目次
セブ島のガンショップと射撃体験【2025年最新版】
はじめに
セブ島には、地元の人々や射撃スポーツ愛好者に向けた本物の銃を取り扱う正規ガンショップ、そして観光客でも楽しめる安全管理された射撃体験施設が点在しています。
フィリピンはアジアの中でも比較的銃器規制が緩く、適切な許可を得れば市民が銃を所持・購入することが可能です。そのため、セブ島では日常的に銃器関連ビジネスが発展しており、販売店の数も豊富です。
一方で、旅行者が銃を購入することはできませんが、射撃場やツアーを通じて実弾射撃を体験することは可能です。日本ではまず味わえない、重厚な金属の質感や引き金を引く瞬間の緊張感を、安全かつ合法的に体験できます。
この記事では、2025年現在の最新情報をもとに、
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銃の購入が可能な正規販売店(Gun Shop)
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観光客向けの実弾射撃体験スポット
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法律・安全面の基本知識
を整理してご紹介します。
1. セブ島の銃販売店(Gun Shop)
フィリピンでは、銃器購入にはフィリピン国家警察(PNP)発行の所持許可証が必要です。
この許可証を持つ市民や外国人長期滞在者は、正規ライセンスを持つ販売店でのみ銃を購入できます。
以下は、2025年時点でセブ島または近隣に拠点を持つ代表的なガンショップです。
Shooters Arms Manufacturing Inc.(SGAC)
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フィリピン国内38店舗展開の大手メーカー直営店
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ハンドガン、ライフル、ショットガン、弾薬、アクセサリーまで幅広く取り扱い
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セブ市内にも支店あり
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長年の実績と国内ブランドとしての信頼度が高い
公式サイト
GunTech Interarms
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高級志向のガンショップ
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輸入モデルやカスタムパーツが豊富
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最新モデルの展示や試射イベントも開催
公式サイト
Topspot Guns International Corporation
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コルト、デザートイーグルなどの海外ブランド正規ディーラー
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射撃場併設はなく、販売専門
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銃器愛好家やコレクターに人気
公式サイト
Trust Trade Ph.
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グロック、タウラスなど世界的ブランド多数
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オンライン注文&店舗受取に対応
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メンテナンス用品やアクセサリーも充実
公式サイト
Tactical Corner Inc.(Rock Island Armory – Cebu)
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ラントゥリース・モール内にあるセブ支店
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Rock Island製品の正規販売
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初心者から上級者まで幅広いモデルを取り扱い
公式サイト
2. 射撃体験スポット(観光向け)
旅行者がセブ島で本物の銃を体験する場合、銃器所持免許は不要ですが、必ず公認射撃場またはツアー会社を通じて行う必要があります。
安全管理が徹底され、日本語ガイド付きのプランも多いため、初めての方でも安心です。
PTNトラベル ガンシューティングツアー
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対応言語:日本語ガイド付き
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送迎:マクタン島・セブ市内から可
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体験内容:ハンドガンやライフルなど複数種類の銃を30発体験
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料金目安:USD 75(約11,000円)~
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所要時間:1〜2時間程度
公式ページ
CSPトラベル 射撃体験
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対応言語:日本語(女性ガイド常駐)
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送迎:マクタン島・セブ市内から可
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体験内容:ハンドガン、スナイパーライフル、ライフルなど多彩
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料金目安:5,100ペソ(約9,600円)~
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特徴:安全講習が丁寧で初心者におすすめ
公式ページ
Wonderland Shooter Club
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対応言語:英語・ビサヤ語
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特徴:ローカル感あふれる射撃場
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対象:現地在住者や英語に慣れている旅行者向け
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注意:観光客向けサービスや送迎はなし
体験時の安心ポイント
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射撃前に必ず安全講習あり
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全ての施設でライセンス所持インストラクターが付き添い
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イヤーマフやゴーグルなど保護具は無料レンタル可能
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18歳未満は原則利用不可(施設による例外あり)
3. 射撃体験の流れと注意点
体験の流れ(一般的な例)
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受付と身分証提示
パスポートや政府発行のIDを提示し、申込書に記入します。 -
安全講習
インストラクターが銃の構造や扱い方、射撃姿勢、安全ルールを説明します。 -
装備の着用
イヤーマフ(耳栓)やゴーグルなどの保護具を着用。 -
射撃体験
指導員が横に付き、弾の装填から射撃までをサポートします。 -
体験終了・記念撮影
多くの施設で記念写真や動画撮影が可能です(事前確認がおすすめ)。
注意点
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年齢制限:多くの施設は18歳以上のみ(保護者同伴で例外ありの場合も)
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服装:動きやすく、露出の少ない服(熱い薬きょうが肌に触れると危険)
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飲酒禁止:アルコールを摂取している場合は体験できません
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撮影可否:施設により撮影ルールが異なるため、事前に確認
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事前予約推奨:混雑時や団体利用の場合は早めの予約が安心
4. 法律と安全面
銃の所持・購入に関する法律(フィリピン)
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銃器を合法的に所持するには、フィリピン国家警察(PNP)発行のFirearms Licenseが必要
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所持許可の取得には、身元調査・精神鑑定・薬物検査・安全講習の受講が必須
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外国人でも長期滞在ビザを持ち、要件を満たせば取得可能だが、旅行者は不可
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無許可での銃器所持や公共の場での持ち歩きは重罪
射撃体験に関する規定
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旅行者でも、公認射撃場や許可を持つ事業者が用意する銃を施設内でのみ使用可能
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すべての射撃はライセンス保持者のインストラクター監督下で行われる
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弾薬の持ち帰りは厳禁
安全面のポイント
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射撃場では常に銃口を安全方向に向けるルールを徹底
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弾薬は射撃直前にインストラクターが装填
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射撃中はイヤーマフ・ゴーグルの着用義務
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施設は定期的に安全検査・銃器メンテナンスを実施
まとめ
セブ島には、本物の銃を合法的に購入できる正規ガンショップと、旅行者でも安全に楽しめる射撃体験施設の両方が揃っています。
銃の購入はフィリピン国家警察(PNP)の許可が必須で、現地在住者や要件を満たす外国人のみ可能ですが、観光客でも公認施設であれば免許なしで実弾射撃を体験できます。
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購入目的なら、SGACやTrust Tradeなどの正規ディーラーがおすすめ
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観光・体験目的なら、日本語対応のPTNトラベルやCSPトラベルが安心
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どちらの場合も、安全管理や法令遵守が最優先
日本では味わえない本物の銃の重量感や衝撃を、安全な環境で体験できるのはセブ島ならでは。
興味のある方は、事前予約と最新情報の確認を忘れずに、特別な体験を楽しんでください。
セブ島のガンショップ&射撃体験 FAQ(2025年)
Q1. 観光客でも本物の銃で射撃体験はできますか?
はい。公認射撃場またはツアー会社が用意する銃を、施設内でインストラクター監督のもとでのみ使用できます。所持免許は不要です。
Q2. 観光客が銃を購入して持ち帰ることはできますか?
いいえ。観光客による銃の購入・持ち帰りはできません。購入は原則としてフィリピン国家警察(PNP)の許可を持つ居住者に限られます。
Q3. 射撃体験の料金と所要時間は?
目安として30発前後・1〜2時間のパッケージが一般的です。価格は主催者や銃の種類で変動します(送迎・日本語ガイドの有無でも変わります)。
Q4. どんな銃を撃てますか?
ハンドガン(例:9mm)を中心に、施設やプランによってはライフルやスナイパーライフルも選べます。取り扱いは各施設の在庫と安全規定に準じます。
Q5. 予約は必要ですか?
繁忙期や団体利用は満席になりやすいため、事前予約をおすすめします。オンラインでの事前決済・当日支払いなど、支払い方法は主催者により異なります。
Q6. 年齢制限はありますか?
多くの施設で原則18歳以上です。例外の可否や保護者同伴条件は施設ルールを確認してください。
Q7. 必要な持ち物・服装は?
パスポートなどの身分証、動きやすい服装(露出の少ない長袖推奨)。保護具(イヤーマフ・ゴーグル)は通常レンタル可能です。
Q8. 安全面は大丈夫?初心者でも楽しめますか?
射撃前に安全講習があり、インストラクターが常時付き添います。初心者向けの基本姿勢・トリガーコントロールから丁寧に指導されます。
Q9. 写真・動画撮影はできますか?
多くの施設で可能ですが、撮影エリアやタイミングに制限がある場合があります。事前に可否とルールを確認してください。
Q10. アルコールを飲んだ後でも参加できますか?
できません。飲酒状態での射撃は固く禁止されています。体調が優れない場合も参加を控えてください。
Q11. 弾薬や薬きょうを持ち帰れますか?
できません。弾薬・薬きょう・未使用弾の持ち出しは厳禁です。
Q12. 現地のガンショップで購入する手順は?(居住者向け)
PNPの所持許可(身元調査・安全講習・検査等)を取得したうえで、正規販売店で購入します。手続きや必要書類は最新の規定に従ってください。
Q13. 言語対応は?日本語ガイドはありますか?
一部ツアー会社で日本語ガイドに対応しています。ローカル射撃場は英語・ビサヤ語対応が一般的です。
Q14. ベストシーズンは?
通年可能ですが、移動が楽な乾季(概ね11〜5月)が快適です。屋内レンジなら雨季でも実施可能です。
Q15. キャンセル・返金ポリシーは?
主催者ごとに異なります。天候・安全上の理由で主催側が中止する場合の取り扱いも、必ず予約時に確認してください。
Q16. 妊娠中や持病がある場合の参加は?
大音量・反動・鉛曝露リスクがあるため、妊娠中や医師から制限を受けている場合は参加を避け、必ず医療専門家に相談してください。
Q17. 子連れで見学できますか?
見学可否は施設によります。安全・騒音の観点から未成年の立ち入りを制限している場合があります。
Q18. 持ち込みの銃や弾薬で参加できますか?
旅行者の持ち込みは不可です。法令・施設規定により、施設が用意する銃・弾薬のみ使用します。
Q19. アクセスと送迎はありますか?
ツアー会社はホテル送迎付きプランが一般的です。個人手配の場合はタクシーや配車アプリ(Grab等)が便利です。
Q20. 最新の法規情報はどこで確認できますか?
PNPや公的機関の最新発表、施設・ツアー会社の告知を確認してください。法令は改定される可能性があるため、渡航前に再チェックを推奨します。
※本FAQは一般的なガイドです。実際の運用・料金・年齢制限・装備・撮影可否等は施設や主催者により異なるため、必ず予約前に最新情報をご確認ください。
