目次
- OET 文法より大事なこと CoherenceとConcisenessの作り方【完全ガイド】
- OET Writingの評価基準を理解する
- Coherenceとは何か
- Coherenceを作る5つのテクニック
- 1 時系列で書く
- 2 段落ごとにテーマを持たせる
- 3 Linking wordsを使う
- 4 情報をグループ化する
- 5 Case Notesの順番に引きずられない
- Concisenessとは何か
- Concisenessを作る7つのテクニック
- 1 不要な表現を削る
- 2 冗長な表現を短くする
- 3 同じ情報を繰り返さない
- 4 数値や医療情報はまとめる
- 5 箇条書きではなくまとめる
- 6 長い文章を分割する
- 7 形容詞を減らす
- CoherenceとConcisenessを同時に作る方法
- 高得点レターの例
- よくある失敗パターン
- まとめ
- FAQs(よくある質問)
- OET Writingでは文法はどのくらい重要ですか?
- 150語と200語どちらを目指すべきですか?
- Case Notesは全部書くべきですか?
- 文章は短い方がいいですか?
- 接続詞はたくさん使うべきですか?
- FAQs(よくある質問)
OET 文法より大事なこと CoherenceとConcisenessの作り方【完全ガイド】
OET Writingで多くの受験者が最も気にするのは「文法(Grammar)」です。もちろん文法は重要ですが、実際の採点基準ではそれ以上に重視されるポイントがあります。それがCoherence(文章の流れ・一貫性)とConciseness(簡潔さ)です。
特に看護師や医療従事者向けのOET Writingでは、単に英語が正しいだけでは高得点は取れません。医療文書として「読みやすく」「要点が整理され」「無駄がない」ことが求められます。
実際に多くの受験者が以下のような問題を抱えています。
- 文法は合っているのにBが取れない
- 文章が長くなりすぎる
- 150〜200語に収まらない
- Case Notesを全部書いてしまう
- 読みづらい文章になる
これらの原因の多くは、文法ではなくCoherenceとConcisenessの不足にあります。
この完全ガイドでは、OET Writingで高得点を取るために不可欠な以下の内容を徹底解説します。
- Coherenceとは何か
- Concisenessとは何か
- なぜ文法より重要なのか
- 文章を読みやすくするテクニック
- 簡潔に書く具体的な方法
- 実践テンプレート
この記事を読めば、OET WritingでB以上を安定して取れる文章構造</strongが理解できるようになります。
OET Writingの評価基準を理解する
まず重要なのは、OET Writingがどのように採点されるのかを理解することです。
OET Writingでは以下の項目が評価されます。
- Purpose
- Content
- Conciseness & Clarity
- Genre & Style
- Organisation & Layout
- Language
ここで注目すべきなのがConciseness & ClarityとOrganisationです。
つまりOETでは
「正しい英語を書くこと」よりも「読みやすい医療文書を書くこと」
が評価されるのです。
実際の医療現場でも、紹介状や退院レターは次のような特徴があります。
- 短い
- 要点だけ
- 整理されている
- 読みやすい
これがOET Writingで求められている文章です。
Coherenceとは何か
Coherenceとは簡単に言うと
「文章の流れの良さ」
です。
読み手が自然に理解できる順番で情報が並んでいる状態を指します。
例えば次の文章を見てください。
悪い例
The patient has diabetes. She lives alone. She was admitted with chest pain. She had surgery in 2018.
この文章は文法は正しいですが、流れがありません。
良い例
Ms Smith was admitted with chest pain. She has a history of diabetes and underwent cardiac surgery in 2018. She currently lives alone and requires monitoring after discharge.
このように情報を整理することで、文章の理解が簡単になります。
Coherenceを作る5つのテクニック
1 時系列で書く
医療レターでは時系列(chronological order)が基本です。
基本の流れは次の通りです。
- Admission
- Diagnosis
- Treatment
- Current condition
- Discharge plan
この順番で書くだけで、文章の流れが自然になります。
2 段落ごとにテーマを持たせる
OET Writingでは通常4〜5段落になります。
基本構成は次の通りです。
Paragraph 1
Purpose
Paragraph 2
Admission / history
Paragraph 3
Treatment / progress
Paragraph 4
Current status / request
この構造を守るだけでCoherenceは大きく改善します。
3 Linking wordsを使う
文章の流れを作るために接続語を使います。
よく使われる表現
- On admission
- Following this
- During hospitalization
- Currently
- Upon discharge
これだけで文章の流れが明確になります。
4 情報をグループ化する
同じ種類の情報はまとめて書きます。
悪い例
The patient has hypertension. She was admitted yesterday. She also has diabetes.
良い例
The patient has a medical history of hypertension and diabetes.
5 Case Notesの順番に引きずられない
Case Notesは情報メモです。
そのまま書くとCoherenceが崩れます。
必ず文章として整理して書く</strong必要があります。
Concisenessとは何か
Concisenessとは
「無駄のない簡潔な文章」
を意味します。
OET Writingでは150〜200語という制限があるため、Concisenessは非常に重要です。
多くの受験者は次のような問題を抱えています。
- 同じ情報を繰り返す
- 不要な説明を書く
- 長すぎる文章
Concisenessを作る7つのテクニック
1 不要な表現を削る
悪い例
I am writing this letter to inform you that the patient will require further care.
良い例
I am referring the patient for further care.
2 冗長な表現を短くする
Before
due to the fact that
After
because
3 同じ情報を繰り返さない
悪い例
The patient was admitted on 10 March. She came to the hospital on 10 March with chest pain.
良い例
The patient was admitted on 10 March with chest pain.
4 数値や医療情報はまとめる
悪い例
The patient’s blood pressure was 150/90. Her heart rate was 100 bpm. Her temperature was 38°C.
良い例
Vital signs showed hypertension, tachycardia, and fever.
5 箇条書きではなくまとめる
複数の病歴はまとめます。
She has a history of diabetes, hypertension, and asthma.
6 長い文章を分割する
1文が長すぎると読みづらくなります。
理想は15〜20語</strongです。
7 形容詞を減らす
医療レターでは感情表現は不要です。
悪い例
The patient was very extremely uncomfortable.
良い例
The patient reported severe discomfort.
CoherenceとConcisenessを同時に作る方法
この2つは別々のスキルではありません。
情報整理をすれば両方改善します。
おすすめの手順
Step 1
Case Notesを読む
Step 2
必要情報を選ぶ
Step 3
段落構成を作る
Step 4
文章を書く
Step 5
削る
特に最後の削る作業</strongが重要です。
高得点レターの例
Dear Dr Smith,
I am referring Ms Jane Brown, a 65-year-old patient admitted on 10 March with chest pain, for ongoing cardiac assessment and management.
Ms Brown has a medical history of hypertension and type 2 diabetes. On admission, ECG findings suggested myocardial ischemia. She was treated with aspirin, beta blockers, and oxygen therapy.
During hospitalization, her symptoms improved and vital signs stabilized. She is now clinically stable but requires further cardiology follow-up.
I would appreciate your continued monitoring and management of her condition.
Yours sincerely,
Nurse
このレターは
- 流れが自然
- 無駄がない
- 読みやすい
という特徴があります。
よくある失敗パターン
OET受験者の典型的なミスです。
- Case Notesを全部書く
- 長い文章を書く
- 情報の順番がバラバラ
- 繰り返しが多い
- 目的が不明確
これらを避けるだけでスコアは大きく改善します。
まとめ
OET Writingでは文法よりも重要なスキルがあります。
それが
- Coherence
- Conciseness
です。
高得点レターの特徴は次の通りです。
- 情報が整理されている
- 段落構造が明確
- 文章が簡潔
- 読みやすい
OET WritingでB以上を目指すなら、まず文法ではなく
「読みやすい医療レターを書く」
ことを意識しましょう。
それがCoherenceとConcisenessの本質です。
FAQs(よくある質問)
OET Writingでは文法はどのくらい重要ですか?
文法はもちろん重要ですが、採点基準では文章の構成や簡潔さも同じくらい重要です。多少の文法ミスがあっても、読みやすく整理された文章であれば高得点を取ることは可能です。
150語と200語どちらを目指すべきですか?
理想は170〜190語です。150語ギリギリだと情報不足になり、200語を超えると減点される可能性があります。
Case Notesは全部書くべきですか?
いいえ。OET Writingでは必要な情報だけを選んで書くことが重要です。不要な情報を書くとConcisenessが下がります。
文章は短い方がいいですか?
はい。1文15〜20語程度が理想です。長すぎる文章は読みづらくなります。
接続詞はたくさん使うべきですか?
使いすぎる必要はありませんが、On admission、During hospitalization、Currentlyなどを適切に使うと文章の流れが良くなります。
FAQs(よくある質問)
OET Writingでは文法が完璧でなくても高得点は取れますか?
はい、可能です。OET Writingでは文法だけでなく、文章の流れ(Coherence)や簡潔さ(Conciseness)、情報の整理なども重要な評価項目です。多少の文法ミスがあっても、読みやすく整理された医療レターであればB以上を取得することは十分可能です。
Coherenceとは具体的に何を意味しますか?
Coherenceとは文章全体の流れや一貫性を意味します。読み手が自然に理解できる順番で情報が並び、段落ごとにテーマが明確になっている状態です。OET Writingでは、Admission → Treatment → Current condition → Requestというように論理的な流れで書くことが重要です。
Concisenessとはどのような書き方ですか?
Concisenessとは無駄な表現を省いた簡潔な文章のことです。OET Writingでは150〜200語という語数制限があるため、必要な情報だけを短く正確に書くことが求められます。不要な説明や同じ情報の繰り返しは避けるようにしましょう。
Case Notesはすべて書いた方がいいのでしょうか?
いいえ、すべて書く必要はありません。OET Writingでは「必要な情報を選ぶ力」が重要です。読み手にとって重要な情報だけを選び、関連性の低い内容は省くことで、より簡潔で読みやすいレターになります。
文章はどのくらいの長さが理想ですか?
1文あたり15〜20語程度が理想とされています。長すぎる文章は読みづらくなるため、必要に応じて文を分けると良いでしょう。医療レターではシンプルで明確な文章が評価されます。
150語と200語のどちらを目指すべきですか?
一般的には170〜190語程度が最もバランスが良いと言われています。150語に近すぎると情報不足になり、200語を超えると減点の可能性があります。内容を整理しながら適切な語数に収めることが大切です。
接続語(Linking words)はどのくらい使うべきですか?
適度に使うことが重要です。例えば「On admission」「During hospitalization」「Following this」「Currently」「Upon discharge」などの表現を使うことで文章の流れが分かりやすくなります。ただし、使いすぎると逆に読みづらくなるため注意しましょう。
CoherenceとConcisenessを同時に改善する方法はありますか?
最も効果的な方法は「情報を整理すること」です。Case Notesを読んだ後に、重要な情報だけを選び、段落ごとの構成を決めてから文章を書くと、自然と文章の流れが良くなり、無駄な表現も減ります。
OET Writingでよくある失敗は何ですか?
多くの受験者が次のようなミスをします。Case Notesをそのまま書く、同じ情報を繰り返す、長すぎる文章を書く、段落構造がない、Purposeが不明確などです。これらを避けるだけでもスコアは大きく改善します。
OET WritingでB以上を取るために最も重要なことは何ですか?
最も重要なのは「読みやすい医療レターを書くこと」です。情報が整理され、文章の流れが自然で、無駄のない簡潔な文章を書くことがB以上を取るためのポイントです。文法だけでなく、CoherenceとConcisenessを意識することが重要です。
