目次
セブ島留学とカナダ留学の費用比較(2025年版)
1. はじめに
英語を学ぶ留学先として人気のあるフィリピン・セブ島とカナダ。
同じ「英語留学」でも、費用や授業スタイル、生活環境は大きく異なります。
セブ島はマンツーマン授業を中心に、授業料・宿泊費・食事がセットになったパッケージ料金が主流。短期間でも集中的に学べ、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
一方、カナダは北米の中でも治安や生活環境が安定しており、多国籍のクラスメイトと英語を使う実践的な環境が魅力ですが、物価や学費が高く、総費用はセブ島よりも高額になりがちです。
本記事では、2025年時点の最新相場をもとに、セブ島(3DアカデミーESLコース・1人部屋)とカナダ(主要都市の語学学校+滞在費込み)を、
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1か月 
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3か月 
- 
6か月 
 の期間で比較。さらに、両方のメリットを活かせる「2カ国留学プラン」もご紹介します。
2. セブ島留学の費用(3D ESLコース・1人部屋)
本比較では、セブ島の代表的な語学学校のひとつ 3Dアカデミー のESLコース料金を参考にします。
1人部屋の内部寮を利用し、授業料・宿泊費・1日3食込みのパッケージ料金です。
別途、入学金15,000円と現地支払いの諸費用が必要です。
| 期間 | 授業+寮+食事 | 現地諸費用(目安) | 合計(航空券除く) | 
|---|---|---|---|
| 1か月(4週) | ¥259,400 | 約2〜3万円 | 約28〜29万円 | 
| 3か月(12週) | ¥773,500 | 約6〜8万円 | 約83〜85万円 | 
| 6か月(24週) | ¥1,542,100 | 約12〜15万円 | 約166〜169万円 | 
よくある質問(FAQ)
Q1. 本記事の比較前提は?
セブ島は3DアカデミーESLコースの内部寮1人部屋(3食込み)を基準、カナダは主要都市(バンクーバー/トロント/モントリオール等)の一般英語コース(週20h前後)+学生寮またはホームステイの平均相場を基準にしています。
Q2. 3Dアカデミーの料金に含まれるものは?
授業料、寮費、1日3食、無料インターネット、洗濯、掃除サービス。
別途、入学金15,000円が必要です。
Q3. セブ島の現地精算費用は?
- SSP(就学許可証):12,040ペソ
- ACR I-Card(8週間以上):約4,000ペソ
- VISA延長費用:滞在週数に応じて発生
- 管理費:500ペソ/週
- 教材費:4週で約1,000ペソ
- 電気代:メーター実費
- デポジット:1〜19週 4,500ペソ / 20週以上 9,000ペソ(原状で返金)
- 空港ピックアップ:1,500ペソ(時間帯により2,000ペソ)
Q4. セブ島は部屋タイプでどのくらい安くなる?
内部寮は1人/2人/3〜6人部屋の設定があり、人数が増えるほど週あたりの料金が下がります。本比較は1人部屋基準ですが、複数人部屋にすると総額はさらに下がります。
Q5. セブ島のホテル寮や外部寮の追加料金は?
- YELLOホテル寮:+10,000円/週
- Prestigioホテル寮:+7,500円/週
- MIT外部寮:+5,000円/週
Q6. カナダ側の月額費用の内訳は?
- 授業料(週20h前後):約18〜20万円
- 滞在費(寮/ホームステイ):約15〜18万円(食費込み想定)
- 教材・諸費用:約2万円
都市・学校・食事条件により上下します。
Q7. 航空券の相場は?
- 日本⇔セブ島:約6〜10万円
- 日本⇔カナダ:約12〜22万円(時期により変動)
Q8. 4週間の総額はどれくらい差がある?
目安では、セブ島約28〜29万円(現地費用除くで¥259,400+α)に対し、カナダ約35〜40万円。
差額は約7〜11万円(為替・時期で変動)。
Q9. 3か月・6か月だと差額は?
- 3か月:カナダが約22〜35万円高い
- 6か月:カナダが約40〜70万円高い
長期ほど差が広がる傾向です。
Q10. 授業スタイルの違いは?
- セブ島:マンツーマン中心(1日6〜8h)で弱点を徹底補強
- カナダ:グループ授業中心で国際色豊かなクラスメイトと学ぶ
Q11. 生活コストの違いは?
- セブ島:3食込み、外食も比較的安価
- カナダ:食費・外食費・交通費が総じて高め
Q12. 2カ国留学(セブ島→カナダ)はおすすめ?
おすすめです。セブ島3か月で基礎を集中的に仕上げ、その後カナダ1か月で実践力を仕上げる流れは費用対効果が高く、ワーホリや進学にもつなげやすいです。
Q13. カナダのビザはどうなる?
6か月以下の就学は観光入国(eTA)で可(ただし就労不可)。6か月超の就学や就労は学生ビザ/ワーホリビザ等が必要です。最新要件は必ず公式情報をご確認ください。
Q14. セブ島側の入国・学校関連の注意点は?
8週間以上の就学でACR I-Cardが必要、滞在週数に応じてVISA延長が発生します。SSPは期間に関わらず必要です。
Q15. もっと費用を下げるコツは?
- セブ島:2〜6人部屋を検討/電気代節約/閑散期に渡航
- カナダ:自炊中心/郊外のシェア物件も比較/長期割のある学校を選ぶ
- 航空券:早期予約・曜日/経路の柔軟化・セール活用
Q16. 為替や料金は変動する?
はい。為替・学校の料金改定・燃油サーチャージ等で総額は変動します。見積りの取り直しと最新情報の確認を推奨します。
Q17. 個別の見積りや相談は可能?
可能です。簡易お見積り/メールお問い合わせ/お申し込み/個別相談をご利用ください。電話受付は平日9:00〜18:00です。
Q18. 注意事項は?
掲載の金額は目安で、告知なく変更される場合があります。空室状況・ビザ要件・学則・為替レート等は必ず最新をご確認ください。
現地諸費用の主な内容
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VISA延長費用(8週以上で必要) 
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SSP(就学許可証):12,040ペソ 
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ACR I-Card(8週間以上):約4,000ペソ 
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教材費(4週で約1,000ペソ) 
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電気代(メーター制)・管理費(500ペソ/週) 
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デポジット(退寮時返金) 
ポイント
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セブ島は授業+滞在費+食事がすべて込みのため、現地での生活コストが少ない 
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マンツーマン授業が多く、短期間でも効率的に英語力を伸ばせる 
3. カナダ留学の費用
カナダ留学の費用は、都市や学校によって異なりますが、ここでは**主要都市(バンクーバー・トロント・モントリオール)**の一般英語コース(週20時間)と、滞在費・食費込みのホームステイまたは学生寮の平均相場を参考にします。
カナダでは授業料と滞在費が分かれており、物価が高いため総費用はセブ島よりも高くなります。
| 期間 | 授業料(週20h) | 滞在費(食費込) | 教材・諸費用 | 合計(航空券除く) | 
|---|---|---|---|---|
| 1か月 | 約18〜20万円 | 約15〜18万円 | 約2万円 | 約35〜40万円 | 
| 3か月 | 約54〜60万円 | 約45〜54万円 | 約6万円 | 約105〜120万円 | 
| 6か月 | 約108〜120万円 | 約90〜108万円 | 約10万円 | 約208〜238万円 | 
費用が高くなる理由
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物価・家賃が高く、滞在費の比率が大きい 
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食費はホームステイ込みでも高額(都市部は特に) 
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授業がグループ中心のため、追加でマンツーマンレッスンを受けるとさらに費用増 
ポイント
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英語ネイティブ環境で生活できるため、リスニングや発音の自然さが向上しやすい 
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多国籍クラスメイトとの交流で国際感覚を磨ける 
4. 費用比較(総額)
セブ島(3DアカデミーESLコース・1人部屋)とカナダ(一般英語コース+滞在費)の総額を比較すると、以下のようになります。
| 期間 | セブ島 | カナダ | 差額(カナダ−セブ島) | 
|---|---|---|---|
| 1か月 | 約28〜29万円 | 約35〜40万円 | 約7〜11万円高い | 
| 3か月 | 約83〜85万円 | 約105〜120万円 | 約22〜35万円高い | 
| 6か月 | 約166〜169万円 | 約208〜238万円 | 約40〜70万円高い | 
比較からわかること
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短期でも長期でもセブ島のほうが大幅に安い 
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カナダは物価・家賃・授業料が高いため、半年留学では最大70万円以上の差になる 
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セブ島はマンツーマン授業込みでこの価格のため、コストパフォーマンスが圧倒的に高い 
例
同じ3か月留学でも、カナダでは約30万円の差額が発生します。この差額でさらに1か月セブ島留学を追加できる計算です。
5. おすすめの活用方法:2カ国留学プラン
費用面・学習効果の両方を最大化する方法として、「セブ島+カナダ」の2カ国留学がおすすめです。
プラン例
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セブ島で3か月(3Dアカデミー・1人部屋) - 
マンツーマン授業中心で、短期間で文法・発音・会話力を集中強化 
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授業料+滞在費+3食込みでコストを抑えつつ基礎固め 
 
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カナダで1か月 - 
英語ネイティブ環境で、実践的なリスニング・スピーキング力を鍛える 
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現地で国際的な友人を作り、ネットワークを広げる 
 
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その後カナダでワーキングホリデー(希望者) - 
語学学校卒業後、現地で働きながら英語を実生活で使用 
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滞在費を稼ぎながら長期滞在が可能 
 
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メリット
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費用節約:最初の3か月をセブ島にすることで、カナダ留学だけよりも数十万円安くなる 
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学習効率:セブ島で基礎を固め、カナダで実践する流れが自然 
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キャリア活用:ワーホリを活用して海外就労経験を積める 
この方法なら、予算を抑えつつも英語の基礎から実践までカバーでき、帰国後のキャリアにも直結します。
6. まとめ
セブ島留学とカナダ留学を比較すると、費用面ではセブ島が圧倒的に安く、学習効率も高いことがわかります。
一方、カナダはネイティブ環境や国際的な人脈作りに強みがあり、実践的な英語力を磨くには最適です。
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短期集中+低コスト → セブ島 
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ネイティブ環境+国際交流 → カナダ 
これらを組み合わせた**2カ国留学プラン(例:セブ島3か月+カナダ1か月+ワーホリ)**なら、両方のメリットを活かせ、総費用も抑えられます。
英語を本気で身につけたい人は、まずセブ島で基礎を作り、その後カナダで実践するという流れを検討してみましょう。
費用と効果のバランスを考えた賢い留学プランが、あなたの未来の選択肢を広げます。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			