セブ島留学とバリ留学の費用比較(2025年版)

1. はじめに

留学先を検討するとき、学習の効率性と同時に「どこで学ぶか」という環境も大切なポイントになります。
フィリピン・セブ島とインドネシア・バリ島は、どちらも温暖な気候とリゾート地としての魅力を兼ね備え、アジア圏の留学先として人気を集めています。

セブ島はマンツーマン授業を中心に、短期間で英語力を伸ばせる「集中型学習」の環境が整っており、一方のバリ島は観光客やデジタルノマドが多く、実践的に英語を使える「国際交流型環境」が特徴です。

本記事では、2025年の最新データをもとに、セブ島留学とバリ島留学の費用と学習環境の違いを比較し、それぞれの魅力を探っていきます。


2. セブ島留学の費用(3Dアカデミー・内部寮3人部屋)

セブ島留学の大きな特徴は、授業料・寮費・1日3食の食事がセットになったパッケージ料金です。費用の目安として、セブ市内の人気校「3Dアカデミー」のESLコース(内部寮3人部屋)を参考にすると、以下のようになります。

  • 4週間(1か月):184,900円 + 現地費用 約3〜4万円 → 合計 約22〜23万円

  • 12週間(3か月):549,900円 + 現地費用 約8〜9万円 → 合計 約63〜64万円

  • 24週間(6か月):1,094,900円 + 現地費用 約20万円 → 合計 約129〜130万円

※現地費用には、VISA延長費、SSP(就学許可証)、ACR I-Card(8週間以上)、教材費、電気代、管理費などが含まれます。
※12週間以上の長期留学では、学校によるプロモーション割引が適用される場合があります。詳細はお問い合わせください。

授業料に加え、食費・住居費・掃除・洗濯などがすべて含まれているため、追加の生活費が少なく、予算管理がしやすいのがセブ島留学の強みです。


3. バリ島留学の費用(平均)

バリ島にも英語学校が複数あり、特に欧米人観光客やデジタルノマドが多いため、日常的に英語を使う環境があります。ただし、セブ島のように「授業料+寮+食事込み」のパッケージ型ではなく、授業料と滞在費、生活費を個別に負担する形が一般的です。

費用の目安(4週間あたり)

  • 授業料(一般英語コース):約10〜15万円

  • 滞在費(ホームステイやゲストハウス):約6〜10万円

  • 生活費(食事・交通・娯楽など):約3〜5万円

合計すると、1か月あたり約20〜30万円が相場となります。

長期留学の場合

  • 3か月(12週間):約60〜80万円

  • 6か月(24週間):約120〜150万円

※学校によっては食事つきホームステイや学生寮を提供するところもありますが、基本的に食費や交通費は別途必要です。

バリ島留学は、費用自体はセブ島と大きく変わらないが、支出項目が分かれているため自己管理が必要という特徴があります。


4. 費用比較:セブ島 vs バリ島

両者の費用を同じ条件(3人部屋/1か月・3か月・6か月)で比較すると以下のようになります。

1か月(4週間)

  • セブ島(3Dアカデミー・3人部屋):約22〜23万円(食費込み)

  • バリ島:約20〜30万円(食費別)

セブ島は食費込みでこの金額のため、実質的にはバリ島より割安です。

3か月(12週間)

  • セブ島:約63〜64万円(プロモ割引ありの場合さらに安くなる可能性)

  • バリ島:約60〜80万円

短期ではバリ島と大差ないですが、長期になるとセブ島のパッケージ割引でコスト差が広がります。

6か月(24週間)

  • セブ島:約129〜130万円

  • バリ島:約120〜150万円

6か月では両者ほぼ同水準。ただし、セブ島は寮・食事・生活サポート込みである点を考慮すると、実際の生活コストを含めればセブ島の方がリーズナブル。


総合的に見ると:

  • 短期(1か月):費用差は小さい。リゾート+観光体験ならバリ島も魅力。

  • 中期〜長期(3か月以上):セブ島の方が割安で、生活管理のしやすさが強み。


5. 学習環境・生活環境の違い

セブ島

  • 学習環境:マンツーマン授業を中心としたカリキュラムが特徴。自分の弱点を徹底的に克服でき、短期間で英語力を伸ばしやすい。

  • 生活環境:寮に滞在し、3食付き・掃除・洗濯サービスも含まれるため、勉強に集中しやすい。日本人スタッフ常駐の学校も多く、留学初心者でも安心。

  • 雰囲気:勉強中心で規則的な生活を送りやすい。

バリ島

  • 学習環境:グループ授業がメインで、欧米やアジアからの留学生と一緒に学ぶ国際的な環境。実践的に英語を使う機会は多いが、個別指導は少なめ。

  • 生活環境:ホームステイやゲストハウス滞在が一般的。食費や生活管理は自分で行う必要があり、自由度は高いがセルフマネジメント力が求められる。

  • 雰囲気:観光地としての側面が強く、留学生活の中にリゾート気分も味わえる。


まとめると、セブ島は学習効率重視・管理された環境バリ島は自由度と国際交流の多さがそれぞれの魅力といえます。


6. まとめ

セブ島留学とバリ島留学は、費用面では大きな差はありません。
1か月あたりのコストはどちらも 20〜30万円程度 ですが、セブ島は寮・食事・生活サポート込みのパッケージバリ島は生活費を個別に負担するスタイルという違いがあります。

  • コストパフォーマンス重視・短期間で集中して英語力を伸ばしたい人 → セブ島がおすすめ

  • 自由な生活スタイルや国際色豊かな環境で英語を使いたい人 → バリ島がおすすめ

また、長期留学を考える場合、セブ島は12週間以上でプロモーション割引があり、総合的に費用を抑えやすいメリットがあります。

費用や生活スタイルの違いを理解した上で、自分の目的に合った留学先を選ぶことが成功のカギとなります。


よくある質問(FAQ)|セブ島留学 vs バリ留学(2025年版)

Q1. 本記事の比較前提は?

セブ島は3DアカデミーESLコースの内部寮3人部屋(授業+寮+1日3食込み)を基準、バリ島は一般英語コース+ホームステイ/ゲストハウス+生活費(自費)の平均相場で比較しています。

Q2. セブ島の1か月総額はいくら?(3人部屋)

学費・寮費¥184,900+入学金¥15,000+現地精算(SSP/管理費/教材/電気代など約3〜4万円)で、約22〜23万円(航空券除く)が目安です。

Q3. セブ島の現地精算費は何がある?
  • SSP(就学許可証):12,040ペソ
  • ACR I-Card(8週間以上):約4,000ペソ
  • VISA延長費:滞在週数に応じ加算(例:2回目 5,616ペソ)
  • 管理費:500ペソ/週
  • 教材費:目安1,000ペソ/4週
  • 電気代:メーター実費
  • デポジット:1〜19週 4,500ペソ/20週以上 9,000ペソ(原状で返金)
  • 空港ピックアップ:1,500ペソ(特定時間帯は2,000ペソ
Q4. バリ島の1か月総額はいくら?

授業料約10〜15万円+滞在費約6〜10万円+生活費約3〜5万円で、約20〜30万円が目安です(学校や立地により増減)。

Q5. 3か月・6か月だと総額は?(概算)
  • セブ島(3人部屋):3か月 約63〜64万円 / 6か月 約129〜130万円
  • バリ島:3か月 約60〜80万円 / 6か月 約120〜150万円

セブ島は寮・3食込みのため、実質コスト管理がしやすいのが強みです。

Q6. セブ島は部屋タイプで費用を下げられる?

はい。1人部屋より2〜6人部屋の方が安く、長期では差額が大きくなります。コスト重視なら複数人部屋がおすすめです。

Q7. 学習スタイルの違いは?
  • セブ島:マンツーマン中心(発話量が多く、短期集中で伸ばしやすい)
  • バリ島:グループ中心(国際交流・実践機会が多い、自由度高め)
Q8. 航空券の相場は?
  • 日本⇔セブ:約6〜10万円
  • 日本⇔バリ(デンパサールDPS):約7〜12万円

時期・発着地・燃油サーチャージで変動します。

Q9. 12週間以上の割引はある?

セブ島3Dアカデミーは12週間以上でプロモーション適用の可能性があります。表示金額は目安のため、正確な料金は必ずお問い合わせください

Q10. もっと費用を抑えるコツは?
  • セブ島:複数人部屋の選択/電気代を節約/閑散期に出発
  • バリ島:自炊中心/長期割のある学校・滞在先を選ぶ/中心部から少し離れた立地を検討
  • 航空券:早期予約・曜日/経路の柔軟化・セール活用
Q11. どっちが自分に合う?
  • 短期集中・学習効率重視:セブ島
  • 自由度・国際交流・リゾート体験重視:バリ島
Q12. 見積もり/相談は可能?

可能です。希望期間・部屋タイプ・出発時期を教えてください。最新料金(12週以上のプロモ適用可否含む)を確認のうえ、個別見積りをご案内します。

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