目次
フィリピン留学前にやるべき基礎英語学習とは?|文法・単語の準備ガイド【2025年版】
はじめに
「英語が全然できないのですが、留学して大丈夫でしょうか?」
これは3D ACADEMYに入学を検討している方から、非常によくいただく質問です。
もちろん、留学先では現地で“使える英語”を学んでいくことができます。しかし、実際の授業はすべて英語で行われるため、「まったくのゼロから」では最初の1〜2週間で苦労することもあります。
つまり、事前に少しでも英語の基礎を身につけておくことで、留学生活のスタートダッシュが圧倒的にスムーズになります。
この記事では、特に初心者の方やブランクがある方に向けて、フィリピン留学前にやっておくべき「基礎英語」の学習内容と勉強法を分かりやすく紹介します。
「何から手をつければいい?」
「単語帳は必要?」
「リスニングやスピーキングの準備は?」
そんな不安や疑問を持っている方は、ぜひこの記事を出発前の学習計画に役立ててください。
3D ACADEMYの講師や留学生の声をもとにした、実践的な内容をお届けします!
✍️ 1. 留学前にやっておきたい基礎英語の種類(文法・単語・リスニングなど)
フィリピン・セブ島での英語留学は、実践的なスピーキングやリスニングを中心に、英語力を総合的に伸ばしていくことが目的です。
とはいえ、事前にある程度の基礎力を固めておくことで、授業理解や成長スピードに大きな差が出てきます。
以下に、3D ACADEMYの新入生に特におすすめしている「留学前にやっておきたい基礎英語」の種類を紹介します。
① 文法(中学英語の総復習)
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be動詞/一般動詞
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疑問文・否定文の作り方
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現在形・過去形・未来形の使い分け
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助動詞(can, will, mustなど)
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基本的な前置詞(in, on, at など)
ポイント:英会話中に文法を一から学ぶのは難しいため、“理解している状態”で渡航するのが理想です。
② 単語(頻出語彙・基本動詞)
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日常でよく使う英単語(約500~1000語)
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学校生活・買い物・食事・健康などに関連する語彙
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“get” “make” “take” “go” など基本動詞の意味の幅
ポイント:「難しい単語」よりも「使える単語」の習得が重要。単語帳よりも例文付きの教材が効果的です。
③ リスニング(発音に慣れる)
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YouTubeやPodcastでネイティブ・フィリピン人の発音に慣れる
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英語の指示や質問を聞き取る練習(例:Can you say that again? など)
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自分の発音と比較するトレーニング
ポイント:英語を「読む」よりも「聞く」練習が圧倒的に効果的。
特に3D ACADEMYではマンツーマン授業中心のため、リスニング力が初期から問われます。
️ ④ スピーキング(最低限のアウトプット)
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自己紹介(名前/出身/趣味)を英語で言えるように
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感謝・あいづち・簡単な質問(例:Thank you! Really? What do you mean?)
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シャドーイングや音読で口を動かす習慣をつける
ポイント:**スピーキング力は“声に出す習慣”で育つ。**上手さよりも“反応力”が大切です。
2. 使える無料教材・おすすめアプリ(日本語解説あり)
「何から勉強したらいいかわからない」「市販の教材は高い…」という方でも大丈夫。
今はスマホやパソコン1台で、基礎英語を効率よく学べる無料教材やアプリがたくさんあります。
ここでは、3D ACADEMYが事前学習として特におすすめしている実用的かつ日本語サポートがある学習ツールを紹介します。
✅ ① NHKラジオ英会話(アプリ「NHKゴガク」)
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レベル:中学英語~初級会話
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特徴:日本語解説つきで、会話の場面がリアル
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使い方:毎日15分の音声レッスン+テキストあり(スマホでOK)
無理なく続けられる教材No.1。文法と会話を同時に学べます。
✅ ② Duolingo(デュオリンゴ)
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レベル:完全初心者~中級
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特徴:ゲーム感覚で単語・文法・リスニングが学べる
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使い方:1日10分からスタート可。英語→日本語モードでOK
モチベーション維持に最適。スキマ時間の学習にぴったりです。
✅ ③ YouTubeチャンネル:「Atsueigo」「Hapa英会話」「バイリンガール英会話」
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レベル:中学~日常英会話レベル
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特徴:実践的な表現+日本語解説
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使い方:シャドーイング・音読練習用に再生速度調整も可
「英語耳」を育てるには、実際の音にたくさん触れることが一番です。
✅ ④ スマホ録音アプリ × 音読・シャドーイング練習
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目的:自分の声を録音して、発音やリズムをチェック
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方法:NHKラジオやYouTubeのフレーズを真似して録音→聞き返す
️「聞く」+「話す」+「聞き返す」のサイクルで、スピーキングの基礎が育ちます。
✅ ⑤ 英語初学者向け文法書(無料PDFや中古教材もおすすめ)
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例:『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』シリーズ
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メルカリやブックオフ、電子書籍で安く手に入ることも
文法に不安がある人は、「中学英語のやり直し」から始めるのが近道です。
️ 3. スピーキングの準備はどうする?【声に出す習慣がカギ】
「スピーキング力を上げたい」というのは多くの留学生に共通する目標ですが、
実はその前に必要なのが…
「声に出して話すことに慣れる」ことです。
これは英語力うんぬん以前に、“英語で口を動かす習慣”を身につけるだけで大きく変わります。
✅ ① 音読・シャドーイング練習を取り入れる
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YouTubeやNHK教材の短いフレーズを繰り返し音読する
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シャドーイング(音を聞いてすぐにマネして発音)で発音・イントネーション・テンポをつかむ
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声に出すことでリスニングと発話の回路がリンクしてくる
「聞くだけ」「読むだけ」では話せるようになりません。
“口が英語を覚える”ことが初期の最重要ステップです。
✅ ② 自己紹介を英語で暗記しておく
以下のような内容を「30秒〜1分」で言えるようにしておくと、初日の授業がとても楽になります。
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名前・出身地・年齢
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なぜ英語を学びたいのか
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趣味や興味のあること
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将来の夢や英語を使いたい場面
例:
“Hi, my name is Yuki. I’m from Osaka, Japan. I’m 22 years old. I want to improve my English because I want to work in an international hotel in the future…”
✅ ③ 自分の声を録音して確認する
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自分の発音やスピードをチェックできる
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恥ずかしさを減らし、スムーズな発話の練習になる
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留学中の「自己紹介テスト」やプレゼン練習の土台にもなる
✅ ④ 英語で考えるクセをつける
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日常生活の中で「これは英語で何て言うんだろう?」と考えてみる
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独り言でもいいので、英語でつぶやく練習をしてみる
例:「今日は暑いな」→ “It’s really hot today.”
「お腹空いた」→ “I’m hungry.”
スピーキングの準備は「上手に話す」ことではなく、
“英語を話すという動作に慣れておく”ことが目的です。
4. やりすぎ注意!留学前に詰め込みすぎないコツ
真面目な人ほど、
「英語ができないとヤバいのでは…?」
と不安になり、出発前に詰め込みすぎてしまうことがあります。
もちろん、事前学習はとても大切ですが、やりすぎることで逆に疲れてしまい、現地でのスタートに支障が出るケースもあります。
ここでは、留学前の準備で「やりすぎ注意」なポイントと、心構えを紹介します。
⚠️ ① 完璧主義にならない
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文法書をすべて終わらせようとする
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全単語を覚えないと不安になる
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発音が正しくないと話してはいけないと思う
留学は**「完成した英語力を披露する場」ではなく、「失敗して成長する場」**です。
出発前にすべてできている必要はありません。
⚠️ ② 焦って無理なスケジュールを組まない
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1日4〜5時間勉強など、生活に支障が出る学習ペース
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睡眠不足や体調を崩すような詰め込み
留学前はむしろ体調管理と心の余裕が大切。
出発直前は、荷造りや生活準備とのバランスを。
⚠️ ③ いきなり難しい教材に手を出さない
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TOEICやTOEFLの問題集を急に始める
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ネイティブ向けニュースや長文読解に挑戦して挫折する
**「分かるものを、繰り返して話す・聞く」**のが事前学習の基本。
難しすぎる教材は、留学後のステップアップに取っておきましょう。
✅ 留学前の合言葉:「準備は7割でOK」
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最初から完璧を目指す必要はありません
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**「現地で伸びる余白」**を残しておくことが、実は一番の準備
✨ 5. 留学前の勉強を続けるコツ【3日坊主にならない習慣術】
「やろうとは思ってるけど、続かない…」
「教材は買ったけど、手をつけられてない…」
これは多くの人に共通する悩みです。
でも大丈夫。英語力は**“才能”より“継続力”**で伸びます。
ここでは、3D ACADEMYの元留学生や講師からヒントをもらいながら、事前学習を習慣化するためのコツを紹介します。
⏰ ① 1日10分でもOK。時間を決めてルーティン化
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朝起きたらシャドーイング1本
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通学・通勤中にNHKラジオ英会話を聞く
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寝る前に単語アプリを10問だけやる
「勉強時間」よりも**“習慣として定着するか”**が重要です。
② 学習記録をつける(メモ・チェック表・アプリでもOK)
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カレンダーに「学習した日」に○をつける
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Duolingoなどアプリで「連続記録」を伸ばす
見える化することで、達成感やモチベーションがキープしやすくなります。
③ 仲間や家族に「宣言」する
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「英語、留学前に勉強始めたよ」とSNSや家族に共有
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同じように留学準備中の人とやりとりする
外部からの刺激があると、やめづらくなって自然と続けられるようになります。
④ ゴールを意識する(“3Dでの授業初日”をイメージ)
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「入学初日で自己紹介できるようにしよう」
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「空港で英語でタクシーをつかまえられるようにしよう」
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「週末にカフェで注文できるようになりたい」
具体的な“使う場面”を想像することで、学習が現実的な意味を持ちます。
✅ 最後に:完璧でなくていい、でも“行動”は大切
英語が得意かどうかではなく、
「どれだけ声を出し、聞き、考えてきたか」が差になります。
準備を始めたその瞬間から、留学はすでに始まっています。
無理なく、でも確実に力がついていく方法で、自分のペースで一歩ずつ進んでいきましょう。
他にも気になる準備項目があれば、3D ACADEMYのFAQページや公式ブログから関連記事をご覧ください。
