目次
- ChatGPTでIELTS Writing Task 2を攻略!模擬問題から添削・改善まで完全ガイド【日本語解説付き】
- はじめに
- 第1章:IELTS Writing Task 2とは?
- 第2章:ChatGPTで模擬問題を出してもらう
- 第3章:構成案(アウトライン)をChatGPTに出してもらう
- ✏️ 第4章:自分のエッセイをChatGPTに添削してもらう
- 第5章:Band 7.5レベルの改善提案をもらう
- ⚠️ 第6章:ChatGPT活用の注意点と限界
- ChatGPTは“無限に付き合ってくれる練習相手”
- 併用することで最強:3D ACADEMYでの実践学習
- まとめ:ChatGPTでTask 2対策は“ひとり学習”を進化させる
- ChatGPTだけでは限界もある。でも、活かせば最強。
ChatGPTでIELTS Writing Task 2を攻略!模擬問題から添削・改善まで完全ガイド【日本語解説付き】
はじめに
IELTSの4技能の中で、最も伸ばすのが難しいとされるのが「Writing」です。
中でもTask 2、つまり250語以上のアカデミックエッセイは、多くの日本人学習者にとって大きな壁になっています。
- 
何を書いていいかわからない 
- 
アイデアが浮かばない 
- 
書いた文章が本当に正しいのか不安 
- 
採点基準が曖昧で、上達している実感がない 
そんな悩みを一気に解決してくれるのが、いま話題のAIツール ChatGPT です。
ChatGPTは、英語力に応じたTask 2の問題を出題してくれるだけでなく、
- 
あなたの書いたエッセイにIELTS基準でスコア評価 
- 
文法や構成のフィードバック 
- 
改善案や模範解答の提示 
 まで、まるで**“IELTSのマンツーマン講師”**のように手助けしてくれます。
しかも、日本語で質問することも可能なので、英語に自信がない方でも安心して使えるのが大きな魅力。
この記事では、そんなChatGPTを使って、Writing Task 2の練習を効率よく回す方法を、
完全初心者にもわかるようにプロンプト(指示文)付き・日本語解説付きでご紹介します。
さらに、3D ACADEMYでの学習と併用することで効果を最大化する方法も後半で解説します。
「AIを使って自分だけでIELTS 7.0を目指せるのか?」という問いに、現実的な答えを出すための1本です。
第1章:IELTS Writing Task 2とは?
IELTS Writingセクションは、Task 1(図表の説明)とTask 2(エッセイ)の2つで構成されています。
その中でもTask 2は配点が高く、全体スコアに大きな影響を与えるパートです。
✅ 出題形式と条件
- 
文字数:250語以上(少ないと減点) 
- 
制限時間:約40分(60分中の後半) 
- 
テーマ:社会問題・教育・環境・テクノロジー・犯罪・経済など 
- 
評価基準(バンドスコア): - 
Task Response(内容の一貫性と深さ) 
- 
Coherence and Cohesion(論理的構成とつながり) 
- 
Lexical Resource(語彙力) 
- 
Grammatical Range and Accuracy(文法の正確さと多様性) 
 
- 
✅ 出題タイプの代表例
| 出題タイプ | 例 | 
|---|---|
| 意見型(Agree or Disagree) | Do you agree or disagree with the following statement…? | 
| 議論型(Discuss Both Views) | Discuss both views and give your own opinion. | 
| 問題解決型(Problem & Solution) | What are the causes of this problem and what can be done to solve it? | 
| 利点・欠点型(Advantages and Disadvantages) | What are the advantages and disadvantages of this development? | 
| 原因・影響型(Cause and Effect) | What are the main causes and what effects might this have on individuals and society? | 
✅ 日本人がつまずきやすいポイント
- 
主張が曖昧 or 論点がズレる 
- 
構成が散らかる(例:序論・本論・結論が分かれていない) 
- 
語彙や文法が単調で“Band 6止まり”になりやすい 
- 
「文法が正しい」だけでスコアが上がるわけではない 
対策の基本は“構成力”と“表現の質”
Task 2では、英語の正確さよりも「何をどう伝えるか」がスコアを大きく左右します。
そのためには、
- 
論理的な構成(導入→意見→理由→具体例→結論) 
- 
豊かな語彙・多様な文法 
- 
そして何より明確な主張と一貫した視点 
が重要です。
次章では、このTask 2に対してChatGPTをどう活用できるかを詳しく紹介していきます。
「毎日1題、練習と添削ができる」環境を、無料でどうやって作れるのか、ぜひご覧ください!
第2章:ChatGPTで模擬問題を出してもらう
IELTS Writing Task 2の対策では、毎日1問エッセイを書く習慣をつけることが非常に効果的です。
でも、自分で問題を探すのが面倒だったり、「練習にちょうどいいレベルの問題が見つからない」なんてこと、ありますよね。
そこで活躍するのが ChatGPTでの模擬問題生成です。
✅ 基本のプロンプト(英語)
この一文だけで、ChatGPTは以下のような問題を作ってくれます:
Some people think that students should learn how to cook and sew in school.
Others believe that these are unnecessary life skills.Discuss both views and give your opinion.
✅ 日本語でもOK!
ChatGPTは日本語にも対応しています。たとえば:
と入力すると、以下のように出題してくれます:
Climate change is a serious issue that needs to be addressed urgently.
Do you agree or disagree that governments should take more responsibility than individuals to solve environmental problems?
✅ よく出るテーマを指定する
特定のジャンルに絞って出題してもらうのもおすすめです:
| テーマ | 指示文例(プロンプト) | 
|---|---|
| 教育 | “Please give me a Task 2 question related to education.” | 
| 環境 | “Write a Task 2 question about environmental issues.” | 
| テクノロジー | “Give me a technology-related IELTS essay question.” | 
| 社会問題全般 | “Please give me a Band 7-level IELTS Task 2 question on a social issue.” | 
✅ 毎日使える便利プロンプト集(保存推奨)
これを定期的に使えば、毎日のライティング練習の「お題ストック」が無限に手に入ります。
ちょっとした裏ワザ
- 
「難易度を指定」する → “at Band 6.5 level” や “suitable for intermediate learners” 
- 
「文字数制限や段落構成のヒントも一緒に」 → “Include tips for structuring my essay” 
次章では、この出題された問題に対して構成案(アウトライン)をChatGPTに出してもらう方法をご紹介します。
「書き始められない」悩みを解決するヒントが満載です。
第3章:構成案(アウトライン)をChatGPTに出してもらう
Writing Task 2で「何を書けばいいかわからない」という悩みを抱える人は多いです。
文章を書き始める前に、**全体の構成(アウトライン)**をしっかり決めることで、
- 
論理の飛躍を防ぐ 
- 
説得力のある展開になる 
- 
時間配分がしやすくなる 
 といった大きなメリットがあります。
この「構成作り」も、ChatGPTに手伝ってもらうことができます。
✅ 基本のプロンプト例(英語)
ChatGPTの回答例:
Paragraph 1: Introduction
Paraphrase the question
State both views
Mention your opinion (thesis)
Paragraph 2: View 1 – Support practical skills in school
Reasons (independence, life preparation)
Example (students who live alone)
Paragraph 3: View 2 – Focus on academic subjects
Reasons (limited class time, future relevance)
Example (STEM subjects and employment)
Paragraph 4: Conclusion
Restate opinion
Summary of key points
✅ 日本語での指示もOK
特に初心者の場合、日本語で「どんな段落を書けばいいか」を聞くことで、
エッセイの全体像をつかみやすくなります。
✅ 応用プロンプト
| 目的 | プロンプト例 | 
|---|---|
| 理由の深掘り | “Can you give me 3 strong reasons to support this opinion?” | 
| 反対意見の整理 | “What are the possible counterarguments to this opinion?” | 
| 構成の確認 | “Does this outline follow the IELTS band descriptors?” | 
| 構成+キーワード | “Please include key vocabulary in each paragraph.” | 
コツ:最初は「構成」だけに集中
初心者が最初から全文を書こうとすると、構成が崩れてしまいがちです。
ChatGPTのアウトラインをベースにして、まずは**「骨組み」だけ自分の言葉で整理する練習**を繰り返しましょう。
このアウトラインづくりが習慣になると、「何を書くか」に迷わずに済み、時間内に書き上げられる確率がぐっと上がります。
✏️ 第4章:自分のエッセイをChatGPTに添削してもらう
エッセイを書いたあとに「これでいいのか分からない」と感じる人は多いはず。
IELTSでは評価基準が明確に定められているものの、それを自分で判定するのは非常に難しいですよね。
そこでChatGPTを使えば、IELTSの採点基準に沿ったフィードバック+スコア評価をすぐに得ることができます。
✅ 添削依頼の基本プロンプト(英語)
ChatGPTは以下のように回答してくれます:
Task Response: Band 6.5
Addresses the task reasonably well but lacks development in the second body paragraph.
Coherence and Cohesion: Band 7.0
Good use of linking devices and logical flow.
Lexical Resource: Band 6.0
Some repetition; limited range of academic vocabulary.
Grammatical Range and Accuracy: Band 6.5
Generally accurate with some complex structures, but several tense issues.
Overall Band: 6.5
✅ フィードバックを深掘りするプロンプト
評価の理由があいまいなときは、こう聞いてみましょう:
✅ 書き直しの指示もできる
このプロンプトで、ChatGPTがあなたのエッセイをより自然で洗練された表現に書き直してくれます。
✅ 日本語でも指示OK(例)
添削活用のコツ
- 
段落ごとに分けて依頼すると丁寧に見てくれる 
- 
“まずはTask Responseだけ見て”と分割してもOK 
- 
曖昧な表現が多ければ「もっと具体的に」と伝えると◎ 
✅ 注意点:バンドスコアは“あくまで目安”
ChatGPTのフィードバックは非常に役立ちますが、実際の公式試験の採点とはズレることがあります。
特にスコア部分は**「自己確認と改善のヒント」として活用し、
最終的な判断は講師やネイティブチェック**を受けるのが理想です。
第5章:Band 7.5レベルの改善提案をもらう
エッセイを書いたあと、ChatGPTに添削してもらってスコアが「6.0〜6.5」だったとき、
「じゃあどうすればBand 7.0や7.5に届くのか?」が気になりますよね。
そんなときこそChatGPTの出番です。
あなたのエッセイをもとに、Band 7.5レベルに引き上げる書き換えや改善案を提示してもらうことで、実践的な学びにつながります。
✅ 基本プロンプト(書き換えの指示)
ChatGPTは、元の主張は保ちながらも:
- 
より自然な接続表現 
- 
高度な語彙の使用 
- 
文法のバリエーション(条件文、仮定法など) 
 を取り入れたリライト版を作成してくれます。
✅ ビフォー・アフターで学ぶ
| 比較 | 文章例 | 
|---|---|
| Before | I think education is very important. | 
| After | I firmly believe that education plays a vital role in shaping an individual’s future. | 
このような比較を通じて、自分の表現を「Band 7.5レベルに近づける」ヒントが得られます。
✅ 部分的な改善にも対応可能
プロンプト例:
段落ごと、あるいは1文ずつでも対応可能なので、苦手な部分だけを重点的に改善できます。
✅ 応用プロンプト(分析+改善)
これで、どこがスコアを下げているのか=改善の優先ポイントがわかります。
注意点:コピーではなく「吸収」する意識で
ChatGPTの書き換え文は確かに優れていますが、そのまま覚えるだけではスコアは伸びません。
「なぜこの表現が自然なのか?」「この構文は使い回せるか?」を考えながら、自分の表現力に変換することが大切です。
⚠️ 第6章:ChatGPT活用の注意点と限界
ChatGPTはIELTS対策において非常に優秀なツールですが、万能ではありません。
特にWriting Task 2のような高度な思考力・表現力が求められるセクションでは、AIの限界を理解した上で活用することが重要です。
✅ 限界1:長文でのフリーズ・誤認識
ChatGPTは長い文章を一度に処理すると途中で止まったり、文章の一部を誤解したりすることがあります。
- 
解決策:段落ごとに分割して送信 
- 
曖昧な部分は「ここがよくわからない」「理由を詳しく」と人間側が確認する姿勢が必要です。 
✅ 限界2:Bandスコアの評価は“あくまで目安”
ChatGPTはIELTS採点基準に基づいてスコアを出してくれますが、実際の採点官の判断と完全に一致することはありません。
- 
特に「Task Response」の評価は曖昧になりがちです。 
- 
実際のスコア対策では、人間講師からのフィードバックと併用するのが理想です。 
✅ 限界3:文章の“自然さ”は人間の感覚に劣ることも
ChatGPTが作る文章は整っている反面、どこか機械的/教科書的になることもあります。
- 
フィードバックを受けたら、自分らしい表現に書き直す練習が不可欠です。 
- 
構文・単語のバリエーションも、反復練習で初めて自分の言葉になります。 
ChatGPTは“無限に付き合ってくれる練習相手”
最大の強みは、時間・回数・場所に制限がないことです。
- 
毎日1本、練習問題とフィードバックをもらう 
- 
自分の改善点を記録して成長を可視化する 
- 
苦手な分野だけ集中的にやり直す 
これらが一人でもできるというのは、学習者にとって大きなアドバンテージです。
併用することで最強:3D ACADEMYでの実践学習
とはいえ、Writingのような複雑なスキルはAIだけで完結させるのは難しいもの。
ChatGPTを活用した予習・復習+3D ACADEMYでのマンツーマン添削と指導がベストな組み合わせです。
- 
書いたエッセイをChatGPTで添削 → 講師と改善点を確認 
- 
ChatGPTで語彙や構成の予習 → レッスンで実践&応用 
こうしたサイクルを作ることで、短期間でのスコアアップも現実的になります。
まとめ:ChatGPTでTask 2対策は“ひとり学習”を進化させる
IELTS Writing Task 2は、多くの学習者にとって「何から手をつければいいか分からない」難関パートです。
ですが、ChatGPTを活用することで、問題出題から構成作り、添削、Bandアップの改善までをひとりで練習できる環境が手に入ります。
ポイントは以下の通り:
✅ 本記事で紹介した活用ステップ
- 
模擬問題を出してもらう(毎日の練習に最適) 
- 
構成案をもらって迷いをなくす 
- 
自分のエッセイを添削・スコア評価してもらう 
- 
Band 7.5レベルへの書き換えでレベルアップ 
- 
注意点と限界を理解し、賢く使いこなす 
ChatGPTだけでは限界もある。でも、活かせば最強。
ChatGPTは“魔法の道具”ではありません。
「独学で完璧に仕上げられる」と思い込むと、かえって非効率になることも。
だからこそ、3D ACADEMYでの対面指導と組み合わせることで、AIと人のベストミックスな学習環境が実現します。
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自宅ではChatGPTで反復練習 
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現地では講師とフィードバックと発話の実践 
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疑問があれば即座にChatGPTに聞く 
この「ハイブリッドIELTS対策」が、今の時代の最強戦略です。
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