2025/06/17
目次
英語の文の中で、最も重要な存在――それが**動詞(verb)**です。
動詞は、文の「動き」や「状態」を表す言葉であり、主語と並んで英文を支える“中心”のパーツです。
第1章で学んだように、英語の文は「主語+動詞」が基本構造。
でも、その“動詞”にはいくつか種類があることをご存じでしょうか?
たとえば…
be動詞(am / is / are):「〜です」「〜にいる」などの“状態”を表す動詞
一般動詞(play / eat / go など):実際の“動作”を表す動詞
助動詞(can / will / must など):動詞を“サポートする”特別な言葉
これらを区別し、正しく使いこなすことが、自然な英語の土台となります。
この第2章では、ChatGPTと一緒に:
be動詞と一般動詞の違い
否定文・疑問文の作り方
助動詞(can, will など)の使い方
を、対話しながら身につけていきます。
英語の「動き」が見えてくると、話す・書く・読む・聞くのすべてがスムーズになりますよ!
それでは、英語の“動詞ワールド”を一緒に旅していきましょう。
英語の文は、**主語(S)+動詞(V)**が基本構造。
つまり「誰が(S)」「どうする(V)」のセットで、はじめて文が成立します。
そしてその「動詞」には、大きく分けて2つの種類があります:
種類 | 役割 | 例 |
---|---|---|
be動詞 | 「〜です」「〜にいる」など、状態や存在を表す | am / is / are |
一般動詞 | 「〜する」「〜を食べる」など、動作・行動を表す | eat / play / run / like など |
be動詞は「〜です」「〜にいます」などの状態・存在を表す動詞です。
主語によって形が変わります:
主語 | be動詞 | 例文 |
---|---|---|
I | am | I am a student.(私は学生です) |
You / We / They | are | You are kind.(あなたは親切です) |
He / She / It | is | She is a teacher.(彼女は先生です) |
→ be動詞は 「=(イコール)」の関係を作る動詞 とも言えます。
一般動詞は、「食べる」「行く」「話す」などの行動・動作を表す動詞です。
I like music.
He plays soccer.
They study English.
→ こちらは「〜をする」タイプの動詞ですね。
ここがとても大事です。
英語では、be動詞と一般動詞は1つの文の中で同時に使えません。
たとえば…
❌ I am like music.
→ 「am(be動詞)」と「like(一般動詞)」が一緒に出てきてNG!
正しくは:
✅ I like music.(私は音楽が好きです)
✅ I am a music lover.(私は音楽好きです)←こちらはbe動詞+名詞
→ ChatGPTは自動で文の構造を解説してくれるので、感覚ではなく「理由」から理解できるようになります。
be動詞だけを使った文を5つ作る → 「=の関係」を意識する
一般動詞を使って日常の行動を表現してみる
ChatGPTに「どっちの動詞を使うべき?」と質問してみる
次のセクションでは、進行形(be動詞+〜ing)や未来表現(will, be going to)など、時制や助動詞との組み合わせについて学んでいきます。
英語の動きが、さらに立体的に見えてきますよ!
英語の動詞は「何をするか」だけでなく、**「いつするのか」**という「時間」も表します。
この「時間の表現」=**時制(tense)**は、英語の理解を深めるカギです。
ここでは特に中学で最初に学ぶ:
進行形(be動詞+〜ing)
未来形(will / be going to)
の2つを中心に、「英語の動きの変化」を見ていきましょう。
**進行形(present continuous)**は、「今まさに〜しているところです」という動きを表す文型です。
基本形は:
be動詞+動詞のing形
I am studying English.(私は今、英語を勉強しています)
She is watching TV.(彼女はテレビを見ているところです)
→ 主語に合わせてbe動詞が変化します(am / is / are)
英語の未来の表現には、主に2つの方法があります:
形式 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
will + 動詞の原形 | その場の決定・予測 | I will call you later.(あとで電話するね) |
be going to + 動詞の原形 | 計画・予定・準備 | She is going to visit Kyoto.(彼女は京都に行く予定です) |
→ 文脈によって使い分けます。
よくある誤解ですが、現在形(I study English)と進行形(I am studying English)は意味が異なります:
| 現在形 | 習慣・普遍的事実 | I study English every day.(私は毎日英語を勉強する) |
| 進行形 | 今この瞬間の動作 | I am studying English now.(私は今まさに勉強中) |
→ ChatGPTに状況を説明して「どちらの形が自然か?」を聞くのも効果的です。
→ ChatGPTの想定回答:
現在形:I play the piano.
進行形:I am playing the piano.
未来形(will):I will play the piano.
未来形(be going to):I am going to play the piano.
このように並べて比較すると、「時制による動きの変化」が自然に身につきます。
英語では、動詞に「〜する」「〜している」「〜する予定だ」という時間のニュアンスが強く現れます。
ChatGPTを活用すれば、文法書よりもずっと直感的に「今?未来?」の使い分けがわかるようになります。
次は、英語をさらに自由に操るカギとなる、**「助動詞(can / must / will など)」**について学んでいきましょう!
「英語が話せるようになりたい!」
この「〜できる」「〜すべき」「〜かもしれない」といった**“気持ち”や“意志”**を表現するために欠かせないのが、**助動詞(modal verbs)**です。
助動詞は、動詞の前について、意味にニュアンスを加える「サポート役」。
このセクションでは、その基本と使い方を、ChatGPTと一緒に身につけていきましょう。
助動詞とは、「主語+助動詞+動詞の原形」の形で使われる言葉です。
意味を変えるのではなく、「可能性・義務・意志」などの気持ちを表現するのが役割です。
助動詞 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
can | ~できる | I can swim.(私は泳げます) |
will | ~するつもり | I will study.(私は勉強するつもりです) |
must | ~しなければならない | You must go.(あなたは行かなければなりません) |
may | ~かもしれない | It may rain.(雨が降るかもしれません) |
should | ~すべき | You should sleep early.(早く寝るべきです) |
助動詞の後には動詞の原形が来る(過去形やing形にはしない)
主語の人称・数に関係なく、助動詞は変化しない
否定文や疑問文も簡単に作れる
肯定文 | 否定文 | 疑問文 |
---|---|---|
I can speak English. | I cannot (can’t) speak English. | Can you speak English? |
→ ChatGPTは、例文と意味を丁寧にセットで提示してくれるので、ニュアンスの違いが理解しやすくなります。
「お願い・可能性・禁止・アドバイス」など、気持ちの種類ごとに使い分ける練習もおすすめです。
英語は、文の構造だけでなく、気持ちのこもった文がとても大切です。
助動詞を使うことで、「〜したい」「〜すべき」「〜できる」といった意思や提案をシンプルに表現できます。
次は、助動詞や動詞を使った否定文・疑問文などのパターンを応用しながら、**「動詞まわりの実践トレーニング」**へとつなげていきます。
ここまで、動詞の基本・進行形・未来形・助動詞と、英語の「動き」をさまざまな角度から見てきました。
このセクションでは、それらの知識をまとめて活用するトレーニングを行いましょう!
1つの文を肯定文 → 否定文 → 疑問文 → 助動詞を使った文に変換できるようになると、英語の使いこなし度が一気にアップします。
たとえば…
He plays tennis.(彼はテニスをします)
He does not play tennis.
Does he play tennis?
He can play tennis.(彼はテニスをすることができます)
He must play tennis every day.(彼は毎日テニスをしなければなりません)
→ たった1つの文を、複数パターンに展開できる力をつけましょう!
文のタイプ | 一般動詞 | be動詞 | 助動詞 |
---|---|---|---|
否定文 | do/does/did + not | is/am/are + not | 助動詞 + not |
疑問文 | Do/Does/Did + 主語 + 動詞? | Be動詞 + 主語? | 助動詞 + 主語 + 動詞? |
一般動詞(否定):I do not like apples.
be動詞(否定):He is not a teacher.
助動詞(否定):She cannot swim.
一般動詞(疑問):Do you like sushi?
be動詞(疑問):Is she at home?
助動詞(疑問):Can he speak English?
→ ChatGPTは自動的に「使える形」に整えてくれるので、安心して繰り返し練習できます。
以下のように、1つの文から複数の形をつくる練習がとても効果的です。
→ 英語を“自在に組み替える力”が育ちます。
1つの文を「何通りにも変換」して使ってみる
ChatGPTに添削と説明をお願いする
主語・動詞・時制・助動詞のバリエーションを自由に操れるようになる
→ これは英会話でも、英作文でも、リスニングでも役立つ“万能スキル”です。
次はいよいよまとめのセクション。
これまで学んだ内容を総復習しつつ、ChatGPTを使って動詞感覚を体に染み込ませる方法をご紹介します。
英語を「話せる」「書ける」ようになるための鍵――それは、動詞の感覚をつかむことです。
この第2章では、「動詞とは何か?」から始まり、進行形・未来形・助動詞、そしてそれらを活用した文の変化までを学んできました。
ここでは、その学びを整理し、ChatGPTを使って動詞感覚を定着させる方法をまとめます。
be動詞と一般動詞の違い
→ 「〜です」と「〜する」は使い分ける
進行形・未来形で“時の動き”を表現
→ be動詞+ing / will / be going to を活用
助動詞で気持ちをのせる
→ can / must / may / should などで「意志・義務・可能性」
否定文・疑問文も自由に変換
→ 英文は組み替えれば表現がどんどん増える
→ ChatGPTは “maybe”, “don’t want to”, “have to” などの助動詞・表現を教えてくれます。
英文法は「暗記」ではなく「理解」と「反復」で身につきます。
ChatGPTがいれば、間違えても怒られない先生として、いつでもあなたのそばで助けてくれます。
次回の第3章では、名詞と代名詞の世界へ進みます。
I / my / me / mine の違いや、所有の表現、さまざまな「代わりのことば」を攻略していきましょう!
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