目次
- フィリピン留学・バギオ留学のビザ(観光ビザ延長・SSP・ACR I-Card)完全ガイド- はじめに
- フィリピン入国と観光ビザの基本
- SSP(Special Study Permit)
- ACR I-Card
- 観光ビザ延長の費用
- まとめ:バギオ留学に必要なビザ手続きと費用
- FAQ:フィリピン留学・バギオ留学のビザ(観光ビザ延長・SSP・ACR I-Card)完全ガイド
- SSP・観光ビザ延長・ACR I-Cardは誰が手続きしますか?
- SSP(Special Study Permit)とは?取得は必須?
- SSPの費用と有効期間は?
- 転校したらSSPはどうなりますか?
- 観光ビザ延長はいつ・いくらかかる?
- 最大でどのくらい延長できますか?
- ACR I-Cardとは?必要な条件は?
- ACR I-Cardの費用は?更新は必要?
- 学生ビザ(9f)ではなくSSPで学ぶの?
- 入国時に必要なものは?
- 手続きに必要な書類は?
- 費用の支払い方法は?
- 手続き期間はどれくらい?
- バギオ現地の移民局へ行く必要はありますか?
- 就労はできますか?
- 延長を忘れたらどうなりますか?
- 一時帰国・他国旅行で出入国するとどうなる?
- 医療保険は必要?
- 未成年の手続きは?
- 情報は時期で変わる?最終確認は?
 
フィリピン留学・バギオ留学のビザ(観光ビザ延長・SSP・ACR I-Card)完全ガイド
はじめに
フィリピン留学、特に教育都市として人気の高いバギオに留学する際には、授業料や滞在費だけでなく「ビザ関連の手続き」にも注意が必要です。
フィリピンは観光ビザで入国できますが、語学学校で学ぶためには SSP(Special Study Permit) の取得が必須となり、さらに滞在期間が長くなると 観光ビザの延長 や ACR I-Card の申請も必要になります。
多くの手続きは学校側が代行してくれるため難しくはありませんが、費用や流れを事前に理解しておくことで安心して留学生活を送ることができます。本記事では、バギオ留学で必要となる「観光ビザ延長」「SSP」「ACR I-Card」について、費用と流れをわかりやすく解説していきます。
フィリピン入国と観光ビザの基本
フィリピンは観光立国でもあり、留学生にとって比較的ビザのルールが分かりやすい国です。
30日間までの滞在
日本を含む多くの国のパスポート保持者は、30日間まではビザなしで入国可能です。航空券とパスポートだけで入国できるため、短期留学や1か月未満の滞在であれば特別な手続きは不要です。
31日以上の滞在
31日以上滞在する場合には、観光ビザの延長が必要です。延長の申請はバギオを含む全国の入国管理局で行えますが、多くの語学学校では学生の代わりにまとめて手続きをしてくれます。
延長の費用と期間
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初回延長:30日間 → 59日まで延長(約3,000ペソ前後) 
- 
以降:1〜2か月ごとに延長可能 
- 
最大で36か月(3年間)まで観光ビザで滞在可能 
つまり、留学が1か月を超える場合には必ず観光ビザ延長の費用が発生し、長期滞在になるほど複数回の延長が必要になることを覚えておきましょう。
SSP(Special Study Permit)
フィリピン留学で最も重要な書類のひとつが SSP(Special Study Permit)=特別就学許可証 です。
SSPとは?
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フィリピンで語学学校に通う外国人留学生に義務付けられた許可証 
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観光ビザだけでは就学できないため必須 
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個人で直接申請することはできず、必ず学校を通して申請します 
有効期間と更新
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有効期間は 6か月間 
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半年以上の長期留学の場合は、追加で申請し直す必要があります 
費用
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12,000〜13,000ペソ(約30,000円前後) 
- 
学校によっては学費請求と一緒にまとめて請求される場合もあります 
ポイント
- 
SSPは 学校ごとに発行される ため、転校する場合は再度申請が必要です 
- 
語学留学のために必ず取得しなければならないので、予算に必ず組み込んでおきましょう 
ACR I-Card
長期でバギオ留学をする場合に必要になるのが ACR I-Card(Alien Certificate of Registration I-Card) です。
ACR I-Cardとは?
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59日以上フィリピンに滞在する外国人に義務付けられる 外国人登録証 
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クレジットカードサイズの身分証で、外国人IDとして使われる 
- 
銀行口座開設や携帯契約などの手続きで提示を求められることもあります 
発行の流れ
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滞在が59日を超える時点で 観光ビザ延長と同時に申請される 
- 
個別で行う必要はなく、通常は学校がビザ延長手続きと一緒に代行 
費用
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約4,000ペソ(およそ1万円前後) 
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1回取得すれば、その後の留学中は更新の必要はありません 
ポイント
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2か月以内の短期留学では不要 
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2か月以上滞在する学生は 観光ビザ延長+ACR I-Card の費用が必ずかかります 
観光ビザ延長の費用
フィリピンでは30日間までビザなしで滞在できますが、31日以上の留学には観光ビザの延長が必要です。延長費用は回数や期間によって異なります。
初回延長(30日 → 59日まで)
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費用:約4,000〜7,000ペソ 
- 
この中には 観光ビザ延長費用+手続き関連費用 が含まれています 
- 
学校がまとめて代行してくれるため、学生が入国管理局に出向く必要はありません 
2回目以降の延長
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通常 2か月ごとに延長可能 
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費用は延長ごとに 約4,000〜7,000ペソ前後 
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滞在が長期になるほど繰り返し必要となるため、留学費用の中に計画的に組み込む必要があります 
ポイント
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短期(1〜2か月)の留学では初回延長だけで済むケースが多い 
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半年以上の留学では、延長費用だけで数万円規模になることもある 
まとめ:バギオ留学に必要なビザ手続きと費用
バギオをはじめとするフィリピン留学では、以下の3つの手続きが必須になります。
- 
観光ビザ延長 - 
31日以上滞在する場合に必要 
- 
費用:1回あたり 約4,000〜7,000ペソ 
- 
滞在が長期になるほど複数回の延長が必要 
 
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SSP(Special Study Permit) - 
語学学校に通う全ての留学生に必須 
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学校を通じてのみ申請可能 
- 
費用:12,000〜13,000ペソ(6か月有効) 
 
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ACR I-Card - 
滞在が59日を超える場合に必要 
- 
観光ビザ延長と同時に申請 
- 
費用:約4,000ペソ 
 
- 
バギオ留学での合計費用イメージ
- 
1か月未満:SSPのみ(約12,000〜13,000ペソ) 
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2か月滞在:SSP + ビザ延長1回(約16,000〜20,000ペソ) 
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3か月以上:SSP + ビザ延長複数回 + ACR I-Card(合計20,000ペソ以上) 
学校がほとんどの手続きを代行してくれるため、学生自身が複雑な申請を行う必要はありません。ただし、これらの費用は学費や生活費とは別に確実に発生するため、留学準備の予算に組み込んでおくことが大切です。
FAQ:フィリピン留学・バギオ留学のビザ(観光ビザ延長・SSP・ACR I-Card)完全ガイド
SSP・観光ビザ延長・ACR I-Cardは誰が手続きしますか?
基本は留学先の学校が一括で代行します。学生はパスポートや顔写真、申請費用を学校へ提出すればOKです。
SSP(Special Study Permit)とは?取得は必須?
外国人が語学学校で学ぶための特別就学許可です。観光ビザだけでは就学できないため必須です。個人申請はできず、学校経由での申請のみです。
SSPの費用と有効期間は?
費用は12,000〜13,000ペソ、有効期間は6か月です。6か月を超える場合は再申請が必要です。
転校したらSSPはどうなりますか?
SSPは学校ごとに発行されるため、転校時は新しい学校で再申請(再取得)が必要です。
観光ビザ延長はいつ・いくらかかる?
滞在が31日以上の場合に延長が必要です。初回・以降ともに延長1回あたりの目安は約4,000〜7,000ペソです。
最大でどのくらい延長できますか?
通常は1〜2か月単位で更新を繰り返し、原則として最長36か月まで滞在可能です。
ACR I-Cardとは?必要な条件は?
Alien Certificate of Registration I-Cardの略で、外国人登録証(ID)です。滞在が59日超になる場合に必要となります。
ACR I-Cardの費用は?更新は必要?
費用は約4,000ペソです。通常は留学期間中に1回取得すればOKで、短期(2か月以内)滞在なら不要です。
学生ビザ(9f)ではなくSSPで学ぶの?
語学留学では一般的にSSP+観光ビザ延長で就学します。大学正規留学などは9f学生ビザの検討対象ですが、語学学校はSSPが基本です。
入国時に必要なものは?
残存有効期限が十分なパスポート(目安:6か月以上)と、出国用航空券(復路または第三国行き)を用意してください。
手続きに必要な書類は?
パスポート原本、顔写真(学校指定サイズ)、申請フォーム、費用(現金PHPが一般的)など。詳細は学校案内に従ってください。
費用の支払い方法は?
多くの学校では窓口で現金(ペソ)払いです。一部は学費と合算請求やカード対応の例もありますが、現金準備が無難です。
手続き期間はどれくらい?
学校経由での一括申請が主流で、提出から数日〜数週間が目安です。繁忙期は時間がかかることがあります。
バギオ現地の移民局へ行く必要はありますか?
通常は不要です。学校がまとめて提出・受取を行います(指紋採取や写真撮影が必要な場合は案内に従います)。
就労はできますか?
観光ビザ+SSPでは就労不可です。アルバイトや有償インターンはできません。
延長を忘れたらどうなりますか?
オーバーステイは罰金や出国時のトラブルにつながります。学校の案内に従い、期日管理を徹底してください。
一時帰国・他国旅行で出入国するとどうなる?
出国すると滞在日数カウントやビザ状態がリセットされる場合があります。再入国時のSSPや延長計画は、必ず事前に学校へ相談してください。
医療保険は必要?
ビザ要件ではありませんが、病気・事故に備えて海外旅行保険の加入を強く推奨します。学校や保険会社の推奨プランを確認しましょう。
未成年の手続きは?
保護者同意書や追加書類が必要になる場合があります。事前に学校へ相談してください。
情報は時期で変わる?最終確認は?
手数料・手続きは予告なく変更されることがあります。最終的な条件・費用は在籍校および入国管理局(BI)の最新案内でご確認ください。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			