OET 病歴のまとめ方 Past Historyを短く正確に書く【完全ガイド】

OET Writingでは、Case Notesに書かれている情報をそのまま並べるのではなく、読み手にとって必要な情報を整理し、短く正確に伝えることが求められます。その中でも多くの受験者が苦戦するのが Past History(既往歴)のまとめ方 です。

Case Notesには患者の既往歴がいくつも書かれていることがありますが、それらをすべて文章にしてしまうとレターは長くなりすぎ、重要な情報が埋もれてしまいます。OETでは、Relevant(関連性)とConcise(簡潔さ) が非常に重要です。

このガイドでは、OET Writingで高得点を取るために必要な以下のポイントを詳しく解説します。

  • Past Historyとは何か
  • OETで求められる既往歴の書き方
  • 情報を短くまとめるテクニック
  • 看護師がやりがちなミス
  • 高得点答案の具体例
  • 実践テンプレート

OET Writingでスコア350〜400以上を目指す看護師の方は、ぜひ最後まで読んでください。


Past History(既往歴)とは何か

Past Historyとは、患者が過去に経験した病気、手術、慢性疾患などの医療歴を指します。医療現場では、患者の現在の症状や治療方針を決定するうえで重要な情報となります。

OET Writingにおいても、Past Historyは非常に重要な情報ですが、すべてを書く必要はありません

重要なのは次の2つです。

  • 現在の病状に関連するものだけを書く
  • 短く整理して書く

例えばCase Notesに以下のような情報があったとします。

  • Hypertension – diagnosed 2010
  • Type 2 diabetes – diagnosed 2015
  • Appendectomy – 2008
  • Asthma – childhood

この場合、すべてを書く必要があるとは限りません。現在の病状に関連するものだけを書くことが重要です。


OET WritingでPast Historyが重要な理由

OET Writingでは以下の評価基準があります。

  • Purpose
  • Content
  • Conciseness & Clarity
  • Genre & Style
  • Organisation & Layout
  • Language

Past Historyは特に以下の項目に影響します。

  • Content
  • Conciseness & Clarity

もし不要な既往歴を書きすぎると、

  • 文章が長くなる
  • 重要情報が埋もれる
  • 読み手の負担が増える

その結果、スコアが下がる可能性があります。

つまりOETでは、情報の量ではなく、情報の選び方が評価されるのです。


Past Historyを書く基本構造

Past Historyを書く際の基本構造は非常にシンプルです。

基本形:

The patient has a history of + 疾患

例:

The patient has a history of hypertension and type 2 diabetes.

別の表現:

  • She has a history of asthma.
  • He has a background of hypertension.
  • Her medical history includes diabetes.

ただしOETでは、最も一般的で安全な表現は

a history of

です。


複数の既往歴を短くまとめる方法

Case Notesでは複数の病歴が書かれていることが多いです。

例えば:

  • Hypertension
  • Type 2 diabetes
  • Hyperlipidaemia

悪い例:

The patient has hypertension. The patient also has diabetes. The patient also has hyperlipidaemia.

これは非常に読みにくいです。

良い例:

The patient has a history of hypertension, type 2 diabetes, and hyperlipidaemia.

1文でまとめることがポイントです。


診断年を書くべきか

Case Notesには診断年が書かれていることがあります。

例:

  • Hypertension – diagnosed 2012

OETでは、<strong通常は年を書く必要はありません。

例:

She has a history of hypertension.

ただし、以下の場合は年を書くことがあります。

  • 最近診断された病気
  • 現在の症状に関係する場合

例:

She was diagnosed with diabetes in 2023.


手術歴を書く方法

手術歴は以下のように書きます。

例:

  • Appendectomy – 2010
  • Knee surgery – 2018

文章例:

She underwent an appendectomy in 2010.

または

Her surgical history includes an appendectomy.

短くまとめるなら:

She has a history of appendectomy.


Past Historyを書く場所

既往歴は通常、以下の部分に書かれます。

  • Introductionの後
  • Clinical background

例:

Ms Smith has a medical history of hypertension and type 2 diabetes.

このように1文で書くことが多いです。


高得点答案の例

Case Notes:

  • Hypertension
  • Type 2 diabetes
  • Smoker – 10 cigarettes/day

高得点例:

She has a medical history of hypertension and type 2 diabetes and is a current smoker.

非常にシンプルですが、情報はすべて伝わっています。


看護師がやりがちなミス

1. Case Notesをそのまま書く

悪い例:

Hypertension diagnosed 2010. Diabetes diagnosed 2015.

OET WritingではこれはNGです。


2. 情報を書きすぎる

多くの受験者は「全部書かないと減点される」と思っています。

しかしOETでは逆です。

不要な情報を書くと減点されます。


3. 文章が長くなりすぎる

例:

The patient has been suffering from hypertension for many years and was diagnosed in 2010 and has also had diabetes since 2015.

これは長すぎます。

良い例:

She has a history of hypertension and diabetes.


4. 時制のミス

既往歴は通常現在形です。

正しい例:

She has a history of hypertension.


Past Historyを書くテンプレート

以下のテンプレートはOET Writingで非常によく使われます。

テンプレート1:

The patient has a history of ______.

テンプレート2:

His medical history includes ______.

テンプレート3:

She has a background of ______.


高得点を取るためのポイント

最後に、Past Historyを書く際の重要ポイントをまとめます。

  • 関連性のある情報だけ書く
  • 1文にまとめる
  • 簡潔に書く
  • Case Notesをそのまま書かない
  • 医療レターのスタイルを守る

OET Writingでは、英語力よりも<strong情報整理能力が重要です。

Case Notesを読み、

  • 何を書くか
  • 何を書かないか

を判断できるようになることが、スコアアップへの近道です。

Past Historyは小さなパートに見えますが、レター全体の読みやすさに大きく影響します。

今回紹介した方法を使えば、既往歴を短く、正確に、プロフェッショナルに書くことができるようになります。

FAQs(よくある質問)

OET WritingでPast Historyは必ず書く必要がありますか?

必ずしもすべてを書く必要はありません。OET Writingでは、Case Notesに書かれている情報の中から現在の症状や紹介目的に関連する情報のみを書くことが重要です。関係のない既往歴を書きすぎると、レターが長くなり、重要な情報が伝わりにくくなるため減点される可能性があります。

Past Historyはどこに書くのが一般的ですか?

通常は、Introduction(導入)でPurposeを書いた後のClinical backgroundの部分に書かれます。患者の現在の状態を説明する前に、背景情報として既往歴を簡潔にまとめるのが一般的です。

Past Historyは1つずつ文章にする必要がありますか?

いいえ。複数の既往歴がある場合は、できるだけ1文にまとめて書くのが理想です。例えば「hypertension」「diabetes」「hyperlipidaemia」がある場合は、
The patient has a history of hypertension, type 2 diabetes, and hyperlipidaemia.
のようにまとめることで、読みやすく簡潔な文章になります。

診断された年(diagnosed 2015など)は書く必要がありますか?

通常は書く必要はありません。OET Writingでは文字数に制限があるため、重要でない情報は省略することが推奨されています。ただし、最近診断された病気や現在の治療に影響する場合は、診断年を書くこともあります。

手術歴はPast Historyとして書いてもよいですか?

はい、手術歴もPast Historyとして書くことができます。例えば「appendectomy」「knee surgery」などの手術歴がある場合は、
She underwent an appendectomy in 2018.
または
Her surgical history includes an appendectomy.
のように書くことができます。ただし、現在の症状に関連がある場合のみ書くのが基本です。

Past Historyを書くときの一番安全な表現は何ですか?

最も一般的で安全な表現はa history ofです。例えば、
The patient has a history of hypertension.
のような表現は、OET Writingで非常によく使われます。シンプルで医療レターとして自然な表現です。

Past Historyを書くときに注意すべきポイントは何ですか?

主に以下のポイントに注意してください。

  • 関連性のある既往歴だけを書く
  • できるだけ1文にまとめる
  • Case Notesをそのまま書かない
  • 簡潔で読みやすい文章にする
  • 医療レターとして自然な表現を使う

OET Writingでは、英語の難しさよりも情報整理能力が重要です。必要な情報だけを選び、短く正確に伝えることが高得点のポイントになります。

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