2019/05/17
世界一周旅行!!
多くの方が一度は夢見ることではないでしょうか? 私もそのうちの一人です。そして今年その夢を実現させる予定です。
世界一周と聞くととてもハードルが高そうに見えますが、準備を進めている今、案外そうでもないかもなあと思っています。私は世界一周航空券を使用して世界一周する予定なのですが、これがなかなかいいシステムなので、今回は世界一周航空券について紹介したいと思います。
セブ留学後に世界一周を考えている方や、世界一周中にセブ留学を組み込もうと考えている方などぜひチェックしてみてください。
目次
そもそも世界一周航空券をみなさんご存知でしょうか?残念ながら、世界のどこへでも行ける夢のような一枚のチケットではありません。
世界一周航空券とは、一般的に「出発地点から太平洋と大西洋を一度ずつ渡って世界一周し、また出発地点に戻ってくるいくつものチケットの束」になります。世界一周航空券の世界一周の定義は「太平洋と大西洋を一度のみ渡って出発地に戻ること」になります。
例えば「日本(東京)→イギリス(ロンドン)→アメリカ(ニューヨーク)→日本(東京)」のルートのように2か国だけでも世界一周になります。この場合東京→ロンドン、ロンドン→ニューヨーク、ニューヨーク→東京の3枚のチケットの束が世界一周航空券になります。
西回りか東回りか決めたら一方向にしか進めません(大陸内の逆行なら可能)。有効期限は12か月です。また販売しているグループによって異なる様々なルールが存在します。では次で販売しているグループと特徴について説明します。
ワンワールド・スカイチーム・スターアライアンスの世界三大アライアンスから購入するのが一般的になります。アライアンスとは連合や提携を意味する言葉で、ここでは世界の航空会社の大規模な連携グループを指します。世界の大手航空会社のほとんどがこの3つのいずれかに加盟しています。
日本航空(JAL)、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズなど11社が加盟特徴
デルタ航空、エールフランス航空、大韓航空 9社
全日空(ANA)、ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空26社
このようにアライアンスごとに特徴があるので、自分が生きたい国や旅の仕方を考慮して決めてください。私のおすすめはワンワールドです!私の世界一周ルートは移動距離が多くマイル制だと高くなってしまいます。また既に行ったことのあるアジアやヨーロッパはほぼ省略し中南米を旅の中心にしたことと、イースター島を訪れることから「ワンワールド」がぴったりでした。ただ、ルールが複雑かつ就航便も限られているのでルートの作成が少々困難です。
旅行初心者で、アジアやヨーロッパなどの王道観光地を巡るオーソドックスな世界一周を考えている方にはスターアライアンスもおすすめです。ルールがシンプルであることと、加盟航空会社数が最大なのでたくさんの便があり、旅程が組みやすいです。スターアライアンスについてはホームページから簡単に旅程が組めるので試しに作成してみてください。とても楽しいですよ。
今回はちょっと複雑なワンワールドの世界一周航空券についてもう少し掘り下げて解説していきます。
ではワンワールドの世界一周航空券についてもう少し詳しく見ていきましょう。ワンワールドの世界一周航空券のことを「ワンワールドエクスプローラー」と呼びます。
大陸制とは、訪れる大陸の数によって料金が変わる制度です
飛行機は最大16区間利用可能です。乗り換えも各自移動区間(陸路による移動や世界一周航空券に含まれない便での移動区間)も1区間とカウントされます。
また大陸ごとにフライトの制限があります。基本大陸内の移動は4区間までで、北米大陸のみ6区間利用可能。乗り換えの場合でも飛行機に乗った回数分消費してしまいます。(羽田→クアラルンプール経由→デリーの場合2区間利用したことになる。)
アジアでは途中降機(24時間以上の滞在)できるのは2都市までです。(乗り換えで24時間以内の滞在で4区間しようすることは可能)
といったように様々なルールが存在します。
ルールばかりでそろそろ疲れてきたと思うので、世界一周ルートをつくっていきましょう!面倒くさい作業でもありますが、想像がふくらみとってもワクワクします。
ルートを作るときは、まずは世界地図を見ながら絶対に行きたい都市をチェックしましょう。そこを回る効率的なルートを作りつつ寄れそうな別の場所もプラスしていきます。ほかにも行きたいシーズンなどにも気を付けてください。
セブを組み込んだ、旅行慣れしていない方にお勧めの東回りルートです。各大陸バランスよく主要観光地を回れると思います。最初にセブ島を訪れ、ある程度英語を習得してから旅に出ることができます。セブのあとはバンコクに行き、そこを拠点に東南アジアを回ることも可能です。バンコクからは安く陸路でカンボジア、ラオス、ベトナムなどに行けますし、エアアジアを使えば2~3000円でマレーシアやミャンマーなどにも行けます。
そこからヨーロッパに行き人気のイギリス、イタリア、スペインを選択しました。ヨーロッパもバス路線がとても発展しているので、陸路でほかの国を訪れても楽しいと思います。そこから南米に行き、有名なペルーのマチュピチュとボリビアのウユニ塩湖を回れるルートを組みました。最後にメキシコとアメリカによって帰国です。
このルートだと4大陸なのでチケット代で354,600円プラス出国税、航空施設使用料等で60,000円程度かかり合計で約414,600円になります。
ポイントとしてはやはり「イースター島」。ワンワールドでしか行けない場所かつ、普通にチケットを取るととても高いです。これだけで世界一周航空券の代金の半分は元が取れると思います。こちらも4大陸なので354,600円プラス税になります。
自分でルートを作る際にはこちらのサイトから行きたい都市を順番にクリックしていくと作れます。→https://rtw.oneworld.com/rtw/default.aspx?lang_id=ja
ですが、ルールを理解していないとスムーズに進めないので、まずはルールを理解し、大まかなルートを考えてから上記サイトを使うことをお勧めします。またルート作成にはこちらのサイトからワンワールドの出向便を調べると便利です。→onw.innosked.com/(S(axqtroiwrk0gbguvxttpixws))/default.aspx?show=MAP#http://onw.innosked.com/?show=MAP
これだけたくさんの国を回れて航空券代が40万で済むとしたらとても安いと感じませんか?しかもLCCではなく大きな航空会社を使用できる点もとてもありがたいです。私のルートをLCCなどの安い航空券だけで回ろうとすると結局同じくらいの金額がかかってしまうので、メリットが大きいと感じます。
これを読んで、世界一周のハードルが以前より低く感じてくださったらうれしいです。セブ留学のついでに世界一周なんていかかでしょうか 😉
2016年に1か月ほど3Dに通い、3年ぶりにセブ島に戻ってきました。
バックパックでの一人旅が趣味で、今まで訪れた国は33か国です。
3Dでのインターンを終えた後は、オーストラリアでのワーキングホリデー、その後世界一周を予定しています。