セブ島観光スポット: カワサン滝(Kawasan Falls)
1. カワサン滝とは
カワサン滝(Kawasan Falls)は、セブ島南西部のバディアン(Badian)に位置する、フィリピンを代表する滝のひとつです。
その最大の魅力は、エメラルドグリーンに輝く澄んだ水と、南国らしい豊かな自然環境。3段に分かれた滝から流れ落ちる水は、年間を通して水量が安定しており、泳いだり、滝壺でくつろいだり、アクティビティを楽しむ観光客で賑わいます。
特に一番下の第一の滝は、高さおよそ20メートルから水が勢いよく落ち、迫力満点。滝壺の周囲は竹製いかだ(バンブーラフト)で近づくことができ、滝の裏側に回って天然の水マッサージを体験することも可能です。
また、上流から川を下る**キャニオニング(Canyoneering)**は、カワサン滝観光のハイライトのひとつ。川飛び込みや天然プールでの遊泳など、スリルと爽快感を味わえるアクティビティとして、世界中の旅行者から人気を集めています。
カワサン滝はセブ市内から日帰りで訪れることも可能ですが、モアルボアルや周辺の自然スポットと組み合わせて、1泊2日でゆっくり楽しむ旅行プランもおすすめです。
2. 見どころ・魅力
カワサン滝は、ただの滝ではなく自然のテーマパークのような多彩な楽しみ方ができるスポットです。
訪れる価値がある理由をいくつかご紹介します。
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エメラルドグリーンの水面
 湧き水や上流の森林からのミネラル成分によって、水は一年中美しい緑色を保っています。晴天時には特に色が鮮やかになり、写真映え抜群。
 
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3段構造の滝
 第一の滝は迫力ある大きな滝壺、第二・第三の滝はより静かで落ち着いた雰囲気。歩いて上流まで探検すれば、観光客の少ない穴場感を楽しめます。
 
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バンブーラフト体験
 竹製いかだに乗り、滝壺を進んで滝の真下へ。滝の裏側に回れば全身に水しぶきを浴びる迫力体験が待っています。
 
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キャニオニング
 近隣のマティュティナオ川(Matutinao River)から滝までを下る大人気アクティビティ。岩場から飛び込んだり、天然の滑り台で滑ったりと、冒険心をくすぐります。
 
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熱帯の自然と涼しい空気
 周囲は熱帯植物に囲まれ、日中でも涼しく快適。鳥のさえずりや水の音に癒やされながら過ごせます。
 
4. 入場料・営業時間(2025年最新情報)
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入場料:大人 50〜100ペソ
 (時期や管理状況により若干変動あり)
 
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バンブーラフト利用料:1ラフトあたり 300〜500ペソ
 (料金はグループ単位/最大8人程度まで乗船可能)
 
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キャニオニングツアー:1,500〜2,500ペソ
 (料金にはガイド料・装備レンタル・ライフジャケット・ヘルメット・送迎・軽食が含まれる場合が多い)
 
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営業時間:午前6:00〜午後5:00
 (最終入場は午後4:00頃まで。キャニオニングは早朝出発が推奨)
 
ポイント
5. おすすめの楽しみ方
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午前中の訪問で透明度抜群の水を満喫
 朝は観光客が少なく、水も澄んでいて写真映えします。特に9時前後がベストタイム。
 
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3段の滝をすべて巡る
 第一の滝は迫力、第二・第三は静かで秘境感たっぷり。時間があれば上流まで探検してみましょう。
 
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バンブーラフトで滝の裏側へ
 水しぶきを全身に浴びながら天然マッサージを体験。ラフトに乗る際は水着と防水ケース必須。
 
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キャニオニングでアクティブ体験
 飛び込みや天然ウォータースライダーなどスリル満点。ガイド付きツアーに参加するのが安全です。
 
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モアルボアル観光とセットにする
 午前はカワサン滝、午後はモアルボアルのサーディンランやホワイトビーチという組み合わせが定番。
 
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水辺でピクニックやランチ
 滝周辺には軽食スタンドやBBQエリアがあり、自然の中で食事を楽しめます。
 
6. 注意点・安全情報
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雨季の増水に注意
 6〜11月の雨季は水量が増し、流れが急になる場合があります。キャニオニングは天候によって中止されることも。
 
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滑りやすい足元
 岩場や川沿いはコケが生えて滑りやすいので、マリンシューズや滑り止め付きサンダルの着用がおすすめです。
 
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貴重品管理
 ロッカーは限られているため、必要最低限の荷物だけ持参。防水バッグやジップロックでスマホや財布を保護しましょう。
 
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環境保護の意識
 ゴミは必ず持ち帰り、日焼け止めはリーフセーフタイプを使用。地元でも環境保全の取り組みが進められています。
 
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ツアー選びは口コミをチェック
 キャニオニングは安全管理が重要です。ヘルメットやライフジャケットの着用を徹底しているか、事前に確認しましょう。
 
7. 周辺のおすすめスポット
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モアルボアル(Moalboal)
 世界的に有名な「サーディンラン」が見られるシュノーケリングスポット。ホワイトビーチやパナグサマビーチでのんびり過ごすのも人気。
 
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ランブグビーチ(Lambug Beach)
 バディアン近郊にある穴場のホワイトサンドビーチ。静かでローカル感があり、観光客も少なめ。
 
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オスロブ(Oslob)
 ジンベエザメウォッチングの拠点として有名。カワサン滝とセットで訪れるツアーもあります(ただし移動時間は長め)。
 
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アレグレギター工房(Alegre Guitar Factory)
 セブ南部観光の行き帰りに立ち寄れるギター工房。フィリピンの伝統楽器づくりを見学可能。
 
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シマラ教会(Simala Shrine)
 ゴシック風の外観が美しいカトリック教会。巡礼地としても有名で、写真映えスポットとして人気。
 
まとめ
カワサン滝は、セブ島南部観光のハイライトとして、自然美とアクティビティを一度に楽しめる貴重なスポットです。
エメラルドグリーンの滝壺で泳いだり、バンブーラフトで滝の裏側へ行ったり、キャニオニングでスリル満点の川下りを体験したりと、訪れる人のスタイルに合わせた過ごし方が可能です。
セブ市内から日帰りでも行けますが、モアルボアルやオスロブと組み合わせた1泊2日プランにすれば、より充実した旅になります。
安全面や環境保護にも配慮しながら、この南国ならではの自然の楽園を思い切り満喫しましょう。
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カワサン滝 FAQ(よくある質問)
カワサン滝はどこにありますか?
セブ島南西部のバディアン(Badian)にあります。モアルボアルから車で約30分、セブ市内からは約3〜4時間です。
 
入場料はいくらですか?
目安として大人50〜100ペソ。運用状況で変動する場合があります。小額紙幣をご用意ください。
 
営業時間は?最終入場は何時ですか?
一般的に6:00〜17:00、最終入場は16:00頃が目安です。日没前に余裕をもって計画してください。
 
セブ市内からの行き方は?
南バスターミナルから「Bato via Barili」行きのCeresバスで約3〜4時間/タクシー・車で約3時間/送迎付き日帰りツアーも便利です。
 
ベストな訪問時間(混雑回避)は?
平日の午前(9時前後まで)が最も快適で、水の透明度も高い傾向です。
 
バンブーラフト(竹いかだ)は体験できますか?料金は?
はい。滝壺でのラフト体験が可能です。料金はラフト1台あたり300〜500ペソ程度(グループ利用)です。
 
キャニオニングは初心者でも参加できますか?
多くのツアーは初心者向けにガイド・装備付きで実施されます。安全説明に従い、無理なジャンプは避けましょう。
 
キャニオニングの所要時間と費用は?
半日〜1日が目安で、1,500〜2,500ペソ程度(装備・ガイド・一部送迎含むことが多い)です。
 
雨季でも訪問できますか?
可能ですが、増水時は安全のためキャニオニングが中止になる場合があります。直前の天候と現地案内に従ってください。
 
泳げなくても楽しめますか?
滝壺近くの浅瀬や観景のみでも楽しめます。必要に応じてライフジャケットを着用してください。
 
服装・持ち物のおすすめは?
水着、マリンシューズ(滑り止め)、速乾タオル、防水スマホケース、防水バッグ、着替え、現金少額。
 
ロッカーや更衣室はありますか?
数に限りがあります。貴重品は最小限にし、防水バッグで自己管理するのが安心です。
 
子連れや高齢者でも大丈夫?
第一の滝周辺は比較的アクセスしやすい一方、滑りやすい場所もあります。無理のない範囲で、手を取り合って移動してください。
 
カードは使えますか?ATMは近くにありますか?
現金のみの場所が多いです。事前にセブ市内などで現金を用意しておきましょう。
 
飲食は可能ですか?
周辺に軽食スタンドがあり、ピクニックも可能です。ゴミは各自持ち帰り、環境保護にご協力ください。
 
ドローン撮影はできますか?
場所・混雑・安全配慮の観点から制限されることがあります。現地ルールとスタッフの指示に従ってください。
 
写真映えスポットは?
第一の滝の正面、ラフト上、上流の第二・第三の滝が人気。午前中の柔らかい光がきれいに写ります。
 
モアルボアルや他の観光地とセットにできますか?
はい。午前にカワサン滝、午後にモアルボアルのサーディンランやビーチが定番です。1泊2日プランも快適です。
 
安全対策で特に重要なことは?
滑りやすいのでマリンシューズ必須、ライフジャケット着用、ガイドや係員の指示に従う、天候悪化時は無理をしないこと。
 
環境に配慮するには?
ゴミは持ち帰り、リーフセーフ日焼け止めを使用。自然保護のため、植物や生き物に触れない・持ち帰らないを徹底しましょう。
 
最新の料金や規約はどこで確認できますか?
現地の案内掲示や、参加予定のツアー会社の最新連絡をご確認ください。祝日・天候で変更される場合があります。
 
 
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