2025/06/7
目次
初めての海外生活で不安に感じやすいのが、**「現地の生活スタイルや常識が日本とどう違うのか」**という点です。
特にフィリピン・セブ島は、温暖な気候に加えて文化や宗教、日常のやりとりにも日本との違いが多く、事前に知っておくだけでスムーズなスタートを切ることができます。
また、物価の目安を知っておくことで、持参するお金の目安や生活費の計画も立てやすくなります。
「飲み物はいくら?」「外食は高いの?」「SIMカードや洗濯はいくらかかる?」といった留学中のリアルなコスト感は、実際に暮らすからこそ見えてくる重要なポイントです。
この記事では、3D ACADEMYの学生の実体験をもとに、セブ島での生活に役立つ現地情報を厳選してお届けします。
✅ 習慣・マナー・文化の違い
✅ 街でのふるまい方
✅ セブでの物価(食事・交通・通信・日用品)
これからセブ島へ渡航する皆さんが**“最初のカルチャーショック”を減らし、安心して学びに集中できるように**、現地のリアルをわかりやすくまとめました。
フィリピン・セブ島には、陽気でフレンドリーな人々が暮らしており、海外初心者でもなじみやすい雰囲気があります。
しかし、日本とは異なる生活習慣や文化の違いも多く、事前に知っておくことで戸惑いを減らせます。
フィリピンでは、初対面でも笑顔で“Hi!”や“Hello!”と声をかける文化があります。
お店の店員さん、タクシーの運転手、学校の警備員など、誰にでも気さくに挨拶されます。
日本人は最初戸惑いがちですが、笑顔で返せばOKです!
「人との距離が近い」のがセブの良いところ。遠慮しすぎず、オープンに接するのがポイントです。
セブでは、予定の時間に多少遅れるのは**“普通”とされる文化**があります。
たとえば集合時間に10〜15分遅れてくる、工事や配達が予定より後になるなど。
日本のような「時間厳守」文化とは異なるため、心にゆとりを持って接することが大切です。
♀️「イライラするより、“そういう文化なんだな”と理解しておくこと」が留学ストレスを減らすコツ。
フィリピンの公用語は英語とタガログ語。セブではセブアノ語(ビサヤ語)も話されます。
「ありがとう」はタガログ語で Salamat(サラマット)。
→ より親しみが伝わるので、ぜひ使ってみましょう。
“Salamat po(サラマット ポ)”と“po”を付けると、より丁寧な言い方になります。
カジュアルで話しかけやすい雰囲気ですが、写真を勝手に撮る/盗撮と思われる行為はNG
特に子どもや警備員、教会・公的施設などは、写真撮影にマナーが必要
一声かけてから撮る or 避けるのが無難です
フィリピン料理は味付けが濃い/甘め/揚げ物が多め
フォーク&スプーンで食べる文化(箸はあまり使われない)
一部では手で食べる“カマイ”文化もありますが、無理に真似する必要はありません
3D ACADEMYの食事は基本的に日本人の味覚に合うように調整されているのでご安心を!
このような文化背景を理解しておくだけで、現地の人との距離感がぐっと縮まり、トラブルも未然に防げます。
フィリピンは、日本とは異なり宗教が生活に深く根付いている国です。また、気候や文化の影響から、服装や公共の場でのふるまい方にも独自のマナーがあります。
ここでは、3D ACADEMYでの生活にも関係する、宗教・服装・マナーに関する基本情報を紹介します。
フィリピン国民の約8割以上がカトリック信者で、教会・十字架・宗教儀式が身近にある暮らしです。
日曜には教会に通う人が多く、大きな宗教行事(クリスマス、ホーリーウィークなど)では街全体が休業モードになります。
留学生として信仰を持っていなくても、教会や十字架には敬意を持って接することが大切です。
特に南部ミンダナオ地域に多いですが、セブにもイスラム教徒(ムスリム)の方々が一定数います
ラマダン期間中は断食している人もいるため、配慮ある言動が求められる場面も
セブの気候は年中30℃前後で蒸し暑いため、Tシャツや短パンなどの軽装が一般的
ただし、露出の多い服(キャミソール、へそ出し、短すぎるショートパンツなど)は一部施設や宗教施設ではNG
特に教会・市役所・病院などの公共施設では「肩やひざを隠す服装」が望ましいとされています
学校の授業や外出のときは、「軽装でも清潔感のある服装」を意識すると好印象です。
公共交通機関(ジプニーやバス)では大声での通話や騒ぐ行為はNG
エスカレーターやスーパーの列などでも、日本のように“静かに整然と”というより、臨機応変な雰囲気
ただし、外国人として“見られている”ことを忘れず、礼儀ある態度が大切
ゴミのポイ捨ては法律で禁止されており、罰金対象になることも
お店のレジや順番待ちはゆるやかだが、割り込みはマナー違反とされる
食事のときは**“全部食べること=マナー”ではなく、残す文化もある**(特にビュッフェ)
こうした文化的背景やマナーを理解しておけば、現地の人々との信頼関係も築きやすくなります。
3D ACADEMYでは、オリエンテーションでこうした内容を丁寧に案内していますが、事前に知っておくことでよりスムーズに順応できるでしょう。
フィリピン留学を計画する際、気になるのが「現地での生活費はどれくらいかかるの?」という点です。
ここでは、3D ACADEMYの学生の実体験をもとに、2025年時点のセブ島におけるリアルな物価感覚やお金の扱い方をご紹介します。
1ペソ(₱)= 約2.5円前後(※為替により変動)
例:₱100ペソ ≒ 250円
紙幣は₱20, ₱50, ₱100, ₱200, ₱500, ₱1000
コインは₱1, ₱5, ₱10, ₱20(※₱0.25などもあるが実際はあまり流通していない)
支払い時には小銭が必要になる場面も多いため、細かいお釣りをもらったら捨てずにキープしておくのが◎
ローカルレストラン(カレンデリア):₱80〜₱150(200〜400円)
ファストフード(Jollibee、McDonald’s):₱150〜₱250
カフェ/韓国料理/日本食レストラン:₱300〜₱600
スーパーマーケットでの惣菜:₱60〜₱150
3D ACADEMYでは寮で毎日3食(朝・昼・夕)を提供しています。
平日だけでなく週末も含まれるため、外食は基本的に自由時間や外出時のみになります。
→ そのぶん食費は月₱2,000〜₱4,000程度と抑えられます。
ジプニー(乗合バス):₱13〜₱20(最も安価)
タクシー初乗り:₱45〜₱50(約100〜130円)
→ 市内移動:₱100〜₱200前後(250〜500円)
タクシー利用は「Grab」アプリがおすすめ。配車料金が事前に表示され、ぼったくり防止にも◎
SIMカード(Globe/Smart):₱50〜₱100で購入可能
プリペイドの通信プラン:₱300〜₱500で30日間使用可(10〜20GB程度)
現地でSIMを挿して使うにはSIMフリーのスマホが必要。日本で事前に解除しておきましょう。
寮の洗濯サービス(3D):週数回、基本無料または込み
外部ランドリー店(1kgあたり):₱40〜₱60
日用品(トイレットペーパー、洗剤など):₱50〜₱150前後
セブではまだ現金主流。特にローカル店・屋台ではカード不可
クレジットカードは、モール・大手スーパー・レストラン・ホテルでは利用可
キャッシングや送金用途にはWise(旧TransferWise)やGcashアプリも便利
ATM手数料:₱250〜₱300(1回あたり)。1度に多めに引き出すのがコツ
項目 | 金額(目安) |
---|---|
食費(週末/外食) | ₱2,000〜₱4,000 |
交通費 | ₱1,000前後 |
通信費(SIM) | ₱300〜₱500 |
お土産・交際費 | ₱2,000〜₱5,000 |
合計 | ₱5,000〜₱10,000(約12,000〜25,000円) |
物価の安さもセブ留学の魅力のひとつ。ですが、「安い=安全」ではないため、無理のない範囲で現金を分散管理し、必要な分だけを持ち歩くよう心がけましょう。
フィリピン・セブ島は、温暖な気候と人々の温かさ、そして手頃な物価で、語学留学にぴったりの環境が整っています。
しかし、日本とは文化・生活スタイル・マナー・金銭感覚が異なる部分も多いため、出発前に正しい知識を持っておくことが安心への第一歩です。
あいさつや時間感覚の違いを知っておくと、現地での戸惑いを防げる
宗教や服装のマナーに配慮すれば、現地の人との信頼関係が築きやすい
物価は全体的に安め。でも、節約しながらも安全に過ごすためには現金管理も重要
3D ACADEMYは毎日3食提供&生活サポート充実なので、コスト面・安心感の両面で非常にバランスが良い
3D ACADEMYでは、留学前から滞在中・卒業後まで、手厚いサポートを用意しています。
この記事が少しでも皆さんの不安を和らげ、前向きな気持ちで留学をスタートするきっかけになれば幸いです。
✈️「知っておく」ことは、最初の“留学成功の準備”です。
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