2019/01/10
目次
〜ジプニーもタクシーも不要?留学生の足はこれ1本〜
フィリピン・セブ島で留学生活を始めるにあたって、多くの人がまず心配するのが「どうやって移動するの?」という点です。
特に、初めての海外・初めての東南アジアとなると、
タクシーでぼったくられないか心配…
英語で行き先を伝えられるか不安…
ジプニー(乗り合いバス)は難易度が高そう…
こういった不安を抱える方が少なくありません。
でも、実は大丈夫です。
今のセブ島には「Grab(グラブ)」という強力な味方があるからです。
Grabは、東南アジア全域で使える配車アプリで、Uberのようなもの。スマホひとつで目的地の入力、料金確認、車の手配、支払いまですべて完了。しかも、日本よりずっとリーズナブルな価格で、英語力ゼロでも使える設計になっているため、セブ島ではほぼすべての留学生がGrabを日常的に活用しています。
このアプリがあれば、もうジプニーもタクシー交渉も必要なし。
「行きたい場所に、安全・確実・安く」移動できる環境が、すでにあなたのスマホの中にあるのです。
〜留学生の“足”と“生活”を支えるスーパーアプリ〜
Grab(グラブ)は、東南アジアを中心に展開されている配車アプリ/生活アプリで、フィリピン・セブ島では日常生活に欠かせないインフラのひとつとなっています。
ざっくり言えば、日本でいうUber+出前館+PayPayが合体したような便利アプリ。
1つのアプリで「移動」「食事」「支払い」まで完結できる、留学生の最強ツールです。
機能 | 説明 |
---|---|
GrabCar / GrabTaxi | 配車機能。スマホで呼べて、事前に料金・運転手情報も確認可。目的地入力で英語不要! |
GrabFood | フードデリバリー機能。マクドナルド、Jollibee、韓国料理、日本食など対応店舗多数。 |
GrabMart(エリアによる) | スーパー商品や日用品の配達。簡単な買い物なら外出せずにOK。 |
GrabPay | アプリ内のキャッシュレス決済機能。対応店では財布いらず。 |
GrabExpress | 書類や荷物のバイク便。学生間の荷物や忘れ物のやりとりにも便利。 |
特にセブ島では、「移動」と「フードデリバリー」の2機能を使う人が圧倒的多数です。
配車が早くて正確:アプリでドライバーの位置が地図上にリアルタイム表示
価格が事前にわかる:交渉不要。ぼったくりゼロ
英語力がなくても使える:すべてアプリ上で完結。会話ゼロでもOK
支払いが選べる:現金/GrabPay(チャージ式)から選択可能
安全対策もしっかり:ナンバープレート・運転手の顔・評価も事前表示。乗車履歴も保存可
通学・外出時の移動ストレスがゼロに
学校〜モール〜寮の間を安全に最短ルートで移動できる
外に出たくない日でも、GrabFoodで食事が完結
体調不良時・雨天時でも配車 or デリバリーで対応可能
初心者・女性ひとりでも安心して使える配慮が行き届いている
Grabは単なる便利ツールではありません。
**英語力が未熟な時期でも行動範囲を広げてくれる、安全で頼れる“日常のパートナー”**です。
初めての海外生活で、「移動が不安」「言葉に自信がない」という方にとって、Grabはその不安をやわらげ、安心して学び・暮らす自由を与えてくれる、強力なサポートアプリなのです。
〜英語が苦手でも5分で完了!スマホ1台で移動の不安をゼロに〜
セブ島留学生活をスタートするなら、まず最初にやっておきたいのがGrabアプリのインストールと初期設定です。
ここでは、現地に着いてからすぐに使えるように、スマホ初心者でも迷わず設定できる手順をステップバイステップでご紹介します。
Grabは日本のApp Store・Google Playでも入手できますが、現地SIMを入れた後のインストール/設定が推奨です。
App Storeを開く
「Grab」と検索(緑のロゴが目印)
「Grab Superapp」をインストール
Google Playを開く
「Grab」と検索
「Grab Superapp」をインストール
ポイント:現地SIMでインストールすると、認証コードがスムーズに届きます。
フィリピンの携帯番号(例:0917~、0922~など)を入力
SMSで届く6桁の認証コードを入力してログイン完了
「First Name」「Last Name」「Email」欄に入力(ローマ字でOK)
メールアドレスはパスワード再設定時に必要になるため推奨
最初は「Cash(現金)」でOK
GrabPay(チャージ式電子マネー)を後から追加も可
クレジットカード登録も可能(VISA・Master)
「Allow Location Access」を「Always」に設定
現在地の自動検出がスムーズになり、配車精度が上がる
ただし、操作は直感的で、英語が苦手でも問題なし
配車や注文は「地図+金額表示」で理解しやすい構造
Grabアカウントの認証はSMS受信が必須なので、フィリピン現地SIMが必要です。
SIMは空港・モール・語学学校サポート経由で簡単に購入可能。Globe/SmartのプリペイドSIMが主流です。
日本の電話番号では認証が通らない、または遅延が発生する場合があります。
必要なのは「スマホ+現地SIM」だけ
操作も登録も直感的で、日本人留学生でも使いやすい
アプリの初期設定さえ済ませておけば、通学・買い物・食事もすぐに快適に!
セブ島生活の“足”と“食”を支えるGrabは、留学開始の初日から活躍する必須アプリです。
〜英語不要!5タップで完了する超かんたん配車〜
Grabを使えば、セブ島の移動は**「地図を見る」だけで完結**します。
ここでは、実際に配車するまでの流れを5つのステップでご紹介します。
アプリを立ち上げたら、最初に出るのはサービス一覧画面。
ここで上部の「Transport(配車)」または「Car」のアイコンをタップ。
「Your location」=現在地(自動検出 or 手動選択可)
「Enter destination」=行き先を入力(例:Ayala Mall、3D Academyなど)
候補が表示されるので、地図と住所を見て正しいものを選ぶ
地図上をタップして直接ピンを立ててもOK!
配車オプションは以下のようなものがあります:
オプション | 内容 | 価格帯(目安) |
---|---|---|
GrabCar | Grab専用の一般車(最も使いやすい) | 80〜200ペソ |
GrabTaxi | 通常のタクシーをGrab経由で呼ぶ | 表示額+メーター料金 |
GrabCar 6-seater | 大人数・荷物が多い場合用 | 150〜300ペソ |
すべて事前に金額が表示されるので安心!ボッタクリなし!
ドライバーが見つかると、車種・ナンバー・顔写真が表示される
画面に「何分後に到着予定か」も表示される
地図上にドライバーの現在地が表示され、到着まで追跡可能
到着した車のナンバーを確認し、「Hello!」だけでOK!
降車時に現金 or GrabPayで支払い(表示通りの金額)
アプリ上で評価(★1〜5)をつけて終了!
英語でのやり取りは最小限。「Hi」「OK」「Thank you」だけで十分!
日本のタクシーより安い・安全・使いやすい
英語で交渉不要。英語初心者でも安心して使えるUI設計
女性や初めての海外でも、配車記録・地図追跡があるから安心
〜「安くて安心」は本当? 留学中によくある場面を想定して解説〜
区間例 | 所要時間 | GrabCarの相場 |
---|---|---|
学校(ラホグ)→ Ayalaモール | 約10分 | 約90〜130ペソ(¥230〜¥340) |
学校 → SMシーサイドモール | 約25分 | 約160〜220ペソ(¥420〜¥570) |
学校 → マクタン空港(通常時間) | 約40〜50分 | 約250〜350ペソ(¥650〜¥900) |
深夜帯(22時〜翌5時) | 10〜30%ほど割高 | 例:通常130ペソ → 深夜180ペソ程度 |
2025年時点:1ペソ ≒ 2.6円で計算
基本料金+距離料金+時間帯による変動で算出されます。
GrabTaxiは初乗りが安いですが、メーター制+追加料金が発生する場合があるため、初心者にはGrabCarが無難です。
配車前にピンの位置を必ず確認!
→ 建物の裏側や隣接道路に誤ってピンを立ててしまうと、ドライバーが迷う原因に。
→ 学校やモールなど目印のある場所を指定するのがおすすめ。
目的地名は“正確な名称”で検索 or 地図ピンを使用
→ 店名や建物名は似た名前も多いため、マップを見ながら選ぶのが安全。
現金払いの場合は細かいお金を準備
→ 小銭が足りないドライバーも多く、1000ペソ札では釣りが出ないことも。
運転手と直接チャットする場合は短く簡単に
→ 英語に自信がない場合は「I’m here.」「Near gate.」だけでOK。
複数人乗車する場合は事前に定員確認
→ 通常のGrabCarは定員4名まで(助手席+後部3名)
→ それ以上なら「6-seater」を選択しましょう。
Grabは自動キャンセル(一定時間で)or ドライバーキャンセルあり
繰り返される場合は別の場所から再配車 or タクシー利用を検討
3回以上連続でキャンセルされたらアプリを再起動 or Wi-Fiを切り替える
GrabCarは固定料金制なので原則発生しません
GrabTaxi利用時はメーター+アプリ表示料金の両方を要確認
明らかな過剰請求があればアプリの「Help(ヘルプ)」→「Fare issue」から報告可能
配車履歴から該当のドライバーに直接連絡可能(英語)
難しい場合は日本人スタッフや学校のサポート経由でサポート要請も◎
Grab公式に「Lost item report」も送信可
アプリ右上の「Emergency(緊急)」ボタンで通報可
トラブル発生時は乗車中でも即降りてキャンセルしてOK(料金発生しません)
学校スタッフや現地の日本人窓口(ジャパニーズヘルプデスクなど)に相談するのも◎
配車前の確認と基本的な英語表現が分かっていれば、初心者でも失敗なし
セブ島ではGrabが最も安全・便利・コスパ良な移動手段
英語に不安がある人こそ、Grabを使うことで生活が圧倒的に快適になる
特に語学学校のあるラホグ〜アヤラ〜ITパーク周辺では、Grabがあれば移動の不安はゼロ。
「乗る」「食べる」「買う」すべてをスマホ1台で完結できるGrabは、まさに留学生活の必需品です。
〜外出せずに、レストランの味を部屋で楽しめる〜
「寮で勉強していたら外に出たくない…」
「雨の日、体調が悪い日でもしっかり食べたい」
「英語での注文に自信がない…」
そんなときに大活躍するのが、**Grabのフードデリバリー機能「GrabFood」**です。
アプリ内で料理を選び、支払い、配達まですべて完結。英語が話せなくても問題なく使える上、選べる店も豊富で便利な生活ツールです。
ファストフード(Jollibee、McDonald’s、KFC など)
日本食(やよい軒、CoCo壱番屋、一幸舎など)
韓国料理、中華、ピザ、フィリピン料理
デザート系(ミルクティー、スイーツ、ドーナツ)
「今日は外に出たくない」そんな日のために、GrabFoodをスマホに入れておくと◎
ホーム画面で「GrabFood」のアイコンを選択(フォークとスプーンのマーク)
現在地に基づいた配達可能エリア内のレストランが一覧で表示されます
人気店舗は「Recommended」「Popular near you」に表示
ジャンル別に探すことも可能(Burgers, Rice Meals, Japanese, Chicken など)
店をタップすると、写真・価格・調理時間が表示されます
メニュー名は英語ですが、写真と価格帯で直感的に選べます!
数量やトッピング(Add-on)、ドリンク変更なども選べる店舗あり
すべて決まったら「View Basket」→「Checkout」へ進みます
寮やコンドミニアムの住所を入力(1回入力すれば次回から保存可)
支払い方法:
– Cash(現金)
– GrabPay(チャージ式)
– クレジットカード(登録済みの場合)
配達指示(英語で「Reception」や「At the lobby」など書けると◎)
ドライバー情報と現在地がリアルタイムで表示される
到着時にアプリ通知&電話(orチャット)が来る場合あり
ロビーやゲートで受け取り → 支払い(またはキャッシュレス完了)
会話不要でも受け取り可能!困ったら「I’m here at the gate」とチャットすればOK!
項目 | 内容 |
---|---|
料理価格 | 150〜300ペソ(¥400〜¥800)程度が主流 |
配達料 | 40〜80ペソ(¥100〜¥210)程度(距離による) |
合計 | 200〜400ペソ程度で1食(日本円で¥500〜¥1,000以内) |
Grabアプリでは「Promo(プロモコード)」が定期的に配布され、割引価格で注文できることも多いです!
日本語不要・英語初心者でも使えるデザイン
自炊不要でも栄養バランスの良い食事が手軽に取れる
英語のメニューを見ること自体が「語彙強化のチャンス」
慣れてくると「注文メモ」「希望条件」も英語で書けるようになる
セブ島留学の毎日をちょっと豊かに、そしてラクにしてくれるのがGrabFood。
単なる便利なアプリではなく、英語と文化に自然に触れる日常的な学習ツールにもなり得ます。
〜財布を出さずに移動・食事・買い物まで全部完了!〜
セブ島での生活に慣れてきたら、次に便利なのがGrabPay(グラブペイ)の活用です。
これはGrabアプリ内に搭載されている電子ウォレット機能で、Grabでの配車やGrabFoodでの支払いはもちろん、一部のモールやカフェでもスマホだけでタッチ決済できる便利ツールです。
用途 | 具体例 |
---|---|
GrabCar/Taxiの支払い | 事前にチャージしておけば、現金不要で乗車→自動決済 |
GrabFoodの支払い | 注文後のやりとり不要。受け取りだけで完了 |
店舗での支払い | GrabPay対応のカフェやコンビニで、QRコード決済が可能 |
留学生向け特典 | 定期的にGrabPay割引・プロモコードが配布されることも! |
GrabPayは**事前チャージ制(プリペイド)**です。
現地銀行口座からの送金(GCash経由)
7-ElevenやSMモールなどの「Grab Kiosk」から現金チャージ
クレジットカード登録(VISA/Master)も一部対応
※ 日本のカードは使えない場合あり。現地スタッフや日本人サポート経由でサポートを受けると安心。
支払い時、アプリ内で「Use GrabPay」を選ぶだけ
配車時も注文時も自動で料金が差し引かれる
店舗支払い時は、店のQRコードをアプリでスキャン → 金額を入力して支払い
現金のやりとりやお釣りの心配がなくなるので、よりスムーズ&安全に生活できます。
注意点 | 対応策 |
---|---|
日本のカードが使えないことがある | GrabPayチャージは現地SIM&現地銀行/GCash連携が確実 |
チャージ後の返金は原則不可 | 必要分だけチャージし、使い切り型で管理するのがおすすめ |
店舗利用は「GrabPay対応店」のみ | 事前にマークやアプリ内「Nearby」機能で確認可 |
**小銭いらず!**常に細かい現金を用意する手間が省ける
支払いのやりとりが不要で、英語が苦手でも気まずくならない
セキュリティ面も安心:現金を持ち歩かずに済む
注文や乗車に集中できる:支払いはアプリが全部処理
つまりGrabPayは、「留学生のスマートライフ」を支えてくれる決済インフラなのです。
留学生活で「お金の心配を減らしたい」「会話を減らしたい」人に最適
配車・食事・買い物まで全部アプリで完結する便利さ
GrabFoodやGrabCarと連携することで、完全キャッシュレスな留学生活が可能
現地に慣れてきたら、GrabPayを使いこなすことで、生活がさらにスムーズで自由になります。
英語力に自信がない方でも、海外生活に不安がある方でも、Grabを活用するだけでセブ島での生活の自由度と安心感は一気に高まります。
GrabCar/GrabTaxiでの移動:目的地入力&金額確定だから、交渉ゼロで安全・簡単
GrabFoodでの食事:外に出なくても、写真付きメニューから直感的に注文OK
GrabPayやキャッシュレス決済で、財布を出さずに買い物やデリバリーが可能
すべてスマホ内で完結するため、現地の英語環境に慣れるまでの“安心バリア”として非常に効果的です。
英語が話せなくても使えるUIと機能
価格が明朗・交渉不要でボッタクリ対策になる
夜間や雨の日も安全に移動できる手段として安心
時間を節約して学習・休息に使える“時間投資”ツール
実際の英語表現・会話練習の教材としても活用できる
Grabがあることで、「移動が不安」「食事が面倒」「外に出づらい」といった生活のハードルが一気に下がります。
そしてその結果、“勉強に集中する時間と心の余裕”が生まれるのです。
セブ島留学を成功させたいなら、Grabは単なるアプリではなく、あなたの毎日を支える「最強の相棒」。
スマホに入れておくだけで、世界がもっと自由に、もっと安全に広がります。
1ヶ月間の学生期間を経てこの度、学生インターンとなり、その後インターンマネージャーとしてセブに戻り、半年間3Dにお世話になることとなりました。
何かあればいつでもお声がけ下さい。