2012/05/1
3年以上、フィリピンの英語留学フィールドで働いてきて、そこそこフィリピン人のスタッフや、
学校の事など、分かってきたかなーと思っていたのですが、そこは非常に勘違い。
実際に自身で運営を行なう事になると、全く別ものの世界でした。
※とそれは、海外に限らずどこでも一緒ですね。
語学学校・・・それも現在フィリピン留学の主流となっているスタイルである、
・授業
・寮
・3食食事
・インターネットのサービス
などなど。
上記を全て管理するとなるとホテル以上の業務内容になっていきます。
授業のカリキュラムは効果的なものを作成する必要があり、
寮はベッドや部屋の内装、破損などの修理の把握、設備の問題解決があり、
食事は食材の確保ルートやメニューの検討、キッチンの衛生面のチェックから味のチェックまで、
インターネットは技術者と効率的な電波が提供できるよう配置を検討したり、その後のメンテナンスまで。
更には従業員の管理やコストの計算など・・・
ざっと挙げただけでもホテル+学校が組み合わさった内容となります。
ここで、ひとつのフィリピンで事業を行なう問題点。
これだけのことをなぜ自分の管理下におかないといけないか。
それは、失礼な話かもしれませんが、なかなかフィリピンの人の中には、
自分で考えた事を自分で責任を持ってトライするという考えの人が中々いないのです。
言われた事をしっかりとこなしたり、言われた事を自分なりにアレンジしてやってみるという
向上力がある人はいますが、基本的には何を行なうにも最後の決断+それまでの
プロセスに対する細かい指示・・・を下す必要があります。
という事でかなり揉まれている環境ですが、自分自身にも勉強になりますし、
さらに、これだけ大変という事は、しっかりと運営を維持していくには
多少なりとも経験が必要・・・で、その点はアドバンテージがある事かと思います。
語学学校の運営・・・韓国人経営の学校は非常に多くありますが、
なぜここまでうまく出来ているところも多いかというと恐らく、人・・・でしょうか。
日本ではまだまだマーケットが韓国には及ばないので、語学学校運営事業だけでは、
中々数人で取り組む・・・という事が難しいですが、私はグループ会社から大きな支援を頂いている為、
比較的有利に進められているのかと・・・・その分、失敗する理由がない環境でプレッシャーも
大きいですけどね(笑)
とにかく、まずは皆さんの留学満足度を90%以上、あわよくば更に英語学習目標達成度も90%以上を維持する事が出来るよう
学校のサービスや授業の質に力を入れて運営していきたいと思います。
長期的に見た場合にはハードよりソフトの面が重要であるのは間違いないと信じています。
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