目次
セブ島のおすすめ観光スポット30選
はじめに
セブ島は「南国の楽園」と呼ばれるフィリピン屈指の観光地。透明度の高い海や真っ白な砂浜はもちろん、歴史的な街並みや山岳アクティビティまで、驚くほど多彩な魅力が詰まっています。
リゾート気分を満喫できるマクタン島、アクティブ派に人気のオスロブやモアルボアル、秘境感あふれる離島や自然スポットなど、旅のスタイルに合わせて楽しめるのがセブ島の大きな魅力です。
この記事では、2025年最新情報をもとに厳選したおすすめ観光スポット30選をエリア別にご紹介します。初めて訪れる方も、何度も通っているリピーターの方も、きっと新しい発見があるはずです。
1. セブ市内(シティエリア)
セブ市内は、フィリピンの歴史と現代文化が融合するエリアです。スペイン統治時代の建築や史跡、ローカルマーケット、そして大型ショッピングモールまで、短時間でも多くの観光名所を巡ることができます。都市観光の拠点としても便利です。
おすすめスポット
1. マゼランクロス(Magellan’s Cross)
1521年、ポルトガル人探検家フェルディナンド・マゼランがフィリピンに持ち込んだとされる木製の十字架。セブ島キリスト教化の象徴で、歴史好きには必見です。
2. サント・ニーニョ教会(Basilica Minore del Santo Niño)
フィリピン最古のカトリック教会。内部の荘厳なステンドグラスや彫刻は圧巻で、毎年1月に開催されるシヌログ祭の中心地でもあります。
3. フォート・サンペドロ(Fort San Pedro)
スペイン統治時代に建てられた要塞跡。小さな博物館や庭園があり、当時の軍事的役割や歴史を学べます。
4. コロンストリート(Colon Street)
フィリピン最古の通り。衣料品や雑貨を扱うローカルショップが並び、日常のセブを感じられます。
5. カサ・ゴロルド博物館(Casa Gorordo Museum)
スペイン時代の邸宅を改装した博物館。家具や生活用品が当時のまま残され、19世紀の上流階級の暮らしを垣間見ることができます。
観光のヒント
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市内は交通渋滞が多いため、午前中の観光がおすすめ
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タクシーやGrabを活用すれば効率的に巡れる
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歴史的建造物では露出の多い服装は避けると安心
2. マクタン島(リゾート&マリンアクティビティ)
セブ島の東側に位置するマクタン島は、国際空港がある玄関口であり、高級リゾートホテルやダイビングスポットが集まる人気エリアです。海の透明度が高く、アイランドホッピングやシュノーケリングなど、マリンアクティビティの拠点として最適です。
おすすめスポット
6. マクタン・シュライン(Mactan Shrine)
1521年のマクタンの戦いで、現地の英雄ラプ=ラプ王がマゼランを破った歴史を記念する公園。海沿いの散策も楽しめます。
7. アイランドホッピング(Hilutungan / Nalusuan / Caohagan)
数あるマクタン発のツアーの中でも人気No.1。透明度抜群の海で熱帯魚やサンゴを間近で観察できます。
8. マリゴンドンケーブダイビング
世界中のダイバーが訪れる海底洞窟スポット。上級者向けですが、特別な体験を求める方にはおすすめです。
9. マクタンニュータウンビーチ
アクセスが良く、観光客でも利用しやすい人工ビーチ。近くにレストランやカフェもあり、のんびり過ごせます。
10. オランゴ島バードサンクチュアリ
渡り鳥の観察ができる自然保護区。特に冬季には多くの鳥が飛来し、バードウォッチャーに人気です。
観光のヒント
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半日~1日単位のアクティビティを組み込むのがおすすめ
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ビーチでは日焼け止め必須
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ホテルのデイユースプランを利用すれば、宿泊せずに高級リゾートを体験可能
3. 南部エリア(オスロブ・モアルボアル)
セブ島南部は、手つかずの自然と感動的な海のアクティビティが楽しめるエリアです。市内からは車やバスで3〜4時間と距離がありますが、その分だけ特別な体験が待っています。
おすすめスポット
11. オスロブ・ジンベエザメウォッチング
世界的にも珍しい、野生のジンベエザメと一緒に泳げるスポット。早朝に訪れるのが一般的で、透明度の高い海と巨体の迫力に圧倒されます。
12. ツマログ滝(Tumalog Falls)
オスロブ近郊の幻想的な滝。薄い水のカーテンが広がる景観が美しく、泳ぐこともできます。
13. モアルボアル・サーディンラン(Sardine Run)
数百万匹のイワシが群れをなし、銀色の渦となって泳ぐ光景は圧巻。シュノーケルやダイビングで体験可能です。
14. パナグサマビーチ(Panagsama Beach)
のんびりとした雰囲気のビーチで、サンセットの美しさは必見。カフェやダイブショップが点在しています。
15. カワサン滝(Kawasan Falls)
透明度の高いエメラルドグリーンの水が特徴。キャニオニングツアーで滝を下るアクティブな楽しみ方も人気です。
観光のヒント
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オスロブとモアルボアルは1泊してセットで巡るのがおすすめ
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ジンベエザメウォッチングは朝6時前後がベスト
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モアルボアルは日没時間に合わせて行動すると絶景が見られます
4. 北部エリア(バンタヤン島・マラパスクア島)
セブ島北部には、観光地化が進みすぎていない素朴な離島が点在し、透明度抜群の海と静かな時間を楽しむことができます。特にバンタヤン島とマラパスクア島は、観光客から高い評価を得ている人気の2大リゾートです。
おすすめスポット
16. バンタヤン島(Bantayan Island)
真っ白な砂浜と透き通った海が広がる、癒やし系リゾート。サンタフェ地区にはおしゃれなカフェやコテージがあり、のんびり長期滞在にもぴったりです。
17. オグトン洞窟(Ogtong Cave)
バンタヤン島内にある天然の地下洞窟プール。ひんやりとした水温で、海遊びの後の休憩にも最適。
18. マラパスクア島(Malapascua Island)
世界的に有名な**ニタリザメ(Thresher Shark)**ダイビングの聖地。早朝ダイブでほぼ確実にサメと遭遇できるのが魅力です。
19. バウンティビーチ(Bounty Beach)
マラパスクア島のメインビーチ。リゾートホテルやダイビングショップが立ち並び、日中も夜もにぎやか。
20. カルンガマン島(Kalanggaman Island)
バンタヤン島やマラパスクア島から行ける絶景サンドバーの離島。エメラルドグリーンと真っ白な砂のコントラストがSNS映え抜群です。
観光のヒント
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両島ともセブ市内から半日以上かかるため、最低2泊の滞在がおすすめ
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マラパスクア島は現金のみ対応の店も多いので事前に準備
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バンタヤン島は乾季(12〜5月)がベストシーズン
5. 中部エリア(山岳&自然アクティビティ)
セブ島は美しいビーチだけでなく、山や渓谷など内陸の自然も豊富です。中部エリアでは、山岳アクティビティや絶景ポイント巡りを楽しむことができ、海とはまた違った魅力に出会えます。
おすすめスポット
21. シラオガーデン(Sirao Garden)
「リトルアムステルダム」と呼ばれる花畑スポット。カラフルな花と風車のオブジェが映え、インスタグラムで人気急上昇中です。
22. トップス展望台(Tops Lookout)
セブ市街とマクタン島を一望できる展望スポット。特に夜景はロマンチックで、カップルや友人同士におすすめ。
23. ブサイ山(Mt. Busay)トレッキング
自然の中を歩きながらセブの空気を満喫できる中級者向けのハイキングコース。
https://3d-universal.com/blogs/2025/08/mt-busay.html
24. アヤラネイチャーパーク(Ayala Nature Park)
市内からアクセスしやすい自然公園で、バードウォッチングやピクニックが楽しめます。
25. ダナオ・アドベンチャーパーク(Danao Adventure Park)
ジップラインやロープコースなど、スリル満点のアクティビティが揃うスポット。家族連れやグループ旅行にも最適です。
観光のヒント
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山岳エリアは午前〜昼過ぎが観光のベストタイム(午後は雲が出やすい)
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トレッキングやアクティビティにはスニーカーや動きやすい服装が必須
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山間部は夕方以降気温が下がるため、軽めの上着を持参すると安心
6. 周辺離島(日帰り&1泊2日トリップ)
セブ島周辺には、個性豊かな小さな島々が点在しています。市内やマクタン島から気軽にアクセスできる島も多く、日帰り観光や1泊2日の小旅行にぴったりです。
おすすめスポット
26. カオハガン島(Caohagan Island)
素朴な漁村の雰囲気が魅力で、島民との交流やローカルなランチが楽しめます。アイランドホッピングの立ち寄り先としても人気。
27. ナルスアン島(Nalusuan Island)
長い桟橋と透明度抜群の海が魅力の小島。シュノーケリングや写真撮影に最適です。
28. ヒルトゥガン島(Hilutungan Island)
海洋保護区に指定されており、熱帯魚とサンゴ礁が豊富。初心者から上級者まで楽しめるダイビングスポットです。
29. パンダノン島(Pandanon Island)
白い砂浜と遠浅の海が特徴のフォトジェニックな島。干潮時には広大な砂州が現れます。
30. カミギン島(Camiguin Island)
少し足を延ばして訪れたい火山と温泉の島。セブからはフェリーや飛行機でアクセス可能で、アクティブ派におすすめです。
観光のヒント
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日帰りツアーは朝出発・夕方帰着が基本
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乾季(12〜5月)は海の透明度が特に高く、離島巡りに最適
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島によっては現金のみ・インフラ未整備の場所もあるため、事前準備を忘れずに
まとめ
セブ島は、都市の便利さと大自然の美しさが共存する、まさに「何度訪れても飽きない」南国の楽園です。市内観光で歴史や文化に触れたり、南部でジンベエザメと泳いだり、北部や周辺離島で静かなビーチに癒やされたりと、旅のスタイルに応じた多彩な楽しみ方ができます。
今回ご紹介した30の観光スポットは、初めて訪れる方からリピーターまで幅広くおすすめできる厳選リストです。これらを組み合わせれば、短期滞在でも長期滞在でも充実した旅行プランが立てられるでしょう。
旅行計画のヒント
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滞在日数ごとのおすすめプラン
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3日間:セブ市内+マクタン島+南部または離島日帰り
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5日間:市内+南部(オスロブ・モアルボアル)+離島1泊
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1週間以上:南北エリア+離島巡りでゆったり周遊
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移動手段
長距離はCeresバスやプライベートカー手配、市内移動はGrabやタクシーが便利 -
ベストシーズン
乾季(12〜5月)が観光やマリンアクティビティに最適 -
持ち物チェック
日焼け止め、虫よけ、マリンシューズ、防水バッグ、予備バッテリーは必須 -
安全対策
夜間の人通りの少ない場所は避ける、貴重品管理を徹底する
よくある質問(FAQ)
セブ島の観光・モデルコース・移動・費用に関する質問と回答です。
セブ島のベストシーズンはいつ?
観光と海の透明度を重視するなら乾季(12〜5月)。特に2〜4月はマリンアクティビティに最適です。
何日あれば主要スポットを回れる?
- 3日間:市内+マクタン+日帰り離島のどれか1つ
- 5日間:市内+南部(オスロブ/モアルボアル)+離島1泊
- 7日以上:南北+周辺離島までゆったり周遊
市内から南部(オスロブ/モアルボアル)までの移動時間は?
車・バスで約3〜4時間。早朝出発が渋滞回避に有効です。
移動手段は何が便利?
市内はGrab/タクシー、長距離はCeresバスまたはドライバー付き車手配が一般的。アイランドホッピングは現地ツアー利用が楽です。
雨季(6〜11月)でも楽しめる?
楽しめます。午後スコールが増えるため屋外は午前中心に計画し、屋内施設(モール/博物館/カフェ)も組み合わせましょう。
両替はどこがお得?支払いは現金?
空港は少額のみ、市内のMoney Changerがレート良好。モールやホテルはVISA/Master使用可ですが、屋台やローカル店は現金推奨。
チップは必要?
必須ではありませんが、良いサービスにはレストラン10%前後、ガイドやドライバーに少額チップが一般的です(サービス料込なら不要)。
服装の目安は?教会などでの注意点は?
基本は軽量・速乾。教会や宗教施設では露出控えめの服装が安心。冷房対策に薄手の長袖を持参しましょう。
ジンベエザメは予約が必要?
現地でも手配できますが、早朝発ツアーを事前予約すると安心。天候・海況により中止や待ち時間が発生する場合があります。
治安は?夜の外出は大丈夫?
観光エリアは比較的落ち着いていますが、スリ対策・深夜の路地回避・貴重品分散は基本。夜は人通りの多い場所を選び、配車アプリ利用を。
通信はSIMとWi‑Fiどちらが便利?
個人旅行は現地SIM(Globe/Smart)が手軽。複数人やSIMロック端末はポケットWi‑Fiが便利です。
ドローン撮影や撮影マナーは?
場所により飛行制限・許可が必要。教会・博物館は撮影禁止/制限がある場合があるため、係員の指示に従いましょう。ビーチでも人が映り込む場合は配慮を。
