2025/06/14
目次
「AIで英語の勉強ができるらしいけど、どう使えばいいの?」
「ChatGPTにIELTS対策をお願いしたいけど、何て聞けばいいのか分からない…」
そんな疑問を持つあなたへ。
この記事では、ChatGPTを使ってIELTS(アイエルツ)対策を効率的かつ効果的に進めるための“実用プロンプト30選”を、すべて日本語解説付きでお届けします。
IELTSは、英語のリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能すべてが求められる、非常にバランスの取れた英語試験です。しかし同時に、自分ひとりで対策しようとすると壁にぶつかりやすい試験でもあります。
エッセイの構成は正しい?語彙レベルは十分?
スピーキングの表現、ネイティブに通じる?
リーディングの要点をつかめている?
リスニングの音源が見つからない…
そんな悩みを、ChatGPTは24時間いつでも相談できるコーチとして解決してくれます。
しかも、自分のレベルや目標スコアに合わせて質問内容を工夫すれば、まるで個別指導のような学習体験が可能です。
ただし、ChatGPTを有効に使うには、**どう質問するか(=プロンプト)**がとても重要です。
質問があいまいだと、答えもあいまいになってしまいます。
そこでこの記事では、以下のような目的別にプロンプトを整理しました:
Writing(ライティング)の模範解答や添削依頼
Speaking(スピーキング)の模擬質問やフィードバック
Reading/Listening(読解・聴解)の模擬問題
弱点分析や学習スケジュールの提案 など
自分のエッセイをIELTS採点基準で評価してもらえる
回答例を参考にして、自然なスピーキングを学べる
模擬問題に挑戦しながら語彙力をアップできる
自分だけの勉強スケジュールを作ってもらえる
モチベーションが下がったときに励ましてもらえる(笑)
各プロンプトはすぐにコピペして使えるようになっており、日本語での簡単な使い方ガイドも付いています。
まずは気になるプロンプトから試してみてください。
ChatGPTをうまく活用すれば、IELTS対策は「ひとりじゃない」状態になります。
それでは、カテゴリ別のプロンプト30選を見ていきましょう!
IELTS Writingでは「Task 1(図表の説明)」と「Task 2(エッセイ)」の2種類の設問が出題されます。ここでは、ChatGPTを使って即実践できるプロンプトを10個に厳選し、日本語の使い方解説とともにご紹介します。
プロンプト(英語)
Give me one IELTS Writing Task 2 question suitable for Band 7.0 preparation.
日本語解説
Task 2(エッセイ)の練習問題を欲しいときに使うプロンプト。レベル指定(Band 7.0)を入れると、ちょうどよい難易度になります。
プロンプト
Evaluate my essay based on IELTS scoring criteria: Task Achievement, Coherence and Cohesion, Lexical Resource, and Grammatical Range and Accuracy. → [あなたの文章をここに貼る]
日本語解説
自分の書いたエッセイをIELTSの4つの採点基準で評価してもらうプロンプト。フィードバックがかなり詳細に返ってきます。
プロンプト
Please rewrite my essay to make it Band 7.5 level. → [元のエッセイをここに貼る]
日本語解説
ChatGPTに模範解答を生成してもらう方法。「自然な言い回し」や「文法の洗練さ」などが学べます。
プロンプト
Show me a sample answer for an IELTS Writing Task 1 graph question.
日本語解説
Task 1のグラフ・図表説明の模範解答が欲しいときに使います。語彙や構成の参考になります。
プロンプト
List commonly used linking words and phrases for IELTS Writing.
日本語解説
接続詞や段落構成でよく使われるフレーズ一覧が出力されます。ライティングの自然さと論理性UPに役立ちます。
プロンプト
Make this phrase more academic: “[あなたの表現]”
日本語解説
カジュアルな表現をアカデミックな書き方に変えてもらえるプロンプト。形式的な言い回しに慣れるのに最適です。
プロンプト
Write only the introduction paragraph for an IELTS Task 2 essay about [トピック例:technology in education].
日本語解説
イントロだけ書いてもらうことで、書き始めのハードルを下げるのに便利です。導入文の構成が参考になります。
プロンプト
Write an IELTS Task 2 essay on the topic: “The role of parents in children’s education.”
日本語解説
自由エッセイを書いてもらうプロンプト。自分の回答と見比べて表現や構成を確認しましょう。
プロンプト
Break down this essay into three paragraphs and explain the function of each. → [エッセイ本文]
日本語解説
エッセイ構造の理解を深めたいときに有効。「導入・主張・結論」などの流れを可視化できます。
プロンプト
Count the words in this essay and tell me whether it exceeds 250 words. → [エッセイ本文]
日本語解説
語数制限(Task 2で250語以上)を守れているか自動チェックしてもらえる便利な使い方です。
このように、Writingの練習では「模範回答を見て学ぶ」「自分の回答を改善する」「構成を理解する」「語彙を磨く」といった観点からChatGPTを使うと非常に効果的です。
IELTS Speakingは、Part 1(自己紹介や日常的な話題)、Part 2(スピーチ形式)、Part 3(抽象的な議論)の3部構成です。ChatGPTを活用すれば、質問練習・語彙強化・フィードバックまで、すべてひとりでこなすことができます。
ここでは、カテゴリ別に使えるプロンプトを10個ご紹介します。
プロンプト:
Give me 10 IELTS Speaking Part 1 questions.
使い方:
ウォームアップやスモールトークの練習に。身近なトピック(趣味、仕事、食べ物など)で聞かれることが多く、答えやすい質問が集まります。
プロンプト:
Please give me feedback on my answer. → [あなたの回答を貼る]
使い方:
自分の回答がIELTS的にどう評価されるかを知りたいときに使います。語彙、文法、自然さなどについてのアドバイスがもらえます。
プロンプト:
Give me useful vocabulary for this topic: “Talk about a time you helped someone.”
使い方:
あらかじめ使えそうな単語・表現を確認しておくことで、スピーキングの表現力が広がります。
プロンプト:
Give me a sample IELTS Speaking Part 2 task and a model answer.
使い方:
1分間スピーチのトレーニングに。カード形式の課題と模範回答をもとに、自分の回答と比較できます。
プロンプト:
List 10 natural linking phrases I can use in IELTS Speaking.
使い方:
「つなぎ表現」は話に流れを持たせ、聞きやすくします。とっさに詰まらないように準備しておくと安心です。
プロンプト:
Evaluate my answer based on IELTS Band 6.0 to 8.0 criteria. → [回答文]
使い方:
今の自分の回答がどのバンド相当か知りたいときに。目標とのギャップが明確になります。
プロンプト:
Does this response sound polite and appropriate in IELTS Speaking? → [回答文]
使い方:
文化差による“無意識の失礼さ”を防ぐために使えます。特にフォーマル度合いが不安なときに便利です。
プロンプト:
Give me follow-up questions for IELTS Speaking Part 3.
使い方:
意見や理由を深く述べる練習ができるプロンプト。論理的に話すトレーニングに最適です。
プロンプト:
Give me short IELTS-style Q&A for quick response practice.
使い方:
短くテンポよく答える練習がしたいときにおすすめ。反射的な受け答えの力が鍛えられます。
プロンプト:
Make this response sound a bit more formal. → [あなたの回答]
使い方:
カジュアルすぎる表現を、IELTS試験にふさわしい丁寧な英語に調整してもらえます。
この10個のプロンプトを駆使すれば、スピーキング練習の質が一気に上がります。1日5分でも活用することで、「話せる実感」が着実に積み上がります。
ReadingとListeningは、問題形式に慣れることと語彙力の強化がカギです。ChatGPTを活用すれば、模擬問題の作成や語彙の解説、精読・精聴のサポートを、1人で気軽に行えます。
ここでは、Reading/Listening対策に役立つプロンプトを5つ厳選して紹介します。
プロンプト:
Create a 200-word IELTS-style reading passage with 3 questions.
使い方:
ちょっとした空き時間でも練習できる分量。自分で問題を用意しなくても、ChatGPTが本文+設問まで出してくれるので手間いらずです。
プロンプト:
Show me the correct answers and explain them in simple English.
使い方:
答え合わせの際に便利なプロンプト。「なぜその答えになるのか」が簡単な英語で説明されるため、理解が深まります。
プロンプト:
Write a short IELTS-style listening conversation and 3 related questions.
使い方:
音声はなくても、スクリプトだけでListening形式に近い練習が可能です。実際に音読すれば、シャドーイングや精聴トレーニングにも使えます。
プロンプト:
Explain this word in simple English and Japanese: “[単語]”
使い方:
読みながら出てきた単語をすぐにChatGPTに質問できます。英英+日本語のW解説で、辞書よりも時短・直感的に理解できます。
プロンプト:
Give me synonyms and antonyms for this word: “[単語]”
使い方:
パラフレーズ(言い換え)対策や語彙の幅を広げたいときに便利です。特にReadingで同意表現が選択肢にある場面で役立ちます。
この5つのプロンプトを活用すれば、Reading/Listeningの自習がより効率的かつ深い理解につながります。自分の弱点に応じて繰り返し使ってみてください。
IELTS対策は継続が命。でも、途中で「何をすればいいか分からない」「やる気が出ない」「伸びてる実感がない」と悩む方も多いはず。
そんなとき、ChatGPTにちょっと頼るだけで、学習効率も気持ちもグッと楽になります。
プロンプト:
Create a one-week IELTS study plan for me. My goal is to improve my Speaking score.
使い方:
目標に合わせたスケジュールを自動で組んでもらえます。時間がある曜日・苦手分野・使える教材などを一緒に伝えると、さらに精度アップ。
プロンプト:
Analyze my weaknesses in IELTS and suggest strategies to improve.
[自分の課題や悩みを簡単に書く]
使い方:
自分では気づかない盲点を指摘してくれたり、具体的な改善策を提示してくれたりします。「効率よく得点UP」したい人におすすめ。
プロンプト:
I’m losing motivation to study for IELTS. Can you encourage me?
使い方:
ちょっと気が抜けてしまったときや、「今日は何もやる気が出ない」日に、温かく背中を押してくれるプロンプト。冗談交じりの応援もOK。
プロンプト:
Give me a strategy to improve my IELTS score from Band 6.0 to Band 7.0.
使い方:
この1.0の差が一番大きな壁。分野別にどこをどう変えればいいか、ChatGPTにロジカルに整理してもらうことで「やること」が明確になります。
プロンプト:
Explain why IELTS strategies should change depending on the target band score.
使い方:
「Band 5.5とBand 7.0では、同じことをやっても伸びない理由」が明快になります。効率重視派や、戦略を立てたい人向け。
この「その他便利プロンプト」は、直接問題を解くだけでなく、学習そのものを継続しやすくするための土台づくりにも役立ちます。
IELTS学習にChatGPTを“習慣的に使う”ことこそ、最短距離のひとつかもしれません。
IELTS対策と聞くと、「参考書を買って独学」「高額なスクールに通う」といった選択肢を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも今は、**ChatGPTという“24時間付きっきりのAI講師”**が、手元にいる時代です。
本記事でご紹介した30個のプロンプトを使えば、
Task 1/2の模範エッセイや添削をしてもらい
スピーキングの練習相手にもなってもらい
リーディング/リスニング風の問題も生成できて
学習計画の立案から、やる気の回復まで頼れる
…そんな万能IELTSパートナーが、あなたのスマホやPCに誕生します。
「すごそうだな」で終わるのはもったいない!
ぜひ以下のステップで、あなたのIELTS対策にChatGPTを導入してみてください。
気になるプロンプトを1つ選んで、ChatGPTに送ってみる
実際に出てきた内容をもとに練習・添削を受ける
少しずつ日常の学習習慣に組み込む
難しく考える必要はありません。使いながら慣れていくのが一番の近道です。
「英語でうまく質問できない…」という方も大丈夫。
本記事ではすべてのプロンプトに日本語の解説を付けてありますし、必要であれば日本語でChatGPTに話しかけても問題ありません。
また、「もっと細かい使い方」や「スコア別の戦略」など、補足記事も今後公開予定です。気になる方はブックマーク推奨です!
ChatGPTをうまく活用すれば、留学や移住の夢に向けた道のりが、もっと短く・もっと身近になります。
これからのIELTS対策、AIと一緒に“自走型学習”を始めてみませんか?
Good luck with your IELTS journey!
いつでも、AIと一緒に。あなたらしく。
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