セブ島観光スポット: パンダノン島(Pandanon Island)
1. パンダノン島とは?
パンダノン島(Pandanon Island)は、セブ島とボホール島のほぼ中間に位置する小さな離島で、透明度の高い海と真っ白な砂浜が魅力の人気観光スポットです。島の周囲は遠浅で波が穏やか、干潮時には長く伸びるサンドバー(砂洲)が現れ、まるで海の上を歩いているような感覚を味わえます。
面積はそれほど大きくありませんが、周囲にはエメラルドグリーンからコバルトブルーへと変化する美しい海が広がり、「南国の楽園」という表現がぴったり。アイランドホッピングツアーの定番立ち寄り地として知られ、特に写真映えを狙う旅行者や家族連れに人気です。
また、パンダノン島は観光地としての開発が控えめで、商業施設は最小限。静かな雰囲気と手つかずの自然が残っているため、日常の喧騒から離れてゆったりと過ごすことができます。
そのため、シュノーケリングや海水浴、のんびりとしたビーチピクニックに最適な場所です。
2. アクセス方法
パンダノン島へは、セブ市内やマクタン島からボートで行くのが一般的です。個人で行くよりも、アイランドホッピングツアーに参加するのが便利で安心です。
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出発地
主な出発港はマクタン島の「コルドバ(Cordova)」や「マリゴンドン(Marigondon)」の港。ツアーによってはセブ市内ホテルから港までの送迎付き。 -
移動時間
ボートで約1〜1.5時間。途中でナルスアン島やヒルトゥガン島に立ち寄るプランが多く、1日コースとして楽しめます。 -
交通手段
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貸切ボート(グループでの参加におすすめ)
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ツアー会社の混載ボート(少人数や個人旅行者向け)
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費用の目安
ツアー料金は1人あたり約1,500〜3,000ペソ(入島料・ランチ込みの場合あり)。
入島料は1人150〜200ペソ程度(ツアー料金に含まれるケースもあり)。 -
注意点
個人で行く場合は、事前に港の場所やボートのチャーター料金を確認しておくこと。現地交渉だと料金が割高になることもあります。
3. 見どころ・楽しみ方
① 真っ白な砂浜とサンドバー
パンダノン島の最大の魅力は、遠浅に広がる真っ白な砂浜と、干潮時に姿を現すサンドバーです。海と空の境界が溶け合うような景色は、まるでポストカードの中に入り込んだかのよう。潮の引き具合によって景観が変わるため、訪れるタイミングによって違った美しさを楽しめます。
② 穏やかで透明度の高い海
島周辺は波が非常に穏やかで、足元まで透き通るクリアブルーの海が広がります。泳ぎが苦手な人や子ども連れでも安心して海遊びが可能です。
③ シュノーケリング
パンダノン島自体の周辺は浅瀬が中心ですが、ツアーでは近隣のシュノーケルポイントにも立ち寄ることが多く、カラフルな熱帯魚やサンゴ礁を観察できます。
④ ピクニックランチ
島内には小さなコテージ(有料休憩所)が並び、日陰でのんびり過ごすことができます。ツアーによっては、シーフードBBQやフィリピン料理のランチをこの場所で提供してくれるプランもあります。
⑤ 写真撮影スポット
サンドバーの上、海辺に立つ小さな礼拝堂、青い空を背景にしたビーチは、すべてがフォトジェニック。SNS映えを狙う旅行者にも人気です。
4. 注意点
① 日焼け対策は必須
パンダノン島は日陰が非常に少なく、長時間滞在すると日焼けしやすい環境です。帽子、サングラス、日焼け止めクリーム、ラッシュガードなどでしっかり対策をしましょう。
② 飲み物・軽食の準備
島内には売店がほとんどなく、あっても品揃えは非常に限られています。ツアーにランチが含まれていない場合は、飲料水や軽食を事前に持参することをおすすめします。
③ 環境保護への配慮
サンゴや貝殻の採取は禁止されており、ゴミは必ず持ち帰るのがマナーです。環境を守るためにも、リーフセーフの日焼け止め(サンゴに優しい成分)を使用すると良いでしょう。
④ 天候・潮位の確認
雨季(6〜10月)は風や波の影響でボートが出せない場合があります。また、サンドバーの見え方は潮位によって変わるため、干潮時刻に合わせて訪れるのがベストです。
⑤ 個人手配時の料金交渉
ツアーに参加せず個人で行く場合、港でのボートチャーター料金は交渉制となることが多く、外国人料金で割高になる場合もあります。事前に相場を調べてから交渉しましょう。
5. 観光のベストシーズン
パンダノン島を訪れるなら、**乾季(11月〜5月)**が最もおすすめです。特に1〜4月は晴天率が高く、海の透明度も抜群。干潮時には長く伸びるサンドバーがはっきりと姿を現し、写真撮影にも最適です。
季節ごとの特徴
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乾季(11〜5月)
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晴れの日が多く、海の色がより鮮やか
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波が穏やかでボート移動も快適
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観光客が増えるため、ツアーは事前予約が安心
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雨季(6〜10月)
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午後にスコールが発生することが多い
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天候や風の影響でボートが欠航する場合あり
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海の透明度はやや落ちるが、観光客は少なく穴場感あり
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ベストタイミング
干潮の時間帯に合わせて訪れると、サンドバーが最も美しく見えます。干潮時刻は日ごとに変わるため、旅行前に潮見表を確認してスケジュールを組むと良いでしょう。
6. 周辺スポットとの組み合わせ
パンダノン島は単独で訪れることもできますが、ほとんどの旅行者はアイランドホッピングツアーで他の島と組み合わせて楽しみます。特に人気なのは以下のルートです。
① ナルスアン島(Nalusuan Island)
美しい桟橋とサンゴ礁で有名な島。シュノーケリングポイントが充実しており、カラフルな熱帯魚やサンゴを間近で観察できます。パンダノン島の「ビーチでのんびり」と対照的に、「アクティブに海を楽しむ」スポットです。
② ヒルトゥガン島(Hilutungan Island)
海洋保護区に指定されており、透明度の高い海と豊富な海洋生物が魅力。スキューバダイビングやシュノーケリングの初心者にも人気です。
③ カオハガン島(Caohagan Island)
小さな漁村があり、地元の人々の暮らしを垣間見ることができます。新鮮なシーフード料理をその場で楽しめることも。
モデルプラン例(1日)
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午前:ヒルトゥガン島でシュノーケリング
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昼前:ナルスアン島で桟橋散策&海遊び
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午後:パンダノン島でビーチピクニック&サンドバー撮影
このように、パンダノン島は「リラックス&絶景鑑賞」の役割を担うスポットとして、他の島と組み合わせることで1日が充実します。
まとめ
パンダノン島(Pandanon Island)は、セブ島旅行で「透き通る海」と「真っ白な砂浜」を存分に味わえる絶景スポットです。遠浅の海とサンドバーは、まるで絵画のような風景を生み出し、写真映えも抜群。日常の喧騒から離れ、南国ならではの穏やかな時間を過ごすことができます。
アクセスにはボート移動が必要ですが、ナルスアン島やヒルトゥガン島と組み合わせたアイランドホッピングツアーに参加すれば、移動時間も含めて1日たっぷり楽しめます。
日焼け対策や飲み物の準備など、ちょっとした事前準備をすれば、より快適で安全な滞在が可能です。次のセブ島旅行では、ぜひこの小さな楽園・パンダノン島を旅程に組み込み、美しい海と砂浜に癒やされてみてください。
パンダノン島 FAQ
パンダノン島はどこにありますか?
どうやって行きますか?
ツアー料金の目安は?
入島料は必要ですか?
所要時間はどれくらい見ればいい?
ベストシーズンはいつ?
干潮に合わせたいけど、潮見は必要?
何が見どころですか?
子ども連れでも大丈夫?
シュノーケリングはできますか?
施設や売店はありますか?
トイレやシャワーは?
持ち物のおすすめは?
ドローンは飛ばせますか?
クレジットカードは使えますか?
通信(モバイル電波)は入りますか?
天候が悪いときはどうなりますか?
安全面での注意は?
環境保護のルールはありますか?
おすすめの組み合わせ島は?
モデルコースはありますか?
個人手配とツアー、どちらが良い?
写真映えの時間帯は?
滞在時間の目安は?
レンタル品はありますか?
注意すべき追加ポイントは?
※料金・運行・設備は変動します。最新情報は参加予定のツアー会社・主催者にご確認ください。
