病名英語一覧:医療英語完全ガイド【2026年版】

病名英語一覧:医療英語完全ガイド【2026年版】

医療英語において「病名(Disease Names)」は、最も重要かつ基礎的な要素のひとつです。医師・看護師・医療従事者はもちろん、海外で医療を受ける可能性のある一般の人にとっても、病名の英語を理解しておくことは非常に重要です。

本記事では、主要な病名を体系的に整理し、実際の医療現場で使えるレベルで徹底解説します。単なる単語リストではなく、発音・略語・使われ方・関連表現まで網羅しています。


病名英語の基本ルール

まずは病名英語の基本構造を理解しておきましょう。

1. 語尾で意味が分かる

医療英語では語尾(suffix)に意味があります。

  • -itis:炎症(例:Appendicitis=虫垂炎)
  • -oma:腫瘍(例:Lymphoma=リンパ腫)
  • -osis:状態・異常(例:Neurosis=神経症)
  • -emia:血液関連(例:Anemia=貧血)
  • -pathy:疾患(例:Neuropathy=神経障害)

このルールを知っているだけで、未知の単語でも意味を推測できます。


呼吸器系疾患(Respiratory Diseases)

基本病名一覧

  • Common cold(風邪)
  • Influenza(インフルエンザ)
  • Pneumonia(肺炎)
  • Bronchitis(気管支炎)
  • Asthma(喘息)
  • Tuberculosis(結核)
  • COVID-19(新型コロナウイルス感染症)

医療現場での使い方

  • “The patient has pneumonia.”
  • “He is suffering from asthma.”

関連表現

  • Shortness of breath(息切れ)
  • Cough(咳)
  • Phlegm(痰)

循環器系疾患(Cardiovascular Diseases)

基本病名一覧

  • Hypertension(高血圧)
  • Hypotension(低血圧)
  • Heart attack(心筋梗塞)
  • Myocardial infarction(心筋梗塞:正式)
  • Stroke(脳卒中)
  • Arrhythmia(不整脈)
  • Heart failure(心不全)

医療現場での使い方

  • “He had a heart attack.”
  • “She suffers from hypertension.”

関連略語

  • MI(Myocardial Infarction)
  • CHF(Congestive Heart Failure)

消化器系疾患(Gastrointestinal Diseases)

基本病名一覧

  • Gastritis(胃炎)
  • Peptic ulcer(胃潰瘍)
  • Appendicitis(虫垂炎)
  • Hepatitis(肝炎)
  • Cirrhosis(肝硬変)
  • Diarrhea(下痢)
  • Constipation(便秘)

医療現場での使い方

  • “He has gastritis.”
  • “She was diagnosed with hepatitis.”

神経系疾患(Neurological Diseases)

基本病名一覧

  • Migraine(片頭痛)
  • Epilepsy(てんかん)
  • Parkinson’s disease(パーキンソン病)
  • Alzheimer’s disease(アルツハイマー病)
  • Stroke(脳卒中)

関連表現

  • Seizure(発作)
  • Memory loss(記憶喪失)

感染症(Infectious Diseases)

基本病名一覧

  • HIV/AIDS(ヒト免疫不全ウイルス/エイズ)
  • Malaria(マラリア)
  • Dengue fever(デング熱)
  • Typhoid fever(腸チフス)
  • Chickenpox(水痘)
  • Measles(麻疹)

医療現場での使い方

  • “The patient tested positive for HIV.”
  • “He has dengue fever.”

内分泌・代謝疾患(Endocrine & Metabolic Diseases)

基本病名一覧

  • Diabetes(糖尿病)
  • Hyperthyroidism(甲状腺機能亢進症)
  • Hypothyroidism(甲状腺機能低下症)
  • Obesity(肥満)

医療現場での使い方

  • “She has diabetes.”
  • “He is obese.”

筋骨格系疾患(Musculoskeletal Diseases)

基本病名一覧

  • Arthritis(関節炎)
  • Osteoporosis(骨粗鬆症)
  • Fracture(骨折)
  • Sprain(捻挫)
  • Back pain(腰痛)

精神疾患(Mental Health Disorders)

基本病名一覧

  • Depression(うつ病)
  • Anxiety disorder(不安障害)
  • Bipolar disorder(双極性障害)
  • Schizophrenia(統合失調症)

医療現場での使い方

  • “He suffers from depression.”
  • “She was diagnosed with anxiety disorder.”

皮膚疾患(Dermatological Diseases)

基本病名一覧

  • Dermatitis(皮膚炎)
  • Eczema(湿疹)
  • Acne(ニキビ)
  • Psoriasis(乾癬)

腎・泌尿器系疾患(Renal & Urinary Diseases)

基本病名一覧

  • Kidney stone(腎結石)
  • Urinary tract infection(尿路感染症)
  • Renal failure(腎不全)

がん(Cancer / Oncology)

基本病名一覧

  • Cancer(がん)
  • Tumor(腫瘍)
  • Lung cancer(肺がん)
  • Breast cancer(乳がん)
  • Prostate cancer(前立腺がん)
  • Leukemia(白血病)
  • Lymphoma(リンパ腫)

医療現場での使い方

  • “He was diagnosed with lung cancer.”
  • “The tumor is malignant.”

小児疾患(Pediatric Diseases)

基本病名一覧

  • Autism(自閉症)
  • ADHD(注意欠陥多動性障害)
  • Whooping cough(百日咳)

よく使う診断表現

医療英語では病名とセットで以下の表現が頻出です。

  • be diagnosed with(〜と診断される)
  • suffer from(〜に苦しむ)
  • have a history of(〜の既往歴がある)
  • present with(〜の症状で来院する)

例:

  • “The patient was diagnosed with diabetes.”
  • “He presents with chest pain.”

病名英語の覚え方【効率的学習法】

1. カテゴリー別に覚える

本記事のように「系統別」で覚えることで定着率が上がります。

2. 語尾ルールを活用

-itis や -oma を理解すると暗記量が減ります。

3. 実際の文章で覚える

単語単体ではなく、例文で覚えるのが重要です。


医療英語でよくある間違い

1. 一般英語との混同

例:

  • “Cold” → 寒さではなく風邪

2. 略語の誤用

例:

  • MI(心筋梗塞)を理解せずに使用

OET・海外医療試験対策としての重要性

病名英語は以下の試験で必須です。

  • OET(医療英語試験)
  • USMLE(医師国家試験)
  • NCLEX(看護師試験)

特にWriting・Speakingでは「正確な病名使用」が評価対象になります。


実践フレーズ集(即使える)

  • “The patient has been diagnosed with pneumonia.”
  • “He has a history of hypertension.”
  • “She is suffering from severe asthma.”
  • “The condition has worsened.”

まとめ

病名英語は単なる単語暗記ではなく、医療コミュニケーションの基盤です。

本記事のポイント:

  • 病名は語尾ルールで理解できる
  • 系統別に覚えると効率的
  • 実際の医療表現とセットで覚えることが重要
  • OETや海外医療で必須スキル

医療英語を本格的に学ぶなら、まずはこの「病名英語」を確実にマスターすることが最優先です。


FAQ(よくある質問)

Q1. 病名英語はどれくらい覚える必要がありますか?

A. 医療従事者の場合、最低でも**主要な疾患(100〜300程度)**は理解しておく必要があります。特に呼吸器・循環器・消化器などの頻出分野は優先的に覚えるべきです。一般の方でも、風邪・インフルエンザ・胃炎など基本的な病名は知っておくと海外で役立ちます。


Q2. 病名英語と症状英語はどう違いますか?

A. 病名英語は「診断名(Disease)」であり、症状英語は「患者が感じる状態(Symptom)」です。
例:

  • 病名:Pneumonia(肺炎)
  • 症状:Cough(咳)、Fever(発熱)

医療現場ではこの2つを明確に区別して使います。


Q3. 「-itis」や「-oma」などの語尾は必ず覚えるべきですか?

A. はい、非常に重要です。語尾を理解することで、知らない単語でも意味を推測できるようになります。
例:

  • Gastritis → 胃の炎症
  • Dermatitis → 皮膚の炎症

暗記効率が大きく向上するため、必ず押さえておきましょう。


Q4. 医療英語初心者はどこから学べばいいですか?

A. 以下の順番がおすすめです:

  1. 基本的な病名(風邪・糖尿病など)
  2. 症状英語(痛み・発熱など)
  3. 例文(診断・問診フレーズ)
  4. 専門用語(略語・高度な病名)

いきなり専門書から入ると挫折しやすいので、基礎から段階的に進めることが重要です。


Q5. 略語(MIやCHFなど)は覚える必要がありますか?

A. 医療従事者を目指す場合は必須です。実際の医療現場やカルテでは略語が頻繁に使われます。
例:

  • MI:心筋梗塞
  • CHF:うっ血性心不全

ただし初心者は、まず正式名称を理解してから覚えるのが効率的です。


Q6. 海外で病院に行く場合、どの程度の英語が必要ですか?

A. 基本的な病名と症状が言えれば最低限対応可能です。
例:

  • “I have a fever.”(熱があります)
  • “I think I have food poisoning.”(食中毒だと思います)

さらに「既往歴」や「アレルギー」も説明できると安心です。


Q7. OETやUSMLEでは病名英語はどの程度重要ですか?

A. 非常に重要です。特に以下で必須になります:

  • Writing:正確な診断名の記載
  • Speaking:患者説明・ロールプレイ
  • Reading:症例理解

誤った病名を使うと評価が下がるため、正確性が求められます。


Q8. 病名英語を効率よく覚えるコツはありますか?

A. 以下の方法が効果的です:

  • カテゴリー別に覚える(呼吸器・消化器など)
  • 語尾ルールを活用する
  • 例文で覚える
  • 実際の症例を読む

単語帳だけでなく「使い方」とセットで覚えるのがポイントです。


Q9. 一般英語との違いで注意すべき点はありますか?

A. はい、同じ単語でも意味が異なる場合があります。
例:

  • Cold → 一般:寒い / 医療:風邪
  • Attack → 一般:攻撃 / 医療:発作(Heart attackなど)

文脈によって意味が変わるため注意が必要です。


Q10. 医療英語は独学でも習得できますか?

A. 可能ですが、効率には差が出ます。
独学の場合は:

  • 基礎単語 → 例文 → 実践
    の順で学ぶと効果的です。

ただし、OETや海外就職を目指す場合は、専門コースやマンツーマン指導を活用する方が短期間で確実に伸びます。


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