目次
- レッスンとレッスンの間のスピーキング練習法:オンライン英会話ガイド
- はじめに
- レッスンとレッスンの間に何をすべきか
- シャドーイング:短時間で話す力を底上げする練習
- 音読:文法・語彙を“話せる英語”に変える基本トレーニング
- ロールプレイ練習:実際の会話シーンを自分で再現する
- 1人英会話(独り言練習):英語を“瞬間的に話す力”を鍛える
- レッスン内容の口頭復習:理解した内容を“話せる力”に変える
- AIスピーキング練習:好きなテーマで無制限に話せるトレーニング
- 発音練習:短時間で効果が出るミニマルペアとフォニックス
- フレーズ暗記と即アウトプット:使える表現を一気に増やす練習
- 自分の英語を録音してセルフチェック:最速で弱点を見つけて改善する方法
- まとめ:レッスン外の5〜10分が、スピーキング力を大きく変える
- よくある質問(FAQ)
レッスンとレッスンの間のスピーキング練習法:オンライン英会話ガイド
はじめに
オンライン英会話を続けていると、多くの人が一度は「レッスンの時間だけではなかなか話せるようにならない」と感じます。実際、25分のレッスンを週に数回受けているだけでは、スピーキング力が伸びるスピードはどうしてもゆっくりになりがちです。
英語が話せるようになるために本当に重要なのは、レッスンとレッスンの“あいだの時間”をどう使うか。
実は、プロ講師や上級者ほどこの「レッスン外の練習」を極めており、1日の中でこまめに英語を口に出すことで、着実に話す力を高めています。
本ガイドでは、忙しい社会人でも取り入れやすい、短時間でできて効果の高いスピーキング練習法をまとめました。スマホやPCさえあれば実践できる方法ばかりなので、オンライン英会話ユーザーの方はもちろん、独学で英語を伸ばしたい方にも役立つ内容です。
「次のレッスンまで何をすればいいかわからない」
「もっと早く話せるようになりたい」
そう思っている方は、このガイドを参考に、今日から“話す習慣”をつくってみてください。
レッスン外の5分が、あなたのスピーキング力を確実に変えていきます。
レッスンとレッスンの間に何をすべきか
オンライン英会話のレッスンを受けたあとの時間は、大きく分けて次の3つを意識するとスピーキング力が伸びやすくなります。
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レッスンで出てきた表現を「もう一度、口に出して使う」
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新しいインプット(フレーズ・語彙)を「声に出して覚える」
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英語を話す時間そのものを「少しでも毎日つくる」
多くの人は「復習=ノートを見返す」「録画を見直す」と考えがちですが、スピーキング力を伸ばしたいなら、復習も必ず“声に出す”形にすることが大切です。頭の中で理解していても、口がそのスピードについてこないと、会話の場面ではなかなか言葉が出てきません。
そのため、このガイドで紹介する練習法はすべて、
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1回あたり5〜10分程度でできる
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教材がなくても、スマホとネット環境があればできる
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「とにかく英語を声に出す」ことにフォーカスしている
という点を基準に選んでいます。
次のセクションから、実際に取り入れやすいスピーキング練習法を一つずつ紹介していきます。あなたの生活リズムに合いそうなものから、まずは一つ試してみてください。
シャドーイング:短時間で話す力を底上げする練習
スピーキング練習の中でも、最も即効性が高いと言われるのがシャドーイングです。音声を聞きながら、0.5〜1秒遅れてそのまま真似して話すだけのシンプルな練習ですが、発音・リズム・聞き取り・口慣れのすべてに効果があります。
なぜシャドーイングが効くのか
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英語の音をそのままコピーすることで、正しい発音と自然なイントネーションが身につく
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英語の語順のまま処理する必要があるので、英語脳が鍛えられる
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レッスンで言えなかった“口が追いつかない問題”が改善される
やり方(初心者から上級者まで共通)
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英語の音声を用意する(ニュース、YouTube、学習アプリなど)
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5〜10秒だけ再生
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聞こえた通りにそのまま真似して発声
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慣れてきたら長めのフレーズにも挑戦
効果を最大化するコツ
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最初は意味がわからなくても問題なし
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速度は落としてOK(0.75倍など)
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同じ素材を3日続けると、急にスムーズに発話できるようになる
レッスンの前に3分だけシャドーイングを行うだけでも、口の動きが温まり、実際の会話で言葉が出やすくなります。短いけれど非常に効果の高い練習法なので、「何をすればいいかわからない」という方はまずここから始めるのがおすすめです。
音読:文法・語彙を“話せる英語”に変える基本トレーニング
音読は、シンプルながらスピーキング力向上に直結する最も基本的な練習法です。文章を声に出して読むだけですが、英語の語順・文法パターン・語彙の使われ方が自然と身につき、会話でのアウトプットが安定していきます。
なぜ音読が効果的なのか
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文法と語彙が「理解→口に出せる」状態へスムーズに移行する
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自分の苦手な音(発音の癖)に気づきやすい
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レッスンで使いたい表現を“身体で覚える”ことができる
特に、英語を話せない最大の原因は「知っているのに出てこない」こと。音読は、このギャップを埋めるために最適な練習です。
やり方
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短めの英文を選ぶ(ニュース記事・教材・SNSの英語ポストなど)
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ゆっくりでいいので声に出して読む
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言いにくい部分はマークをつけ、後でそこだけ練習
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同じ文章を最低2〜3回読み直す
上達のコツ
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一度読んだあとに録音して、自分の英語を客観的に聞いてみる
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“発音しにくい単語リスト”を作っておくと効率アップ
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同じ文章を繰り返すほど、スピーキングの滑らかさが急激に上がる
音読は、英語の基礎力を底上げする「筋トレ」のようなものです。1回わずか3〜5分でも、数日続けるだけで会話の中で自然と英語が出てくるようになります。レッスン間のスキマ時間に最適な練習です。
ロールプレイ練習:実際の会話シーンを自分で再現する
ロールプレイは、実際の会話場面を自分で再現して練習する方法です。オンライン英会話で学んだ表現を「自分の生活シーンで使える形」に落とし込むことができるため、実戦的なスピーキング力が最も伸びやすい練習の一つです。
ロールプレイが効果的な理由
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よく使う場面の英語が“自動化”され、瞬時に言えるようになる
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レッスンで学んだフレーズを定着させながら応用できる
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本番(旅行・仕事・留学)でも焦らなくなる
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単語頼りの英語から“会話の流れ”を作れるようになる
オンライン英会話の学習を加速させる上で、ロールプレイは非常に相性が良い方法です。
やり方
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シチュエーションを1つ決める
(例:自己紹介、旅行、レストラン、仕事での報告など) -
3〜4往復の短い会話を作る
例:
A: “Hi, do you have any recommendations near here?”
B: “Sure, you should try this café. It’s only five minutes away.” -
声に出して役になりきる
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同じシナリオを何度か繰り返す
効果を高めるコツ
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実際のレッスンで話した内容をそのままロールプレイで再現する
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苦手だった表現を「次はこう言う」と決めて練習する
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文章を作るのが難しい人は、テンプレを模写して少しだけ変える
本番で使う可能性が高いシーンを想定して練習するほど、実力が速く伸びます。特に、レッスン後の10分以内にロールプレイを行うと、記憶が定着しやすく非常に効果的です。
1人英会話(独り言練習):英語を“瞬間的に話す力”を鍛える
独り言のように英語を口に出す「1人英会話」は、最も気軽で、そして最も効果的なスピーキング練習のひとつです。特別な教材も時間も必要なく、今この瞬間から始められます。
なぜ1人英会話が効果的なのか
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会話の“瞬発力”が身につく
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文法を考える時間が短くなり、自然な流れで話せる
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生活の中で“英語を使う時間”が強制的に増える
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レッスンの「沈黙」や「言葉が出てこない問題」が解消されやすい
英語が話せるようになる人の共通点は、レッスン以外でも「口を英語仕様にしている」こと。1人英会話は、その最短の方法です。
やり方
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今していることを英語で説明する
例:
“I’m making breakfast now.”
“I’m waiting for the train.” -
これからの予定を英語で言う
“I’ll work for about three hours this afternoon.” -
目に見えるものを英語で描写する
“There are many people in this café today.” -
悩み・感想・考えを英語でつぶやく
“I should finish this task by tonight.”
効果を上げるコツ
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文法ミスは気にしない(止まることが一番のNG)
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30秒や1分でOK。長時間やろうとしない
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思いつかなければ、簡単な文章に置き換える
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同じ内容を何度か言い直すと口が慣れる
さらに効果的な使い方
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レッスンで言えなかった内容を英語で独り言として再現
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翌日のレッスンで話したいテーマを英語でつぶやいて準備
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家事・移動中など“無の時間”を英語に変える
独り言練習は、英語を話す「筋力」をつけるための最も現実的で続けやすい方法です。習慣化できれば、オンライン英会話のレッスン中に言葉が止まる瞬間がどんどん減っていきます。
レッスン内容の口頭復習:理解した内容を“話せる力”に変える
オンライン英会話のレッスン直後は、学んだ表現やフレーズが頭の中に最も残っているタイミングです。この時に「口頭で復習」すると、理解しただけの知識が“自分の言葉として話せる英語”に変わります。
なぜ口頭復習が必要なのか
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レッスンで覚えた内容をすぐに使うことで記憶が定着する
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「知っている」から「使える」状態へ移行しやすい
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自分が言えなかった表現を再確認でき、次のレッスンでスムーズに話せる
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聞いて終わりにならず、スピーキング練習にもなる
英語学習の本質は、インプットをアウトプットに変えること。口頭復習は最も効率の良い方法です。
やり方
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レッスンを終えたら2〜3分だけ話す
「今日のレッスンで習ったこと」を声に出して要約する。
例:
“Today, I practiced how to describe my weekend plans. I learned the phrase ‘I’m planning to…’ and used it several times.” -
講師との会話を自分の言葉で再現する
・疑問文
・自分の返答
・言えなかった文 -
新しく習ったフレーズを必ず1回以上使う
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可能なら録音して翌日聞き返す
効果を高めるコツ
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レッスン直後、5分以内にやる(記憶が最も鮮明な状態)
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文章が浮かばなければ日本語で整理→英語で口に出す
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同じ内容を3回繰り返すと、次のレッスンで自然に使える
なぜ“口に出す”のが最重要なのか
ノートを見るだけではスピーキング力は伸びません。
英語は「スポーツと同じ」で、使わないとすぐに忘れ、口が動きません。
口頭復習でレッスン内容を自分の英語に変換しておくと、次のレッスンでも話しやすくなり、上達スピードが飛躍的に上がります。
AIスピーキング練習:好きなテーマで無制限に話せるトレーニング
ChatGPTをはじめとするAIは、オンライン英会話の「レッスンとレッスンの間」に行うスピーキング練習として非常に相性が良いツールです。相手の機嫌を気にせず、好きなだけ話せて、間違いもその場で優しく直してもらえます。
AIスピーキング練習が優秀な理由
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無制限に会話できるため“話す量”を大幅に増やせる
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間違いをすぐに指摘してくれる
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興味のあるテーマ(旅行・仕事・趣味など)で楽しく続けられる
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レッスンで言えなかった内容の“再練習”が簡単にできる
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時間が空いたときに 1〜2 分だけでもサクッと話せる
オンライン英会話とAIの併用は、スピーキングを強制的に伸ばす最強の組み合わせです。
やり方
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AIに英語で話しかける
“Let’s have a conversation about travel.”
“Can you ask me 10 questions about my job?” -
音声入力に切り替えて、実際に話す
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間違いを指摘してほしい場合は伝える
“Please correct my sentences softly.” -
苦手な表現のパターンを何度も練習する
効果を高めるコツ
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無理に難しい英語を使わず、簡単な文をテンポよく話す
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「質問をたくさんして」と依頼すると話す量が一気に増える
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レッスン直後にAIで復習すると定着スピードが爆増する
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言えなかった文を AI に「自然な英語に直して」と頼み、繰り返し発声
どんな学習者に特におすすめか
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英語で話したいのに“相手がいない”と感じている人
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レッスンで沈黙が多く、言葉がすぐ出てこない人
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発音や語順に自信がなく、誰かと話すのが不安な人
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自分のペースで好きなだけ練習したい人
AIとの会話は“圧倒的な発話量”を確保できるのが最大のメリットです。レッスン外で多く話した分だけ、オンライン英会話の本番でもスムーズに英語が出てくるようになります。
発音練習:短時間で効果が出るミニマルペアとフォニックス
発音練習は、スピーキングだけでなくリスニング力向上にも直結します。特に、大人の英語学習者は「自分が発音できない音は聞き取れない」傾向があるため、レッスンの合間に少しでも発音練習を取り入れると、上達スピードが大きく変わります。
発音練習が重要な理由
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聞き取り力が上がり、講師の英語が理解しやすくなる
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正しい音が出ることで伝わりやすくなる
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発音が安定すると“話すときの迷い”が減る
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音の変化(リンキング・弱形など)がわかりやすくなる
発音練習は1〜2分でも効果が出るため、スキマ時間に最適です。
ミニマルペア練習(最小対語)
似ている音を聞き分け、正しく発音するトレーニングです。
例:
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/l/ と /r/ → light / right
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/b/ と /v/ → berry / very
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/s/ と /ʃ/ → sip / ship
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/æ/ と /ʌ/ → cat / cut
やり方:
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発音しにくい音から2語を選ぶ
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ゆっくりでいいので声に出して交互に発音
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最後に短い例文を作って発音する
例:
“I saw a light.”
“I saw a right turn.”
フォニックス練習
英語の音とつづりの関係を覚える方法で、発音の基礎が一気に整います。
やり方:
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YouTubeなどで「phonics sound a / e / i / o / u」などの短い動画を真似する
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子ども向けフォニックス動画でも大人に十分効果的
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同じ音を毎日30秒だけ繰り返す
効果を最大化するコツ
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完璧に言おうとしない(まずは似せるところから)
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録音して自分の音を確認する
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苦手音に集中するほうが効率が良い
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レッスン前に数音だけ発声して“口を英語モード”にする
発音は、上級者ほど「毎日少しだけ続ける」ことで着実に改善します。短い練習でも、本番の会話での通じやすさが大きく変わるため、レッスンの合間に最も取り入れやすい練習のひとつです。
フレーズ暗記と即アウトプット:使える表現を一気に増やす練習
英語が話せるようになるためには、知識としての語彙・文法よりも「その場で使えるフレーズ」をどれだけ持っているかがとても重要です。
特にオンライン英会話では、レッスン中にスムーズに言える“即戦力のフレーズ”があるだけで、会話量が格段に増えます。
フレーズ暗記が効果的な理由
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会話の土台ができ、沈黙が大幅に減る
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瞬発的に英語が出てくるようになる
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長い文を作る必要がなくなるため、会話がスムーズ
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覚えた表現をレッスンで使うと、自信につながる
覚えるべきは多くの語彙ではなく、「汎用性の高い短いフレーズ」です。
やり方
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フレーズを10〜20個選ぶ
例:-
“I’m not sure, but…”
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“Let me think.”
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“I usually…”
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“It depends on the situation.”
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短いフレーズを口に出して何度も唱える
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そのフレーズを使って自作例文を5つ作る
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声に出して読む→録音→もう一度言う
コツ:覚えるだけではNG。必ず“使う”こと
フレーズ暗記は、書いて覚えるのではなく、口に出すことで初めて意味があります。
おすすめの流れ:
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レッスン前に覚えたフレーズを3つだけ復習
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レッスン中に必ず1回以上使うと決める
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終わった後に「うまく使えたか」を口頭で振り返る
応用編:自分専用の「よく使う英語リスト」を作る
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日常・仕事・趣味などカテゴリ別にフレーズをまとめる
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「言えなかった英語」をすべてストックしておく
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自分の弱点がわかり、レッスンの質がどんどん上がる
フレーズ暗記+即アウトプットは、最も成長が見えやすい練習法です。
短いフレーズを武器にすると、英語で話すテンポが一気に上がり、レッスンの満足度も高まります。
自分の英語を録音してセルフチェック:最速で弱点を見つけて改善する方法
録音して自分の英語を聞き返すのは、スピーキング上達において“最も効果が高いのに、多くの人がやっていない練習”のひとつです。客観的に自分の英語を聞くことで、弱点が一目瞭然になり、改善ポイントが明確になります。
録音がスピーキングに効く理由
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自分の口癖・発音の癖が客観的にわかる
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ゆっくり話しすぎ・早口・詰まりなどの問題を把握できる
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レッスン中に直された点を自分の耳で再確認できる
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上達が記録として残り、モチベーションにつながる
ネイティブや上級者ほど録音を習慣にしています。
やり方
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スマホで1分間だけスピーチを録音
テーマ例:-
週末の予定
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最近見た映画
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今日の仕事
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旅行の思い出
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翌日、録音を聞いて気になった点を1つだけメモ
例:-
“r の音が弱い”
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“同じ表現ばかり使っている”
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“えっと…が多い”
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気になった点を次の録音で改善してみる
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週に3〜4回繰り返す
改善のコツ
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完璧を目指さない(粗探しになりやすく逆効果)
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気になる点は“1つだけ”に絞る
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30秒〜1分でOK。毎日続けられる短さが重要
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レッスン直後の録音は定着率が高い
特に効果が出やすい人
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自分の英語に自信がない人
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発音が気になる人
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話しながら文が組み立てられない人
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講師からのフィードバックを活かしきれていない人
録音は、あなたのスピーキング力を“見える化”してくれる最強の練習法です。気になる点を一つずつ潰していくことで、数週間で驚くほどスムーズに英語が話せるようになります。
まとめ:レッスン外の5〜10分が、スピーキング力を大きく変える
オンライン英会話で最も伸びる人の共通点は、「レッスンとレッスンの間の時間をうまく使っている」ことです。レッスンだけでは話す量が足りず、英語が出てこない原因の多くは“練習量不足”にあります。
このガイドで紹介した方法は、どれも短時間でできて、しかも即効性があります。
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シャドーイング
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音読
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ロールプレイ
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1人英会話(独り言)
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口頭復習
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AIスピーキング練習
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発音(ミニマルペア/フォニックス)
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フレーズ暗記+即アウトプット
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録音してセルフチェック
どれか1つを毎日5〜10分続けるだけで、レッスン中に「言葉が出てこない」「沈黙が続く」という悩みが大幅に減り、英語を話すテンポが確実に上がります。
最も大切なのは「毎日少しでも声に出すこと」
英語はスポーツと同じで、使わないとすぐに口が鈍ります。逆に、短時間でも毎日声を出す習慣をつければ、話す力は必ず伸びていきます。
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時間がある日は10分
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忙しい日は1分
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たった30秒でも“英語を話した”という事実が積み重なる
この積み重ねこそが、スピーキング力を最速で伸ばす最重要ポイントです。
オンライン英会話のレッスンを「もっと楽しく」「もっと自信を持って」受けられるように、今日から、できる練習法をひとつだけ取り入れてみてください。
レッスン間の小さな習慣が、数週間後の大きな成長につながります。
よくある質問(FAQ)
最後に、オンライン英会話ユーザーから特によく寄せられる質問をまとめました。レッスンとレッスンの間の練習をより効果的にするための参考にしてください。
Q1. どの練習法から始めればいいですか?
最初の一歩として最も取り入れやすいのは 1人英会話(独り言練習) です。
時間や準備が不要で、今日からすぐに始められます。
次のステップとして、シャドーイングや音読を加えるとバランスよく伸びます。
Q2. 1日にどれくらい練習すれば十分ですか?
5〜10分でOK です。
むしろ長時間やって疲れてしまうより、短時間を継続した方が効果があります。
忙しい日は30秒〜1分でも構いません。
Q3. 練習した内容はどうやってレッスンにつなげればいいですか?
レッスン前に「今日はこのフレーズを必ず1つ使う」と決めておくと、練習内容がそのまま実戦で使えます。
逆に、レッスン中に言えなかったことは、レッスン後に独り言やAI練習で必ず言い直してください。
Q4. シャドーイングが難しすぎて続きません。どうすればいいですか?
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5秒程度の短い音声から始める
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速度を0.75倍にする
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教材を「簡単なレベル」に下げる
この3つを実践すると続けやすくなります。
続ければ口が慣れていき、徐々にできるようになります。
Q5. 英語を録音するのが恥ずかしいのですが、やった方がいいですか?
はい。録音は上級者も必ず行う非常に強力な練習です。
他人に聞かれる必要はなく、自分の耳で改善点を把握できる唯一の客観的手段 です。
Q6. AI練習とオンライン英会話、どちらが効果的ですか?
どちらも役割が違います。
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オンライン英会話 → 本物のコミュニケーションで実戦力がつく
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AIスピーキング練習 → 会話量を圧倒的に増やせる・弱点補強ができる
両方を組み合わせるのが最速で伸びる方法です。
Q7. 文法が苦手でもスピーキングは伸びますか?
伸びます。
文法が完璧でなくても 「短い文を口に出す習慣」 があれば会話は成り立ちます。
むしろ文法を勉強してから話すのではなく、話しながら少しずつ文法を覚えていく方が実用的です。
Q8. 発音はどのくらい練習すれば良いですか?
毎日1〜2分で十分です。
苦手な音だけ集中的に練習する方が効率的で、ミニマルペアを3〜5組だけやるだけでも大きな効果があります。
Q9. 毎日継続するコツはありますか?
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完璧を求めない
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短くていいので毎日話す
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スマホのメモに「今日練習したこと」を記録する
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1つの練習法だけでもOK。複数やろうとしない
英語学習は「淡々と積み重ねる」ことが最大の近道です。
