目次
セブ島旅行に必要な準備リスト【2025年版】
はじめに
セブ島は、美しいビーチと温暖な気候、豊かな自然と文化が魅力のフィリピン屈指のリゾート地です。
しかし、現地での滞在を思い切り楽しむためには、出発前の準備が欠かせません。
パスポートやお金といった基本的なものから、南国ならではの持ち物、快適さや安全を確保するための便利グッズまで、必要なものは意外と多いものです。
本記事では、観光・アクティビティ・長期滞在などあらゆるシーンで役立つセブ島旅行の準備リストをカテゴリごとに整理しました。
この記事を参考に荷造りすれば、忘れ物の心配を減らし、現地での時間を最大限楽しむことができます。
1. パスポート・ビザ関連
パスポート
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残存有効期間の確認が必須
セブ島(フィリピン)入国時には、パスポートの有効期限が滞在予定日数+6か月以上必要です。
例:5月1日から1週間滞在 → パスポートの有効期限は11月8日以降であることが必要。 -
有効期限がギリギリの場合は、出発前に必ず更新手続きを行いましょう。
ビザ
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観光目的(日本国籍の場合)
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30日以内の滞在はビザ不要。
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入国時に往復航空券または第三国への出国チケットの提示を求められることがあります。
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30日以上滞在する場合
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現地の移民局(Bureau of Immigration)で延長手続きが可能(最初の延長で最大59日まで)。
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留学や長期滞在の場合は、事前に学校や滞在先からビザ手続き案内を受けるのが安心。
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パスポート・書類の安全対策
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コピー(紙&デジタル)を準備
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紛失・盗難時に再発行をスムーズにするため、顔写真ページと出入国スタンプページをコピーしておきましょう。
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スマホやクラウド(Google Drive、Dropboxなど)にも暗号化して保存しておくと安心。
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実物パスポートは外出時に持ち歩かず、ホテルのセーフティボックスに保管し、外出時はコピーを携帯するのがおすすめ。
2. お金・支払い手段
現地通貨と両替
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セブ島の通貨はフィリピンペソ(PHP)。
紙幣は1,000・500・200・100・50・20ペソ、硬貨は10・5・1ペソなどがあります。 -
到着後すぐに使う分(空港からホテルまでの交通費など)は、日本の空港や現地空港で少額両替しておくと安心。
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大きな金額は市内の両替所(Money Changer)のほうがレートが良いことが多いです。
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両替時は受け取った金額をその場で確認し、紙幣の状態もチェックしましょう。
クレジットカード
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VISA・MasterCardが主流で、都市部のホテル、レストラン、ショッピングモールで利用可能。
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JCBやAMEXは使える場所が限られます。
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海外利用のため、出発前にカード会社に利用予定を知らせておくと不正利用検知による利用停止を防げます。
デビットカード・国際キャッシュカード
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海外ATMで直接現地通貨を引き出せるため便利。
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セキュリティ面から、使用ごとに必要金額だけ入金する方法が安全。
キャッシュレス決済(現地アプリ)
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GCashやMayaなど、フィリピン国内で広く使われるモバイルウォレットがあります。
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SIMカード購入時や長期滞在時には登録を検討しても良いでしょう。
安全管理のポイント
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現金は1か所にまとめず、財布・ポーチ・ホテルのセーフティボックスなど複数に分けて管理。
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市場や人混みではスリ対策として、前掛けバッグやマネーベルトが有効。
3. 電子機器・通信
スマートフォン & 周辺機器
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スマートフォン(SIMロック解除済みが望ましい)
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充電器 & ケーブル(予備もあると安心)
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モバイルバッテリー(10,000mAh以上推奨)
→ 長時間の外出や離島ツアーで重宝します。 -
防水スマホケース(ビーチ・スコール・船移動時の水濡れ防止)
インターネット接続
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現地SIMカード(GlobeやSmartが主流)
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空港やショッピングモールで購入可能
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旅行者向けプリペイドプラン(データ容量固定)が便利
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ポケットWi-Fiレンタル
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複数人で利用する場合や、SIMロック解除できないスマホに最適
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日本でレンタルして持ち込むか、現地で契約
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電源・変換プラグ
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フィリピンの電圧は220V・60Hz。
→ 日本の電化製品はほとんど使用可能ですが、ドライヤーや電熱製品は電圧対応を必ず確認。 -
プラグ形状は日本と同じAタイプが多いですが、念のためマルチタイプ変換プラグを用意すると安心。
その他便利ガジェット
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小型延長コード(ホテルのコンセント不足対策)
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カメラ & 防水アクションカメラ(GoProなど)
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ノイズキャンセリングイヤホン(飛行機やバス移動で快適)
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USBメモリ/外付けSSD(写真・動画バックアップ用)
4. 衣類・ファッション
基本スタイル
セブ島は年間を通して温暖な気候で、日中は30℃前後になるため軽く通気性の良い服装が基本です。
ただし、冷房の効いた室内や強い日差しに備えた服も必要です。
必須アイテム
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半袖Tシャツ・ポロシャツ(速乾性素材が快適)
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ショートパンツや軽量パンツ
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水着(ビーチやプール用)
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ラッシュガード(UVカット+クラゲ・サンゴ対策)
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薄手の長袖シャツ(冷房対策や日焼け防止に)
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サンダル(ビーチやホテル内用)
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スニーカー(街歩きや観光用)
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帽子(つば広タイプがおすすめ)
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サングラス(UVカット機能付き)
あると便利な服
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パーカーやカーディガン(室内冷房が強い場合)
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ワンピースやリゾートドレス(女性向け、ディナーやおしゃれなレストラン用)
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アウトドア用レギンス(アクティビティ時の擦れ防止)
持ち物のコツ
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速乾素材・軽量素材の服を選ぶと、現地での洗濯&乾燥がスムーズ
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色は白・ベージュ・ライトブルーなど暑さを和らげる明るい色がおすすめ
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靴は最初から履き慣れたものを持参(新しい靴は靴擦れの原因に)
5. ビーチ・マリン用品
必須アイテム
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防水スマホケース
→ 船移動やビーチでの水しぶき、スコール対策に必須 -
マリンシューズ
→ 岩場やサンゴ礁での怪我防止、足元保護 -
水着(予備があると便利)
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ラッシュガード
→ UVカット効果+クラゲや擦れから肌を守る -
速乾タオル(コンパクトで持ち運びやすい)
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シュノーケルセット(マスク&フィン)
→ 現地レンタルも可能ですが、自分のサイズだと快適
あると快適なもの
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防水バッグ
→ 船やビーチで貴重品やカメラを濡らさず持ち運び可能 -
アクションカメラ(GoProなど)
→ 水中やマリンスポーツの撮影に最適 -
浮き輪やシュノーケルベスト
→ 泳ぎが苦手な方や長時間海で過ごすときに便利 -
日焼け止め(ウォータープルーフタイプ)
→ 海でも落ちにくく、サンゴ礁に優しいリーフセーフ製品がおすすめ
パッキングのポイント
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水着やラッシュガードはすぐに乾く素材を選ぶ
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海から上がった後の着替えやタオルは防水袋にまとめておくと荷物が濡れない
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シュノーケルマスクはレンズ保護のため専用ケースに入れて持ち運び
6. 健康・衛生用品
常備薬
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胃腸薬(食あたり・水あたり対策)
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整腸剤(環境の変化で腸内バランスを崩したとき)
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解熱鎮痛薬(発熱や頭痛、筋肉痛に)
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酔い止め薬(船や長距離移動用)
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アレルギー薬(食物や蚊刺されのかゆみ止め)
日焼け・虫対策
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日焼け止め(SPF50以上、ウォータープルーフ推奨)
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虫よけスプレー(デング熱や蚊刺され防止)
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虫刺され用かゆみ止めクリーム
衛生用品
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ウェットティッシュ・除菌ジェル(外出時や食事前の手拭き)
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マスク(都市部や混雑場所での感染症予防)
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生理用品(現地でも買えるが種類や品質に差あり)
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絆創膏・消毒液(小さな怪我や靴擦れ用)
健康管理のポイント
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水道水は飲用不可。ミネラルウォーターを購入して使用
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強い日差しと高湿度で体力消耗しやすいため、こまめな水分補給を心がける
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食事は信頼できるレストランやホテルで摂取し、生ものは避けると安心
7. 書類・情報管理
旅行関連書類
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パスポートコピー(紙&デジタル両方)
→ 紛失時の再発行手続きがスムーズになります。 -
航空券の予約確認書(印刷またはスマホ保存)
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ホテル予約確認書(住所・連絡先付き)
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ツアーやアクティビティの予約票(集合場所や時間を明記)
保険関連
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海外旅行保険証書(紙またはスマホに保存)
→ 保険番号と緊急連絡先をすぐに提示できるように -
クレジットカード付帯保険の利用条件・連絡先メモ
緊急連絡先リスト
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日本大使館・領事館(マニラ)の連絡先
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航空会社の現地オフィス番号
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家族や友人など、日本側の緊急連絡先
デジタル管理
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Google DriveやDropboxなどクラウド保存で、スマホ紛失時もアクセス可能
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重要書類はパスワード付きPDFや暗号化アプリで保護
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オフラインでも開けるよう、スマホ本体にも保存
8. その他便利アイテム
旅行を快適にするアイテム
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防水バッグ
→ ビーチやアイランドホッピング、スコール時の貴重品保護に便利 -
折りたたみバッグ
→ 買い物や荷物が増えたときに活躍 -
トラベルピロー
→ 長距離フライトやバス移動で首や肩の疲れを軽減 -
アイマスク&耳栓
→ ホテルや機内での睡眠環境を整える -
小型懐中電灯
→ 停電時や夜間の移動に安心
アクティビティに役立つアイテム
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カメラ用防水ケース
→ 雨や波しぶきからカメラを保護 -
マイクロファイバークロス
→ カメラやスマホのレンズ拭きに -
カラビナやコード付きポーチ
→ 荷物をまとめたり盗難防止に
安全・衛生面でのプラスα
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ポータブル除湿剤
→ 長期滞在での湿気・カビ対策 -
簡易救急セット
→ 小さな怪我や虫刺されの応急処置に -
小分け袋・ジップロック
→ 濡れた服、食品、ケーブル類の整理に
まとめ
セブ島旅行は、南国ならではの気候やアクティビティが魅力ですが、快適に楽しむためには事前の準備が欠かせません。
パスポートやビザといった必須書類から、現地通貨や通信環境、健康・衛生対策、そしてビーチやマリンアクティビティ用のアイテムまで、計画的にそろえておくことで現地でのトラブルや不便を大幅に減らせます。
ポイントは以下の通りです。
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必須品(パスポート・航空券・現金・通信手段)は最優先で準備
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気候やアクティビティに合わせて衣類や用品を選ぶ
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現地の治安や環境を考慮し、安全・衛生面の対策を忘れない
この記事のチェックリストを活用すれば、荷造りの抜け漏れを防ぎ、セブ島での滞在を思い切り楽しめます。
あとは出発日まで、心置きなく旅行へのワクワクを高めましょう。
よくある質問(FAQ)
セブ島旅行の準備に関する質問と回答です。
パスポートの有効期限はどれくらい必要?
滞在日数に加えて6か月以上の残存有効期間が目安です。更新が近い場合は事前更新を。
ビザは必要?
日本国籍の観光は30日以内ならビザ不要。入国時に往復または第三国行きチケットの提示を求められることがあります。
現金とカード、どれくらい用意すべき?
少額の現金(PHP)は到着直後用に、VISA/Master対応のクレカとデビットを併用がおすすめ。現金は複数箇所で分散管理を。
両替はどこがお得?
空港は少額のみ、市内のMoney Changerの方がレートが良いことが多いです。受取額と紙幣の状態をその場で確認。
通信はSIMとWi‑Fiどっちが便利?
個人旅行は現地SIM(Globe/Smart)が手軽。複数人やSIMロック端末はポケットWi‑Fiが便利です。
電圧とプラグは日本と同じ?
電圧は220V/60Hz。プラグはA型が主流ですが、念のためマルチ変換プラグを用意しましょう。ドライヤー等は対応電圧を必ず確認。
水道水は飲める?
飲用不可。必ずミネラルウォーターを購入して飲用・歯磨きに使用してください。
日焼け止め・虫よけは必要?
SPF50以上の日焼け止めと虫よけは必須。屋外や島巡りではウォータープルーフ推奨です。
旅行保険は入るべき?
医療費・遅延・盗難に備え加入推奨。クレカ付帯の場合は適用条件と連絡先を事前確認を。
服装は何を持っていけばいい?
基本は軽量・速乾。日差し&冷房対策に薄手長袖、街歩き用のスニーカー、ビーチ用のサンダルがあると安心です。
海や離島に行く予定。追加で必要なものは?
防水スマホケース、マリンシューズ、防水バッグ、速乾タオルがあると快適。酔いやすい方は酔い止めも。
書類は紙とデジタル、どちらで持つ?
両方。パスポート・予約確認・保険証は紙+スマホ保存、クラウドにも暗号化してバックアップを。
