2013/01/15
さて、今年もこの時期がやってきました。
年に1度のお祭り≪シヌログ≫です。
※シノログと昔は呼んでいましたが、Sinulogというスペルとフィリピンのアルファベットはローマ字に近い発音をする為(恐らくスペイン語?)、シヌログが正しいようです。
毎年この時期はセブにいる人達にとって、一番楽しい時に違いありません。それもそのはず、1年に1回しか開催されないこの有名なお祭りは世界中から観光客が集まり、市内のほとんどのホテルは稼働率が98%?にもなる位の盛り上がりを見せ、現地のフィリピン人にとっても誇らしいお祭りでしょう!去年は大統領も見にきていました。
フィリピンは毎年9月からクリスマスが始まり、10月はハロウィン、12月はクリスマス一色、そしてセブ島のクリスマスはこのシヌログが終わるまで続きます。9月~1月(もっと言えばバレンタインも含め2月まで)のほぼ半年は毎年お祭り気分が続くという何とも締まらない、まさに南国らしい環境なのです。
お祭りはカトリックのお祭りで、イエスの息子?? サントニーニョを祭るもの。セブ島はこのサントニーニョが非常に高待遇を受けていて、この子のお陰で台風が来ないだとか、地震が来ても被害がないだとかそんなサントニーニョびいきな話を留学中は聞く事が出来るでしょう。※決して内容には深入りしないで下さい。
さて、そのお祭りの内容は至ってシンプル。パレードをメインに出店?や有名人を呼んでのステージがあったり、そこら中でお祭り騒ぎになるだけです。パレードの行なわれるダウンタウンからミッドタウンにかけては、ほぼメイン通りが通行止めになり、交通機関に影響がかなり出ますが、「当校3D」があるアップタウンは特にそのような事はなく、ジプニーなどの公共交通機関のルートが変わるだけでした。
但し、シヌログのメインパレードが行なわれる日曜日はアヤラから現地まで歩く・・・など、非常に交通機関が制限され、ある程度『徒歩』を視野に入れる必要があります。
パレードは非常に見ていて楽しいですが、何よりも危険な事があります。
それは・・・
人の多さ!!
去年までの写真ではこんな感じです。
どこにいくにも人・人・人で・・・
メイン通りは歩けなくなっていました。
そして、もうひとつの名物はこの写真の人の腕にあるタトゥー。これは、ヘナタトゥーという1、2週間ほどで消えるtatooで、このシヌログの時期は名物になっていて、アヤラモールなどでも気軽に塗ってもらう事が出来ます。
道端では様々なパフォーマンスがありますが、天気によっては日射病になったり、身動きが出来ずに酸欠になったりしますので、歩くときは逃げ道がある端を確保し、またビーチサンダルなどは絶対避けます。もちろん持ち物にも注意!!私は人に挟まれて前にも後ろにも動けなくなり、酸欠になりそうだったところを、同じように動けなくなった周りの人と暴動のように中央分離帯の柵を壊して九死に一生を得たことがあります。これが脱出できない道路の真ん中だったら大変でした。
パレードの様子。
そして夜になるとまた一段と人が増えて、結局当日は朝まで皆夜通しでお祭りを楽しむようですね!!!
ただ、夜は路上ライブなどをやっていると人で潰されるので、必ず端を歩いてください・・・そして、持ち物には注意を!先日の私のようにスマートフォンを盗まれたくなければポケットには入れて歩かないようにして下さい。
ご覧の通り凄い人です。
お祭りにかけては物凄い才能を発揮するフィリピンの方々ですから、それはもう町全体で盛り上がっていますし、初めてならば一度は命がけでも見学に行くべきでしょう!
そして・・・・・これにて、クリスマスがようやく終了となり、次はバレンタインになります。
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