2012/12/19
今日は留学生活を『台無し』にしない為に最低限心得ておくべき一般的な点をご案内します。
セブ島は特に物価が安い、治安もフィリピンの中では良い方、ビーチリゾートが近いなど様々な魅力がありますが、その反面、どこでも起こりうる海外、特に発展途上国での注意点も当然ながらあるので、健康、安全や金銭面を中心に基本的な注意事項をお伝えします。
1.空港で
・勝手に近寄って荷物などを親切に運んでくれる見知らぬ人達を信用しない。
・人に荷物を一緒に・・・と頼まれても、自分の荷物と一緒にしたりしない。※そのような方法で薬物などを他人に運ばせる手段もあります。
・両替は最小限に・・・・そしてお金は必ず確認。(空港はレートが悪いです。)
・チップなどお金を請求されてもすぐには渡さず、必要ないと感じたら渡さない。※無視しましょう。
・必ず学校名や連絡先などを万が一の為に控えておく。※基本的には「観光」と言うのが一番スムーズな入国方法です。
2.学校生活で
・フィリピンでは電圧などが不安定、停電などが発生した際に急に負荷がかかったりする場合もある為、電気機器をコンセントにさしっぱなしにする事は極力避ける。
・万が一の際に備えて自分の部屋に一番近い非常口を最初に必ず確認する。
・出来る限り鍵つきのスーツケースを用意し、貴重品その他大事なものは自分の手元で管理する。バックパックの場合は鍵を用意する。
・パスポートはコピーを取って携帯する。
・宗教的な事、その他日本の常識、考え方を学校スタッフや他国の生徒に押し付けない。
3.日常生活で
・外のレストラン等で水を頼むときはアメーバーを避ける為、ミネラルウォーターかピュリファイドウォーターか聞く。氷は極力避ける。
※フィリピンではレスアイス・ノーアイス(氷少な目・氷なし)は普通によくフィリピン人も依頼しています。
・レストランでのシーフードなどは新鮮だと言っても火の通ってないものは避ける(牡蠣、うに、貝類などは特に)。
・外で日本語が話せるような見知らぬフィリピン人から声をかけられたらまず最初に疑う。様子を伺われてから話かけられている可能性が高いです。旅行ガイドを装ったフィリピン人がお金を騙し取ろうとする・・・などの被害やいかさま詐欺に引き込まれる・・・などの被害が多発しています。
・綺麗で安全そうな場所でも持ち物には常に気を配る。
・ストリートチルドレン達に現金をあげたりする事は避ける。※お菓子やいらない服などにする。
・道を歩くときは後ろを時々警戒しながら歩く。
・仮に強盗などにあった場合は抵抗せずに持っているお金を渡す。※小銭財布を用意しておくと良いです。
※凶器を持っている可能性がある事と、生活に困っている人の場合は極端な手段に出る可能性もあります。
・簡単に近づいてくる異性は100%お金目的だと思うべき。
※基本的に自由ですが、美人局や18歳未満だったりする場合などもあり、尋常ではない被害が発生してしまう可能性もあります。
・危険だと言われているエリアや立ち入り禁止地区には興味本位で近づかない。日本とは違い、不法占拠地帯というものがあり、薬物中毒なども多く何もしていなくても石を投げられたり、突然殴られたりする事もあります。
・出来る限り日本で使っている財布とは別の財布を用意し、カード類など必要以外のときは持たない。
・路上屋台での飲食は極力避ける。※排気ガスまみれになっていたり、生フルーツなどは雑菌が繁殖している可能性が高いです。
他にもあげればキリがないですが、これらは全て実際の体験、経験談、更には地元在住の方々の情報に基づいているので最低限の知識として頭の片隅においておいて頂くことで防衛手段になります。起こってしまってからでは遅い事も多いので、事前に情報を仕入れて危険を避け、せっかくの留学が『台無し』にならないようにするべきではないでしょうか。
やはり日本ではないですから理不尽な事も沢山起こりますし、問題を避けるに越した事はありません!
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