目次
セブ島親子留学で失敗しないための準備リスト
はじめに
セブ島での親子留学は、英語学習だけでなく、異文化体験や親子の絆を深める絶好のチャンスです。しかし、現地に到着してから「必要な書類を準備していなかった」「子どもが環境になじめなかった」「思った以上に費用がかかった」といったトラブルが起こることも少なくありません。
そこでこの記事では、セブ島親子留学を安心してスタートできるように、出発前に必ず確認しておきたい準備リストをまとめました。手続き・持ち物・心構えまで、ポイントを整理してチェックすることで、失敗を防ぎ、より充実した留学生活を送ることができます。
1. 渡航・手続きに関する準備
✅ パスポート
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有効期限は入国時点で 6か月以上残っているか 確認必須。 
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親子で同時に更新が必要な場合もあるので早めに準備。 
✅ ビザ・SSP(特別就学許可証)
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フィリピンは 30日以内の滞在なら観光ビザで入国可能。 
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親子留学ではほとんどの場合、SSP(Special Study Permit)が必要。学校が代行申請してくれるので、必要書類を忘れずに持参。 
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30日を超える場合はビザ延長費用が別途必要になる。 
✅ 航空券
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入国には 往復航空券の提示が必須。片道のみだと搭乗や入国時にトラブルになる可能性あり。 
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日程変更ができるチケットを選ぶと安心。 
✅ 海外旅行保険
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医療費が高額になる場合もあるため、必ず加入しておくこと。 
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キャッシュレス診療対応の保険を選ぶと安心。 
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通院・入院・携行品補償・救援者費用などが含まれているか確認。 
✅ 未成年渡航に関するルール(重要)
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15歳未満は単独渡航ができません。 
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両親のいずれかが帯同しない場合は、WEG(Waiver of Exclusion Ground)申請が必要です。 
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兄弟や祖父母など、両親以外の保護者と同行する場合もWEGが必要になるので注意してください。 
2. 学校・コース選びに関する準備
✅ 親御さんの参加スタイルを決める
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授業参加型:親御さんも一緒に英語を学ぶプラン。子どもと並んで勉強できるため、学習意欲を高めやすい。 
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滞在のみ型:子どもが授業を受け、親御さんはサポート役。現地観光やリフレッシュに時間を使いたい方におすすめ。 
✅ 子どもの年齢に合ったコースか確認
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小学校低学年から中学生まで、学校ごとに対象年齢や受け入れ条件が異なる。 
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4~5歳でも一人で授業に座って受けられる子なら参加可能なケースもある。 
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親子で一緒に1つの授業を受ける「ペア授業」がある学校も。 
✅ 授業スタイルをチェック
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マンツーマン主体:英語力を短期間で伸ばしたい方向け。 
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グループクラス併用:他の生徒と交流しながら学べるスタイル。 
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親子で授業を受ける場合は、必ず子どものスケジュールに合わせて調整される点も確認しておく。 
✅ 施設・生活環境の確認
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寮のタイプ:親子同室可能か、ホテル滞在やコンドミニアム利用も選べるか。 
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食事の内容:子どもが食べやすいメニューがあるか(辛すぎない、アレルギー対応など)。 
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安全面:24時間セキュリティや医師の定期訪問があるかを確認。 
3. 費用面の準備
✅ 学費・寮費・食費
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授業料や宿泊費のほか、食事が寮費に含まれているかは学校によって異なるので事前確認が必須。 
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3D ACADEMYの場合: - 
学校寮には 毎日3食付き(朝・昼・晩)。 
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通学コースの場合も、平日はランチが無料提供される。 
 
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✅ 追加費用の有無を確認
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ビザ延長費(30日以上滞在する場合) 
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SSP(特別就学許可証)申請費用 
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教材費、電気代、管理費 
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デポジット(退寮時に精算) 
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週末アクティビティーや旅行費 
✅ 支払い方法
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大きな支払いは日本円から両替して持参するのが一般的。 
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日常生活ではフィリピンペソの現金が必須。 
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非常時に備えてクレジットカードを持っておくと安心。 
✅ 想定外の出費に備える
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子どもの体調不良による病院受診 
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交通費(Grab利用など) 
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ちょっとした外食やお土産代 
4. 持ち物準備リスト
✅ 勉強関連
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筆記用具(日本製は品質が高く使いやすい) 
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日本語教材(復習や親御さんがサポートする際に便利) 
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タブレットや電子辞書(翻訳アプリも入れておくと安心) 
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ノートやワークブック 
✅ 衣類
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半袖・短パンなど常夏向けの服 
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冷房対策用の薄手の長袖、羽織れるパーカー 
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水着・ラッシュガード(週末のアクティビティで必須) 
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サンダル・運動靴(移動やレジャー用に両方あると便利) 
✅ 生活用品
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常備薬(子ども用風邪薬、整腸剤、解熱剤など) 
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日焼け止め、虫よけスプレー 
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洗面用具(歯ブラシ・歯磨き粉は日本製がおすすめ) 
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ウェットティッシュ、アルコールジェル 
✅ 子ども用アイテム
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お気に入りのおもちゃや絵本(環境に慣れる助けになる) 
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学習ノート、色鉛筆など(リラックスできる活動に役立つ) 
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小さめのリュック(登校や週末外出に便利) 
✅ 日本から持っていくと安心なもの
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インスタント食品(カップ麺、味噌汁、ふりかけなど) 
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子どもが食べ慣れたお菓子 
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生理用品、肌に合ったスキンケア用品 
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医療用マスク(現地でも買えるが品質に差がある) 
5. 現地生活に備える準備
✅ 通信環境の確保
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現地SIMカードを購入(GlobeやSmartなど)。長期滞在ならコスパが良い。 
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家族で複数台利用する場合は、ポケットWi-Fiをレンタルするのも便利。 
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学校や寮にはWi-Fiがあるが、速度が不安定なこともあるので補助手段は必須。 
✅ 交通手段の準備
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Grabアプリ(配車アプリ)は必ずダウンロード。セブ島での移動はほぼこれ一択。 
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空港送迎は学校が手配してくれる場合が多いので、事前に確認。 
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近距離はタクシーも使えるが、Grabの方が安心・安全。 
✅ 生活用品の現地調達
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ショッピングモール(SM、Ayala)やスーパーで生活用品はほぼ揃う。 
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ただし、日本製品は割高なので「日本から持参するもの」と「現地調達できるもの」を分けて準備。 
✅ 週末アクティビティの計画
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アイランドホッピング(マクタン周辺の島巡り) 
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ボホール島ツアー(チョコレートヒルズやターシャ見学) 
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オスロブでのジンベエザメウォッチング 
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事前に費用や所要時間を確認し、親子で無理のないプランを立てておくと安心。 
✅ 安全面での注意
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夜間の外出は避ける 
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貴重品は最小限にして持ち歩く 
- 
子どもには「必ず大人と一緒に行動する」ことを徹底させる 
6. 子どもの心構え準備
✅ 事前に英語に触れておく
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「My name is ○○.」「I am ○ years old.」など、自己紹介フレーズを練習しておくとスムーズにスタートできる。 
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英語の歌やアニメを一緒に見ることで、自然に耳を慣らせる。 
✅ 海外生活のイメージを共有する
- 
食事や生活習慣が日本と異なることを事前に説明しておく。 
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辛い料理や異なる味付けにチャレンジする気持ちを持たせる。 
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部屋の掃除や洗濯は寮のスタッフが行うなど、日本との違いを伝える。 
✅ 安全ルールを守る意識
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「一人で外に出ない」 
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「知らない人について行かない」 
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「困ったら先生や親にすぐ相談する」 
 こうした基本ルールを出発前から繰り返し伝えておくことが大切。
✅ 留学への前向きな気持ちを育てる
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「英語を覚えたら世界中のお友達と話せるよ!」と楽しみを強調する。 
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学ぶことだけでなく、海やアクティビティなど楽しい経験も待っていることを伝える。 
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親も一緒に挑戦する姿勢を見せると、子どもが安心して学びやすくなる。 
まとめ
セブ島親子留学を成功させるためには、出発前の準備がすべての鍵になります。
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パスポートやビザ、SSPなどの渡航手続きを確実にそろえる 
- 
親子それぞれに合った学校・コース選びをする 
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学費や生活費、追加費用まで含めて費用面を事前に把握する 
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日本から持参すべきものと現地調達できるものを分けて効率よく荷造りする 
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通信・交通・アクティビティなど現地生活の備えをしておく 
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子どもが安心して挑戦できるように、心構えを整える 
こうしたポイントをチェックリスト形式で確認しておけば、トラブルを未然に防ぎ、親子で安心して学びに集中できます。
セブ島での親子留学は、英語学習だけでなく、親子で一緒に海外生活を体験できる貴重なチャンスです。しっかり準備を整えて、忘れられない時間をお過ごしください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 親子留学の準備は何から始めればいいですか?
まずは出発日から逆算して、パスポートの有効期限(入国時6か月以上)、往復航空券、海外旅行保険の加入、学校の入学手続きと必要書類を確認します。そのうえで、費用見積もり・持ち物・現地生活(通信・交通)・子どもの心構えをチェックリスト化すると漏れを防げます。
Q2. ビザやSSPは必要ですか?
30日以内の滞在であれば観光ビザで入国可能です。ただし、学習を目的とする場合は通常SSP(Special Study Permit)が必要で、多くの学校が申請を代行します。30日を超える滞在はビザ延長費用も発生します。
Q3. 未成年の渡航でWEGは必要ですか?
15歳未満は単独渡航ができません。両親のいずれかが帯同しない場合、または両親以外(兄弟・祖父母など)と一緒に渡航する場合はWEG(Waiver of Exclusion Ground)の申請が必要です。
Q4. 3D ACADEMYの食事提供はどうなっていますか?
学校寮をご利用の場合は毎日3食が付いています。通学コースでも平日はランチが無料で提供されます。食事の内容やアレルギー対応については事前に学校へ確認してください。
Q5. 費用には何が含まれますか?追加費用はありますか?
基本的に授業料・寮費・食費(学校により異なる)が含まれます。別途、SSP、ビザ延長費(30日超過時)、教材費、電気代、管理費、デポジット、週末アクティビティ費などがかかる場合があります。事前に見積りを取りましょう。
Q6. 現地での通信はどう確保すべきですか?
GlobeやSmartの現地SIMを購入するか、家族で複数台使う場合はポケットWi‑Fiを用意しましょう。学校や寮のWi‑Fiは補助的に考えるのがおすすめです。
Q7. 交通手段は何を使えば安全ですか?
Grab(配車アプリ)の利用が安心・便利です。空港送迎は学校手配が可能な場合があるため、事前に連絡しておくとスムーズです。
Q8. 週末はどんなアクティビティが楽しめますか?
アイランドホッピング、ボホール島ツアー、オスロブのジンベエザメウォッチングなどがあります。費用・所要時間・移動距離を確認し、子どもの体力に合わせて計画しましょう。
Q9. 子どもの英語準備は何をすれば良いですか?
簡単な自己紹介や教室で使うフレーズを練習し、英語の歌・アニメで耳慣らしをすると効果的です。学習への前向きな動機づけも大切です。
Q10. 安全面で気をつけることは?
夜間の外出は避け、貴重品は最小限で携行し、子どもは必ず大人と行動することを徹底してください。困った時はすぐに親または学校スタッフへ相談しましょう。
Q11. 持ち物で日本から持参した方が良いものは?
常備薬、日焼け止め・虫よけ、品質の合う衛生用品、タブレットや文房具、子どもが食べ慣れたインスタント食品・お菓子など。現地でも多くは調達できますが日本製は割高な場合があります。
Q12. 親も授業に参加しないといけませんか?
必須ではありません。授業参加型と滞在のみ型から選べます。親子で授業を受ける場合は、お子様のスケジュールに合わせて調整されるのが一般的です。
Q13. 医療体制は整っていますか?
主要都市には私立病院があり、キャッシュレス対応の海外旅行保険を選ぶと安心です。学校によっては定期的な医師訪問があるため、事前に確認してください。
Q14. 滞在先は寮以外も選べますか?
学校やプログラムによっては、ホテルやコンドミニアムを選び、通学コースで授業のみを受けることも可能です。希望に合わせて事前に相談しましょう。
Q15. 入国時に必要なものは?
有効なパスポート(残存6か月以上)、往復航空券、入学許可等の学校書類、必要に応じてSSP関連書類、未成年でWEGが必要なケースではその書類一式を準備してください。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			