2025/06/5

セブ島留学メリット

セブ島 vs マルタ:2025年、英語留学に最適なのはどっち?

2025/06/6
この記事は約 9 分で読めます

セブ島 vs マルタ:2025年、英語留学に最適なのはどっち?

✍️ はじめに

英語を学びながら、太陽と海に囲まれた島でのんびりと過ごしたい――そんな理想を叶えてくれる留学先として、よく比較されるのが
フィリピン・セブ島と、南ヨーロッパ・マルタ共和国です。

どちらも温暖な気候、美しい海、リラックスした雰囲気が魅力で、世界中の英語学習者を惹きつけています。
しかし、ビーチや太陽の印象とは裏腹に、両者の留学体験には大きな違いがあります。
費用、授業スタイル、言語環境、学生生活――あらゆる面でそれぞれの個性が光ります。


マルタは地中海に浮かぶ小さな島国で、EU加盟国
長年にわたってヨーロッパの英語留学生を受け入れてきた伝統があり、英語は公用語のひとつです。
特に、ドイツ・フランス・イタリア・東欧諸国の学生から高い人気を誇っています。

一方、セブ島はアジア圏を中心に急速に人気を高めている英語留学先です。
マンツーマン授業、生活コストの低さ、手厚いサポート体制が強みで、近年では欧米圏からの注目も高まりつつあります
初心者や、費用を抑えつつ効果的に学びたい人にとっては、西洋型留学に代わる魅力的な選択肢となっています。


本記事では、以下の9つの観点からセブ島とマルタを徹底比較します:

  1. 英語学習環境

  2. 留学費用と生活コスト

  3. 授業スタイルとカリキュラム構成

  4. 異文化体験と多様性

  5. 生活環境と気候

  6. ビザ制度とアクセスのしやすさ

  7. 宿泊施設と生活の便利さ

  8. セブ島が向いている人・マルタが向いている人

  9. 最終結論(どちらを選ぶべきか?)


ヨーロッパの学生がアジアを体験したい時、
アジアの学生が地中海文化を味わいたい時――
この比較ガイドは、あなたにぴったりの英語留学先を見つける手助けになるはずです。

1. 英語学習環境の違い

セブ島とマルタ、どちらで英語を学ぶかを検討する際、現地の学習環境を理解することは非常に重要です。
両者とも英語教育で知られていますが、対象としている学生層や学習スタイルは大きく異なります。


✨ マルタの場合

地中海に浮かぶ小さな島国マルタはEU加盟国であり、英語が公用語のひとつ
多くの語学学校がイギリス式のカリキュラムを採用しており、ネイティブまたはネイティブレベルの講師が授業を担当します。

授業スタイルは10〜15人前後のグループレッスンが中心で、講義型の伝統的な授業が多く見られます。
この形式は、中級〜上級レベルの学習者に最適で、流暢さや発音、文化的理解を磨きたい人におすすめです。


✨ セブ島の場合

一方、フィリピンのセブ島は初心者にとって非常に親しみやすい英語学習環境が整っています。
フィリピンでは、英語が公用語かつ教育・ビジネス・日常生活で広く使用されており、言語環境が自然に整っています。

セブの語学学校の大きな特徴は、マンツーマン授業が中心であること。
1日に4〜6コマ以上の個別指導を受けられる学校が多く、スピーキング練習の量が圧倒的です。

講師は主にフィリピン人で、明瞭で癖のない中立的な英語発音が特徴。
また、生徒一人ひとりのレベルやペースに合わせてカスタマイズした授業が提供されるため、サポートが手厚く、学びやすい環境です。


クイック比較表

比較項目 マルタ セブ島
公用語 英語(マルタ語もあり) 英語(公用語、日常でも広く使用)
授業スタイル グループレッスン(10〜15人) マンツーマン(1日4〜6コマ)
講師の特徴 ネイティブまたは準ネイティブ 中立アクセントのフィリピン人講師
対象レベル 中級〜上級者向け 初心者〜中級者向け
アクセント イギリス英語 中立的・グローバル英語
カリキュラム柔軟性 固定されたカリキュラム 学習者に合わせて柔軟に対応
英語環境への没入度 中程度(特に観光エリア中心) 高い(生活全般で英語を使用)

✔️ まとめ

マルタは、美しいヨーロッパの景観とネイティブ講師による洗練された授業を受けたい人におすすめ。
一方で、セブ島は手頃な価格で、実践的かつ個別に対応した英語学習をしたい初心者〜中級者に最適です。
特に「スピーキング力を短期間で伸ばしたい人」には、セブ島の環境は非常に効果的です。


2. 留学費用と生活コストの違い

海外留学先を選ぶうえで、**最も大きな決断要素のひとつが「費用」**です。
セブ島とマルタを比較すると、その違いは明確です。授業料だけでなく、宿泊、食事、交通費、ライフスタイル全体において差が見られます。


✨ セブ島の場合

セブ島は、世界で最もコストパフォーマンスの高い英語留学先のひとつとして知られています。
ほとんどのESLスクールでは、以下がセットになったパッケージ料金を提供しています:

  • 授業料(マンツーマンレッスン含む)

  • 宿泊(寮タイプまたは個室)

  • 食事(1日2〜3食)

  • ランドリーサービス

  • 空港送迎

このオールインクルーシブ型の料金設定により、予算計画が立てやすく、追加費用に悩まされることもほとんどありません。

1か月あたりの総費用は、約1,000〜1,500米ドル
コースの種類や宿泊タイプによって多少異なりますが、ビザ延長費やSSP(特別就学許可証)などの追加費用も少額かつ事前に明確に提示されます。


✨ マルタの場合

マルタは、ヨーロッパ型の留学スタイルを採用しています。
授業料・宿泊費・食事はすべて別々に支払う必要があり、学生自身が宿を手配するケースも一般的です。
結果として、費用が高く、手続きや生活管理の負担も大きくなります。

基本的な英語コースの授業料は月額€600〜€1,000(約700〜1,100米ドル)
シェアフラットでの個室は**月額€400〜€800(約450〜900米ドル)**程度。
ここに光熱費や食費、交通費、その他雑費が加わると、マルタでの月間費用は1,800〜2,200米ドルを超えることも珍しくありません。

なお、マルタでは一部のビザ条件の下でパートタイム労働も可能ですが、労働時間が限られており、生活費を十分にカバーできるとは限りません。


クイック比較表

項目 セブ島(フィリピン) マルタ
授業料(月額) $700〜$900(マンツーマン含む) €600〜€1,000(グループレッスン)
宿泊費 $300〜$600(パッケージに含む) €400〜€800(別途手配)
食事 含まれる(1日2〜3食) 含まれない(自炊または外食)
その他サービス 洗濯・清掃・空港送迎など込み オプション(追加料金が多い)
月額合計目安 $1,000〜$1,500 $1,800〜$2,200

✔️ まとめ

セブ島は、明朗かつ包括的な価格設定により、学習に集中しやすい環境を提供しています。
一方、マルタはヨーロッパらしい生活スタイルを体験できるものの、高い費用負担と複雑な手配が必要です。

コストを抑えたい学習者にとって、セブ島は間違いなく実用的で現実的な選択肢と言えるでしょう。

3. 環境とライフスタイルの違い

留学先を選ぶとき、教室内の学習だけでなく、授業外の時間を過ごす環境も重要です。
セブ島とマルタはどちらも美しい景観を誇りますが、ライフスタイルや日常の雰囲気には大きな違いがあります。


✨ セブ島の場合

フィリピン中部に位置するセブ島は、白砂のビーチと透明度の高い海に囲まれたトロピカルアイランドです。
都市部の**セブ市(Cebu City)**は活気ある都市で、モール、格安レストラン、ローカル市場などが揃っており、現代的でありながら親しみやすい雰囲気があります。

週末には、モアルボアルやバンタヤン島などのリゾート地へ簡単にアクセスでき、
リラックスした「島ライフ」を満喫することができます。
年間を通して気温は27〜30℃と暖かく、シュノーケリング、ダイビング、アイランドホッピングなど、アウトドア活動に最適な気候です。

また、フィリピン人はホスピタリティに富み、明るくフレンドリーな国民性で知られています。
英語は学校だけでなく、カフェやコンビニ、タクシー内など日常生活でも広く使われており、実生活で英語を使う機会が非常に豊富です。
このため、教室の外でも自然と英語に浸れる環境が整っています。


✨ マルタの場合

マルタは地中海に浮かぶ小さなヨーロッパの島国で、
美しい建築物や歴史ある街並み、エメラルドグリーンの海が魅力です。

ライフスタイルはヨーロッパらしく、秩序正しく、落ち着いていて、どこか控えめな雰囲気
天候は地中海性気候で、夏は暖かく、冬は穏やかですが、11月〜2月はセブ島より寒く、風も強めです。

マルタでは英語が公用語の一つですが、学校以外ではマルタ語を話す地元の人も多く、実生活で英語を使う機会はやや限定的です。
これは文化的な深みを感じられる一方で、リアルな英語実践の機会が減ってしまうという側面もあります。


ライフスタイル早見表

比較項目 セブ島(フィリピン) マルタ
気候 年中トロピカルで暖かい 地中海性気候(冬は涼しく風が強い)
言語環境 英語が日常でも広く使われている 授業は英語、日常ではマルタ語が多い
週末の過ごし方 アイランドホッピング、シュノーケリング、ローカルグルメ ビーチ散策、歴史的観光地めぐり
文化的な雰囲気 フレンドリーで活気がありカジュアル ヨーロッパ的で落ち着いた雰囲気
生活のしやすさ カフェやモールが多く、物価も安い やや物価が高く、生活は静かめ

✔️ まとめ

セブ島は、活動的でトロピカル、かつ手頃な生活が魅力で、教室外でも自然な英語環境に浸れる点が強みです。
一方のマルタは、落ち着いたヨーロッパの文化と歴史に包まれた生活が楽しめますが、英語使用の機会はやや限定的です。

アクティブで冒険的な毎日」を求めるならセブ島、
静かで洗練されたヨーロッパ文化体験」を求めるならマルタ、
あなたの理想のライフスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。


4. 英語教育のスタイルと質の違い

英語力を効率的に伸ばすためには、授業スタイルや学校の構造が大きく影響します。
セブ島とマルタは、それぞれ異なる文化的・経済的背景に基づいた英語教育哲学を持っており、まったく異なるアプローチを提供しています。


✨ セブ島のスタイル

セブ島はアジアでもトップクラスのESL(英語学習)留学地として知られており、マンツーマン授業を中心としたスタイルが大きな特徴です。

多くの語学学校(3D ACADEMYを含む)では、1日に4〜6コマの個別授業が組まれており、
生徒は自分の苦手分野に集中しながら、講師から即座にフィードバックを受けることができます

このスタイルは、スピーキングやリスニングが苦手な初心者〜中級者に最適です。

また、**少人数のグループクラス(4〜6名)**もあり、ディベート、ロールプレイ、発音練習など、実践的な英会話を重視したアクティビティが行われます。

フィリピン人講師は、フレンドリーで話しやすく、ESL教育に特化した専門的トレーニングを受けている点も安心材料です。


✨ マルタのスタイル

一方、マルタでは伝統的なヨーロッパ型の授業スタイルが主流です。
ほとんどの語学学校では、10〜15人程度のグループレッスンが基本。
この形式は、中上級レベルの学習者に適しており、クラス内でのディスカッションや文法演習、IELTSやケンブリッジ英検対策などが中心になります。

講師は通常、欧州出身の有資格者で、ネイティブまたはネイティブに近い発音を持っています。

ただし、マンツーマンレッスンの数が少なく、個別対応が限定的であるため、
自分の弱点を重点的に伸ばしたい生徒にとっては進捗が遅れる可能性もあります。
一部の学校では、追加料金で個別授業を追加することも可能です。


比較スナップショット

比較項目 セブ島(フィリピン) マルタ
授業形式 主にマンツーマン + 少人数グループ 主にグループ授業(10〜15人)
英語接触時間 非常に多い(授業 + 生活全般) 中程度(主に授業内)
重点分野 会話・実用的英語 文法・試験対策・構造的学習
対象レベル 初級〜中級者向け 中級〜上級者向け
講師の背景 フィリピン人ESL専門講師 欧州の有資格ネイティブ講師

✔️ まとめ

たくさん話したい、早く上達したい、個別に指導してほしいという方には、
セブ島の集中型マンツーマンシステムが最適です。

一方、学術的な環境でネイティブのクラスメートと一緒に学びたい人には、マルタの方が合っているかもしれません。

どちらを選ぶかは、あなたの学習スタイルと目標によって決まります。


5. 授業料と生活費の違い

海外留学は、人生において意味のある大きな投資です。
できるだけ費用を抑えたい方や、コストとクオリティのバランスを重視したい方にとって、セブ島(フィリピン)とマルタは欧米に比べて魅力的な選択肢となります。
ただし、全体的なコスト構造には大きな違いがあります。


✨ セブ島:コスパ抜群の包括型パッケージ

セブ島の英語学校では、一般的にすべてが揃った留学パッケージが提供されています。内容には以下が含まれます:

  • 授業料

  • 寮またはホテル滞在

  • 1日3食(週末含む)

  • 光熱費・Wi-Fi・清掃サービス

  • 週末のアクティビティや小旅行(任意)

例えば、3D ACADEMYの場合

  • シェアルーム+一般ESLコース:USD $1,100~$1,300

  • 個室+集中ESLコース:USD $1,700~$2,000(価格改定後)

これらのパッケージは、特に初めて海外に行く学生にとって非常に便利で、
現地での出費に悩む必要がほとんどないのが魅力です。

生活費も非常にリーズナブルです:

  • ローカル食事:$3~6

  • Grab(配車アプリ)やタクシー:$2~4

  • 洗濯代:$1~2/1kg

  • SIMカード&データ通信:$4~10/月

  • ボホール島やバンタヤン島などへの週末旅行:交通+宿泊込みで**$100以下**


✨ マルタ:ヨーロッパ価格と柔軟性

マルタでは、地中海ライフスタイルとヨーロッパ水準の教育が魅力ですが、それに伴い費用は高くなります

多くのESL学校では、授業料と宿泊費が別料金で設定されており、
学生自身がアパートや学校指定の滞在先を個別に手配する必要があります。

4週間あたりの目安:

  • 授業料:€700~€1,200(約USD $750~$1,300)

  • 宿泊費:€700~€1,100(約USD $750~$1,200)

  • 食費:€300~€500(約USD $330~$550)

  • 交通費・雑費:€100~€200(約USD $110~$220)

さらに、マルタでは観光税・保証金・電気代などの**「隠れコスト」**が発生しやすく、
ヨーロッパの住宅制度に不慣れな学生にはストレスの原因となることもあります。


4週間あたりのコスト比較表

項目 セブ島(フィリピン) マルタ
授業料+宿泊費 $1,100~$2,000(すべて込み) $1,500~$2,700(別料金)
食費 パッケージに含まれる $330~$550(自己負担)
交通費 $30~$50 $80~$120
月間合計費用(目安) $1,200~$2,100 $1,900~$3,300以上

✅ 結論:

コストパフォーマンス重視なら、セブ島が圧勝。
すべて込みで、予算が立てやすく、初学者・長期留学・初めての海外に最適です。

マルタはより高額ですが、ヨーロッパの文化と生活を楽しみたい方には魅力的な選択肢です。
柔軟性と自主性を求める学習者向きと言えるでしょう。


6. 環境とライフスタイル

留学中の学習体験は、教室内の学びだけでなく、生活環境やライフスタイルによっても大きく左右されます。ここでは、セブ島とマルタのライフスタイルを比較します。


✨ セブ島:リラックスした南国と学習に集中できる環境

セブ島は年間を通じて暖かい(平均27〜30℃)南国の島で、白砂のビーチやアイランドホッピング、ダイビングなどのアクティビティが充実しています。

しかし同時に、「学習に集中する環境」としても高い評価を得ています。
ほとんどのESL学校では、寮や提携ホテルに滞在し、定められた時間割や食事プランがあるため、勉強に集中しやすい構造となっています。

特にLahug(ラフグ)やBanilad(バニラッド)地区は、治安が良く、カフェ・ジム・モール・クリニックへのアクセスも良好。
3D ACADEMYのような学校では、校内食事・清掃サービス・アクティビティも提供されるため、外出の必要が最小限で済み、本気で英語を学びたい人に最適です。

週末には、レチョンやイナサルなどのローカルグルメを楽しんだり、マクタン・バンタヤン・モアルボアルなどのビーチでリフレッシュすることも可能。
ただし、平日は多くの学生が学習に専念する時間を大切にしています。


✨ マルタ:ヨーロッパらしい独立型生活と地中海の魅力

一方マルタは、地中海性気候(平均15〜25℃)と歴史的な街並みに囲まれた、ヨーロッパらしいライフスタイルが魅力です。
バレッタやムディーナといった町では、午前中に授業を受けた後に海で泳ぐというライフスタイルも一般的。

セブと異なり、マルタでは寮制ではなく、アパートやシェアハウスでの生活が中心
食事やスケジュールも自分で管理するスタイルで、自立性の高い学生や、ヨーロッパでの大学進学・就職を見据えた人に適しています。

授業の構造は緩やかですが、地元の人や旅行者との交流を通じて英語を実践する機会が豊富です。
ナイトライフも活発で、公共交通機関も効率的かつリーズナブルです。


✅ まとめ

  • セブ島: 生活全体がサポートされており、集中して学習したい人におすすめ。

  • マルタ: 勉強と自由時間を両立しながら、ヨーロッパ生活を体験したい人に最適。

どちらも美しい環境を持っていますが、必要とする「自由度」や「生活構造」によって選ぶのがポイントです。


7. ✈️ アクセスとビザ手続き

留学先を選ぶ際、どれだけ簡単に渡航できるか、どんなビザ手続きが必要かは非常に実務的かつ重要な要素です。ここではセブ島とマルタのアクセス性とビザ制度を比較します。


✈️ アクセスのしやすさ

**セブ島(フィリピン)**は、日本・韓国・ベトナム・その他ASEAN諸国から直行便が多く、4〜5時間程度で到着可能
マクタン・セブ国際空港へのアクセスが便利で、短期〜中期の留学に非常に適した立地です。

一方、マルタ(南ヨーロッパ)へは、フランクフルト、イスタンブール、ローマなどのヨーロッパ主要都市を経由するのが一般的
アジアや南米から行くには長距離移動かつ乗り継ぎが必要になるため、長期留学やギャップイヤー向けです。


ビザ要件

セブ島:
多くの国(日本、韓国、台湾、ASEAN諸国など)は30日間ビザなしで入国可能
長期滞在を希望する場合は、学校を通じてビザ延長が可能で、月ごとに約$50〜$60で手続きされます。
59日を超えるとACR-Iカード(外国人登録カード)の取得が必要になりますが、学校が手続きサポートを行ってくれるケースがほとんどです。

この柔軟な制度は、短期滞在や段階的な延長を考える学生に理想的です。

マルタ:
EU以外の国籍(日本、ベトナム、ブラジルなど)の場合は、留学前に学生ビザの申請が必須です。
申請には学校の入学許可証、経済的証明、宿泊先情報などが必要で、審査には3〜6週間
かかることもあります。

ただし、EU圏内の学生はビザ不要のため、ヨーロッパ在住者にとっては大変魅力的な選択肢です。
一方、非EU圏の学生にとっては事前準備や手間が大きくなります。


✅ まとめ

  • セブ島: アジアからのアクセスが良く、低コストかつ柔軟なビザ制度+学校のサポート付きで安心。

  • マルタ: 渡航・手続きに時間がかかるが、ヨーロッパ在住者や長期志向の学生には適した選択肢

「簡単で柔軟な入国&滞在管理」を望むならセブ島、
「ヨーロッパ滞在を前提とした学習」を求めるならマルタが向いています。


9. まとめ:セブ島とマルタ、あなたに合うのはどっち?

セブ島とマルタ、どちらを英語留学先として選ぶべきか――
その答えは、あなたの予算・目的・背景によって異なります。
ここでは、最終的な判断をサポートするために、重要なポイントを整理して比較します。


コスト vs. ブランド力(学歴的な価値)

できるだけ費用を抑えて、質の高い英語教育を受けたい場合は、セブ島が圧倒的に有利です。
授業料や生活費が安く、ビザ手続きも柔軟で、短期~中期の語学習得を目指す人には理想的な環境です。

一方、マルタはヨーロッパ圏の教育制度の一部であり、EU加盟国としての信頼性やブランド力があります。
ヨーロッパの資格を取得したい人や、旅行と学習を組み合わせたい人には魅力的ですが、費用は高めで、ビザ取得もやや煩雑です。


教育スタイルと学習環境

セブ島の最大の強みは、マンツーマン授業。
会話や発音を中心に、実用的な英語を徹底的に練習できるのが特徴です。
カリキュラムは柔軟にカスタマイズでき、忍耐強く丁寧なフィリピン人講師が多く、初心者に最適です。

マルタでは、グループ授業が中心で、講師はイギリスやEU出身のネイティブが多いのが特徴。
ある程度の英語力がある学習者や、ヨーロッパ式の授業スタイルに慣れたい人に向いています。


立地と旅行環境

セブ島は東南アジアに位置し、日本・韓国・ベトナム・中東・オーストラリアからのアクセスが良好。
南国リゾートなので、週末にビーチや自然を楽しむのも手軽で安価です。

一方マルタは、イタリア・スペイン・ギリシャに囲まれた南ヨーロッパの中心地
ヨーロッパを旅しながら留学したい人にとっては、これ以上ない立地です。


✅ 最終判断チャート

もしあなたが… おすすめは…
予算が限られている セブ島
英語初心者である セブ島
マンツーマン授業を希望 セブ島
ヨーロッパを旅したい マルタ
EU圏に住んでいる マルタ
ヨーロッパ式の認定資格が欲しい マルタ

最後に

セブ島もマルタも、どちらも魅力ある英語留学先です。
ただし、アジアや中南米出身の多くの学習者にとっては、セブ島のほうがコスト面・柔軟性・サポート体制に優れています。

もしまだ迷っているなら、まずはセブ島で基礎英語力を固め、その後マルタでステップアップ留学という選択肢もおすすめです。

実際、このように**2か国留学(Two-Country Study Abroad)**をする学生が年々増えており、新しい学習トレンドとして注目されています。

なぜ「3D ACADEMY」は二か国留学の最初のステップとして最適なのか?

This article is also available in English.


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