | 主な航空会社・用途 | 備考・特徴 |
---|---|---|
T1(ターミナル1) | 国際線(外国系航空会社メイン) | JALやキャセイ、チャイナエアラインなど |
T2(ターミナル2) | フィリピン航空(PAL)専用ターミナル | 国際線・国内線ともに一部発着 |
T3(ターミナル3) | ANA、セブパシフィック、エミレーツなど | 最も新しく広い。近代的で快適 |
T4(ターミナル4) | ローカルLCC(AirSWIFT, SkyJet など) | 非常に小規模。国内線専用。 |
フィリピン航空(PR)=基本はT2
→ 国際線&国内線が一体化していて、PR利用の乗継は比較的スムーズ
セブパシフィック航空(5J)=基本はT3(国際線)&T1 or T4(国内線)
→ この場合、ターミナルをまたいだ移動が必要になることが多く要注意!
自分のフライトの出発・到着ターミナルは、航空券予約時点 or 出発前に必ず確認を!
特にセブパシフィック+国内線の組み合わせは、T3→T4またはT3→T1の移動が必要なケースがあります。
フィリピン・マニラの「ニノイ・アキノ国際空港(NAIA / MNL)」は、**4つの独立したターミナル(T1〜T4)**によって構成されています。
この“ターミナルが離れている構造”は、国内線⇄国際線の乗継で混乱を招きやすい要因のひとつです。
ターミナル | 主な航空会社・用途 | 備考・特徴 |
---|---|---|
T1(ターミナル1) | フィリピン航空の国際線/ANA/JAL/外国系航空会社 | PRの国際線は現在こちらに発着 |
T2(ターミナル2) | フィリピン航空の国内線専用 | 以前は国際線もあったが、現在は国内線のみ |
T3(ターミナル3) | セブパシフィック(国際線)、エミレーツ、全日空など | 広くて比較的新しい。ANAや5Jの国際線あり |
T4(ターミナル4) | ローカルLCC(AirSWIFT, SkyJet など) | 非常に小規模。国内線専用で旧式 |
種別 | ターミナル | 補足 |
---|---|---|
国際線 | T1 | 2023年6月よりT1に移転済み |
国内線 | T2 | 国際線との乗継にはT1↔T2の移動が必要 |
以前の「T2で国際線・国内線が一体」という情報は現在は誤りです。
最新の運用では、国際線はT1、国内線はT2で完全に分離されており、ターミナル間移動が必須になります。
種別 | ターミナル | 備考 |
---|---|---|
国際線 | T3 | 成田・関空・名古屋からの便が多い |
国内線 | T3 または T4 | 一部便がT4になることもあり要確認 |
航空会社 | 国際線 → 国内線の移動 | 備考 |
---|---|---|
フィリピン航空(PR) | T1 → T2(移動あり) | シャトルバス or タクシー移動が必要 |
セブパシフィック(5J) | T3 → T4(またはT3→T3) | 国内線がT3とT4で異なるため注意 |
出発前に必ず発着ターミナルを確認
乗継時間には最低でも3時間以上の余裕を持つ
シャトルバスやGrab移動は混雑・遅延のリスクあり
マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)は、ターミナル同士が離れた場所にあり、国際線と国内線の乗継時には空港敷地内での移動が必要になります。
このセクションでは、空港内のターミナル間移動手段と移動時間の目安、注意点を詳しく解説します。
手段 | 概要 | 所要時間(目安) | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|---|
無料シャトルバス(Airport Shuttle) | 空港職員・乗継客向け。乗継証明が必要な場合も | 約20〜45分(交通状況次第) | 無料・空港公認 | 便数が少なく待ち時間が長いことも |
Grab/タクシー(配車アプリ) | 一般向け。各ターミナル間を直接移動 | 約15〜30分(空いていれば) | 自由度が高く早い | 交通渋滞で大幅に遅れることもあり |
経路例 | 距離感・難易度 |
---|---|
T1 → T2 | 比較的近い(シャトル or Grab) |
T3 → T4 | やや遠い。Grab推奨 |
T1 → T3 | 空港敷地をまたぐ。時間に余裕を |
時間帯によっては大渋滞になるため、夕方の移動は特に要注意です。
乗継便を利用する際は、最低でも3〜4時間以上の余裕を持つのが安全圏とされています。
国際線到着後、イミグレ・荷物受取・再チェックインまで含めて乗継時間を見積もる
荷物がスルーチェックされないケースもあるので、荷物の扱いを事前確認する
空港職員に聞いても情報が錯綜していることがあるため、公式情報を出発前に再確認する
「時間がギリギリなら迷わずGrab」=時間買う感覚で動くのがベター
乗継ミスによってその日の国内線を逃す例は珍しくありません。
特にLCC利用者やフィリピン初渡航の方は、「予定より1本遅らせる覚悟」くらいでスケジュールを組むと安全です。
マニラ空港は「乗継が難しい」と言われる理由の一つが、想定外のターミナル移動・混雑・誤案内によるトラブルです。
ここでは、実際にあった乗継エピソードを通して、どのような問題が起きやすいのか、どう対処すればよいかを紹介します。
留学生Aさん(関空→マニラ→セブ)
セブパシフィック航空を利用。成田→マニラの国際線(T3)から国内線がT4発で、乗継時間が2時間だった。
入国審査+荷物受け取りに時間がかかり、ターミナル移動に40分、チェックイン締切に間に合わず国内線を逃した。
教訓:
✅ LCC同士の乗継は最低3〜4時間以上必要
✅ ターミナル間移動時間を計算に入れること!
観光客Bさん(成田→マニラ→セブ)
初めての渡航で、案内表示に従ってT2へ。しかし実際の便はT3から出発予定だった。
空港職員の説明もまちまちで、最終的にタクシー移動をしてギリギリ搭乗に成功。
教訓:
✅ フライト予約確認メールで「発着ターミナル」を必ず確認すること
✅ 職員任せではなく、事前に空港の公式サイトや航空会社案内を見る習慣を!
3D ACADEMYの元留学生Cさん
フィリピン航空(PR)で関空→マニラ(T1)→セブ(T2)を利用。
乗継時間は5時間。空港Wi-Fiやカフェを利用して快適に時間を過ごし、ターミナル移動もシャトルバスでスムーズだった。
ポイント:
✔️ 航空会社を統一すると荷物のスルーチェックも可能
✔️ 乗継時間に余裕をもたせると不安が激減!
事前にできること | 理由 |
---|---|
フライト便名・発着ターミナルを把握 | ターミナル誤移動を防ぐ |
最低でも3〜4時間の乗継時間を確保 | イミグレ・荷物・移動時間の余裕確保 |
シャトル or Grab利用のシミュレーション | 当日迷わず移動するため |
LCC利用時は特に注意 | ターミナルが別で時間を要すること多数 |
マニラ空港を経由してセブ島に向かう際は、空港構造を事前に理解し、余裕のあるスケジュールを組むことが最も重要です。
ターミナル間の距離や混雑、手続きの所要時間を甘く見てはいけません。
国際線と国内線の発着ターミナルを出発前に確認すること
(例:PR国際線=T1、PR国内線=T2)
乗継時間は最低3〜4時間の余裕を持つこと
ターミナル移動手段(無料シャトル or Grab)の使い方を事前に調べておく
LCCを乗り継ぐ場合は特に慎重にプランニングすること
イミグレ・荷物・再チェックインの工程をすべて含めて時間配分すること
出発空港 | 航空会社 | 経由地(ターミナル) | 到着地 | コメント |
---|---|---|---|---|
関空 | フィリピン航空(PR) | マニラ(T1 → T2) | セブ | 同一航空会社でスルーチェック可能。トラブルが少ない |
成田 | セブパシフィック(5J) | マニラ(T3 → T3 または T4) | セブ | 乗継時間に注意。ターミナル移動のリスクあり |
どうしても不安な場合は、直行便でセブ島に入国するルート(成田・関空→セブ直行)を選ぶのも有効な選択肢です。
3D ACADEMYをはじめ、多くのセブ島語学学校に通う学生たちがマニラ経由を選んでいますが、しっかりと情報を把握していれば決して怖くありません。
逆に「知らない」「油断してた」が最大の落とし穴。この記事を通して、自信を持って乗継ルートを選べるようになっていただけたら嬉しいです!
他にも気になる準備項目があれば、3D ACADEMYのFAQページや公式ブログから関連記事をご覧ください。
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