ボホール島のおすすめホテル【セブ島ホテルガイド】

1. はじめに

フィリピン中部のビサヤ諸島に位置するボホール島は、美しい白砂ビーチ、世界的に有名なチョコレートヒルズ、そして世界最小のメガネザル「ターシャ」など、多彩な魅力にあふれる人気観光地です。
セブ島から高速フェリーで約2時間とアクセスも良く、日帰りツアーから数日間のリゾート滞在まで幅広く楽しめるのが魅力です。

宿泊エリアは、賑やかなアロナビーチ、静かなダナオビーチ、交通の拠点となるタグビララン市内、そして秘境感漂うアンダなど、旅行スタイルによって選択肢が豊富。
さらにホテルの種類も、ラグジュアリーリゾートから格安ゲストハウスまで幅広く揃っています。

本記事では、旅行目的別・エリア別に厳選したボホール島のおすすめホテルを紹介します。
初めての旅行者はもちろん、リピーターの方にも役立つ情報をまとめていますので、宿泊選びの参考にしてください。


2. エリア別おすすめホテル

2-1. アロナビーチ(Alona Beach)周辺

ボホール島で最も有名なビーチエリアで、レストラン・バー・ダイビングショップが集まる観光拠点です。
夜も人通りが多く、初めての旅行者やアクティブに過ごしたい人におすすめ。
海沿いのホテルは眺望が良く、徒歩圏内で食事や買い物も完結します。

  • Henann Resort Alona Beach(高級)
    ビーチフロントの大型リゾート。複数のプール、広い客室、充実のレストラン施設が魅力。ファミリーやカップルに人気。

  • Amorita Resort(高級)
    高台からアロナビーチを見下ろすロケーション。静かな環境と上質なサービスで新婚旅行にもおすすめ。

  • Alona Vida Beach Resort(中級)
    中心部に位置し、ナイトライフやショッピングに便利。コンパクトながら清潔で快適。

  • Panglao Regents Park Resort(中級〜安め)
    コスパ重視派に人気。ビーチまでは徒歩圏内ながら比較的静かな立地。


2-2. ダナオビーチ(Danao Beach)

アロナビーチから車で約10分、落ち着いた雰囲気と美しい夕日が魅力のエリア。
人が少なく、のんびりとしたリゾートライフを楽しみたい人に向いています。
ダイビングやシュノーケリングを目的とする旅行者にも人気。

  • BE Grand Resort Bohol(高級)
    プライベートビーチ、インフィニティプール、広々とした客室が魅力の高級リゾート。

  • Mithi Resort & Spa(高級)
    自然に囲まれた癒しの空間。スパやウォータースポーツも充実。

  • Bluewater Panglao Beach Resort(中級)
    広いプールと庭園があり、家族旅行にも最適。


2-3. タグビララン市内(Tagbilaran City)

ボホール島の玄関口である港町。フェリー移動の前後泊やビジネス滞在に便利です。
観光スポットは少ないものの、市内移動が容易でレストランやスーパーも揃っています。

  • Bohol Tropics Resort(中級)
    プール付きでファミリーにも安心。港から近くアクセス抜群。

  • MetroCentre Hotel(中級)
    市内中心部に位置し、ビジネス客に人気。レストランやカフェも徒歩圏内。


2-4. アンダ(Anda)

ボホール島の東部に位置し、秘境感と透き通った海が魅力の穴場エリア。
観光客が少なく、プライベート感のある滞在を望む人にぴったり。
長期滞在やダイビングトリップにも向いています。

  • Anda White Beach Resort(中級〜高級)
    白砂ビーチが目の前。静かな雰囲気でリラックスできる。

  • Amun Ini Beach Resort & Spa(高級)
    自然と調和したデザインのリゾート。美食とサービスの質が高い。

  • J&R Residence(中級)
    欧米旅行者に人気の隠れ家。シンプルながら居心地の良い滞在が可能。


3. 旅行目的別おすすめホテル

3-1. カップル・新婚旅行向け

プライベート感やロマンチックな雰囲気を重視するなら、景観の良いリゾートや高級感のあるホテルがおすすめ。静かで落ち着いた環境は、特別な時間を過ごすのにぴったりです。

  • Amorita Resort(アロナビーチ)
    高台からの眺望と上質なホスピタリティ。夕暮れ時の景色は格別。

  • Amun Ini Beach Resort & Spa(アンダ)
    人里離れた自然豊かなエリアで、贅沢かつ静かな滞在が可能。


3-2. 家族旅行向け

家族連れには、広いプールやキッズフレンドリーな施設、ビーチへのアクセスの良さが重要。安全面も重視されます。

  • Henann Resort Alona Beach(アロナビーチ)
    複数のプールと広い敷地。レストランやビーチにもすぐアクセス可能。

  • Bluewater Panglao Beach Resort(ダナオビーチ)
    ファミリー向けアクティビティが充実し、落ち着いた雰囲気。

  • Bohol Tropics Resort(タグビララン市内)
    港近くで移動が楽。短期滞在や移動前後の宿泊にも便利。


3-3. ダイビング・アクティビティ重視

ダイビングショップやマリンアクティビティの拠点に近い宿が便利。器材の持ち運びやツアー参加がスムーズです。

  • Alona Vida Beach Resort(アロナビーチ)
    ダイビングショップやツアー会社が徒歩圏内。夜も楽しめる立地。

  • BE Grand Resort Bohol(ダナオビーチ)
    ダイビングだけでなく、カヤックやシュノーケリングも可能。


3-4. 格安・バックパッカー向け

予算を抑えつつも清潔さや立地を確保したい人に。ビーチや市街地にアクセスしやすい宿を選ぶのがポイント。

  • Panglao Regents Park Resort(アロナビーチ)
    コスパ抜群。部屋はシンプルながら快適。

  • Nisa Travellers Hotel(タグビララン市内)
    フェリー移動前後の宿泊に便利で低価格。


4. ホテル選びのコツ・注意点

4-1. 宿泊エリアは旅行スタイルで決める

ボホール島はエリアごとに雰囲気や利便性が大きく異なります。

  • アロナビーチ:初めての旅行者やナイトライフ重視派に最適。飲食店・ツアー会社が徒歩圏内。

  • ダナオビーチ:静けさやリゾート感を重視する人向け。カップル・家族旅行にも◎

  • タグビララン市内:港や空港に近く、移動が多い旅行や短期滞在向け。

  • アンダ:秘境感を求める人や長期滞在派におすすめ。


4-2. 予約は早めが安心

  • ベストシーズン:12〜5月(乾季)

  • 特に年末年始、ホーリーウィーク(聖週間)、夏休みは需要が集中し、人気ホテルは数ヶ月前に満室になることも。

  • オフシーズン(6〜11月)は価格が下がる傾向がありますが、台風シーズンのため天気には注意。


4-3. アクセス時間も考慮

  • セブ島からの移動:フェリーで約2時間(タグビララン港またはパングラオ港)

  • 港からホテルまでの移動時間も加算して計画を立てること。

  • 夜到着の場合は、初日はタグビララン市内に泊まり、翌日にリゾートエリアへ移動するのもおすすめ。


4-4. 施設とサービスを比較

  • ファミリー旅行:プール・キッズクラブ・広い客室があるかチェック。

  • カップル旅行:プライベートビーチ・静かなロケーション・スパの有無を確認。

  • ダイビング目的:器材の洗浄・保管施設、ショップへの距離をチェック。

  • 格安旅行:Wi-Fiやエアコンの有無など基本設備を必ず確認。


4-5. レビューの確認

  • Booking.com や Agoda の口コミは、最新のものを優先的にチェック。

  • 特に清潔さ・スタッフ対応・立地の評価は重要。

  • 写真は公式だけでなく、旅行者が投稿した実際の画像も参考にするとギャップを減らせます。


よくある質問(FAQ)

ボホール島の滞在で、初めてならどのエリアがおすすめ?
初めてならアロナビーチが無難。飲食・ツアー・両替・ダイビングショップが徒歩圏で便利。静かに過ごすならダナオビーチ、秘境感ならアンダ、移動重視ならタグビララン市内
セブ島からボホール島への行き方は?
一般的にはフェリーで約2時間。セブ港 ⇔ タグビララン港(またはパングラオ港)を利用。到着後はホテルまで車で移動。
ベストシーズンはいつ?雨季は大丈夫?
ベストは乾季(12〜5月)。雨季(6〜11月)は料金が下がりやすい一方、スコールや台風の可能性あり。海遊び重視なら乾季推奨。
予算の目安は?(1泊・2名)
目安:
・格安:2,000〜4,000円台
・中級:5,000〜12,000円台
・高級:15,000円〜(乾季や連休は上振れ)
家族連れに向いているホテルの条件は?
広いプール、キッズ対応、ビーチ近接がポイント。例:Henann Resort(アロナ)、Bluewater Panglao(ダナオ)、Bohol Tropics(タグビララン)。
カップル・新婚旅行におすすめは?
静けさ・景観・プライベート感を重視。例:Amorita Resort(眺望◎)、Amun Ini(アンダで隠れ家感)。
ダイビング拠点に便利な場所は?
ショップが集まるアロナビーチが最有力。落ち着いて潜るならダナオも選択肢。器材の洗浄・保管対応を事前確認。
1泊だけならどこが動きやすい?
到着時間次第。夜着やフェリー前後はタグビララン市内が移動ロス少。観光を詰めるならアロナに1泊でOK。
ホテル予約はどのくらい前が良い?
乾季・連休は1〜3ヶ月前が安全。人気リゾートはさらに前倒し推奨。雨季や平日は直前割もあり。
ビーチ直結と「徒歩◯分」の違いは重要?
重要。直結=水着で行き来できる快適さ。徒歩表記は実際に道路横断・砂浜距離など体感差が出るため口コミで要確認。
空港はどこ?ホテルまではどう行く?
ボホール・パングラオ国際空港を利用。ホテルへはホテル送迎・タクシー・配車アプリが一般的。深夜着は送迎手配推奨。
Wi‑Fiや通信環境は?
多くのホテルで無料Wi‑Fiあり。作業用途ならポケットWi‑Fiや現地SIMの併用が安心。アンダは速度にばらつきあり。
支払い・デポジット・チップは必要?
クレジット対応が主流だが、現金少額も用意。チェックイン時にデポジットが必要な場合あり。チップは必須ではないが、良サービスに小額は一般的。
治安は大丈夫?夜の外出は?
観光エリアは比較的穏やかだが、深夜の路地・飲酒後の単独行動は避ける。貴重品管理と配車アプリの活用が基本。
子連れ向けの部屋タイプや設備は?
コネクティング・エキストラベッド・ベビーベッドの可否を事前確認。プールの浅瀬やキッズクラブの有無もチェック。
雨や台風の日はどう過ごす?
屋内スパ・キッズルーム・レストランが充実したホテルだと快適。キャンセル規定と日程変更可否も予約前に確認。
朝食付きにするべき?周辺で食べられる?
アロナ周辺は外食選択肢が多い。一方、ダナオやアンダは館内朝食が楽。家族連れや早朝出発は朝食付きが安心。
連泊割引やプロモはある?
公式サイトや予約サイトで連泊割・早割・直前割が出ることあり。価格比較とキャンセル条件の両睨みがコツ。
深夜到着・早朝出発の注意点は?
送迎手配・24時間フロント・アーリーチェックイン/レイトチェックアウトの可否を事前確認。到着日はタグビララン泊→翌日移動も現実的。
どの予約サイトの口コミを重視すべき?
最新順で清潔さ・スタッフ対応・立地のスコアを確認。公式写真とユーザー投稿写真の両方でギャップをチェック。

類似投稿