2025/06/5
目次
「セブから日帰りで行けるリゾートアイランド」として有名なボホール島。
特に“チョコレートヒルズ”と“ターシャ(世界最小級のメガネザル)”は定番の観光名所として知られていますが、実はそれだけじゃありません。
ボホールには、まだまだ日本人にはあまり知られていない魅力的な自然・文化・アクティビティが数多く存在しています。
例えば、ジャングルに囲まれたロボック川でのランチクルーズや、真っ白な砂浜が広がるパングラオ島の絶景ビーチ、スペイン統治時代の名残を感じる古い教会群。
そして、セブとはまた一味違う、静かで温かい“ローカルな空気感”。
「セブ留学中の週末に、ちょっとした冒険をしたい」
「せっかくフィリピンに来たなら、“島めぐり”も体験してみたい」
「観光客が少ない、落ち着いた場所で癒やされたい」
そんなあなたにこそ、ボホール島はぴったりの行き先です。
本記事では、定番スポットの魅力を改めて紹介しつつ、“その先”の楽しみ方まで詳しくご案内。
2025年最新のアクセス情報や、留学生・観光客向けのモデルプランもご紹介しますので、ぜひ次の週末旅の参考にしてみてください!
自然と歴史、癒やしと冒険が共存する“フィリピンのもう一つの顔”
ボホール島(Bohol Island)は、セブ島のすぐ隣に位置する中規模の島で、フェリーでわずか2時間ほどでアクセス可能。
チョコレートヒルズやターシャで知られる“観光名所の宝庫”であると同時に、フィリピンの文化・自然・人々の温かさをじっくりと味わえる場所です。
フィリピンの他のビーチリゾートと違い、ボホールは“静かで素朴”な雰囲気が特徴。
過度な開発が進んでいないため、ローカルの暮らしや自然の息遣いがそのまま残されている場所として、特に欧米系観光客やリピーターに根強い人気があります。
ボホール島本島と、その南西に位置する**パングラオ島(Panglao Island)**が観光の中心です。
本島側は内陸部の自然観光が充実(チョコレートヒルズ、ターシャ、滝など)
パングラオ島はビーチリゾート、ダイビング、サンセット鑑賞に最適
この2エリアは橋で繋がっており、トライシクルや車で30分以内の移動が可能なので、日帰り旅行でも十分に複数の魅力を楽しむことができます。
ボホールの魅力は、「観光地」と「地元の暮らし」がいいバランスで共存している点です。
ビーチ沿いにはおしゃれなカフェや外国人向けのレストラン
一方で、少し路地に入ればローカルの市場や素朴な村の風景が広がる
セブ島のような都市の賑わいとは違い、時間がゆっくり流れる感覚を体験できるのがボホールならではの魅力です。
セブから“もう一歩先”の自然を体験したい人
留学の合間にリフレッシュできる癒やしの場所を探している人
自然、動物、文化、食べ物、すべてをバランスよく楽しみたい人
穴場感のある場所でゆったりとした週末を過ごしたい人
セブ島に滞在している留学生・観光客にとって、ボホール島は**「ちょっと頑張れば行ける小旅行」**という絶妙な距離感にあります。ここでは、セブからボホールへのアクセス方法や、日帰り・1泊プランのモデルコースを紹介します。
ボホール島への主要アクセス手段は以下の通りです
出発地:セブ市内の「ピア1(Pier 1)」
到着地:ボホール島の「タグビララン港(Tagbilaran Port)」
所要時間:約1時間45分〜2時間
料金:片道 500〜800ペソ(エコノミー〜ビジネスクラス)
※有名フェリー会社:
OceanJet(オーシャンジェット)
SuperCat(スーパキャット)
マニラや他の都市から直接パングラオ空港に入る便もあり
ただしセブからは基本的にフェリーが主流です
朝のフェリーでセブを出発 → ボホールを観光 → 夕方の便で戻る、という流れ。
時間 | 内容 |
---|---|
7:00 | セブのPier 1からボホール行きフェリー出発 |
9:00 | タグビララン到着/現地ツアーまたはトライシクルで出発 |
10:00〜15:00 | チョコレートヒルズ+ターシャ+ロボック川ランチクルーズ |
17:00 | タグビララン港出発(最終便に注意) |
19:00 | セブ帰着 |
※観光スポットは車移動が基本なので、現地の日帰りツアーに参加するとスムーズです(1,000〜1,500ペソが相場)
時間に余裕がある人や、ビーチやサンセットも楽しみたい人におすすめ。
時間 | 内容 |
---|---|
土曜7:00 | セブ出発→ボホール到着 |
午前〜午後 | チョコレートヒルズ、ターシャ、ロボック川などを観光 |
夕方 | パングラオ島のビーチへ移動(アロナビーチなど) |
夜 | おしゃれなカフェ or 屋台でディナー&サンセット |
日曜午前 | ビーチでのんびり・お土産探し |
午後 | タグビラランからフェリーでセブへ帰還 |
フェリーチケットはオンライン or 前日購入が安心
ピークシーズン(1〜5月)や週末は混雑するため、早朝の便がベスト
港や観光地間の移動はGrab or 地元のバン・トライシクルで対応可
日帰りツアーはタグビララン港ピックアップ付きが便利!
自然、歴史、癒しが揃った“フィリピンの縮図”を体感しよう!
ボホールといえばココ!見渡す限りの“チョコ山”に圧倒される
ボホール島のシンボル的存在。大小1,200以上もの小さな円錐状の丘が、広大な平原に並ぶ風景は圧巻です。乾季には草が茶色くなり、まるで**“チョコレート”のように見える**ことからこの名が付きました。
所在地:Carmen(カルメン)町
所要時間:1時間程度(展望台+写真撮影)
映えポイント:展望台からのパノラマビュー
豆知識:実は石灰岩でできており、数百万年前の地殻変動の結果とも言われています
世界最小クラスの“超絶かわいい霊長類”に出会える!
ターシャ(Tarsier)は、手のひらサイズで大きな目が特徴のフィリピン固有の霊長類。夜行性でとても繊細なため、フラッシュ撮影や大きな声は禁止されています。
施設では自然に近い状態でターシャが保護されており、木の上で休んでいる様子を間近で観察できます。
所在地:CorellaまたはLobocエリア
所要時間:30〜45分程度
注意点:静かに見守るマナーが必要
癒し効果:見ているだけで“無垢な瞳”に心が洗われるという人も
大自然の中で、川を下りながらのランチ体験!
ロボック川をボートで下りながら、バイキング形式のローカルフードを楽しむクルーズ。川岸には伝統音楽のパフォーマンスや民族衣装を着た子どもたちの踊りもあり、“フィリピンの原風景”を肌で感じられます。
出発地点:Loboc River Resort付近
⏱ 所要時間:1〜1.5時間
料金:500〜700ペソ(ランチ込み)
おすすめ:川の上は意外と涼しく、暑さが気にならないのもポイント
セブとは違う、静けさと透明度を誇るビーチ天国
タグビララン港の西に位置する島。車で30〜40分とアクセスも良好で、白砂のビーチとサンセットが美しい**「アロナビーチ」や、ウミガメシュノーケルで有名な「バリカサグ島」**への拠点にもなります。高級リゾートも点在。
見どころ:アロナビーチでの夕焼け、ダイビング体験
♀️ 1泊するならココ!落ち着いた雰囲気が魅力
カフェ・レストランも充実していて滞在向き
フィリピン最古級の石造り教会で“信仰の歴史”に触れる
1596年建立、数百年の時を経て現存する歴史的教会。スペイン統治時代の建築様式が残されており、重厚感ある石造りの外観と、荘厳な内部装飾が特徴です。2013年の地震で一部倒壊したものの、修復が進み現在も観光可能。
所在地:Tagbilaranから車で10分
入場料:無料 or 寄付制(ドネーション)
静寂と冷気に包まれた堂内は、神聖な空気感そのもの
「とにかく無理なく楽しみたい」「初ボホールで外れなしがいい」という人に!
⏰ スケジュール例:
6:00 セブ市内出発 → タグビララン港(フェリー約2時間)
8:30 ロボック川クルーズ(ランチ付き)
10:30 ターシャ保護区(CorellaまたはLoboc)
12:30 チョコレートヒルズ(展望台・写真撮影)
14:30 バクラヨン教会(歴史的建築見学)
16:00 パングラオ島ドライブ
18:00 タグビララン港出発 → セブへ帰還(20:00〜21:00頃)
✅ ポイント:無理のないペースで“名所全部入り”
「とにかくインスタに載せたい!」「写真撮影も旅の目的」という人に。
Day 1
7:00 フェリーでボホール入り
9:00 チョコレートヒルズ(午前中が光のバランス◎)
11:00 ターシャ保護区(ズームレンズあるとGood)
13:00 ロボック川ランチクルーズ(船上パフォーマンスも動画映え)
16:00 バクラヨン教会(サンセットと石造りの構図が美しい)
17:30 パングラオ島へ移動 → アロナビーチで夕日撮影
宿泊:パングラオ島のリゾートやゲストハウス
Day 2
6:00 バリカサグ島シュノーケリング(GoPro必携)
10:00 カフェ巡り&ビーチ撮影
14:00 タグビララン市内でお土産購入
16:00 フェリーでセブへ帰還
✅ ポイント:自然光のタイミングと撮影構図重視
「ビーチでのんびりしたい」「自然と触れ合いたい」人向けのゆるプラン。
Day 1
6:00 セブからフェリー → タグビララン
9:00 ターシャ保護区で癒される
11:00 ロボック川クルーズ(木陰と川風でリラックス)
13:00 森の中のカフェやエコリゾートで休憩
16:00 パングラオ島へ移動 → チェックイン&海辺で散歩
宿泊:自然派リゾート(例:South Palms Resort)
Day 2
朝 ビーチヨガ or シュノーケル
昼 近くの島でアイランドホッピング(optional)
15:00 ゆっくり港へ → セブへ帰還
✅ ポイント:アクティブより「心の癒し」を優先
記念日やハネムーン・カップル旅行におすすめの高級感プラン。
宿泊はSouth Palms、Amorita、Henannなどの4〜5つ星リゾート
専用車チャーターで観光地を効率良く回る
バリカサグ島でプライベートシュノーケル or ダイビング体験
夜はリゾートのディナーやスパで特別な時間を
✅ ポイント:移動ストレスをなくして、とにかく快適に
「写真で見たチョコレートヒルズは“ふーん”って感じだったけど、実際に行って展望台から見たら迫力が全然違いました!
あんな不思議な景色、地球のどこにでもあるわけじゃない。GoProで自撮りした写真がSNSでめちゃくちゃ反響あって、ちょっと嬉しかったです(笑)」
「ボホールではロボック川クルーズが一番印象に残っています。静かな川を進みながらランチを食べて、船の上で現地の人が歌ってくれる。
普段の都会の忙しさと正反対で、“セブにこんな癒しの空間があるんだ”と驚きました。英語の授業で疲れた脳がすごくリフレッシュされました。」
「ターシャが本当に可愛すぎました!あんなに小さいのに、目がクリクリで…ずっと見ていたくなる。
写真を撮るときは静かにしないといけないから、動物園じゃない“野生に近い保護区”なんだなと感じました。帰国後も一番話したくなるスポットです!」
「チョコレートヒルズよりも、実はバクラヨン教会が好きでした。石造りの建物とステンドグラスが本当に綺麗で、
日本では見られない“古くて美しい教会”という感じ。静かな時間を過ごせて、文化を学ぶこともできた気がします。」
「私たちは1泊2日で行って、夜はパングラオ島のアロナビーチに泊まりました。ビーチの目の前のカフェで
“ターシャ・シェイク”という可愛い名前のドリンクを飲んだんです(笑)ちょっと高かったけど、女子旅には最高の思い出になりました!」
「ボホールに行くのにフェリーの予約でちょっと苦労しました。でもそれもまたいい経験です。
ロボック川のクルーズ中に現地の人たちが伝統音楽を演奏してくれて、“これは観光じゃなくて文化交流だ”と感じました。」
「バリカサグ島の海が忘れられません。透明度がすごくて、フィリピンで一番きれいな海だと思いました。
シュノーケリングでウミガメが見られて、夢のような時間。英語でガイドに質問したら丁寧に説明してくれて、ちょっと自信がつきました!」
「私はセブで週5日授業を受けていたので、週末の小旅行としてボホールを選びました。
ストレスが吹き飛ぶような自然に触れられて、月曜日からまた勉強を頑張るエネルギーになりました。おすすめです!」
「チョコレートヒルズは名前も面白いし、行ってよかったです。ボホールにしかない地形っていうのがポイント。
写真もユニークで、あまり知られていない“世界の絶景”という感じ。フィリピンのイメージがちょっと変わりました。」
「パートナーと一緒に行ったボホール旅行が、フィリピン滞在で一番ロマンティックな思い出です。
アロナビーチでの夕焼け、ロボック川のディナー、歴史的な建築物…全てが“南国×ヨーロッパの香り”で特別な体験になりました。」
おすすめタイプ:リゾート気分を満喫したい人/女子旅/カップル
ボホール旅行でラグジュアリーな滞在をしたいならここ一択。
白砂のアロナビーチが目の前に広がり、インフィニティプールやビーチサイドバー、広々とした客室が魅力。
価格帯:1泊7,000〜12,000ペソ
特徴:プライベートビーチ/朝食ビュッフェ/空港送迎サービスあり
留学生の声:「旅のご褒美で泊まりました!非日常感がすごい。写真も全部映える!」
おすすめタイプ:コスパ重視・バックパッカー・留学生仲間との旅行
アロナビーチから徒歩5分という好立地でありながら、価格は非常にリーズナブル。
プール付きでリゾート感もあり、学生同士のグループ旅行にもぴったり。
価格帯:1泊1,800〜3,000ペソ(2〜3人でのシェア可)
特徴:静かな立地/Wi-Fi完備/共同キッチンあり
留学生の声:「予算を抑えつつも快適で、次もここに泊まりたいと思った!」
おすすめタイプ:川辺で静かに過ごしたい人/自然好き・カップル
ロボック川沿いに佇む隠れ家的リゾート。チョコレートヒルズ観光との相性抜群で、ローカルボートやSUP体験もできます。夜はカエルの声がBGM。
価格帯:1泊3,000〜5,000ペソ
特徴:川ビューのバルコニー/自然体験豊富/レストラン付き
留学生の声:「自然が大好きなので、ボホールなら絶対ここ。川の音に癒されました。」
おすすめタイプ:静かにのんびり滞在したい人/ひとり旅にも◎
大規模ホテルに比べて落ち着いた雰囲気で、白砂のビーチで読書したり、ゆっくり朝食をとったりするのに最適なホテル。
価格帯:1泊5,000〜8,000ペソ
特徴:プライベート感あり/レストラン・マッサージあり/ファミリーにも人気
留学生の声:「一人で静かに過ごすには最高。波の音と空の色だけでリラックスできた。」
おすすめタイプ:ローカル文化体験&アドベンチャー派/バックパッカー
ロボックのジャングルにある手作り感満載のエコ宿。
自然の中での滞在を楽しみながら、カヤックやハイキング、ローカル料理も味わえる。
価格帯:1泊800〜1,500ペソ
特徴:竹の小屋スタイル/川遊び&ハンモック/Wi-Fi不安定だけど最高の非日常
留学生の声:「電波もエアコンもないけど、その分“旅してる感”がすごい!」
目的 | ホテル名 | 特徴 |
---|---|---|
豪華な体験をしたい | Henann Resort Alona Beach | 高級リゾート・インフィニティプール |
学生同士で気軽に | Alona Hidden Dream | コスパ◎・好立地 |
自然に癒されたい | Loboc River Resort | 川辺の静けさ・SUP体験 |
静かなビーチが好き | Bohol Beach Club | 穴場・プライベート感 |
冒険気分&ローカル体験 | Nuts Huts | ジャングル宿・非日常 |
ボホール島は、チョコレートヒルズやターシャといった観光名所だけではありません。
深い歴史、豊かな自然、ゆったりと流れる時間、そしてフィリピンの人々の優しさに触れられる**“心を動かす旅先”**です。
セブに留学していると、毎日英語の授業や課題で時間が過ぎていきますが、週末や祝日を活用して少しだけ足を伸ばせば、思いがけない「人生の景色」に出会えることもあります。
自然が好きなあなたには… チョコレートヒルズの壮大な風景と、ロボック川の静けさ
写真が好きなあなたには… ターシャの愛くるしい表情や、ビーチリゾートのサンセット
歴史や文化に興味があるあなたには… 世界遺産級の教会と地元の素朴な暮らし
アクティブ派のあなたには… シュノーケリングやカヤック、エコツアー
それぞれに合った楽しみ方があるのが、ボホール島の魅力です。
セブの“にぎやかさ”から少し離れたい人
自然や動物、文化を通して「言葉にできない感動」を味わいたい人
誰かと一緒に「思い出に残る時間」を過ごしたい人
留学生活に、もう少し“旅の彩り”を加えたい人
留学生活の中には、教室では得られない学びや気づきがたくさんあります。
そのひとつが、“自分の目で見て、心で感じる旅の体験”。
ボホール島で過ごす数時間や1泊2日は、単なる観光ではなく、
あなたの感性を刺激し、未来の記憶を彩るかけがえのない時間になるはずです。
「週末どうしようかな?」と思ったら、ぜひこのページを思い出してください。
そしていつか、チョコレートヒルズの頂上から、自分の留学生活をちょっとだけ誇らしく眺めてみてくださいね。
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