2019/12/24
目次
今回ご紹介するのは、飲食店の内装デザインやメニューの企画を手がけるフリーランスとして活躍されているErinさんの留学ストーリー。英語は中学以来ほぼ手つかず。そんな彼女が思い切って選んだのは、フィリピン・セブ島にある語学学校「3D ACADEMY」でした。
「英語が話せたら仕事にも旅行にも役立つ」――そんな軽い動機が、留学生活を通じていつしか「自分の価値観を見つめ直す旅」へと変わっていきます。
初めての海外留学に飛び込んだからこそ得られた英語力の変化、文化への気づき、そして人生観のシフトとは?この記事ではErinさんご本人の言葉を通して、リアルな体験談をお届けします。
留学に興味はあるけど一歩踏み出せない。そんな方にこそ読んでいただきたい、勇気をくれる1本です。
「英語を話せたら、仕事の幅が広がるかもしれない」
そんな気持ちから、Erinさんの留学への興味は始まりました。
フリーランスとして飲食店の内装やメニュー開発を手がけていた彼女。ときには自らお店に立ち、接客をすることもあります。そのなかで増えてきたのが、海外からのお客様とのやりとり。うまく会話ができたら、もっと良い接客ができるのに──そんなもどかしさを抱えるようになりました。
さらにもう一つ、彼女の背中を押したのは**“憧れ”**でした。
仲の良い友人と一緒に海外旅行へ行く機会が多かったものの、Erinさんはいつもその友人に頼りきり。友人が英語でスムーズに現地の人とやりとりする姿を見て、「私もいつか、あんなふうに堂々と話せるようになりたい」と感じたといいます。
「正直なところ、最初は“簡単な日常英会話ができればいい”くらいにしか思っていませんでした。でも実際にセブに来て、授業を受けていくうちに、もっと深く英語を学びたい、もっと話せるようになりたいと自然に思うようになったんです。」
最初はただの“実用的なスキル”だった英語が、いつしか“もっと自分を広げてくれるツール”へと変わっていく――そんなErinさんの変化の始まりでした。
Erinさんが受講したのは、マンツーマン(1:1)レッスンが4コマ、グループレッスンが3コマという構成のESLコース。
英語初心者の自分でもしっかり学べるのか──そんな不安を抱えて始まった授業でしたが、最初の1週間でその不安はすっかり消えてしまったそうです。
「フィリピン人の先生って、ほんとに“聞き上手”。話を汲み取るのが上手だから、授業中も“もっと話したい!”って思える空気をつくってくれるんです。」
授業では、難しい英語を押しつけられることはありません。初心者にも分かりやすいように、例文やシチュエーションを交えながら丁寧に進めてくれるため、英語への抵抗感が自然と薄れていきました。
特に印象的だったのが、日本とはまったく違う**“先生との距離感”**。
日本で1:1の英会話レッスンを受けたときには、どこか壁を感じてしまったErinさん。でも、セブの先生たちはまるで友達のような雰囲気で、リラックスして話せる空気をつくってくれたと言います。
文法や単語の勉強は日本でもできる──そう思っていたErinさんでしたが、実際に留学してみると、**日本のテキストには出てこない“柔らかい表現”や“自然な英語”**にたくさん出会えました。
「たとえば“Can you~?”を使わずに、もっとやわらかく伝える表現を知ったときは、“こんな言い方があるんだ!”って驚きました。」
また、毎回出される宿題の中でも特に役立ったのが「イディオムを使った作文」。中学校レベルの語彙と文法でも、工夫すればちゃんと伝えられる。それを実感できたことで、英語への自信も少しずつ芽生えていったのだそうです。
Erinさんがセブで過ごした日々は、英語のスキルアップだけでなく、自分自身の価値観を見つめ直すきっかけにもなりました。
長期滞在を通して感じたのは、フィリピン人の自己表現の明確さでした。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。遠慮せずに自分の意見を伝え合うその姿勢は、日本とは大きく異なるものでした。
「日本では、相手の顔色を見て発言を控えたり、周囲に合わせたりするのが当たり前。でも、セブでは“自分がどう思っているか”をまず大切にしているんです。」
そんな文化に触れるなかで、Erinさん自身の考え方にも変化が生まれました。
無理に“好かれよう”とせず、本音で向き合える関係こそが大切。そう気づかせてくれたのは、先生たちからの言葉でした。
「“ありのままの自分でいれば、ちゃんとそれを好きになってくれる人が周りに集まるよ”って言ってくれたんです。そのとき、心がふっと軽くなりました。」
もうひとつ驚いたのは、年齢や肩書きにこだわらないフラットなコミュニケーション。
日本では気を使ってしまいがちな“上下関係”も、セブではまったく気にならなかったといいます。
敬語がないぶん自然体で話せる。だからこそ年齢差があってもすぐに仲良くなれる。
Erinさんは、そんな心地よい人間関係の中で、気づけば人生を語り合える仲間に出会っていました。
「ここで出会った友達とは、日本に帰ってから旅行に行こうって約束もしました。きっと一生続く関係になると思います。」
留学先で出会った仲間たちとの交流は、Erinさんにとって大きな刺激となりました。
それは単なる「友達ができた」というレベルを超えて、自分の生き方を見つめ直すきっかけにもなったのです。
3D ACADEMYには、実にさまざまなバックグラウンドを持つ生徒が集まっています。
世界一周の途中で立ち寄った人、看護師を目指す人、ワーホリに挑戦する人──彼らの話を聞くたびに、Erinさんの中にある「働き方」の常識が崩れていきました。
「日本だと“いい大学に入って、いい企業に就職して、定年まで働く”っていう考え方がまだ強いですよね。でも3Dでは、そんな枠にとらわれない生き方をしている人たちばかりで、衝撃を受けました。」
自分の価値観だけでは測れない生き方が、こんなにもある。
そして「そのどれもが正しい」ということに気づいた瞬間、働き方や生き方の選択肢が一気に広がったといいます。
「日本では“会社員=正解”という空気があるけれど、セブで出会った人たちはみんな、自分の“やりたいこと”を軸にして生きていた。自由で、でも自分に責任を持っていて、すごくかっこよかったです。」
Erinさん自身も、現在はフリーランスという立場で働いていますが、これまで以上に「自分で働き方を選んでいい」と思えるようになりました。
新しい価値観に出会い、新しい未来を思い描く。
留学で得た英語力だけでなく、人生の選択肢を増やしてくれる出会いこそが、Erinさんにとって最大の収穫だったのかもしれません。
留学を検討している多くの人が感じる不安――それは、**「英語が話せない自分が、本当にやっていけるのか?」**ということ。
Erinさんもその例外ではありませんでした。
「最初は、“周りのみんなはペラペラなんじゃ…”って思ってました。でも、実際来てみたら全然そんなことなかったんです(笑)。」
むしろ、多くの生徒が「英語が苦手」な状態からスタートしています。そんな環境だからこそ、“できないこと”を恥ずかしく思う必要はないとすぐに気づけたそうです。
特にありがたかったのが、困ったときにすぐ手を差し伸べてくれる先生や仲間の存在。
「質問しても嫌な顔ひとつせずに丁寧に教えてくれたり、授業中に分からなかった単語をあとで友達と一緒に調べたり…。みんなで成長していこうっていう空気があって、すごく心強かったです。」
たとえ語彙が少なくても、文法が間違っていても、“伝えたい”という気持ちさえあればちゃんと伝わる。
そんな成功体験を何度も積み重ねるうちに、Erinさんの中で英語への不安は**「ちょっとの自信」**に変わっていったのです。
「英語ができないからって、留学をあきらめるのはもったいない。むしろ“できない人こそ来ていい場所”だと思います。」
英語力ゼロでも、コミュニケーション力ゼロでも大丈夫。
Erinさんの言葉には、実際に飛び込んだからこそ分かる説得力があります。
語学学校での留学生活というと、「勉強ばかりで大変そう」「生活面はちょっと不安…」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも、Erinさんが実際に過ごした3D ACADEMYでの毎日は、勉強とリフレッシュのバランスが絶妙だったといいます。
「正直、フィリピンでの食事にはあまり期待していなかったんですが、3Dのごはんは想像以上においしくてびっくりしました。」
特に嬉しかったのは、日本人の口に合う和食の味付けと、毎食しっかりと摂れる野菜。セブでは野菜不足が心配…という話も耳にしていたErinさんでしたが、3Dではその不安もすっかり払拭されたそうです。
さらに毎週水曜日は**“カレーの日”**。国際色豊かなバリエーションで飽きることなく、楽しみの一つになっていたとのこと。
「揚げ物も冷めててもサクサクで、細かいところまで気配りされてるなと感じました。」
授業後の息抜きには、学校と提携しているウォーターフロントホテルのプールへ。
無料で利用できるその贅沢な設備に、最初は思わず「これで本当にタダでいいの?」と驚いたほど。
また、校内には卓球台やバスケットコートもあり、軽い運動や友達との交流にぴったり。
「大学時代のサークル活動を思い出して、“もう一度青春してるみたい”って感じでした(笑)」
さらに週に何度か行われるヨガ・ズンバ・ヒップホップダンスなどのアクティビティもErinさんのお気に入り。これらは希望者のみの参加ですが、すべて英語で進行されるため、楽しみながら語学力もアップできます。
「授業終わりには、友達と一緒に大型モールに行ったり、ローカルなマーケットで買い物をしたり。フィリピン文化をリアルに体感できるのも楽しかったです。」
3D ACADEMYはセブ市内の便利なエリアに位置しており、買い物にも食事にも困らない立地。観光も留学も両方楽しみたいという方には、まさに理想的な環境です。
留学を終えて振り返ったとき、Erinさんの中で一番大きな変化は何だったのでしょうか?
それは、「英語を怖がらなくなったこと」だと言います。
「最初は、先生に声をかけるのも緊張していたのに、今では“とりあえず話してみよう”と思えるようになりました。完璧じゃなくても、伝えようとする姿勢が大事だって気づいたんです。」
間違いを恐れずに英語を話せるようになったこと、自分の意見を自信を持って伝えられるようになったこと──それらはすべて、Erinさんがセブで過ごした濃密な時間の成果です。
とはいえ、英語力の成長には終わりがありません。
言いたいことがうまく言えない悔しさも、Erinさんは今でも感じることがあるそうです。
「だから今は、3Dのオンライン英会話を活用しながら、引き続き勉強を続けようと思っています。せっかく伸びた英語力を、ここで止めたくないので。」
Erinさんの夢は、今の仕事をさらに軌道に乗せたあと、ワーキングホリデーにも挑戦すること。
そして将来的には、たくさんの国を旅して、世界中に友達をつくりたいと語ってくれました。
「英語が話せたら、どこの国でも誰かとつながれる。それって、本当に素敵なことですよね。」
英語は“ゴール”ではなく、“世界を広げるためのパスポート”。
Erinさんの視線は、すでに次のステージを見つめていました。
初めての海外、初めての留学。
Erinさんも出発前は、期待よりも不安のほうが大きかったといいます。
「英語が話せないから心配…」「一人で海外に行くなんて自分にできるのかな…」
そんな気持ちは、決して特別なものではありません。むしろ、**誰もが抱く“当たり前の不安”**です。
でも、いざ一歩を踏み出してみると、その先には予想以上にあたたかくて、刺激的な世界が待っていました。
「英語ができない人こそ、3Dに来てみてほしいです。サポートが手厚いし、先生たちも優しいし、周りの友達も助けてくれる。ほんとに、安心して挑戦できる場所だと思います。」
Erinさんが3D ACADEMYを選んで良かったと感じた理由は、コストパフォーマンスの高さと環境のバランスにあります。
授業の質が高い
食事もおいしい
寮の設備も整っている
モールが近くて便利
アクティビティも豊富で楽しい
…これだけそろっていて、この価格は「正直すごい」と感じたそうです。
「ここなら“学ぶ”も“楽しむ”もどっちもできる。英語初心者にも、留学初めての人にも、ほんとにおすすめです。」
最後に、これから留学を検討している人に向けて、Erinさんからこんなメッセージをいただきました。
「迷ってるなら、一回行ってみてください。きっと、“来てよかった”って思えるから。英語を学ぶことだけじゃなくて、自分自身と向き合ったり、知らなかった世界を見たり、人生がちょっと変わるきっかけになると思います。」
Read in English:
Erin’s Story: Facing English for the First Time Through a Study Abroad Experience in Cebu
みなさん初めまして~~「Ah」です。1か月間の留学をえて今回、インターンマネージャーとして大好きなセブにまた戻ってきました!6か月滞在します。みなさん気軽に「あー」と呼んで話しかけてくださいね!