2018/02/1

3D留学体験談

【3D ACADEMY “一芸留学”体験談】Shoさんインタビュー

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【セブ島一芸留学無料招待】
世界で活躍する日本人を応援するために始まった”一芸留学”というこのプロジェクト。一芸留学とは「滞在費と学費が無料になる代わりにあなたの芸を学校に提供してね」という交換条件のもとに留学をサポートする企画です。

今回インタビューさせて頂いたのは、この企画で当校に留学されたのはファッションデザイナー兼モダンジャパニーズコーディネーターのShoさんこと「香椎翔太郎」さん(写真中央)!実は今回の留学中、Shoさんに学内と学外でテーブル茶道のイベントを英語で開催して頂きました!今回の体験談では、英語初心者のShoさんがイベントを開催するまでの苦労話や現在の活動を始められた原点など、様々なことについて語って頂きました。

「自分の目標を達成するために英語を勉強する」 そんな理想的な留学生活を送ったShoさんへのインタビューをお届けいたします!

今回の留学を振り返って

ー4週間の留学お疲れ様でした。テーブル茶道のイベント等もありましたが、振り返ってみていかがでしょうか?

4週間というのは振り返ってみるとあっという間でした。ただ、最初の1週間は自分が慣れていなかった環境なので、長く感じましたね。2週目からはイベントのためのプレゼンの準備に追われて、時間があっという間に進んでいきました。授業が終わって、ホテルに戻って、準備。それの繰り返しでしたね。プレゼン資料が作り終わると、練習あるのみでしたので、すごく早く時間が過ぎていきました。

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ーその留学も今週で終わりになりますが、寂しいですか?

そうですね。自分の中で留学を楽しめた感じです。平日はほぼ勉強、週末はスクールトリップや友達と出かけたりしていました。あと、ダイビングの免許も取りました!平日の勉強と週末のリラックスがうまく両立し、充実していましたね。朝も6時に起きて、勉強や宿題をし、規則正しいい生活ができていました。

今回のように、何かにのめり込むことが大人になって少なかったので、いい機会でした。大学の部活のような感覚。期間は短かったけれど、留学中の目標設定して、そこから逆算して、何やるかを決め、それに向けて一生懸命頑張る。本当に内容の濃い1ヶ月でしたね。

ー留学の形としては、あるべき姿なのかもしれないですね!

香椎翔太郎の原点

ー現在は、ファッションデザイナー兼ジャパニーズモダンコーディネーターとして活躍されていますが、何がきっかけでそこを目指されましたか?

原点は、大学時代にバックパッカーをしていたことですね。英語を話せなかった自分は、コミュニケーションをどのようにすれば取れるのかを考え、浴衣を着て旅に出ました。ただ、当時は浴衣と着物の違いについて知りませんでした(笑)着物は世界中の人が知っているもので、着ているとみんなが話しかけてくれたり、話のネタになるのではないかと思いました。当時SNSが全くなかったので、コミュニケーションのきっかけのツールになるのではないかと考えたのです。

ー確かに、現在はSNSで簡単にコミュニケーションが取れますが、昔だとできないですもんね。どこを旅されましたか?

主にヨーロッパやカナダ、オーストラリア、アメリカ、そしてアジアです。浴衣を着ていることにより、海外の人から日本のことをよく聞かれましたね。

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ーどんなことを聞かれましたか?

例えば、寺と神社の違いについてや日本人はなぜ行列に並ぶのかなどです。自分でも普段から意識しないことを聞かれて、答えられない自分がいました。

一方で、同い年の欧米の友達は自国の歴史や文化について詳しく、自国への誇りも強い。一人の人間として負けたような気がしました。それと同時に、これはまずいなと感じました。日本に戻って、何かやらなければと…。

ーそれがきっかけになったんですね!

そうです。日本に帰ってから、男性なら着物くらいは着れないといけないと考え、21歳の時に着付けを習いにいきました。その経験が、現在のルーツになったのかもしれないですね。

実際に着てみると、格好いいなと感じました。しかし、普段の生活ではなかなか着る機会もなく、その後10年はタンスの肥やしとなりました。

ー確かに今の日本では街中で着物を着ている人は珍しいですもんね。では、その10年間はどのような活動をされていましたか?

大学卒業後は、ファッションスタイリストとして活動していました。“洋”の世界に飛び込んだんです。現在の“和”とは逆の世界。というのも、自分は洋服が好きで、その関係でヨーロッパも大好きでした。“洋服=ヨーロッパ”というイメージです!実際にヨーロッパ各国を訪れ、生地の産地とかブランドについて調べていたこともあるくらいです。

ー洋服の世界で活躍されていたんですね!ただ現在の姿と結びつかないんですが…。

実は、30歳くらいの時にもう一つのきっかけがありました。昔に習った着付けの先生と会う機会があったんです。その時に2人で着物を着て歌舞伎を見に行きました。着方を忘れていたので、YouTubeを観ながら着たんですけどね(笑)

久しぶりに着て思ったのが、丹田のところで帯を締めて背筋がピシッとする感覚、日本男児でいうと褌を締める感覚、身が引き締まるような感じがやっぱりいいなと思いました。着物や日本の伝統文化を広める活動ができればいいなと思ったのが、その時です。

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ーそれから今の活動を始められたんですか?

そうです。最初は、少人数で着物を着てランチなど小規模から活動を始めました。その後活動もだんだんと大きくなり、100人くらい集めて着物を着て原宿をジャックするイベントを開催しました。

ーそれはすごい!

着物って着てみたいという興味がある人って多いと思います。ただ、みなさん特に若い人たちが着ない原因が、主に3つあって、①そもそも着方がわからない、②着ていく場所がない、③着て行く友達がいない。その理由をクリアにしてあげられるようなフィールドを作ってあげると、100%着てみたいと言ってくれます。

なので環境を作ってあげて、さらに楽しめるような工夫をしてあげる。あえて、和とは逆の原宿、外国人が多くて、日本のオタク文化や現代のファッション文化が集まる場所で、着物を着ている人を100人くらい集めた方が面白いのではないかと考えて、そのような活動を1年くらいやっていました。しかし、それをビジネスにすることは難しかったです。

ーでは、どのような方法を考えたのですか?

他の方法で和文化を広められないかと考えたときに、好きなものは根本まで突き詰めるタイプなので、着物の生地の織元や染め元を全国で訪れたりしました。空いた時間で全国を回っていると、日本の地方には伝統工芸が1つはあることに気が付いたんです。金沢だったら金箔、会津だったら漆など。

伝統工芸を見に行った時に、このような素晴らしい技術があるのに、なかなか消費者の元へは届かない。そこにもどかしさを感じました。着物だけでという狭い枠ではなく、もっと大きな枠日本の伝統文化を広めることはできないかと考え方が変わりました。その後も様々な県の伝統工芸の人の話を聞くと、同じような悩みを持っている。良いものは作るが、①後継者がいない②売れない③売り方がわからない。逆に、自分はPRなどが得意なので、このようないいものを広めるお手伝いができればと考えるようになりました。そして、現在では東急プラザ銀座にて、日本各地の伝統工芸を集めたシェアショップを展開しています。

自分自身でもっと日本文化を発信していくために

ーテーブル茶道を始めたきっかけは?

環境を作った後に、今度は自分自身で何かを伝えられることができればなと考えるようになりました。自分自身が表現する。日本人が日本人としての誇りを持って、グローバルに活躍していく人になっていきたいと考えました。自分には着物があるが、それだけでは足りない。着物を着て何かできないかを考えるようになりました。

ある時、ふと訪れた展示会で抹茶碗を見た時に、魂が震えました。器であると同時に、その枠を越えて芸術品でもある。そこから興味を持ちました。実は、茶道からではなく、お茶碗からなのです。お茶碗を集めていました(笑)骨董や美術品を集める感覚。そして、集めていくうちに使いたいなと思うようになり、茶道に興味を持ち始めました。

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最初は自分の教養やリラックスのため、着物を着てお茶を立てられると格好良いなという志のない状態で始めました。ただ、やっていくうちに伝統と歴史を重んじるがゆえに融通のきかない部分にもどかしさを感じるようになりました。それは、個性を潰される現代には少し合わないのではないか、時代と共に進化していく感性が必要ではないかと感じました。

そして、何か新しい茶道はないかと探している時に、テーブル茶道と出会いました。シンプルに茶箱があって、箱の中に茶碗等の道具一式を入れて、どこでもお茶を立てられる。コンパクトさの中に、日本の文化がある。テーブルの上で茶箱が一個あれば気軽にできる、野立てでも海辺で、ピクニックのようにブルーシートを引いて立てられる。すごくカジュアルで良い。海外旅行で、着物を着ながらでもできます。英語がそんなにできなくても、抹茶の存在はみんな知っているかなと。目の前で、自分がお茶を立てて飲ませてあげると喜ぶだろうし、日本の伝統文化の伝え方の1つとしていいのではないかと考え、始めました。

さらに海外で活躍するために

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ーそして今回、“一芸留学”にて3D ACADEMYへ留学に来て頂きましたが、そのきっかけはなんでしたか?

テーブル茶道を始めたときに、漠然と海外でやりたいなと考えていました。今回、たまたま以前に3D ACADEMYへ留学していた小林香織さんが知り合いで、彼女が行くのを聞いていて、自分でも調べていました。留学に行きたいなと考えて、お茶や日本の伝統文化という切り口だと、他の人もあまりやっていないだろうし、ましてはフィリピンだとまだいないのではないかと、またお茶のイベントなどをフィリピンで開くのも面白いのではないかと考えた。

ーこちらからイベントの開催を提案されたときは、正直どのような気持ちでしたか?

最初は、日本人の生徒向けにやるのかなと思っていたので、あんまり大変ではないかなと思っていました。いつも日本でやっていることを海外でやるだけで良いのかなって。ですので、英語でイベントをやると聞いたときに正直不安でした。日本語でも説明が難しい“わびさび”を英語でどのように説明すれば良いのかなと。日本語の説明を英語に訳すということで、2倍の労力がかかりました。

しかし一方で、英語で説明することで、新たな発見もありました!例えば、抹茶とグリーンティーとグリーンパウダーの違いが何なのかを気付かされました。違いは、茶葉の違いだったんです。英語にすることによって、逆に日本文化を知れるという面白い発見ができたのは自分にとっても収穫でした。

ー実際にマンツーマンの授業では何をしていましたか?

1週目は、基本的にリーディングなどの授業をしていました。自分が作ったプレゼンを添削してもらっていました。先生の目の前で発表し、先生からこういう表現にしたほうがいいよとか、間のつなぎはこのように言ったほうがいいよなど、実践的なアドバイスをしてもらっていました。

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ー授業中や放課後にかなり練習されていたと先生からも聞きました。今回のイベントで苦労された点はなんですか?

プレゼンそしてテーブル茶道体験、ほぼ全ての点で苦労しましたね。日本でお茶のイベントを開催するときはプレゼンがないので、プレゼン自体がほぼ初めてでした。まして、英語でのプレゼンは経験がありませんでした。その上、テーブル茶道も英語で説明しながら行いましたので、いつも以上の労力を使いましたね。

例えば、日本語でプレゼンをする際に「湯冷まし」といえば、何となくどのようなものか伝わると思います。でも、海外の人にはそのような大前提の知識がないので、事細かく説明しないといけない。お茶菓子の切り方とか、手で食べないとか。1つ1つ、小学生に教えるように丁寧にやらないといけないので、自分の中のリズムや流れを調節するのが難しかったです。今までだと、自分の中の流れやリズムがあって、考えずに手が勝手に動いていた。英語となると、一連の動作の中に説明が入るので、綺麗に流れていかないんです。

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また、目の見えない意味が日本の文化にはあるので、それを伝えるのが難しかったです。

例えば、お菓子を先に食べるときの「お先にいただきます」と言うこと、お茶を飲む前に器を上げるなど、なぜその動きが必要なのかとか。フィリピン人の先生が「普通に飲むだけなら必要ない」「なんで、こんな面倒臭いルールがあるの?」と言われたくらいです。確かに飲むだけなら、粉入れて、お湯を入れれば大丈夫なのですが、そこには見えないおもてなしがあります。感じ取る部分が日本の文化に多い。そこの文化の違い、日本文化独特のものを英語で伝えるのが難しかったですね。また、細かいニュアンスの伝え方が難しかった。見てもらって、真似てもらうことは簡単です。しかし、和の「美」はわびさびからもわかるように、無駄なものを削り落として、最後に残ったモノに美しさがある。なので、シンプルだし、華美ではない。逆に、洋の「美」は飾り付けされたものに美しさがあるとされている。 作法も同じように、いかに無駄な動作を減らすかという部分がある。それを説明するのが大変でした。

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ーイベントは学内と学外で2回されましたが、1回目と2回目で違いや手応えはありましたか?

1回目は、めちゃめちゃ緊張しましたね。言うべきことも飛んじゃいましたね…。アドリブがまだまだ利かなかったです。アドリブ力が弱い。それは、今後の自分への課題となりました。原稿読んだり、覚えたりするのは良いのですが、とっさの場のつなぎ方であったりとか、言うことが飛んだ時の対応などは、もっと学ばなければいけないと痛感しました。

2回目は、なるべく前を見て話す意識をしていました。ホテルの中でも鏡の前で何回も練習しましたね。1日3時間くらい練習してたんではないでしょうか。日本からも、発音矯正や文法の本を持参し、プレゼンに疲れたときはそのような本を読んでいました。手応えもありました。ちょっとプレゼンもスムーズになりました。また、普段の日常会話でも最初に比べると、自分の表現したいことを表現できたりとか、発音などのスキルは上がったと感じました。

ー2回目のイベントを見たときは、驚くぐらいの変化がありましたね!これもShoさんの努力の賜物ですね!

今後の目標

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ーそれでは、最後に今後の目標を教えてください!

世界各国で、今回のようなイベントを今後もやっていきたいですね。もちろん日本でも、お茶を通して日本文化を広めたいという想いは変わりません。今回、せっかく英語でイベントをしたので、日本でも日本在住の外国人向けにやってみたいですね。

もう1つは、セブが気に入ったので、セブの日本人やフィリピン人向けにお茶や日本文化に関しての活動をしていきたいです。セブにある語学学校やホテル、日本人学校にいる子供達にもイベントを開いてあげたいです。

まとめ

見事に英語を使ってテーブル茶道のイベントを見事2回もやり遂げたShoさん。2回ともイベントを見ましたが、2回目は1回目に比べて格段にレベルアップされていました。聴衆を惹きつけるプレゼン力、1ヶ月努力された結果がそこに現れていました。

今回のShoさんのように、留学に来る際は事前に自分の目標を決めることをオススメします!留学中はその目標に向かって自分が何をするべきなのかを明確にし、努力してみてください。困ったことがあれば、いつでもサポートできる環境が3D ACADEMYにはありますので一緒に目標に向けて頑張りましょう!

Shoさんの今後の活躍に期待しております!

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この記事を書いた人
Namu
3DマネージャーのNamuです!趣味は旅行とカメラ^^特に東南アジアの国へ旅行することが好きで、バックパッカーをすることもあります!滞在期間は未定です(笑)帰国までに、Macbookと英語、セブアノをマスターできるように頑張ります! 困ったことがあれば、気軽に質問してください^^ Instagram: @namu_in_cebu / Facebook: Hitoshi Namura

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