2025/06/17
目次
英語の文には、見えない“設計図”があります。
それが **文型(ぶんけい)と句(フレーズ)**です。
第1章で「英語は語順が命」と学びましたが、その語順にも型=ルールがあるのです。
たとえば以下のような形:
I run.(S + V)→ 第1文型
She is a teacher.(S + V + C)→ 第2文型
We gave him a present.(S + V + O + O)→ 第4文型
このように、英文はただ単語を並べているのではなく、構造に沿って組み立てられているのです。
また、文の中には「to+動詞」や「〜ingの形」「with+名詞」など、ひとかたまりになって働く**句(く)**もたくさん出てきます。
これらは単語ではなく、**グループで意味を持つ“ユニット”**のような存在です。
この第6章では、ChatGPTを活用しながら:
5つの基本文型(第1〜第5文型)の理解
英文の「設計図」を見抜く力の養成
不定詞句・動名詞句・前置詞句などの句の役割と使い方
を、わかりやすく身につけていきます。
文型と句を理解すれば、長い文・複雑な文でも怖くない!
ChatGPTと一緒に、英語の文の“骨組み”を読み解く力を手に入れましょう。
英語の文には、意味を正しく伝えるための**「型」=文型(sentence pattern)**があります。
この型を理解すれば、英語の文が「なんとなく」ではなく「構造で」わかるようになるのです。
中学英文法で学ぶ文型は、たったの5つ。
どんなに長くても複雑に見えても、基本はこの5パターンに分類できます。
文型 | 形 | 例文 | 意味 |
---|---|---|---|
第1文型(SV) | 主語+動詞 | I run. | 私は走る |
第2文型(SVC) | 主語+動詞+補語 | She is happy. | 彼女は幸せだ |
第3文型(SVO) | 主語+動詞+目的語 | He plays soccer. | 彼はサッカーをする |
第4文型(SVOO) | 主語+動詞+人+物 | I gave him a book. | 私は彼に本をあげた |
第5文型(SVOC) | 主語+動詞+目的語+補語 | We call her Mary. | 私たちは彼女をメアリーと呼ぶ |
I walk.(私は歩く)
Birds fly.(鳥は飛ぶ)
→「どこへ?」などがなくても意味が通じる基本文型。
He is a teacher.(彼=先生)
The sky became dark.(空=暗い)
→ 主語と補語(C)が同じものを表す。
She likes music.(彼女は音楽が好き)
I eat lunch.(私は昼食を食べる)
He told me a story.(彼は私に話をしてくれた)
→ 2つの目的語(人+物)をとる文型。
They named the baby Ken.(彼らは赤ちゃんをケンと名付けた)
→ 目的語と補語の関係に注目(baby=Ken)
→ ChatGPTは文を“構造化”して説明してくれるので、理解が深まります。
長文を読んだときに「どれが主語?」「どこが動詞?」がすぐ見つかる
英作文で「どんな語順にすればいいか」が自然に浮かぶ
文を構造で理解するクセがつく
文型を知ると、英文を読むとき・書くときの道筋が見えるようになります。
文が長くても、形が複雑でも、「これはSVOの型だな」と判断できれば怖くありません。
英語には、ひとつの単語ではなくいくつかの単語が集まって1つの働きをするグループがあります。
それが「句(く)=phrase」です。
句は、名詞の代わりになったり、形容詞のように働いたり、動詞のように意味を伝えたりします。
文の構造を理解するうえで、句を見抜けるようになると英文全体の流れが見えるようになります。
句とは、主語+動詞を含まない語のまとまりで、文の中でひとつの意味のかたまりとして働きます。
例:
in the morning(朝に)
to study English(英語を勉強するための)
playing the piano(ピアノを弾くこと)
→ これらは1語ではないけれど、まとまって“時間”や“動作”を表現しています。
句の種類 | 形 | 役割 | 例文 |
---|---|---|---|
不定詞句 | to + 動詞の原形 | 名詞・形容詞・副詞の役割 | I want to study English. |
動名詞句 | 動詞 + ing | 名詞の役割 | Playing the piano is fun. |
前置詞句 | 前置詞 + 名詞 | 副詞や形容詞のように働く | I sleep in the morning. |
I want to eat sushi.(私は寿司を食べたい)→ 「何をしたい?」を説明
I have a book to read.(読むべき本がある)→ 名詞を説明
Swimming in the sea is fun.(海で泳ぐことは楽しい)→ 文の主語
I enjoy reading books.(私は本を読むのを楽しむ)→ 動作全体を名詞化
She lives in Tokyo.(東京に住んでいる)
He goes to school by bus.(バスで学校へ行く)
→ 「どこで?」「どうやって?」などを説明
I want sushi.(私は寿司がほしい)
→ I want to eat sushi at a nice restaurant tonight.(今夜いいレストランで寿司を食べたい)
→ 句を使うと、情報が一気に増やせます!
句は「意味のかたまり」で、主語+動詞は含まない
不定詞句・動名詞句・前置詞句は、文の中で名詞・形容詞・副詞のように働く
ChatGPTを使えば「これは句?文の一部?」を対話的に確認できる
文型と句は、それぞれ英語の「骨組み」と「部品」のようなもの。
このセクションでは、ChatGPTを活用して文型(型)と句(かたまり)の組み合わせを可視化=構造的に理解する方法を紹介します。
文型を使えば「文の骨組み」がわかり、
句を見抜けば「どこにどんな説明がついているか」が見えてきます。
たとえば:
I want to go to the park.
→ 第3文型(SVO)+「to go to the park」は不定詞句(目的語)
She wants to become a teacher.
文型:SVO(She = S, wants = V, to become a teacher = O)
「to become a teacher」=不定詞句(“何を”望んでいるか)
→ ChatGPTに「文型と句の構成を説明して」と頼むと、視覚的に整理してくれます。
He is at the station.
文型:SVC(He = S, is = V, at the station = C)
「at the station」=前置詞句(補語)
→ ChatGPTは、構文と修飾要素の違いを明確に整理して提示できます。
主語(S):I
動詞(V):want
目的語(O):to study English at home every morning(不定詞句)
→ この中に「at home(場所)」や「every morning(時間)」という副詞句も含まれる
→ ChatGPTはマーク付きやリスト形式でわかりやすく示してくれます。
文構造が頭に残りやすくなる(暗記でなく理解)
読解時に「この部分は説明句だ」と気づける
英作文時に「この句はここに置けば自然」と判断できる
自分で1文英作文してみる
ChatGPTに「文型と句を分解して」依頼
「この部分の順番は自然ですか?」と確認
添削・改善ポイントを受け取る
→ まるで個別指導のような文法チェック体験が可能です!
文型+句の可視化練習は、英文を「線」や「かたまり」で読む力を育てます。
ChatGPTはそれを自分のペースで、くり返し、対話的に練習できる最高のツールです。
ここまで学んだ文型(型)と句(かたまり)の知識を使って、
いよいよ英語を“実際に読んで理解する/書いて伝える”応用トレーニングに入っていきましょう。
文の構造がわかるようになると、英文が長くなっても怖くありません!
まずは1つの英文を、文型と句に分けて構造を読み取る練習から始めます。
I want to go to a beautiful park with my friend on Sunday.
文型:SVO
→ S = I / V = want / O = to go to a beautiful park with my friend on Sunday
句の内訳:
– 不定詞句:to go to〜(目的)
- 前置詞句①:to a beautiful park(場所)
- 前置詞句②:with my friend(誰と)
- 前置詞句③:on Sunday(いつ)
→ 骨組み(SVO)+情報追加(句)という構造になっています。
→ ChatGPTが、構造・意味・配置を明確に示してくれます。
今度は書く練習です。文型+句を意識しながら、自分のことについて書いてみましょう。
→ ChatGPTの回答例:
I study English every morning before I go to school.
文型:SVO
句:every morning(時間)/before I go to school(接続詞句)
ChatGPTは、あなたが書いた英文を以下のようにチェックしてくれます:
文型の正しさ
句の順番・位置
語順や不自然な表現の修正
意味の通じる自然な構成への書き換え
英語の長文を読んでも「主語・動詞・目的語・修飾」が見えるようになる
英作文で「どこに何を置くか」が迷わなくなる
情報量の多い英文を、自分で書けるようになる
I want to + [動詞句]
She goes to + [名詞句] + [副詞句(場所・時間)]
They enjoy + [動名詞句] + with [人] + on [日付]
→ ChatGPTに「この型を使って5つ例文を出してください」と頼めば、即トレーニング可能!
この第6章では、「文型」と「句(フレーズ)」という英語の設計図=構造のルールを学んできました。
構造を理解することで、英語の読み書きが“なんとなく”から“はっきりと分かる”へと変わっていきます。
英語の基本は5つの文型(SV, SVC, SVO, SVOO, SVOC)
→ 文の骨組みを見抜く力が身につく!
句(フレーズ)は意味を足す「かたまり」
→ 不定詞句、動名詞句、前置詞句の使い方をマスター
文型と句を組み合わせて、文が長くなっても怖くない
→ 読む力も書く力も、一気にレベルアップ!
ChatGPTは、以下のような形であなたの構造理解をサポートしてくれます:
→ 構造分析の感覚が自然と身につく!
→ 1文ずつでもOK。個別指導のようにフィードバックがもらえます!
→ ChatGPTなら、文法説明+例文+解説まで一括対応!
長文を“かたまり”で読み解ける
英作文で正しい語順が自然に浮かぶ
リスニングでも「主語+動詞+何?」が聞き取れる
英会話で「正しい伝え方」がすぐに出てくる
文型は英文の地図。句はその中に置かれる建物や道。
ChatGPTと一緒にトレーニングすれば、地図の読み方=英文の読み方・書き方がどんどん身についていきます。
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