2013/11/12
もともと生徒さん及び従業員の全員の無事(ケガもなし)を優先で確認をしていたのですが、昨日従業員の家族も含め被害状況を確認しました。
40人もの先生(その他従業員を含めると60名近く)を雇用していることもあり、一番被害が大きかったTaclobanに実家があるという先生が何人かいたことに驚きました。そして、その被害状況は数名の家族の中に行方不明者まで出ているということが判明しました。
ここで会社としての話なのですが、家族が被害にあった従業員の中で会社の規定以上にお金が必要だということでどうするかという決断をしなければなりませんでした。(現地に行き家族を探したり、物資を購入するのに必要とのこと)
1.最終的に社内で募金を募集
生徒さんや外部の方にお願いするよりは、まずは身内でということで日本、シンガポール、フィリピンの会社で一定の募金を募集。特に日本の会社からは多くの募金を集めることができました。(ありがとうございました)
2.対外的に義捐金を募集すべきか
やったほうがいいのでは、という意見もあったのですが僕の独断でやらないことにしました。
そもそも学校という組織は義捐金を集めて、それを使用するという団体ではありません。
当校ではOutreachといった社会奉仕活動で、生徒さんより一部お金を集めて物(食料)を購入して提供する活動は行っています。
もう10年以上も続けている活動なのでノウハウもありますが、義捐金を実施した場合簡単なのはそのお金をどこかの団体に払うことなのですが、本当に何に使われているのかを把握するのが難しくなります。
こういう義捐金の活動が、日本の東北の地震などでも悪用された例がたくさんあり、会社として皆さんからお金を集めた場合、最後まで責任を持つためには、やはりどういう使われ方をしたのかも把握をすべきだと考えています。
また会社として社員にお金を払ってあげたらいいんじゃないか?という人もいるかもしれません。この部分については僕もいろいろ考えましたが、僕が個人的に募金をする(金額としては一番大きい金額)というかたちの対応をしました。今回の僕の判断が一番よいものだったのかはわかりませんが、グループ会社の従業員の家族に大きな被害が出たという点、今回の台風の被害の大きさなどを考えて、社内で募金を集めてもいいのではないかと思ったわけです。
いずれにしても、社内募集の募金ですが、日本での募金が予想通り集まったので、今日現地でとりまとめをして本人達に渡していく予定です。こうしたことは本当に今回で終わり(地震+台風)であってほしいです。
詳しくは次回にでも。。。
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