2017/12/5

3D学校生活

【3D ACADEMY “一芸留学”体験談】恋する旅ライター Kaoriさんインタビュー

2018/01/30
この記事は約 5 分で読めます

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世界で活躍する日本人を応援するために始まった”一芸留学”というこのプロジェクト。
一芸留学とは「滞在費と学費が無料になる代わりにあなたの芸を学校に提供してね」という交換条件のもとに留学をサポートする企画です。

今回インタビューさせて頂いたのは、この企画で当校に留学されたフリーライターの「恋する旅ライターかおり(小林 香織)」さん!恋する旅ライターとは、”旅した場所やその土地に住む人々にトキめきながら、その魅力を自分の言葉で伝えたい”という想いからかおりさん自ら付けたペンネームで、東京を拠点に国内外を旅しながら、働き方・ライフスタイル・スポーツ・旅・美容・体験記などなど、枠にとらわれず多彩なWEBメディアで執筆をされています!

かおりさんの書かれている記事は、とても素直な言葉で感じたことを読みやすく、わかりやすく書かれていて、普段あまり文章を読むことがない私も興味の沸くテーマが多く楽しく読める記事ばかりです♪
そんなかおりさんに、今回挑戦した6週間のセブ留学を振り返って頂き、どうやってこの一芸留学の企画を知ったのか、英語初心者ならではの学習方法、セブの印象からフリーライターを始めたきっかけやインタビューのコツまで、がっつり聞きたいこと全て質問攻めしてしまったのですが、どの質問もすべて丁寧に答えてくれました!

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’’一芸留学’’を知ったきっかけ

最初に英語を勉強したいと思ったきっかけは、海外を旅したときの不自由をなくしたいという思いからでした。

色々な国の人の価値観や環境の違いを知り、違うの国の人とも友達になって’’海外の人’’という線引きや壁、抵抗をなくし自分の中の国境をなくしたかったんです。そこで留学を考えたときに、まわりの友達が行っていたこともありセブへの留学を検討し、相談した留学エージェントに勧められたのが今回の’’一芸留学’’。ライターもこの条件に当てはまるかも!と言われ応募したところ、見事採用され今回の留学に至ります。その為私の留学の目的はTOEICの点数とかを意識するのではなく、コミュニケーションをとれるようになることに重点を置いていました。

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ではまず授業内容と、かおりさんならではの英語学習方法を教えてください

ESLコースを受けていたのでマンツーマン4コマ、グループレッスンが3コマの1日7コマの授業で、6週間の間ほぼ先生を変えることはなくずっと同じ先生でした。結果的に私の場合はこの選択でよかったと感じました。というのも、最初は’’外国人’’という壁があったので、授業を受けるにあたって、まずは人間関係を築くことが一番だと思い、仲良くなるための時間が必要だと感じたからです。

最初は探り探りでしたが、4週間くらい経ったときにプライベートな話も出来たり、意思疎通がスムーズに取れるようになったと感じることができました。その後は授業がさらに楽しくなってきてマンツーマンは特にコミュニケーション濃度が変わりましたね!なので1ヶ月だけじゃこれは感じられてなかったかも…と思うと、1ヶ月ではもったいないかもしれませんね。欲を言えば3ヶ月くらいいられたら、もっと語学力を伸ばせて会話が楽しめるようになる気がしました!

自分なりの英語学習方法については、最初は参考書なども使ってみたのですがどうしても楽しめなかったので、思い切って参考書を使った勉強を辞めてみることにしました!!笑 そのかわりに単語を覚えるアプリや英文法アプリを試したりしてゲーム感覚で出来る勉強法にしていたのと、授業で習ったことを実際にお店の店員さんやタクシーの運転手さんなど、取材時一人で行動するときに積極的コミュニケーションを取り実践していました!本当は海外の友達を作れたらよかったと思いますが、今回は難しかったですね…。

ですが、こうして実践していくうちに、海外で一人きり、Wifiも使えない!という場所でも恐怖感がドンドンなくなっていきました。単語を並べてみるだけでもいいから、恐怖心をなくしてコミュニケーションを取ってみることが大事ですね!これは旅を楽しむために本当に重要だと思います。

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セブの印象について

セブは今回が2回目で、初めては3年前に旅行で訪れたときでした。その頃のセブはタクシーはボロボロだし街はまだまだ汚いな…という印象でしたが、今回はタクシーがとてもキレイになっていたり、街中もだんだん進化していると感じられるところが多かったです!

学校周辺のシティはとてもフレンドリーな人が多いですよね!よく言えばフレンドリーで少しわるく言えばギラギラしているような…笑 バイクタクシーの運転手さんは毎日必ず声を掛けてくるし…笑

街中ではストリートチルドレンも見かけるのですが、みんな思ったより野蛮ではなかったですね。貧困地区を訪問した際は人懐っこいかわいい子どもたちにたくさん出会うことができて、貧困に負けない底抜けの明るさを感じることが出来ました。

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それでは今度はお仕事について聞かせて下さい!フリーライターを始めたきっかけは何だったのですか?

もともとエンタメ業界で10年で働いていました。その後はやりたい事を探しながら営業事務を2年やったり、アニメグッズの制作会社で働いたりもしたのですが、自分に合わないと感じて苦しかったですね。そんな時に、本当に自分のやりたいことは何だろうと考えて思いついたのは’’メッセージを伝える仕事をしたい’’’’時間や場所に縛られずに働きたい’’ということ…そこで色々調べた結果見つけたのが’’ライター’’という仕事でした。

その後ライター養成講座に半年通って、専属ライターになれるWEBメディアライターコンテストに応募・通過し、ライターとしての道が開けました。専属ライターの会社でビジネス系記事を書いていましたが、自分のやりたい事とのズレを感じ2016年~フリーに。学校に通っていた際、業界との繋がりを作ることが出来たこともその後の仕事に影響していますね。というのもフリーの仕事は人との繋がりや信頼関係が本当に大事だからです!最初は勉強会や交流会に参加したり、ただ人脈を広げるだけではなく、その後につながる濃い関係を作っていくことが大切ですね。編集者さんはいいライターを探していて、結構需要があります!その為自分はこういう記事を書いています!と自分のやりたいこと・できることをアピールすることが大事です。

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記事を書くときのコツ・何に意識してインタビューしていますか?

私はストーリー性のある記事を多く書いていて、下記のことを意識しています。

・ライターの熱量を込める
・心を動かされたことに関しては表現を工夫する
・描写やセリフを細かく書く
・写真と言葉でその人や場所の空気感・匂いが伝わるように
・読んでいる人がその場に降り立ったと想像できるくらいに
・記事を読んで自分も体験したいと思ってもらえるように(旅記事は特に)

WEB業界でよく使う’’バズる’’という言葉があるのですが、これはたくさんツイート、シェアされ爆発的にPV数が伸びることを言います。バズることができるライターさんはやはりギャラも高いのですが、そのためには尖った視点を持ち、場合によっては言いにくいことを言えることが必要になります。私はこういった記事を書くことはあまり得意ではないので狙ったわけではなかったですが、以前Yahooトピックスに掲載された記事がありました。その記事は皆が関心があることをタイムリーに、いち早く記事に出来たことによりバズることが出来たのだと思います。

また情報を扱う以上、あやふやなことを書かないよう、正しく伝わる、誤解を生まない言葉を選ぶことを心がけています。そのため取材では誰に何を伝えたいのかをしっかりと定めて、事前に聞くべきことをまとめています。

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今後フリーランスを目指す人へのアドバイスを聞かせて下さい

私がライターをやっている一番の目的は、人生の選択肢を提供することで「誇れる人生を選びとれる人を増やす」ことです。’’こんな生き方や、こんな人生があるよ’’ということを伝えたい!そしてそれを、それぞれの方の人生に生かして頂きたいです。今の時代はWEBにより情報をすぐに手に入れることが出来るし、SNSを使ってすぐに連絡を取って会うことが出来る時代なので会いたい人にどんどん会えます!自分自身も含めてこの仕事をして色々な人に出会い、めちゃめちゃ視野が広がり勉強になっています。

フリーランスの仕事は自分で道を作っていけることが醍醐味で、自分の能力をフルに発揮できるので、これは楽しさでもあり難しさでもあります。何もかもが自由で縛られることが何もない、その代わりに不安定なこともありますが、そこをどう楽しめるかだと思います。私は不安になったときはとりあえず動きます!新しい媒体にメッセージを送ったり、交流会に参加したり、自分から仕事になりそうなものを探していきますね!そしてSNSもフル活用しています。主にフェイスブックインスタグラムツイッターを使って、こういうことがやりたい!という自分のことを知ってもらう!誰の何の価値になっているか?伝えたいことがブレていないか?ということを確認しつつ、’’恋する旅ライター’’というキャッチコピーを生かしてコツコツ自分を発信し続けています。

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6週間の留学を振り返って感じたこと

今回の留学を体験してみて、6週間はわりと長く感じました!仕事と学校の両立はやはり難しかったので、留学に来るなら勉強に専念出来たほうが良いですね。同じタイミングでブロガーの友達も留学していたり、ホリエモン祭と重なっていたり、セブに来てからもいくつか仕事が決まったりと本当に多忙な日々で、予習・復習の時間が取れず英語学習はやっとスタートラインに立てたかな…という感じですが、学校以外での面白い出会いも多く、自由に人生を楽しんでいる人たちと話すことで視野が広がり、本当に濃い時間を過ごすことが出来ました。今回の留学体験は私の人生でトップ5に入るくらい楽しかった経験ですね!

海外での取材仕事も増えてきて、そのためにはもっと英語が使えたら…と思うので、英語とはこれから長い付き合いで頑張っていくつもりです!英語が話せて損することはひとつもない、むしろ得られるものが何十倍・何百倍も増えます!この留学を経験して伝えたいメッセージは、「人生で一度はセブ島留学に来てほしい」ということ!危険な目にさえあわないようにすれば、セブ留学には楽しいことしかないです!

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インタビューを終えて

今回インタビューさせて頂いて、本当に気さくにたくさんお話をしてくれる中で今まで出会った素敵な人や場所、経験してきたこと、その雰囲気が話してくれるひとつひとつの言葉から伝わって来る感じがして、やはり人になにかを伝える人だなぁとつくづく実感してしまいました。そして自ら最初につけた’’恋する旅ライター’’というこのキャッチフレーズもまたすごく大切だなぁと思います!最初にこれを聞くと、きっと世界を旅していろいろな出会いを経験しているんだろうな…となんとなく想像しますよね!そしてそれがいま実際に、現実となってかおりさんのお仕事になっているわけですから。

自分の夢や目標は恥ずかしがらずに、口にする!言葉にする!そうすると今まで’’なんとなく’’や、’’いつか’’だったことも、もうそうしなければ!という強い想いに変わる気がして言葉のパワーに動かされていく気がします。そしてかおりさんのように自分の気持ちに正直に進んでいると、きっと応援してくれたり、一緒に仕事したいと思ってくれる人が目の前に現れるのかもしれないな…と感じました。

3Dを卒業した後は、とりあえずノープランでしばらくバリに行ってきます♪と笑顔で話してくれたかおりさん!きっと次の旅先でも自然とお仕事が舞い込んで、忙しくしてるんだろうな…と思います!笑

今後もかおりさんの書かれる記事を楽しみにしています!!

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