2025/06/30

医療・安全について

クレジットカード付帯の保険で大丈夫ですか?

2025/06/30
この記事は約 4 分で読めます

クレジットカード付帯の保険で大丈夫ですか?

基本的には、海外旅行保険に別途加入することを強くおすすめします。
その理由は、クレジットカードに付帯している保険だけではカバーしきれないリスクや、現地での使い勝手に大きな違いがあるためです。以下に詳しくご説明します。


なぜクレジットカード付帯の保険だけでは不十分なのか?

1. キャッシュレス診療に対応していないケースが多い

クレジットカード付帯の保険は、緊急時に「一旦自費で立て替え」なければならないケースが少なくありません。たとえば、病院にかかった際に数万円〜十数万円をその場で支払う必要があり、その後自分で請求書・診断書などを日本に送付して払い戻してもらうという手間が発生します。

一方、海外旅行保険に加入していれば、**提携病院であればその場で保険会社が支払ってくれる“キャッシュレス診療”**を利用できるため、金銭的・精神的な負担が格段に軽くなります。

2. 補償額が十分でない場合が多い

クレジットカード付帯の保険の補償額は一般的に100万円〜300万円程度であることが多く、大きな病気や手術が必要になった場合、補償額を大きく超えてしまうリスクがあります。
セブ島でも私立病院の医療費は高額で、たとえば救急車の手配や緊急手術となると100万円〜300万円以上がかかるケースもあります。

3. 利用条件が複雑

クレジットカード付帯の保険には、「利用付帯」「自動付帯」の2種類があり、旅行代金(航空券など)をそのカードで支払っていないと適用されないケース(=利用付帯)もあります。
また、補償期間が90日までなどの制限もあるため、留学中の滞在期間が長くなる人は注意が必要です。


クレジットカード付帯保険を使う場合の注意点

それでも「すでにカード保険があるから大丈夫」と考えている方は、以下の準備を必ず行ってください:

  • 自分のカードの保険が「自動付帯」か「利用付帯」かを確認

  • 補償内容(治療費、賠償責任、救援費用、携行品損害など)の詳細を把握

  • 海外からの連絡先や保険金請求手続きの方法を事前に調べる

  • 日本語対応の病院で利用可能か、キャッシュレス対応しているか確認

つまり、クレジットカード付帯保険は「万が一のときに使えればラッキー」程度の位置付けで、メインの保険として頼るには不安が残ります。


3D ACADEMYではどのような医療体制があるのか?

3D ACADEMYでは、週4回の訪問診療を実施しており、日本語対応の医師や通訳スタッフが対応してくれます。加えて、日本人スタッフも常駐しており、万が一病院に行く必要がある場合も日本語サポート付きで同行してもらうことが可能です。

さらに、海外旅行保険に加入していれば、提携病院でのキャッシュレス診療が可能となり、安心して治療を受けることができます。風邪や腹痛などの軽症でも、学校側のサポートと保険を併用することで、非常にスムーズな医療体験が可能です。


安心して留学生活を送るために

特に初めての海外生活では、病気やケガへの不安はつきものです。高温多湿な気候、食文化の違い、衛生環境の違いなど、日本では起こらなかった体調不良も起こりやすくなります。

そんなときに、お金の心配をせずに病院にかかれるというのは、何よりも大きな安心材料です。
現地のサポート体制と合わせて、海外旅行保険の加入は必須と考えておくのが賢明です。


まとめ:クレジットカード保険は“補助的なもの”と考えよう

結論として、クレジットカード付帯の保険は「補助的な保険」としては有用ですが、それだけに頼るのは危険です。
キャッシュレス対応が難しいこと、補償額が限定的であること、利用条件が複雑であることから、安心して留学生活を送りたい方には、海外旅行保険への加入を強くおすすめします。

事前にきちんと保険を整えておけば、万が一のトラブルにも落ち着いて対応でき、英語学習にも集中できるはずです。留学準備の際は、保険の確認と加入をお忘れなく。


FAQ:クレジットカード付帯の保険について

Q. クレジットカードに付いている保険だけで足りますか?
A. 基本的には不十分です。別途、海外旅行保険への加入を強くおすすめします。

なぜ海外旅行保険が必要なのですか?

クレジットカード付帯の保険には以下のような制限があります:

  • キャッシュレス診療に対応していないことが多く、自分で医療費を立て替える必要がある

  • **補償額が低い(100万〜300万円程度)**ため、大きな事故や手術には不十分

  • 利用条件が複雑で、「航空券をカードで購入しないと保険が有効にならない」ケースもある

一方で、海外旅行保険に加入していれば、現地の提携病院でキャッシュレスで診療を受けられ、補償内容も手厚くなります


Q. どんなときにカード保険が使えないのですか?
A. 高額な医療費やキャッシュレス非対応の場面で特に困ることがあります。

例えば、以下のようなケースが想定されます:

  • 夜中に高熱で緊急外来へ → その場で数万円の支払いが必要

  • 交通事故で手術 → 保険金では足りず、自己負担が発生

  • 提携病院でない → キャッシュレス不可、後日請求手続きが面倒

クレジットカード保険は「請求型」が多く、立て替えが必要な場合が大半です。


Q. どうしてもクレジットカード保険を使いたい場合は?
A. 自分で事前に内容をよく確認して、現地対応に備えてください。

最低限、以下の情報は調べておきましょう:

  • 自動付帯 or 利用付帯の確認

  • 補償範囲と金額(治療費・救援費・携行品など)

  • 緊急時の連絡先(海外対応デスクの電話番号)

  • 英語または日本語での対応可否

  • キャッシュレス対応の有無

また、カード会社によっては診断書や領収書の原本提出が必須になるため、事務手続きにも注意が必要です。


Q. 3D ACADEMYの医療サポート体制はどうなっていますか?
A. 校内での医師による訪問診療や、日本人スタッフのサポートがあります。

  • 週4回、医師による訪問診療あり(風邪・腹痛などに対応)

  • 日本人スタッフが病院への同行・通訳サポート

  • 提携病院あり。海外旅行保険加入者はキャッシュレス対応が可能

3D ACADEMYでは、保険の有無にかかわらず基本的なサポート体制は整っていますが、実際の診療費用をカバーするには、やはり保険加入が前提です。


Q. 保険未加入だとどれくらいの費用がかかるのですか?
A. 症状によりますが、軽症でも数千円〜数万円、手術が必要な場合は100万円以上の例もあります。

フィリピンの私立病院は日本と同程度またはそれ以上の医療費がかかることもあります:

  • 一般診療:1,000〜5,000ペソ(約2,600〜13,000円)

  • 入院費:1泊5,000ペソ以上(約13,000円〜)

  • 手術費:数十万円〜数百万円の事例もあり

海外では保険適用がなく、すべて自己負担になるため要注意です。


結論:クレジットカード保険は補助的な位置づけ。保険加入は自己防衛です

留学中は体調を崩しやすく、病院にかかるリスクはゼロではありません。
クレジットカード付帯の保険を完全に頼るのではなく、万が一のときに備えた海外旅行保険への加入が安心で確実な選択肢です。

✅ 留学前に海外旅行保険の加入をご検討ください。保険証書や連絡先を紙でも持参しておくと安心です。


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