バギオ留学に持っていくべき持ち物リスト完全版

はじめに

フィリピンの中でも標高1,500mに位置するバギオは、涼しく快適な気候から「フィリピンの夏の都」と呼ばれ、英語留学先として人気を集めています。ただし、気候や生活環境は日本やセブ島などの都市とは大きく異なります。そのため、快適に過ごし、勉強に集中するためには、持ち物の準備がとても重要です。

本記事では、バギオ留学を予定している方に向けて、必需品からあると便利なアイテムまでを網羅した持ち物リスト完全版をご紹介します。準備の参考にしていただき、安心して留学生活をスタートしましょう。


学習関連グッズ

バギオ留学の目的はやはり「英語学習」です。学校で配布される教材はありますが、日本で普段使い慣れている学習道具を持っていくと効率が上がります。

  • ノート・筆記用具:現地でも購入可能ですが、日本製の方が質が高く書きやすいです。お気に入りのペンやノートを数冊用意しておくと安心。

  • 電子辞書 or 翻訳アプリ対応スマホ:授業中や自習の際に活躍。オフラインでも使える電子辞書があると便利です。

  • 参考書・文法書:現地には限られた教材しかないため、日本語で解説されている参考書を1〜2冊持参するのがおすすめ。

  • ノートPC・タブレット:オンライン授業や課題提出、動画学習、リスニング教材など幅広く活用できます。

  • USBメモリ・外付けHDD:学校の資料や友人とのデータ共有に便利。

特に 電子辞書やPC は現地での購入が難しいため、日本から持参しておくと安心です。


衣類

バギオは「フィリピンなのに涼しい」と言われるほど、他の都市とは気候が大きく異なります。昼間は20℃前後で過ごしやすい一方、朝晩は15℃前後まで冷え込むこともあります。そのため、衣類は夏服+軽めの防寒具を組み合わせて持っていくのがポイントです。

  • 長袖シャツ・パーカー:朝晩の冷え込みに必須。重ね着できるタイプが便利。

  • 半袖Tシャツ:昼間は快適な気温なので数枚必要。

  • 薄手のジャケットやダウン:雨季や12月〜2月は肌寒くなるため1着持参。

  • ジーンズやスラックス:普段着や外出用に。

  • 部屋着・パジャマ:気温差に対応できるよう薄手と厚手を用意。

  • 下着・靴下:現地でも買えるが日本製の品質が安心。

  • スニーカー:学校や外出で必須。歩きやすいものを選びましょう。

  • サンダル:寮やシャワー、近所への買い物に便利。

バギオではエアコンが不要なほど涼しいため、「セブ島=常夏」のイメージで準備すると服装を間違えやすいので注意しましょう。


生活用品

現地でも日用品は手に入りますが、日本製品のほうが品質が高く、使い慣れているものがあると安心です。特に肌に触れるものや体調管理に関わるものは、日本から持参するのがおすすめです。

  • 洗面用具(歯ブラシ・歯磨き粉・シャンプー・石けんなど)
    → フィリピン製は大きめサイズが多く、品質も異なるため日本からの持参が安心。

  • タオル類(速乾タオルが便利)
    → 部屋干しでも乾きやすい素材がおすすめ。

  • 爪切り・ヘアカッター
    → 現地で買うと品質がいまいちなので日本製がベター。

  • 化粧品・スキンケア用品
    → 敏感肌用や愛用しているブランドは現地では手に入りにくいです。

  • 常備薬(風邪薬・胃腸薬・頭痛薬・アレルギー薬など)
    → フィリピンの薬は成分が強めな場合が多いため、日本から持参が安心。

  • 折りたたみ傘 or レインコート
    → 突然のスコール対策に必須。

  • マスク
    → 風邪や乾燥、バス移動のときに役立ちます。

バギオは乾燥しやすく肌荒れしやすいため、保湿クリームやリップクリームも忘れずに持っていきましょう。


電子機器

バギオ留学では勉強だけでなく、オンライン授業や日本の家族・友人との連絡、娯楽のためにも電子機器は欠かせません。現地で購入できるものもありますが、日本から持参した方が安心で快適に使えるケースが多いです。

  • スマートフォン
    → SIMフリー端末なら現地SIMを購入して格安で通信可能。ポケットWi-Fiをレンタルする留学生も多いです。

  • ノートPC・タブレット
    → 課題提出や自習、映画鑑賞など幅広く使えます。

  • 充電器・モバイルバッテリー
    → 学校や外出先でバッテリー切れにならないように必須。

  • マルチ変換プラグ
    → フィリピンのコンセントはA型・B型・C型が混在しているため、日本から持参すると安心。

  • 延長コード
    → 学生寮ではコンセントの数が限られている場合が多いので重宝します。

  • イヤホン・ヘッドホン
    → リスニング教材やオンライン授業、自習の集中用に。

  • 外付けHDD・USBメモリ
    → 学習資料や写真・動画のバックアップに役立ちます。

バギオの一部エリアでは停電が起こることもあるので、モバイルバッテリーは必須アイテムです。


書類・お金関係

留学に必要な書類や金銭関係は、忘れると大きなトラブルにつながります。出発前に必ずチェックリストを作り、コピーを取っておくことをおすすめします。

  • パスポート(残存有効期限6か月以上必須)

  • 航空券(往復チケット):フィリピン入国時に出国証明が必要です。

  • 入学許可証や学校関連書類:入学時や空港ピックアップで提示を求められる場合あり。

  • ビザ関連書類(SSP発行に必要な書類など):基本的には学校で手続きしますが、準備物は確認必須。

  • 海外旅行保険証:現地での病気やケガに対応できるように必ず持参。

  • 現金(フィリピンペソ+日本円)
    → 最初の1〜2週間分はペソで用意すると安心。多額の現金は避け、必要に応じてATMから引き出すのが安全です。

  • 国際キャッシュカード・クレジットカード
    → 国際ブランド(VISAやMasterCard)対応のカードが便利。

  • 重要書類のコピー(パスポート、保険証、連絡先リストなど)
    → 紛失時のトラブル防止に。

現地ではカード決済が普及していないエリアも多いため、少額の現金を常に持ち歩くことをおすすめします。


食品・日本から持っていくと便利なもの

バギオにはスーパーやコンビニもあり食事には困りませんが、日本食が恋しくなるのは留学生あるあるです。現地でも一部日本食は購入できますが、割高かつ種類も少ないため、慣れ親しんだ日本の食品を少し持参すると気分転換になります。

  • インスタント味噌汁・スープ類
    → 手軽に「日本の味」を楽しめる定番。

  • お茶パックや日本茶
    → 緑茶やほうじ茶は現地では入手しにくい。

  • レトルト食品(カレー、丼物など)
    → 勉強で疲れた日の簡単な食事に便利。

  • ふりかけ・海苔
    → 学校の食堂で出るご飯にかけるだけで満足度UP。

  • 調味料(醤油・だしの素・ポン酢など)
    → 寮やシェアキッチンで料理する際に重宝。

  • お菓子・スナック類
    → 日本特有の味(ポッキー、せんべいなど)は友達とシェアするのにもおすすめ。

重さや液体制限に注意し、**「軽くて保存が効く食品」**を選んで持っていくと便利です。


あると便利な小物

必需品ではありませんが、あると生活が格段に快適になるアイテムをご紹介します。ちょっとした工夫で毎日の留学生活がスムーズになります。

  • 洗濯ネット・ハンガー
    → 学生寮ではランドリーサービスを利用することも多いため、ネットに入れて洗うと安心。

  • ジップロックや保存袋
    → 食品保存や小物整理、液体物の持ち運びに便利。

  • 虫よけスプレー・かゆみ止め
    → バギオは比較的涼しいですが、蚊が出ることもあります。

  • 日焼け止め
    → 高地でも紫外線は強いため、昼間の外出時に必須。

  • 水筒・マグカップ
    → 学校や寮での水分補給に便利。

  • 小型ライト(懐中電灯やヘッドライト)
    → 突然の停電対策に役立ちます。

  • エコバッグ
    → スーパーや市場で買い物するときに便利。

日本では当たり前に使っているものでも、フィリピンでは手に入りにくい・品質が低いケースが多いので、「これがないと不便」と思う小物は日本から持参すると安心です。


まとめ

バギオ留学は、涼しく快適な環境で英語学習に集中できるのが魅力ですが、気候や生活環境は日本や他のフィリピン都市とは大きく異なります。そのため、準備不足だと生活に不便を感じやすくなります。

特に注意すべきは以下の3点です。

  • 学習関連グッズ:日本製の文房具や参考書は必須。

  • 衣類:バギオは冷え込みがあるため、防寒具も忘れずに。

  • 常備薬や日用品:現地では品質が異なるため、日本から持参すると安心。

また、慣れ親しんだ日本食や便利グッズを持参すれば、生活のストレスを大幅に減らせます。必要最低限のものは現地で揃えられるので、**「絶対に必要なもの」と「あると安心なもの」**を分けて効率的に荷造りしましょう。

バギオ留学の持ち物をしっかり準備して、快適で充実した留学生活をスタートしてください。


FAQ:バギオ留学に持っていくべき持ち物リスト完全版

バギオは涼しいって聞くけど、服はどれくらい持っていけばいい?

昼は半袖、朝晩は長袖+薄手アウターで調整します。目安は半袖5〜7枚、長袖3〜4枚、薄手ジャケット1、パーカー1、下着・靴下7〜10日分です。

雨季の持ち物で必須は?

折りたたみ傘またはレインコート、速乾タオル、防水のバッグカバー(リュック用)、替えの靴下を多めに。

電源やプラグは日本のままで使える?

電圧は220V。日本の100V機器は多くが対応(ACアダプタの対応電圧を確認)しますが、ヘアドライヤー等は注意。プラグはA/B/C混在のためマルチ変換プラグと延長コードがあると安心です。

現地SIMとWi-Fi、どちらが便利?

長期ならSIMフリー端末+現地SIMが安く安定。短期や複数端末利用ならポケットWi-Fiも選択肢。どちらでも身分証とトップアップが必要です。

常備薬はどれを持っていくべき?

普段使いの風邪薬、胃腸薬、頭痛薬、アレルギー薬、目薬、絆創膏。処方薬は英文処方箋と原包装で。成分違いに備え、日本からの持参が基本。

食品はどの程度持ち込める?

個人消費用のレトルト・インスタント・乾物・菓子は概ね可。肉エキス・生鮮・大量の液体は制限対象になりやすいので最小限に。重量・液体制限も考慮を。

貴重品と現金はどう管理する?

到着初週分のペソ+少額円、国際ブランドのクレカ/デビット、パスポートと保険証のコピー、貴重品ポーチ。多額現金の持ち歩きは避け、ATM引き出しを基本に。

パスポート以外に必要な書類は?

往復航空券、入学許可証、保険証券(電子控え含む)、緊急連絡先リスト、顔写真(SSPなど提出用)を用意。全てクラウド保存+紙コピーをセットで。

学習道具は現地調達でも大丈夫?

ノートやペンは現地購入可ですが品質差あり。使い慣れた筆記具、参考書1〜2冊、USBメモリは日本から。PCや電子辞書は持参推奨。

寮生活で役立つ持ち物は?

洗濯ネット、トラベルハンガー、S字フック、アイマスク・耳栓、室内サンダル、ジップロック、マグカップ、コンパクト洗剤(小分け)。

停電対策は必要?

短時間の停電は起こり得ます。モバイルバッテリー、懐中電灯(スマホでも可)、オフライン学習用のダウンロードを習慣に。

スキンケアやコスメは現地で買える?

入手は可能ですが肌に合わない場合あり。敏感肌用は日本から。保湿クリーム、リップ、日焼け止めは必携。

大きなスーツケースは必要?

滞在3か月目安で80〜100Lのスーツケース+機内持込。階段や坂が多いので、重すぎないパッキングとキャスター保護を意識。

バッグは何を持っていく?

防犯面を考え、開口が狭いデイパックや斜めがけ、内ポケット豊富なもの。雨対策にバッグカバー、貴重品は身体前側で管理。

現地で買ってもいい物・日本から必須の物は?

現地OK:日用品、ノート、軽衣料、傘。
日本必須:PC・電子辞書、常備薬、変換プラグ、防寒具一式、愛用スキンケア、参考書。

機内手荷物に入れておくべきものは?

パスポート・書類一式、現金・カード、スマホ・PC・充電器、1日分の服・下着、常備薬、メガネ、モバイルバッテリー(受託不可)。

重量超過を避けるコツは?

液体や重い調味料は最小限。衣類は圧縮バッグよりも「枚数を絞る」。到着後に買い足す前提で、万能な組み合わせ(レイヤリング)を優先。

初日に役立つ“すぐ取り出せるセット”は?

ペソ現金、SIMまたはWi-Fi、学校住所・ピックアップ連絡先、上着、マスク、ウェットティッシュ、地図アプリのオフラインデータ。

防犯対策の持ち物は?

ワイヤーロック(スーツケース固定)、小型南京錠、目立たない財布、カードスキミング防止スリーブ(任意)。気を配ることが最大の防御です。

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