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家族旅行におすすめのホテル 【セブ島ホテルガイド】
はじめに
青い海と白い砂浜、美しい夕日、そして南国らしいおおらかな空気――セブ島は、家族みんなで楽しめる魅力がいっぱいのリゾート地です。子どもが思いきり遊べるプールやビーチ、大人がくつろげるスパやレストラン、そして家族全員で参加できるアクティビティまで揃っているのが大きな魅力です。
とはいえ、セブ島はエリアによって雰囲気やホテルの特徴が大きく異なります。空港からすぐのマクタン島、ショッピングや観光が充実したセブ市内、自然体験が豊富なモアルボアルや離島など、それぞれの特徴を知って選ぶことが、家族旅行を成功させるポイントです。
この記事では、家族旅行にぴったりのホテルをエリア別に厳選し、設備や周辺環境、過ごし方のヒントまでわかりやすくまとめました。次の家族旅行計画にぜひお役立てください。
セブ島で家族旅行におすすめのエリア
セブ島はエリアごとに雰囲気や楽しみ方が異なり、家族旅行のスタイルに合わせて選ぶことで満足度が大きく変わります。ここでは、特に家族旅行に人気の4つのエリアをご紹介します。
1. マクタン島(Mactan Island)
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特徴:空港から車で約15〜30分。大型リゾートホテルが多く、プライベートビーチやキッズクラブなど家族向け施設が充実。
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向いている家族:移動時間を短くして、到着後すぐにリゾート気分を味わいたい家族。
2. セブ市内(Cebu City)
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特徴:ショッピングモールやレストランが集中。観光や買い物重視の滞在に便利。
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向いている家族:海よりも都市観光やグルメを楽しみたい家族。
3. モアルボアル(Moalboal)
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特徴:シュノーケリングやダイビングが盛んな自然豊かな町。比較的静かで落ち着いた雰囲気。
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向いている家族:アクティビティを家族で体験したい自然派家族。
4. バンタヤン島(Bantayan Island)
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特徴:観光客が少なく、素朴で美しいビーチが魅力。のんびり過ごせる環境。
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向いている家族:静かにリラックスした時間を過ごしたい家族。
マクタン島(Mactan Island):ビーチ直結の家族向けリゾートエリア
マクタン島はセブ・マクタン国際空港から車で約15〜30分とアクセスが良く、到着したその日からリゾート気分を満喫できるエリアです。大型リゾートホテルが多く、プライベートビーチや子ども用プール、キッズクラブなど、家族旅行に嬉しい設備が揃っています。
家族旅行にマクタン島がおすすめな理由
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空港から近く移動が楽
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安全で管理されたプライベートビーチが多い
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キッズクラブやベビーシッターサービスなど、子連れサポートが充実
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ホテル内に複数のレストランがあり、食事に困らない
おすすめホテル
1. シャングリ・ラ マクタン セブ(Shangri-La Mactan, Cebu)
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特徴:広大なガーデンと透明度の高いビーチ、豊富なアクティビティが魅力。
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子ども向け設備:キッズクラブ「アドベンチャーゾーン」、子ども用プール、シュノーケリング体験。
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家族に嬉しいポイント:ファミリールームやスイートルームが充実し、ベビーシッターサービスも利用可能。
2. ジェイパーク アイランド リゾート & ウォーターパーク(JPark Island Resort & Waterpark)
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特徴:ウォータースライダーや流れるプールなど、子どもが一日中遊べる大型ウォーターパークを併設。
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子ども向け設備:キッズプール、アーケードゲーム、アクティビティプログラム。
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家族に嬉しいポイント:多彩なレストラン、広い客室、オールインクルーシブプランあり。
3. プランテーション ベイ リゾート & スパ(Plantation Bay Resort & Spa)
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特徴:広大な人工ラグーンがシンボル。波のない水域で子どもも安心して遊べる。
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子ども向け設備:子ども用プール、ウォータースポーツ、ミニゴルフ。
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家族に嬉しいポイント:リゾート内移動用のカートサービス、静かな環境でのんびり滞在可能。
セブ市内(Cebu City):観光やショッピング重視の家族向け滞在エリア
セブ市内は大型ショッピングモールや多彩なレストラン、文化的観光スポットへのアクセスが良く、海遊びより都市観光や買い物を重視する家族旅行に向いています。ビーチはありませんが、プール付きのホテルやファミリールームが揃い、子連れでも快適に滞在できます。
家族旅行にセブ市内がおすすめな理由
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ショッピングモール(SMシティ、アヤラセンター)に近く便利
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レストランやカフェが多く、食事の選択肢が豊富
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博物館や歴史的建造物など、教育的な観光も可能
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タクシーやGrabで簡単に移動できる
おすすめホテル
1. ラディソン ブル セブ(Radisson Blu Cebu)
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特徴:SMシティ・セブ直結で買い物や食事に便利。
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子ども向け設備:屋外プール、ベビーベッド貸出、広いロビーで遊べるスペース。
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家族に嬉しいポイント:ファミリールームやコネクティングルームあり、24時間ルームサービス。
2. ウォーターフロント セブ シティ ホテル & カジノ(Waterfront Cebu City Hotel & Casino)
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特徴:広いロビーとクラシックな内装、複数のレストランが魅力。
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子ども向け設備:キッズプール、ベビーシッターサービス(要予約)。
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家族に嬉しいポイント:大きな客室、朝食ビュッフェが子どもにも人気。
3. バイ ホテル セブ(Bai Hotel Cebu)
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特徴:現代的なデザインと眺望の良いインフィニティプール。
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子ども向け設備:浅いプール、キッズメニュー対応レストラン。
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家族に嬉しいポイント:広々とした客室、モールや空港へのアクセスも良好。
モアルボアル(Moalboal):自然と海のアクティビティを満喫できるエリア
モアルボアルはセブ市内から車で約3〜4時間、海の美しさとアクティビティの豊富さで知られるエリアです。シュノーケリングやダイビングスポットが多く、特にサーディンラン(イワシの群れ)やウミガメとの遭遇が有名。都会の喧騒から離れ、家族で自然体験を楽しみたい方にぴったりです。
家族旅行にモアルボアルがおすすめな理由
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魚やサンゴ礁が豊富なビーチで、子どもも安全にシュノーケリングが可能
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静かな環境でのんびり過ごせる
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小規模宿が多くアットホームな雰囲気
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陸上アクティビティ(滝巡り、トレッキング)も充実
おすすめホテル
1. ブルー オーシャン ビーチ リゾート(Blue Orchid Resort)
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特徴:海に面した静かな立地で、シュノーケリングスポットまで徒歩圏内。
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子ども向け設備:浅瀬ビーチ、スイミングプール。
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家族に嬉しいポイント:家族サイズのバンガロータイプ客室あり。
2. パラダイス ビーチ リゾート(Paradise Beach Resort)
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特徴:人が少ないプライベート感のあるビーチが魅力。
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子ども向け設備:芝生スペース、浅い海辺。
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家族に嬉しいポイント:キッチン付き客室があり、長期滞在にも便利。
3. クエスト モアルボアル(Quo Vadis Dive Resort)
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特徴:ダイビングセンター併設で、家族向けシュノーケリングツアーもあり。
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子ども向け設備:子ども用ライフジャケット貸出、プールあり。
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家族に嬉しいポイント:レストランは洋食・フィリピン料理両方あり、子ども向けメニューにも対応。
バンタヤン島(Bantayan Island):静かで素朴なビーチを楽しむ家族旅行エリア
バンタヤン島は、セブ本島北部からフェリーで渡る離島で、素朴な風景と美しいホワイトサンドビーチが魅力です。観光地化が進みすぎていないため、静かで落ち着いた雰囲気の中、家族でゆったり過ごせます。海は遠浅で波が穏やかなので、小さな子どもも安心して遊べます。
家族旅行にバンタヤン島がおすすめな理由
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混雑が少なく、プライベート感のある滞在が可能
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遠浅で波の穏やかなビーチが多く、子連れでも安心
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自然豊かな環境でスローな時間を楽しめる
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自転車やバイクで島内散策ができる
おすすめホテル
1. アモア ビーチ リゾート(Amihan Beach Cabanas)
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特徴:美しいビーチフロントと南国風のコテージが魅力。
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子ども向け設備:ビーチ前の芝生スペース、広い客室。
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家族に嬉しいポイント:静かで落ち着いた環境、徒歩圏内に小さな飲食店あり。
2. サンタフェ ビーチ クラブ(Santa Fe Beach Club)
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特徴:港や町に近く、移動が便利。
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子ども向け設備:広い砂浜、浅い海辺。
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家族に嬉しいポイント:ファミリールームあり、レストランは子ども向けメニューにも対応。
3. オグトン ケーブ リゾート(Ogtong Cave Resort)
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特徴:敷地内に天然の洞窟プールがあり、子どもに大人気。
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子ども向け設備:屋外プール、芝生エリア。
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家族に嬉しいポイント:複数タイプの客室あり、アクティビティが豊富。
家族旅行でホテルを選ぶときのチェックポイント
セブ島には家族旅行向けのホテルが数多くありますが、エリアや施設の特徴によって快適さが大きく変わります。予約前に以下のポイントをチェックしましょう。
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子ども用施設の有無
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キッズクラブ、子ども用プール、プレイグラウンドなど
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ファミリールームやコネクティングルーム
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広さやベッド数、部屋の間取りを事前確認
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ビーチやプールの安全性
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波や流れが穏やかか、ライフガードがいるか
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周辺環境
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コンビニ、薬局、病院、レストランまでの距離
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食事の選択肢
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子ども向けメニュー、アレルギー対応、ベビーチェアの有無
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まとめ
セブ島は、家族旅行に最適なリゾートから都市型ホテル、自然豊かな離島まで、さまざまな滞在スタイルに対応できる魅力的な目的地です。
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海遊び重視なら:マクタン島の大型リゾート
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都市観光や買い物重視なら:セブ市内のシティホテル
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自然体験やアクティビティなら:モアルボアル
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静かなビーチでのんびりなら:バンタヤン島
旅行の目的と家族構成に合わせてエリアとホテルを選べば、セブ島での滞在はより充実した思い出になるはずです。
次の家族旅行の計画に、ぜひ本ガイドを役立ててください。
よくある質問(FAQ)
家族旅行向けに、セブ島ホテル選びでよくある疑問に短くはっきり答えます。必要な情報にすぐ辿り着けるよう、質問は一問一答で構成しています。
家族旅行で最初に選ぶべきエリアは?
迷ったらマクタン島がおすすめ。空港から近く、ビーチ直結・キッズ施設が充実しています。買い物重視ならセブ市内、自然体験ならモアルボアル、静かに過ごすならバンタヤン島を選びましょう。
子ども連れに向くホテルの条件は?
- 子ども用プール/キッズクラブの有無
- ファミリールーム/コネクティングルーム
- 遠浅ビーチやライフガードの有無など安全性
- 薬局・病院・コンビニ・レストランへの距離
- キッズメニューやアレルギー対応
到着日にすぐ遊べるエリアはどこ?
マクタン島。空港から車で約15〜30分で、プライベートビーチを持つ大型リゾートが中心です。
ウォーターパーク併設のホテルはある?
ジェイパーク アイランド リゾート & ウォーターパークなど、流れるプールやスライダーがある施設がマクタン島にあります。
乳幼児連れで便利なサービスは?
- ベビーベッド・ハイチェア貸出
- ベビーシッター(事前予約制が一般的)
- 離乳食持ち込み可否の確認
- 段差の少ない客室・エレベーター動線
雨季・乾季でホテル選びは変えるべき?
雨季(概ね6〜11月)はプールや屋内施設が充実したリゾートを、乾季はビーチアクセス重視で選ぶと快適です。どの季節でもキャンセルポリシーを事前確認しましょう。
セブ市内に泊まるメリットは?
大型モール直結や多彩な飲食店があり、移動が少なくて済みます。例:ラディソン ブル セブ(SMシティ隣接)、ウォーターフロント セブ シティ、バイ ホテル セブなど。
海遊びが初めての子どもでも安心?
波が穏やかな遠浅のビーチや人工ラグーンがあるリゾートを選ぶと安心です。例:プランテーション ベイはラグーンが広く、流れが少ないのが特徴です。
部屋は何タイプを選べばいい?
- ファミリールーム:ベッド数と面積が十分
- コネクティング:プライバシーと一体感を両立
- スイート/ヴィラ:長期や三世代旅行に最適
予算感はどれくらい?(目安)
- シティホテル:中価格帯が中心(朝食付きプランが便利)
- ビーチリゾート:施設充実ほど高め(プール/キッズクラブ付)
- 離島・自然派:幅広いが、ハイシーズンは早期予約が安心
※時期やプロモで大きく変動するため、直近料金は予約サイトで確認を。
移動はどうする?子連れに安全な手段は?
- ホテル送迎(最も安心)
- Grabアプリ(市内・マクタンで便利)
- チャーター車(離島・長距離観光に)
チャイルドシートの有無は事前確認がおすすめです。
食事は困らない?子ども向けメニューはある?
大型リゾートやシティホテルは多国籍料理のレストランがあり、キッズメニューや辛さ調整に対応してくれることが多いです。アレルギーがある場合は事前連絡を。
医療体制は大丈夫?緊急時の備えは?
- 滞在エリア近くの病院・クリニックを事前に把握
- 海外旅行保険の連絡先を控える
- 常備薬と最低限の救急用品を携行
アクティビティは何歳から楽しめる?
ホテル内プールやビーチ遊びは幼児からOK。シュノーケリングはライフジャケット着用&波が穏やかな時間帯に。ボートツアーは年齢制限や安全基準を事前確認しましょう。
通信環境(Wi‑Fi)はどう?
多くのホテルで無料Wi‑Fiがありますが、速度は場所や混雑で変動します。学習や在宅ワークが必要なら、ポケットWi‑Fiや現地SIMの併用が安心です。
いつ予約すべき?ベストなタイミングは?
連休・乾季・学校休暇は早めに満室になりがち。2〜3か月前の早割や無料キャンセル期間を活用し、条件の良いプランを押さえておくのがコツです。
おすすめの代表的ホテルは?
- マクタン島:シャングリ・ラ マクタン、ジェイパーク、プランテーション ベイ
- セブ市内:ラディソン ブル セブ、ウォーターフロント セブ シティ、バイ ホテル セブ
- モアルボアル:家族向けリゾート(バンガローや小規模宿が中心)
- バンタヤン島:サンタフェ周辺のビーチフロント宿
各ホテルの詳細・最新料金は公式サイトや予約サイトでご確認ください。
三世代や大人数の場合のコツは?
- コネクティングまたはスイートを早めに確保
- 朝食付き・レイトチェックアウトなど滞在条件を優先
- 移動負担を減らす空港近接や館内完結型のリゾートを選ぶ
治安は大丈夫?注意点は?
- ホテルや観光地では貴重品管理を徹底
- 夜間の徒歩移動は避け、Grabや送迎を利用
- ビーチやプールでは常時見守りとライフジャケットの着用
雨の日の過ごし方は?
- 屋内プール・キッズルーム・スパのあるホテルを選ぶ
- モール直結・近接のシティホテルでショッピングや食事を楽しむ
- 読書やボードゲームなど客室内アクティビティを用意
