目次
セブ島留学とアメリカ留学の費用比較(2025年版)
1. はじめに
留学先を選ぶとき、費用は最も重要な判断基準の一つです。
同じ英語学習でも、国や地域によって授業料や滞在費、生活費は大きく異なります。
例えば、アメリカの大都市で語学学校に通う場合、授業料だけで月20万円を超え、滞在費や食費、航空券代を含めると1か月で60万円以上かかることも珍しくありません。
一方、フィリピン・セブ島では、授業料と宿泊費・1日3食込みのプランが主流で、同じ1か月でも40万円前後で留学できるケースがあります。
本記事では、セブ島の3DアカデミーESLコースとアメリカ(大都市)の語学学校+学生寮/シェアハウス滞在を比較し、総費用の違いだけでなく授業形態や生活環境の差もあわせて解説します。
「限られた予算で最大限の学習効果を得たい」という方の参考になる内容です。
2. セブ島留学の費用(3DアカデミーESLコース)
セブ島の語学学校は、授業料・滞在費・食事代などがセットになった「パッケージ型」が一般的です。
3DアカデミーのESLコースも同様で、内部寮に滞在しながら1日6〜8時間の授業を受けられます。授業形態はマンツーマン中心のため、短期間でも効果的に英語力を伸ばせます。
授業料+寮費(内部寮1人部屋)
| 期間 | コース費用 | 入学金(¥15,000)含む合計 | 
|---|---|---|
| 4週間 | ¥259,400 | ¥274,400 | 
| 8週間 | ¥514,000 | ¥529,000 | 
| 12週間 | ¥773,500 | ¥788,500 | 
| 24週間 | ¥1,542,100 | ¥1,557,100 | 
※2〜6人部屋を選べばさらに費用を抑えられます。
現地諸費用(4週間留学の例)
- 
SSP(就学許可証):約33,000円 
- 
教材費:約2,700円 
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管理費:約5,500円 
- 
電気代:1,500〜3,000円程度(使用量による) 
- 
空港ピックアップ:約4,100円 
 → 合計:約4.5万円
航空券(日本〜セブ島往復)
- 
約6〜10万円(時期・出発地により変動) 
このように、授業料・寮費・食事代込みで月30万円弱+現地費用・航空券代で留学できるのがセブ島の大きな魅力です。
次に、この条件を踏まえて、アメリカ留学の費用を見ていきます。
3. アメリカ留学の費用(大都市・学生寮/シェアハウス)
成人の語学留学では、アメリカではホームステイよりも学生寮やシェアハウスでの自炊生活が一般的です。
特にニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市圏では物価と家賃が高く、滞在費は留学費用全体の大きな割合を占めます。
授業料+滞在費(4週間の目安)
- 
授業料(週20時間程度のグループ授業):20〜25万円 
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滞在費(光熱費込み・個室または相部屋):18〜25万円 
- 
食費(自炊):3〜6万円(外食中心ならさらに高額) 
航空券(日本〜アメリカ往復)
- 
約15〜25万円(時期・出発地による) 
現地諸費用
- 
教材費:5,000〜15,000円 
- 
学生ビザ申請費(90日以上滞在の場合):約3〜4万円 
特徴
- 
授業はグループレッスン中心で、マンツーマンはほとんどなし 
- 
食事は含まれないか、週数回の提供のみ 
- 
大都市では生活費(交通費・外食代など)も高額 
この条件だと、1か月で総額57〜83万円になることが多く、セブ島と比較すると約20〜40万円の差が生まれます。
次の章では、この両者の費用を直接比較してみます。
4. 総費用比較(4週間留学の場合)
以下は、セブ島(3Dアカデミー内部寮1人部屋)と、アメリカ(大都市の語学学校+学生寮/シェアハウス滞在)を同じ4週間で比較した場合の目安です。
| 項目 | セブ島(内部寮1人部屋) | アメリカ(学生寮/シェアハウス) | 
|---|---|---|
| 授業料・滞在費 | 約27.4万円(3食付き) | 約38〜50万円(食費別) | 
| 現地諸費用 | 約4.5万円 | 約1〜2万円 | 
| 航空券 | 約6〜10万円 | 約15〜25万円 | 
| 食費 | 0円(含まれる) | 約3〜6万円 | 
| 合計 | 約37.9〜41.9万円 | 約57〜83万円 | 
差額
- 
最低でも約20万円、多いと40万円以上の差 
- 
同じ予算で、セブ島ならアメリカの約2倍の期間滞在できる可能性 
視覚的なインパクト
棒グラフや円グラフにすれば、
- 
セブ島は費用総額が低く、ほぼすべての項目で安い 
- 
航空券と滞在費の差が特に大きい 
 ことが一目でわかります。
5. 費用以外の比較ポイント
今回の比較は、セブ島=内部寮1人部屋、アメリカ=学生寮またはシェアハウス個室を前提にしています。
セブ島で2〜6人部屋を選べば、さらに費用を抑えることができ、アメリカとの金額差はもっと大きくなります。
授業形態
- 
セブ島:マンツーマン授業が中心(1日6〜8時間)で、発話量が圧倒的に多い。 
- 
アメリカ:グループ授業が中心(1日4〜5時間)で、発言の機会はクラス人数に依存。 
食事と生活費
- 
セブ島:授業料・滞在費に3食込み。外食は1食500円〜と格安。 
- 
アメリカ:滞在費に食事が含まれないか、含まれても週数回。外食は1食2,000円以上が普通。 
英語環境
- 
セブ島:校内では英語使用ルール(EOP)を設ける学校も多く、初心者でも学びやすい。 
- 
アメリカ:生活全般が英語環境で、英語を使う機会は多いが、授業外は自己管理が必要。 
生活の利便性
- 
セブ島:学校・寮・食堂・教室が同じ敷地内にあり、通学時間ゼロ。 
- 
アメリカ:学校と滞在先が離れていることも多く、公共交通機関での移動が必要。 
6. まとめ
- 
今回の比較では、セブ島(内部寮1人部屋)とアメリカ(学生寮/シェアハウス)で、4週間あたり20〜40万円の費用差がありました。 
- 
セブ島は授業料・宿泊費・1日3食がセットになっており、現地物価も安いため、同じ予算でアメリカの約2倍の期間留学できる可能性があります。 
- 
授業はマンツーマン中心で、短期間でも効率的に英語力を伸ばせる環境。校内に滞在施設があるため通学時間も不要です。 
- 
アメリカは生活全般が英語環境で実践の場は豊富ですが、授業はグループ中心で、滞在費や生活費が高額になりやすい傾向があります。 
結論:
- 
「限られた予算で最大限の学習時間を確保したい」「短期間で集中的に学びたい」なら、セブ島留学が圧倒的に有利。 
- 
「現地生活すべてを英語環境に置きたい」「文化体験や現地ネットワークを重視したい」なら、アメリカ留学が適しています。 
よくある質問(FAQ)
Q1. 本記事の比較前提は?
セブ島は3DアカデミーESLコースの内部寮1人部屋(3食込み)を基準、アメリカは大都市の語学学校+学生寮またはシェアハウス(自炊)を基準に比較しています。※セブ島は2〜6人部屋を選べばさらに安くなります。
Q2. 3Dアカデミーの料金に含まれるものは?
授業料、寮費、1日3食、無料インターネット、洗濯、掃除サービスが含まれます。別途、入学金15,000円がかかります。
Q3. 料金に含まれない費用は?
- 航空券、海外保険
- 電気料金(メーター制)&管理費
- VISA延長費用、SSP費用、(8週以上)ACR I-Card
- 教材費、空港ピックアップ(有料)
Q4. 現地手続き費用はいくら?(セブ島)
- VISA延長:1回目 4,440ペソ(59日間/8週まで)
- 2回目 5,616ペソ(89日/12週)、3回目 4,240ペソ(119日/16週)
- 4回目 3,830ペソ(149日/20週)、5回目 4,240ペソ(179日/24週)
- SSP:12,040ペソ(期間に関わらず、公証料込み)
- ACR I-Card:8週間以上で 4,000ペソ
- 教材費:目安 1,000ペソ/4週
- 管理費:500ペソ/週(到着後まとめて精算)
- デポジット:1〜19週 4,500ペソ、20週以上 9,000ペソ(原状回復で返金)
- 空港ピックアップ:1,500ペソ(特定時間帯は2,000ペソ)
Q5. ホテル寮や外部寮の追加料金は?
- YELLOホテル寮:+10,000円/週
- Prestigioホテル寄:+7,500円/週
- MIT外部寮:+5,000円/週
Q6. アメリカでホームステイは主流?
主流ではありません。成人の語学留学では学生寮やシェアハウス(自炊)が一般的です。ホームステイは一部で利用されますが、比較基準としては適しにくいため本記事では除外しています。
Q7. アメリカの月額費用目安は?
大都市圏では、授業料20〜25万円+滞在費18〜25万円+食費3〜6万円が目安です(4週間)。航空券は15〜25万円程度。
Q8. 航空券の相場は?
- 日本⇔セブ島:おおむね6〜10万円
- 日本⇔アメリカ(大都市):おおむね15〜25万円
時期や出発地、燃油サーチャージで変動します。
Q9. セブ島で部屋タイプを変えるとどれくらい安くなる?
内部寮は1人部屋/2人部屋/3〜6人部屋の設定があり、人数が増えるほど1週間あたりの料金が下がります。
本記事の比較は1人部屋ですが、2〜6人部屋にすると総費用差はさらに広がります。
Q10. 電気代はどのくらい?
メーター計算の実費です。滞在スタイルやエアコン使用時間により変動します(4週間の目安:数千円程度)。
Q11. 食費はどれくらい?
- セブ島:寮費に3食込み。外食も比較的安価。
- アメリカ:基本は自炊で月3〜6万円が目安。外食中心だと割高。
Q12. 支払いのタイミングは?
出発前に学費・宿泊費(入学金15,000円を含む)をお支払いください。現地で発生するVISA延長費、SSP、ACR、管理費、教材費、電気代などは到着後に現地精算です。
Q13. 留学期間は何週が多い?
4週間・8週間・12週間が人気です。8週間以上はACR I-Cardが必要になる点にご注意ください。
Q14. マンツーマン授業の強みは?
発話量が多く、弱点補強がしやすい点が強みです。短期でも密度高く成果を出しやすく、初心者やスピーキング強化に向いています。
Q15. キャンセルや変更は可能?
学校の規定に準じます。返金・変更条件や手数料、期日を必ず事前にご確認ください。
Q16. 安く抑えるコツは?
- セブ島は2〜6人部屋を検討する
- 繁忙期を外して航空券を手配する
- アメリカは自炊中心・郊外の物件も比較する
Q17. 個別相談や見積もりは可能?
可能です。簡易お見積り/メールお問い合わせ/お申し込み/個別相談をご利用ください。電話受付は平日9:00〜18:00です。
Q18. 注意事項は?
料金は予告なく変更される場合があります。最新情報・空室状況・為替レートを必ずご確認ください。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			