2012/12/19
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英語を身につけるために、フィリピン・セブ島への留学を考える人が近年急増しています。物価が安く、マンツーマン授業が充実していて、日本からも近い。そんなメリットに惹かれてセブ島留学を決めた方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に現地に渡ってみると、「思っていたのと違った」「生活が合わなかった」と感じてしまうケースも少なくありません。英語の授業内容に満足していても、食事が体に合わなかったり、寮生活がストレスになったり、治安に不安を感じたり…というのは、非常によくある“現地ギャップ”です。
日本とは気候も文化も常識もまったく異なるフィリピンで生活するというのは、単なる旅行とはわけが違います。とくにセブ島では、語学学校がホテルと寮を兼ねて運営しているケースも多く、「生活の場=学びの場」となりやすいぶん、ちょっとした不便やストレスが学習意欲に影響することもあります。
でもご安心ください。こうした“ギャップ”は、事前に生活面のリアルを知っておくだけで、かなりの部分を避けることができます。「食事ってどんな感じ?」「寮って快適なの?」「夜に出歩いて大丈夫?」といった基本的な疑問に、現地を知り尽くした立場から丁寧にお答えしていきます。
この記事では、セブ島で留学生活を送るうえで押さえておきたい「食事・寮・治安」の3つのテーマを軸に、後悔しないための生活術をわかりやすく解説します。
留学を成功させるカギは、英語力だけではありません。むしろ日々の生活をうまく乗りこなすことが、長期的な成果につながっていくのです。
出発前の不安を安心に変え、セブ島での学びを最大限に楽しむために──
まずは現地生活の「リアル」に触れることから、スタートしましょう。
セブ島での留学生活において、**「食事が合うかどうか」**は快適さを左右する大きなポイントです。日本とは異なる味付けや食文化に戸惑う人も多く、期待と不安が入り混じるのがこの「食」のパート。実際、語学学校や滞在スタイルによって食事の満足度は大きく異なります。
多くの語学学校では、寮とセットで1日3食の提供がありますが、その内容にはかなりの差があります。
たとえば、韓国資本の学校では韓国料理が中心、日本資本の学校では日本食寄りのメニューが出されることもあります。一方で、コスト削減のためにローカルスタッフが作るフィリピン家庭料理がメインになっている学校もあり、「美味しい」と感じるかは正直、人とタイミング次第。
料理に対する感想は本当に人それぞれで、「想像よりずっと美味しかった!」という声もあれば、「味が濃くて脂っこくて、3日で飽きた…」という人も。合わないと感じた人は、朝食だけ寮で食べて昼夜は外食に切り替えることも珍しくありません。
その点3D ACADEMYでは、日本人シェフ監修の日本食も含めたバランスの良いメニューとなっていますので、安心して留学できます。週1回のカレーライスは日本人の方は皆楽しみにしています。
セブ島は意外と外食の選択肢が多い都市です。モールに行けば日本食、韓国料理、イタリアン、サムギョプサル食べ放題まで揃っています。ただし、野菜は少なめで油が多く、食事全体が糖質・脂質寄りになりがちです。
「毎日チキンとライスで飽きる」という声は定番ですし、料理の味も甘かったりしょっぱかったりと極端なことが多いです。そのため、栄養バランスを気にする人はサプリメントを持参したり、生野菜を意識的に取るなどの工夫が必要です。
そして意外と多いのが、「水や油に慣れずお腹を壊した」というケース。
セブ島では水道水は飲用不可で、すべてミネラルウォーターを使うのが基本ですが、氷やサラダに含まれる水分が原因でお腹を下す人も少なくありません。寮の衛生状態にも差があるため、心配な人は整腸剤や胃腸薬を日本から持参するのが安心です。
また、料理の保存環境が日本ほど徹底されていないため、常温で数時間置かれていた食品を食べて体調を崩す例も見られます。とくに体調がまだ慣れていない渡航初期には、加熱済みのもの・信頼できる場所での食事を選ぶようにしましょう。
語学学校での留学生活において、滞在する寮の環境はストレスの大きな要因にも、快適な学習の土台にもなります。
セブ島の語学学校では、基本的に校内または近隣の寮に滞在するスタイルが主流ですが、設備や清潔さ、騒音、同室者との相性など、事前に知っておきたい注意点がいくつかあります。
多くの学校では、1人部屋から6人部屋まで複数の選択肢があります。
1人部屋は当然ながらプライベートが確保でき、静かに学習したい人や生活ペースを守りたい人にはおすすめ。ただし、料金は高めになります。
一方で、2〜3人部屋は費用を抑えたい人や交流を求める人に人気ですが、共同生活ならではのストレスもあります。たとえば、同室者の生活音、エアコン温度の好みの違い、起床時間のズレなど、小さな摩擦が起きがちです。
多くの人が気にするのが以下の3点です:
音の問題:寮によっては外のバイク音、通りの騒音、同じ建物の他の部屋の生活音が気になることがあります。耳栓は必須アイテムと言えるでしょう。
虫問題:これは南国特有の悩み。ゴキブリやアリ、蚊などが出る可能性はゼロではありません。防虫スプレーや蚊取り線香を日本から持参すると安心です。
水回りの設備:トイレの水圧が弱かったり、シャワーの水温が安定しなかったりするケースもあります。快適さを求める場合は、ホテル併設型や新築寮を選ぶと満足度が高いです。
ほとんどの学校では、寮の掃除や洗濯をスタッフが代行してくれます。週2〜3回が一般的で、洗濯物はまとめて提出・返却という流れ。ただし、衣類の管理には注意が必要で、色落ち・縮み・紛失のリスクもあるため、大切な服は手洗いする留学生もいます。
女性の方や初めての留学で不安な方には、女性専用フロアや専用棟がある学校がおすすめです。また、24時間セキュリティ・門限制度の有無・監視カメラ設置なども学校によって異なるため、申し込み前にしっかり確認しましょう。
「フィリピン=治安が悪い」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし実際には、正しい知識と行動を心がけていれば、セブ島での留学生活は十分に安全に過ごすことが可能です。
ここでは、治安の現実と、留学生として最低限押さえておくべき防犯対策について解説します。
セブ島の中でも、語学学校が集中している「ITパーク」や「マボロ」「ラホグ」などのエリアは、比較的安全だと言われています。特にITパークは、夜間も明るく人通りが多いため、治安面では安心感があります。
一方で、夜間の細い路地や繁華街、ダウンタウンエリア(コロン周辺など)に近づくのは避けた方が無難です。特にスマートフォンを出したまま歩く、バッグを開けっ放しにするなど、日本では普通の行動でも、セブ島ではスリやひったくりのリスクにつながります。
セブ島で留学生が巻き込まれやすいのは、以下のような軽犯罪です:
スリ・置き引き:ショッピングモールやジプニー(乗合バス)での注意が必要。ズボンの後ろポケットに財布を入れておくのはNGです。
詐欺行為:観光客を装った両替商、偽タクシー運転手、過剰請求などが挙げられます。信頼できるアプリタクシー(Grab)や、学校スタッフの案内を活用するのが安全です。
夜に出かけたい場合は、必ず2人以上で行動し、遅くとも22時〜23時までには帰宅するようにしましょう。語学学校の多くは門限を設けており、門限の存在が安全な生活習慣を支えています。
また、お酒を飲みすぎて路上で寝てしまったり、現地の知らない人と深く関わったりするのは、トラブルの元です。**「日本と同じ感覚で行動しない」**という意識が大切です。
外出時には、最低限の現金だけを持ち歩き、貴重品は宿舎のセーフティボックスに保管しましょう。パスポートやビザ関連書類はコピーを取り、原本は動かさないのが基本です。
また、日本円やカード類も分散して持つことで、万が一の紛失・盗難時にも被害を最小限に抑えられます。
フィリピン・セブ島留学は、コストパフォーマンスに優れた英語学習のチャンスである一方で、生活面での不安もゼロではありません。
しかし、以下の3つのポイントを押さえておけば、ほとんどのトラブルは未然に防げます。
食事は「期待しすぎず、自分で工夫」することで満足度アップ
寮選びは「清潔さ・立地・ルールの明確さ」が重要
治安対策は「日本と同じ感覚を捨てる」ことが鍵
事前にリアルな情報を得て、自分なりの対策を立てておくことで、後悔のない充実した留学生活が実現します。
セブ島で10年以上の実績を誇る語学学校【3D ACADEMY】では、以下のような安心の体制を整えています:
食事付きの学生寮+徒歩通学で生活がスムーズ
週4回の医師の訪問+日本人スタッフ常駐で健康管理も安心
門限・セキュリティ・寮ルールも明確で、初めての方も安全に生活可能
滞在スタイルや授業コマ数を柔軟に選べるプランで、短期留学にも最適
初めての留学でも、「ここを選んでよかった」と思える環境を提供しています。
セブ島での留学を、安心で、意味のある経験にしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
フィリピン留学・セブ島留学なら3D ACADEMYへ。当校では、マンツーマン授業だけでなく、「未来に繋がる留学」をテーマに、将来的に英語を活かせる様な+αの技術や経験を習得できる学校サービスをご提供しております。