目次
バギオの気候と留学に適した服装ガイド
はじめに
フィリピン留学と聞くと「常夏の南国でTシャツと短パンで過ごせる」とイメージする方が多いかもしれません。ところが、標高約1,500メートルに位置するバギオは、フィリピンの中でも特に涼しい気候が特徴で、1年を通じて過ごしやすい反面、朝晩の冷え込みや雨季の湿気には注意が必要です。
特に初めてフィリピンへ渡航する留学生にとって、「何を持って行けばいいのか」「現地でどんな服装が適しているのか」は気になるポイント。本記事では、バギオの気候を分かりやすく解説し、季節ごとの服装の選び方や留学生活に役立つアイテムを紹介します。これから留学を検討している方の準備にぜひ役立ててください。
バギオの気候の特徴
バギオは「フィリピンの夏の首都(Summer Capital)」と呼ばれるほど、避暑地として人気の都市です。標高が高いため、フィリピンの他都市に比べて平均気温が低く、一年を通じて過ごしやすいのが特徴です。
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年間平均気温:およそ15〜23℃ 
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乾季(11月〜4月):晴天が多く、日中は爽やかに過ごせますが、朝晩は冷え込み、ジャケットが必要なこともあります。 
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雨季(5月〜10月):スコールや長雨が続く日が増え、湿度も高くなります。室内の湿気対策も必要です。 
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寒暖差:日中は半袖で快適に過ごせても、夕方から夜にかけて冷えるため、重ね着できる服装が欠かせません。 
特に1〜2月は一年の中でも最も涼しく、気温が10℃前後まで下がることもあります。日本の春や秋に近い気候と考えるとイメージしやすいでしょう。
季節ごとの服装ポイント
乾季(11月〜4月)
乾季は比較的天気が安定し、過ごしやすい時期です。
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日中:半袖Tシャツや薄手の長袖で快適。 
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朝晩:冷え込むことが多いため、パーカーやカーディガン、薄手のジャケットを用意すると安心。 
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1〜2月:最も寒い時期で、気温が10℃前後まで下がることもあるので、厚手のジャケットやフリースがあると快適。 
雨季(5月〜10月)
雨の多いシーズンで、急なスコールや長雨に備える必要があります。
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日中:通気性の良いTシャツや速乾素材の服が便利。 
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雨対策:折りたたみ傘やレインジャケットを常に持ち歩くと安心。 
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靴:防水スニーカーや濡れても乾きやすいサンダルの併用がおすすめ。 
留学生活に役立つ服装アイテム
羽織りもの
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パーカーやジップアップジャケットは朝晩の冷え込み対策に必須。 
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軽量でコンパクトに持ち運べるウィンドブレーカーも便利。 
長袖シャツ
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日差しの強い昼間の紫外線対策や、教室やカフェの冷房が強いときに重宝します。 
ボトムス
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デニムやチノパンは季節を問わず使いやすく、動きやすさも◎。 
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雨季は濡れても乾きやすい素材のパンツがあると安心。 
室内用ウェア
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スウェットやトレーナーは寮生活でリラックスしたいときに活躍。 
雨具
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折りたたみ傘は必須アイテム。 
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自転車や徒歩通学の際は、薄手の防水ジャケットが役立ちます。 
靴
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普段使いのスニーカー1足 
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雨季に便利な防水シューズまたはサンダル 
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長時間歩くことを考えると、履き心地重視で選ぶのがおすすめ。 
まとめ
バギオはフィリピンの中でも特に涼しい気候を持ち、日本の春や秋に近い服装が基本となります。ただし、朝晩の冷え込みや雨季のスコールにはしっかり備えておくことが大切です。
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乾季はTシャツ+軽い羽織り 
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雨季は速乾素材+雨具の併用 
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1〜2月は防寒着があると安心 
このように「重ね着」と「雨対策」を意識すれば、快適に留学生活を送ることができます。準備の段階で服装を工夫しておけば、現地で学習や生活に集中でき、バギオ留学をより充実したものにできるでしょう。
留学準備に役立つ服装チェックリスト
トップス
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半袖Tシャツ:5〜7枚 
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長袖シャツ:2〜3枚 
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パーカー・カーディガン:1〜2枚 
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厚手のジャケット(特に1〜2月滞在者は必須):1枚 
ボトムス
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デニム・チノパン:2〜3本 
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軽量パンツ(速乾素材など):1〜2本 
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短パン(室内やカジュアル外出用):1〜2本 
室内・リラックス用
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スウェット上下やジャージ:1セット 
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パジャマ:1セット 
雨対策
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折りたたみ傘:1本 
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レインジャケット:1枚 
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防水スプレー(靴やバッグ用):必要なら持参 
靴
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スニーカー(普段使い):1足 
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防水シューズまたは替えのスニーカー:1足 
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サンダル(雨季や寮内用):1足 
その他
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帽子(日差し対策用) 
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薄手のマフラーやストール(乾季の冷え込み対策に便利) 
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インナー・下着類(1〜2週間分) 
男女別の服装例
男性の場合
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日中(乾季):Tシャツ+デニム or チノパン+スニーカー 
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朝晩(乾季):Tシャツ+パーカー or ジップアップジャケット 
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雨季:速乾性Tシャツ+軽量パンツ+レインジャケット+防水スニーカー 
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寒い時期(1〜2月):厚手パーカーやフリース+長ズボン 
シンプルなカジュアルスタイルで十分。清潔感を意識すれば、学校生活や街歩きにも適しています。
女性の場合
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日中(乾季):Tシャツ or 薄手ブラウス+ジーンズ or スカート+スニーカー 
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朝晩(乾季):羽織り用カーディガンや薄手ジャケット 
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雨季:速乾Tシャツ+パンツスタイル+折りたたみ傘 or レインジャケット 
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寒い時期(1〜2月):ニット or 厚手のパーカー+パンツ or レギンススタイル 
現地ではカジュアルな服装が一般的。寮や学校では動きやすさを重視し、外出時は軽くおしゃれを意識すると◎。
FAQ:バギオの気候と留学に適した服装ガイド
バギオの気候はどんな感じ?年間の目安は?
年間を通じて涼しく、目安はおよそ15〜23℃。日中は過ごしやすく、朝晩は冷え込みやすいのが特徴です。
一番寒い時期はいつ?どのくらい冷える?
1〜2月が最も涼しく、早朝や夜間は10℃前後まで下がることがあります。厚手の上着やフリースがあると安心です。
乾季と雨季の服装の違いは?
乾季(11〜4月)は半袖+軽い羽織りが基本。雨季(5〜10月)は速乾素材のトップスやパンツ+レインジャケット、折りたたみ傘を常備しましょう。
留学に持って行く服の枚数の目安は?
半袖Tシャツ5〜7枚、長袖2〜3枚、羽織り1〜2枚、厚手ジャケット1枚、ボトムス2〜3本が目安。下着は1〜2週間分あると洗濯サイクルに余裕が出ます。
靴は何を持っていけばいい?
歩きやすいスニーカー1足+替えのスニーカーまたは防水シューズ1足+サンダル1足がおすすめ。雨季は滑りにくいソールだと安心です。
室内は寒い?校舎や寮での体感は?
場所によっては冷房や朝晩の外気で冷えることがあります。軽いスウェットやカーディガン、薄手ブランケット代わりのストールが役立ちます。
雨季のカビ・湿気対策は必要?
必要です。速乾素材の衣類を選び、部屋は換気を心がけましょう。乾きにくい厚手衣類は枚数を絞ると管理が楽です。
現地で衣類や雨具は購入できる?
可能です。サイズや好みを優先したい場合は最低限を持参し、足りないものを現地で買い足すのも良い方法です。
フォーマルな服は必要?
学校生活はカジュアルで問題ありませんが、式典・面談・外食などに備えてキレイめのトップスやシャツを1着持っておくと安心です。
男女で用意する服は変わる?
基本方針は同じ(重ね着+雨対策)。男性はTシャツ+長ズボン中心、女性はパンツやレギンス主体で動きやすいコーデが快適です。いずれも羽織りは必須です。
洗濯事情は?乾きやすい素材が良い?
寮やランドリーサービスを利用するのが一般的。雨季は乾きにくいため、ポリエステルなど速乾素材が重宝します。
防寒具はどの程度まで必要?
ダウンのような真冬装備は不要なことが多いですが、1〜2月滞在ならフリースや中綿入りの軽量ジャケットが1枚あると快適です。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			