TOEICの申込手順と受験の流れ【セブ島及び日本】
はじめに
TOEICは、世界160か国以上で実施されている国際的な英語テストで、日本やフィリピン(セブ島を含む)でも広く受験されています。就職活動や昇進・転職、さらには留学や海外就労の準備など、さまざまな場面でスコアが求められるため、受験を検討している方も多いでしょう。
しかし、**「申込方法が国ごとに違う」ことや、「受験の流れが微妙に異なる」**ことを知らないまま準備を始めてしまうと、当日慌てることになりかねません。
そこで本記事では、
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日本でのTOEIC申込手順と試験当日の流れ 
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セブ島でのTOEIC申込手順と試験当日の流れ 
 を比較しながらわかりやすく整理しました。
これから受験を考えている方はもちろん、留学や仕事でセブ島に滞在している方にも役立つ内容になっています。
1. TOEICの申込手順
日本での申込方法
日本では、TOEICを運営している IIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会) の公式サイトから申し込みます。
申込の流れ
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TOEIC SQUAREに会員登録(初めての方のみ) 
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受験したい試験日を選択 
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支払い方法を選び決済(クレジットカード・コンビニ払いなど) 
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受験票が試験日の約1週間前に自宅へ郵送 
ポイント
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申込締切は試験日の 約1か月前 
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受験料は 7,810円(税込)(2025年現在) 
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年10回の公開テストが全国主要都市で実施される 
セブ島(フィリピン)での申込方法
セブ島では、ETS(TOEIC本部)が認定した CPILS(Center for Premier International Language Studies) を通して申し込みます。
申込の流れ
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CPILS公式サイトで受験希望日を確認 
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オンラインまたは直接センターで申込 
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支払い(クレジットカードまたは銀行振込) 
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Admission Ticket(受験票) がメールで送られる 
ポイント
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試験会場:CPILS(Cebu City, M.J. Cuenco Ave.) 
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申込締切:試験日の 約2〜3週間前 
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受験料:2,300〜2,500ペソ(約6,000円前後) 
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フィリピンで最初にTOEIC公式テストセンターとして認可され、現在も安定的に運営されている 
2. 受験当日の流れ
日本での受験当日
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集合・本人確認 - 
受験票と顔写真付き身分証明書(運転免許証・パスポートなど)を提示 
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会場によっては手荷物検査あり 
 
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入室・着席 - 
試験開始の30分前までに着席 
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監督官から注意事項の説明 
 
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試験開始 - 
リスニング:約45分(音声は1回のみ放送) 
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リーディング:約75分 
 
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試験終了・解答用紙回収 - 
試験終了後は指示に従って順に退出 
 
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持ち物
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受験票 
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顔写真付き身分証明書 
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HB以上の鉛筆と消しゴム 
結果通知
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試験日から約17日後にオンライン確認可 
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約30日後に公式スコア証明書が郵送 
セブ島(CPILS)での受験当日
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集合・本人確認 - 
Admission Ticket(受験票)とパスポートを提示 
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身分確認後、試験教室へ案内される 
 
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入室・着席 - 
試験開始30分前までに会場入り 
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試験監督からの注意事項説明 
 
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試験開始 - 
リスニング:約45分 
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リーディング:約75分 
 
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試験終了・退出 - 
指示に従い、解答用紙を提出して退出 
 
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持ち物
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Admission Ticket(メールで送られる受験票) 
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パスポート(必須) 
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筆記用具(会場で貸与される場合もあり) 
結果通知
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試験日から約2〜3週間後にスコアレポートが発行(メールまたは紙で受領) 
日本とセブ島では持ち物や結果通知のスピードに違いがあります。
特にセブ島では パスポートが必須 なので、忘れないよう要注意です。
3. 日本とセブ島での受験の違いまとめ
| 項目 | 日本 | セブ島(CPILS) | 
|---|---|---|
| 申込方法 | IIBC公式サイト(TOEIC SQUAREに登録してオンライン申込) | CPILS公式サイトまたは直接センターで申込 | 
| 申込締切 | 試験日の約1か月前 | 試験日の約2〜3週間前 | 
| 受験料 | 7,810円(税込) | 2,300〜2,500ペソ(約6,000円前後) | 
| 試験会場 | 全国の大学・専門学校など | CPILS(Cebu City, M.J. Cuenco Ave.) | 
| 必要書類 | 受験票+顔写真付き身分証明書 | Admission Ticket+パスポート | 
| 持ち物 | 受験票、身分証、HB以上の鉛筆、消しゴム | Admission Ticket、パスポート、筆記用具(貸与される場合あり) | 
| 結果通知 | 約17日後にオンライン、30日後に紙のスコア証明書郵送 | 約2〜3週間後にスコアレポート(メールまたは紙) | 
| 特徴 | 実施回数が多く全国で受験可能。企業・大学での提出に安心感あり。 | 受験料が安い。結果通知も比較的早め。留学中に受験するのに便利。 | 
4. 受験のコツと注意点
申込に関する注意点
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早めの申込が安心 
 日本では人気会場が早く満席になることがあります。特に東京・大阪・名古屋など大都市は注意。
 セブ島も受験枠が限られるため、渡航中のスケジュールに合わせて余裕を持って申込を。
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申込締切日を必ず確認 - 
日本:約1か月前 
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セブ島:約2〜3週間前 
 
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必要書類・持ち物の確認
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日本:受験票・顔写真付き身分証・鉛筆・消しゴム 
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セブ島:Admission Ticket・パスポート必須(コピー不可) 
特にセブ島では パスポート原本を忘れると受験不可 なので要注意です。
試験当日の心構え
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30分前到着が基本 
 会場周辺の交通事情を考慮して、余裕を持って到着しましょう。セブ島ではタクシーの混雑や渋滞が起こりやすいため、1時間前に出発するのがおすすめです。
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服装に注意 
 会場によって冷房が強い場合があるので、羽織れるものを持参すると安心。
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集中力対策 
 試験時間は約2時間。事前に公式問題集などで模擬試験形式に慣れておくことが大切です。
スコア活用の注意点
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日本国内で利用する場合 
 日本の企業や大学に提出するなら、日本で受験したスコアの方がスムーズな場合があります。
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セブ島での受験スコア 
 英文のスコアレポートが発行されるため、留学中の学習進捗や自己確認には十分活用可能。
まとめ
TOEICは、日本でもセブ島でも受験可能ですが、申込方法・必要書類・受験料・結果通知のスピードには違いがあります。
- 
日本 - 
IIBC公式サイトからオンライン申込 
- 
受験料7,810円(税込) 
- 
受験票+身分証で本人確認 
- 
結果は17日後にオンライン、30日後にスコア証明書が郵送 
 
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セブ島(CPILS) - 
CPILS公式テストセンターで申込 
- 
受験料は約2,300〜2,500ペソ(約6,000円前後) 
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Admission Ticket+パスポートが必須 
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結果は約2〜3週間後にスコアレポートが発行 
 
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セブ島では受験料が安く、留学中でも手軽に受けられるのが魅力です。
一方、日本国内で就職・進学に使う場合は、日本での受験スコアの方がスムーズに認められるケースもあるため、用途に合わせて受験地を選ぶのがポイントです。
「どこで受験するのがベストか?」 は人それぞれ。
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留学中に力試しをしたい → セブ島(CPILS) 
- 
日本の企業・大学に公式提出用 → 日本国内 
自分の目的に合った受験方法を選び、計画的にTOEICを活用していきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. セブ島ではどこで受験できますか?
Q2. 日本での申込方法は?
Q3. セブ島(CPILS)での申込方法は?
Q4. 受験料はいくらですか?(日本/セブ島)
Q5. 申込締切はいつですか?
Q6. 試験当日の持ち物は?
セブ島:Admission Ticket、パスポート原本、筆記用具(貸与の場合あり)。
Q7. 試験時間と構成は?
Q8. 結果はいつ分かりますか?
セブ島:約2〜3週間後にスコアレポート(メールまたは紙)。
Q9. セブ島で受けたスコアは日本で使えますか?
Q10. 外国人でも日本で受験できますか?日本人がセブ島で受験しても大丈夫?
Q11. 申込後のキャンセルや日程変更はできますか?
Q12. 遅刻した場合は受験できますか?
Q13. 当日の服装に指定はありますか?冷房対策は必要?
Q14. セブ島の会場までのアクセスのコツは?
Q15. L&R以外(S&Wなど)の実施はありますか?
Q16. 学習の目安スケジュールは?
Q17. 公式リンクはどこを見れば良いですか?
※本FAQは2025年時点の一般的な情報を基に作成しています。最新の実施状況・料金・持ち物は必ず各公式ページでご確認ください。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			