セブ島留学とニュージーランド留学の費用比較(2025年版)

1. はじめに

英語を学ぶ留学先として、フィリピン・セブ島とニュージーランドはどちらも人気があります。
セブ島はマンツーマン中心の授業生活費込みの低価格パッケージが特徴で、短期集中でコスパ良く学べるのが魅力です。
一方、ニュージーランドは治安の良さ豊かな自然環境に加え、ネイティブ英語環境で学べる点が大きなメリット。

ただし、費用面では両国に大きな差があります。
本記事では、2025年の最新データをもとに、セブ島(3Dアカデミー)とニュージーランドの留学費用を徹底比較し、それぞれの特徴やおすすめの留学スタイルについて解説します。


2. セブ島留学(3Dアカデミー・1人部屋)の費用

セブ島の3Dアカデミーでは、授業料・寮費・1日3食・掃除・洗濯サービスが含まれたパッケージ料金で安心して留学できます。
ただし、入学金やビザ関連費用、SSP(就学許可証)、光熱費などは別途必要になります。

1か月(4週間)の場合

  • 授業+寮+食事パッケージ:259,400円

  • 入学金:15,000円

  • SSP(就学許可証):12,040ペソ(約29,000円)

  • 管理費:500ペソ×4週=2,000ペソ(約4,800円)

  • 教材費・電気代:約5,000円前後

合計:約31万円前後


3か月(12週間)の場合

  • 授業+寮+食事パッケージ:773,500円

  • 入学金:15,000円

  • SSP:29,000円

  • ACR I-Card(8週以上必須):約9,700円

  • VISA延長(2回目):5,616ペソ(約13,600円)

  • 管理費:6,000ペソ(約14,500円)

  • 教材費・電気代:約7,000円

合計:約86〜87万円


6か月(24週間)の場合

  • 授業+寮+食事パッケージ:1,542,100円

  • 入学金:15,000円

  • SSP:29,000円

  • ACR I-Card:9,700円

  • VISA延長(複数回):合計約18,000ペソ(約43,000円)

  • 管理費:12,000ペソ(約29,000円)

  • 教材費・電気代:約15,000円

合計:約166〜167万円


補足:3Dアカデミーでは12週間以上の留学にプロモーション割引が適用される場合があります。実際の費用を確認する際は、必ず最新の料金表をご確認ください。


費用をさらに抑える方法:複数人部屋の活用

今回の試算は「内部寮1人部屋」を基準にしましたが、2〜6人部屋を選べばさらに費用を抑えることが可能です。
例えば4週間コースの場合:

  • 1人部屋:259,400円

  • 2人部屋:212,800円(▲約46,600円)

  • 4人部屋:171,600円(▲約87,800円)

  • 6人部屋:151,600円(▲約107,800円)

長期になれば差額はさらに大きくなり、半年間で数十万円単位の節約も可能です。
「費用を最小限に抑えて、とにかく学習量を確保したい」という方には、複数人部屋の選択がおすすめです。


3. ニュージーランド留学の費用

ニュージーランドは、自然豊かで治安が良く、落ち着いた環境で学べるのが大きな魅力です。語学学校は都市部のオークランドやクライストチャーチに集中しており、ネイティブ環境で学習できます。
ただし、生活費が比較的高く、セブ島と比べると総費用は割高になります。

語学学校の学費(フルタイムコース)

  • 1か月(4週間):約18〜22万円

  • 3か月(12週間):約50〜60万円

  • 6か月(24週間):約95〜110万円


滞在費(ホームステイが一般的)

  • 1か月(4週間):約12〜15万円(平日2食+週末3食込み)

  • 3か月(12週間):約35〜45万円

  • 6か月(24週間):約70〜90万円


その他費用

  • 入学金:約1.5〜2万円

  • 教材費:約1〜2万円

  • 空港送迎:1万円前後

  • 海外保険:1か月あたり約1〜2万円

  • 航空券(日本〜NZ往復):約12〜18万円


総費用目安

  • 1か月:約35〜40万円

  • 3か月:約90〜110万円

  • 6か月:約180〜200万円

セブ島と比べると、ニュージーランドはおよそ1.3〜1.5倍の費用がかかるケースが一般的です。


4. セブ島とニュージーランドの費用比較

ここでは、セブ島3Dアカデミー「内部寮3人部屋」とニュージーランドの平均的な語学留学費用を比較します。

1か月(4週間)

  • セブ島(3人部屋):184,900円+現地費用 約3〜4万円
    合計:約22〜23万円

  • ニュージーランド:約35〜40万円
    セブ島はニュージーランドの約半額


3か月(12週間)

  • セブ島(3人部屋):549,900円+現地費用 約8〜9万円
    合計:約63〜64万円

  • ニュージーランド:約90〜110万円
    セブ島はニュージーランドの7割以下


6か月(24週間)

  • セブ島(3人部屋):1,094,900円+現地費用 約20万円前後
    合計:約129〜130万円

  • ニュージーランド:約180〜200万円
    セブ島はニュージーランドの約65%


比較のポイント

  • セブ島:マンツーマン授業が中心で、短期間でも効率的に英語力を伸ばせる。生活費込みでパッケージ化されており、総額が分かりやすい。

  • ニュージーランド:ネイティブ環境で自然や文化を楽しみながら学べる。ただし、生活費が高く、総額はセブ島より大きくなる。

つまり、同じ予算ならセブ島で学習期間を大幅に伸ばせるのが大きな違いです。


5. 2カ国留学プランの提案:セブ島+ニュージーランド

費用と学習効果のバランスを考えると、**2カ国留学(セブ島+ニュージーランド)**は非常におすすめの選択肢です。

モデルプラン

  • 前半:セブ島 2か月(8週間・3人部屋)
    授業料・寮費・食事込みで 約51万円+現地費用7〜8万円
    合計:約58〜59万円

  • 後半:ニュージーランド 2か月(8週間)
    学費+ホームステイ費で 約70〜80万円
    航空券・保険などを含めると 合計約85〜90万円


合計費用

  • 2カ国留学(4か月合計):約145〜150万円


メリット

  1. セブ島で基礎を固める
    マンツーマン授業で徹底的にスピーキング・文法を強化。短期間で英語力を底上げできます。

  2. ニュージーランドで実践する
    ネイティブ環境で生活・学習することで、セブ島で培った力を実際に使いながら伸ばせます。

  3. コストを抑えて効果的
    ニュージーランドのみ4か月留学すると約180〜200万円必要ですが、セブ島+ニュージーランドの2カ国留学なら30〜40万円以上節約できます。


このプランは「短期間で英語力を伸ばしつつ、海外生活も満喫したい方」に最適です。


6. まとめ

セブ島留学とニュージーランド留学を比較すると、費用面ではセブ島が圧倒的に安く、効率的な英語学習が可能であることがわかります。
一方で、ニュージーランドはネイティブ環境で自然や文化を体験できる点が大きな魅力です。

特におすすめなのが、**2カ国留学プラン(セブ島+ニュージーランド)**です。
まずセブ島で短期間に基礎力を鍛え、その後ニュージーランドで実践的に英語を使うことで、費用を抑えつつ効果的に英語力を伸ばすことができます。

費用を抑えたい方、まずは英語の基礎を集中して学びたい方にはセブ島。
ネイティブ環境で長期的に学びたい方、自然豊かな環境を重視する方にはニュージーランド。
その両方のメリットを取りたい方には2カ国留学がおすすめです。

まずは自分の目的・予算に合わせて、最適な留学スタイルを選ぶことが成功の第一歩となります。


よくある質問(FAQ)

Q1. 本記事の比較前提は?

セブ島は3DアカデミーESLコースの内部寮3人部屋を基準、ニュージーランドは主要都市(オークランド/クライストチャーチ等)の一般英語フルタイム(週20h前後)+ホームステイ相場で比較しています。個別の学校や時期で増減します。

Q2. 3Dアカデミーの部屋タイプは変更できる?費用差は?

可能です。人数が増えるほど週あたり料金は下がります(例:4週)。

  • 1人部屋:¥259,400
  • 2人部屋:¥212,800
  • 3人部屋:¥184,900(本比較の基準)
  • 4人部屋:¥171,600
  • 6人部屋:¥151,600

長期ほど差額は大きくなり、総額を大幅に抑えられます。

Q3. セブ島の料金に含まれるもの/含まれないものは?

含まれる:授業料、寮費、1日3食、洗濯、掃除、Wi-Fi。

含まれない:入学金(¥15,000)、航空券、海外保険、現地精算費(下記)。

Q4. セブ島の現地精算費は具体的にいくら?
  • SSP(就学許可証):12,040ペソ
  • ACR I-Card(8週間以上):約4,000ペソ
  • VISA延長費:例)2回目 5,616ペソ(〜12週)、以降は滞在週数に応じて加算
  • 管理費:500ペソ/週
  • 教材費:目安 1,000ペソ/4週
  • 電気代:メーター実費(使用量により変動)
  • デポジット:1〜19週 4,500ペソ/20週以上 9,000ペソ(原状で返金)
  • 空港ピックアップ:1,500ペソ(特定時間帯は2,000ペソ
Q5. セブ島の4週間総額はどのくらい?(3人部屋基準)

学費・寮費(¥184,900)+入学金(¥15,000)+現地精算(SSP/管理費/教材/電気代など約3〜4万円)で、約22〜23万円が目安です(航空券除く)。

Q6. ニュージーランドの4週間総額は?

授業料(約18〜22万円)+ホームステイ(約12〜15万円)+諸費用(入学金/教材/送迎 等)で、約35〜40万円が目安です(航空券除く)。

Q7. 航空券の相場は?
  • 日本⇔セブ:約6〜10万円
  • 日本⇔ニュージーランド:約12〜18万円

時期・発着地・燃油サーチャージにより変動します。

Q8. 12週間以上の料金はどうなる?

3Dアカデミーでは12週間以上でプロモーション適用の可能性があります。表記の金額は目安のため、正確な料金は必ずお問い合わせください

Q9. 2カ国留学(セブ島8週間+NZ8週間)の総額イメージは?
  • セブ島(3人部屋8週間):約51万円+現地費約7〜8万円約58〜59万円
  • ニュージーランド(8週間):学費+滞在費約70〜80万円、渡航/保険等込みで約85〜90万円

合計:約145〜150万円(時期/為替で変動)。NZ単独4か月より抑えられるケースが多いです。

Q10. 学習面の違いは?
  • セブ島:マンツーマン中心(発話量が多く、弱点補強に強い)
  • ニュージーランド:グループ中心(ネイティブ環境・多国籍交流)
Q11. もっと安くするコツは?
  • セブ島:4〜6人部屋を選ぶ/電気代の節約/閑散期を狙う
  • NZ:自炊中心にする/郊外のシェア滞在も検討/長期割のある学校を選択
  • 航空券:早期予約・曜日/経路の柔軟化・セール活用
Q12. 為替や料金改定で総額は変わる?

はい。為替・学校の料金改定・燃油サーチャージ等で変動します。見積りの取り直しと最新情報の確認を推奨します。

Q13. 申し込み/相談の流れは?

まずは希望期間・部屋タイプ・出発時期をお知らせください。最新料金(12週以上のプロモ適用可否含む)を確認のうえ、個別見積りをご案内します。電話受付:平日9:00〜18:00

Q14. 注意事項

本ページの金額は目安です。空室状況・学校規定・ビザ要件は変動するため、必ず最新情報をご確認ください。

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