目次
- 学費が比較的抑えめなインターナショナルスクールまとめ
- このFAQの前提
 - Q. 「学費が比較的抑えめ」とは、どの程度の価格帯を指しますか?
 - Q. 学費に含まれるもの/含まれないものは?
 - Q. 初年度にかかりやすい初期費用は?
 - Q. 分割払いは可能?支払いスケジュールは?
 - Q. 奨学金や学費補助はありますか?
 - Q. 兄弟姉妹割引はどのように適用されますか?
 - Q. 入学難易度や選考プロセスは?
 - Q. 英語・仏語など言語要件は厳しいですか?
 - Q. カリキュラムの違い(IB/英国式/フランス式)は費用に影響しますか?
 - Q. スクールバスや給食の費用感は?
 - Q. 制服・指定品の費用はどれくらい見込むべき?
 - Q. 学外学習・修学旅行・課外活動の追加費は?
 - Q. デポジット(保証金)や再登録料は必要?
 - Q. 退学・転校時の返金ポリシーは?
 - Q. 在留資格・居住条件は学費に関係しますか?
 - Q. 学年の学齢対応(日本の学年・月齢)に注意点は?
 - Q. KIST・JIS・LFITの選び分けの考え方は?
 - Q. 願書締切やウェイティングリストへの影響は?
 - Q. オープンデーや個別見学で何を確認すべき?
 - Q. 最新の学費情報を確実に入手するには?
 - Q. 企業スポンサー(駐在員手当)や教育控除は活用できる?
 - Q. 総コストを事前に試算するコツは?
 - Q. 転入時期(学年途中)でも費用は同じ?
 - Q. 保護者参加費や寄付の要請はありますか?
 - Q. 次に何をすれば良い?
 
 
学費が比較的抑えめなインターナショナルスクールまとめ
はじめに
インターナショナルスクールと聞くと、まず気になるのが「学費の高さ」ではないでしょうか。東京都内の多くの学校では年間で300万円を超えるところもあり、家庭にとって大きな負担となります。
しかし実際には、教育の質を維持しながらも比較的学費が抑えられている学校も存在します。特に K. International School Tokyo(KIST)、Japanese International School(JIS)、Lycée Français International de Tokyo(LFIT) は、国際的に評価される教育を提供しながら費用面でのハードルが低めとされる代表的な学校です。
この記事では、それぞれの特徴や学費の目安をまとめ、費用と教育のバランスを重視するご家庭に役立つ情報をお届けします。
K. International School Tokyo(KIST)
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所在地:東京都江東区白河1-5-15
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カリキュラム:国際バカロレア(IB)全プログラム(PYP, MYP, DP)
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対象年齢:幼稚園(3歳)から高校(18歳)まで
 
KISTは、東京にあるインターナショナルスクールの中でも「学費が比較的抑えられている」ことで知られています。国際バカロレア(IB)の全プログラムを提供しており、世界的に評価の高い教育をリーズナブルな学費で受けられる点が大きな魅力です。
学術レベルは非常に高く、卒業生の多くが欧米やアジアのトップ大学に進学している実績を持ちます。学費は年間約180万〜220万円(学年による)で、都内の平均的なインターナショナルスクールの半額程度に抑えられています。
また、江東区の清澄白河エリアというアクセスの良い立地にあり、通学の利便性も高い学校です。
Japanese International School(JIS)
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所在地:東京都多摩市永山1-7-1
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カリキュラム:英国式カリキュラムをベース
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対象年齢:小学校から中学校レベルまで
 
JISは東京都多摩エリアに位置する小規模でアットホームなインターナショナルスクールです。大規模校とは異なり、少人数制クラスを特徴としており、教師と生徒の距離が近い環境で学ぶことができます。
教育方針は英国式カリキュラムをベースにしており、基礎学力の充実とともに国際的な視野を育むプログラムが整っています。また、在籍する生徒は日本人と外国籍の子どもがバランスよく混在しており、多文化交流の場としても魅力的です。
学費は年間約120万〜160万円程度で、都心の有名校と比べると大幅に抑えられているため、コストパフォーマンスを重視する家庭に人気があります。
Lycée Français International de Tokyo(LFIT)
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所在地:東京都北区滝野川5-57-37
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カリキュラム:フランス教育省認定カリキュラム
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対象年齢:幼稚園から高校まで
 
LFITは、フランス政府に正式認可されたインターナショナルスクールで、フランス語を中心とした教育を行っています。幼稚園から高校まで一貫した教育体制が整っており、卒業時には フランスのバカロレア(Baccalauréat) の取得が可能です。これにより、フランスやヨーロッパ各国の大学進学への道が大きく開かれています。
授業は主にフランス語ですが、英語や日本語も取り入れており、多言語環境の中で学ぶことができます。国際的な環境で学びながらも、フランス式教育を忠実に受けられる点が特徴です。
学費は年間約90万〜140万円程度と、東京のインターナショナルスクールの中では最もリーズナブルな部類に入ります。フランス政府の支援を受けているため、質の高い教育を比較的低コストで提供できるのが強みです。
まとめ
東京都内のインターナショナルスクールは、全体的に高額なイメージが強いですが、今回ご紹介した KIST・JIS・LFIT はその中でも学費が比較的抑えられている学校です。
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KIST:IBプログラム全課程を提供しながらも学費は都内平均より低め
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JIS:小規模でアットホーム、英国式カリキュラムをリーズナブルに提供
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LFIT:フランス政府公認でバカロレア取得が可能、公的支援により学費が低め
 
いずれも費用を抑えつつ質の高い国際教育を受けられる点で、コストパフォーマンスに優れています。
「インターナショナルスクールは高すぎる」と感じているご家庭にとって、これらの学校は現実的な選択肢となるでしょう。
このFAQの前提
本記事は「東京都内で比較的学費が抑えめ」とされる代表例(KIST・JIS・LFIT)を中心に、費用面の一般的な疑問に答える目的で作成しています。最新の金額・条件は各校の公式情報をご確認ください。
Q. 「学費が比較的抑えめ」とは、どの程度の価格帯を指しますか?
同地域のインターナショナルスクール平均より低めの学費帯を指します。学年やコースで差があるため、年少〜高校で幅が出ます。必ず学年別の公式料金表をご確認ください。
Q. 学費に含まれるもの/含まれないものは?
含まれることが多い:授業料、施設利用、基本教材・ICT使用料の一部。
含まれないことが多い:出願料、入学金、年会費(PTA等)、制服、給食・スクールバス、課外活動、検定料、学外学習費、デバイス購入、保険。学校ごとに異なります。
Q. 初年度にかかりやすい初期費用は?
出願料・入学金・登録料・保証金(デポジット)などが別途発生する場合があります。返金条件や有効期限は各校規定をご確認ください。
Q. 分割払いは可能?支払いスケジュールは?
年一括・学期ごと・月次など複数のプランを用意する学校があります。分割手数料や遅延時のペナルティ、早期一括割引の有無も確認しましょう。
Q. 奨学金や学費補助はありますか?
成績・ニーズベース・兄弟割引・職員子女割引など各校独自制度がある場合があります。応募条件、選考基準、適用学年、継続条件を確認してください。
Q. 兄弟姉妹割引はどのように適用されますか?
2人目以降の授業料割合減免や固定額減免など方式が異なります。適用上限や他制度との併用可否も要確認です。
Q. 入学難易度や選考プロセスは?
出願書類、面接、学力・語学アセスメント、クラス枠の空き状況などで決まります。学年途中編入は席の有無が重要です。
Q. 英語・仏語など言語要件は厳しいですか?
学校・学年により要件が異なります。EAL(追加言語支援)やブリッジプログラムがある場合、別料金・席数制限が設けられることがあります。
Q. カリキュラムの違い(IB/英国式/フランス式)は費用に影響しますか?
直接の相関は一概に言えませんが、教員配置、教材、評価(例:IBの試験関連)に伴う追加費用発生の有無が学校によって異なります。
Q. スクールバスや給食の費用感は?
距離・ルート・利用日数によりバス料金が、提供形態・回数により給食費が変動します。任意契約で別料金が一般的です。
Q. 制服・指定品の費用はどれくらい見込むべき?
制服、体育着、上履き、指定文具・タブレット等で初年度にまとまった出費になることがあります。サイズ交換・買い足しの計画も考慮しましょう。
Q. 学外学習・修学旅行・課外活動の追加費は?
日帰り〜宿泊行事、スポーツ大会、音楽・STEM活動、受験対策講座などで別途費用が発生する場合があります。年間予定表で概算を把握すると安心です。
Q. デポジット(保証金)や再登録料は必要?
在籍保証や備品破損対策としてデポジットを預かる学校があります。年度更新時に再登録料が必要な場合もあるため、返金条件と期限を確認してください。
Q. 退学・転校時の返金ポリシーは?
学期開始前後で返金率が変わるのが一般的です。出願料・入学金は原則返金不可のことが多く、授業料の按分可否や手数料有無は学校規定次第です。
Q. 在留資格・居住条件は学費に関係しますか?
居住・国籍・企業スポンサーの有無で料金体系や優先枠が分かれる場合があります。ビザ要件や在留資格の維持も併せて確認しましょう。
Q. 学年の学齢対応(日本の学年・月齢)に注意点は?
各カリキュラムは基準日(月齢)や呼称(Year/Grade)が異なります。誤登録を避けるため、評価基準・出願締切と併せて確認が必要です。
Q. KIST・JIS・LFITの選び分けの考え方は?
- 通学圏・アクセス:毎日の移動時間とバス路線の有無
 - 言語環境:英語中心/仏語中心、EALの枠と費用
 - 進路:IB・英国式・仏式(バカロレア)ごとの大学進学先との親和性
 - 総費用:授業料だけでなく初期費・付帯費を含む年間トータル
 
Q. 願書締切やウェイティングリストへの影響は?
人気学年は早期に定員到達しやすく、ウェイティングになると入学時期が後ろ倒しになる可能性があります。出願時期・優先条件を確認してください。
Q. オープンデーや個別見学で何を確認すべき?
授業見学可否、言語サポート、学習支援(SEN/EAL)、テクノロジー環境、課外活動、保護者コミュニケーション、返金規定、実費一覧を具体的に質問しましょう。
Q. 最新の学費情報を確実に入手するには?
各校の公式サイトのTuition & Feesページ、最新のFee SchedulePDF、入学オフィスへの直接問い合わせが確実です。年度更新のタイミング(多くは春〜夏)に改定される点に留意してください。
Q. 企業スポンサー(駐在員手当)や教育控除は活用できる?
企業負担や福利厚生がある場合、学校との請求書発行方法(会社宛/個人宛)を調整します。税務上の取り扱いは各自で専門家に確認してください。
Q. 総コストを事前に試算するコツは?
「授業料+初期費+付帯費(バス・給食・制服・課外・試験・機材等)」を学期・月次に按分し、2年分程度のシナリオで家計シミュレーションを作ると精度が上がります。
Q. 転入時期(学年途中)でも費用は同じ?
按分計算(プロレート)される場合と、学期単位での請求のみの学校があります。開始日と請求単位を必ず確認してください。
Q. 保護者参加費や寄付の要請はありますか?
任意寄付やファンドレイジングが行われる学校があります。必須か任意か、金額目安、対価(記念品・税控除可否)を事前に把握しましょう。
Q. 次に何をすれば良い?
関心校の料金表と募集要項を入手 → 見学予約 → 出願書類準備(成績・在籍証明・推薦等) → 支払い計画(分割・デポジット)を整理、の順で進めるとスムーズです。
