目次
3歳と行った1か月セブ島留学体験記:親子留学を決めた理由・大変だったこと・本音レビュー
はじめに
「3歳の子どもを連れて、1か月の海外留学」
正直に言うと、出発前は不安の方が圧倒的に大きかったです。
言葉は通じるのか、環境の変化に耐えられるのか、途中で体調を崩さないか。
そもそも、3歳で海外に行く意味はあるのか──何度も自問しました。
それでも今回、私たちは親子でセブ島へ1か月の留学に挑戦しました。
理由は「英語力を伸ばしたい」だけではありません。
親子で同じ時間を過ごし、同じ環境に身を置く経験そのものに価値があると感じたからです。
この記事では、実際に3歳の子どもとセブ島で1か月生活してみて感じたことを、良い面も大変だった面も含めて正直にまとめています。
これから親子留学を検討している方、特に未就学児との海外滞在に不安を感じている方の参考になれば幸いです。
なぜ3歳で、セブ島への親子留学を選んだのか
親子留学を考え始めたとき、最初からセブ島一択だったわけではありません。
欧米圏や近場のアジア諸国も含めて、いくつかの選択肢を比較しました。
その中で最終的にセブ島を選んだ理由は、主に3つあります。
まず一つ目は、距離と時差の少なさです。
日本から直行便で約5時間、時差はわずか1時間。3歳の子どもにとって、移動や生活リズムの負担が比較的少ない点は大きな決め手でした。
二つ目は、親子留学の受け入れ実績が豊富なこと。
セブ島には、未就学児向けのクラスやキッズ対応に慣れた語学学校が多くあります。
「3歳でも本当に大丈夫なのか」という不安に対して、具体的な事例やサポート体制が見えやすかったのは安心材料でした。
三つ目は、費用面の現実性です。
1か月という期間を考えると、欧米圏ではどうしてもハードルが高くなります。
その点、セブ島は滞在費・学費・生活費のバランスがよく、「まずは1か月試してみる」という選択がしやすい場所でした。
こうした理由から、「3歳・初めての海外・1か月滞在」という条件を考えたとき、セブ島が最も現実的で無理のない選択だと判断しました。
留学前に一番不安だったこと
留学を決めてから出発までの間、楽しみよりも不安の方が正直大きかったです。
特に気がかりだったのは、「英語」ではありませんでした。
一番の不安は、3歳の子どもが現地の環境に馴染めるかどうか。
言葉が通じない場所で、親から離れて過ごす時間に耐えられるのか。
もし強く嫌がったら、無理をさせていることにならないか、という迷いが常にありました。
また、体調面も大きな心配でした。
暑さ、食事、水、生活リズムの違い。
日本にいるときと同じようにはいかないことは分かっていても、実際に体調を崩したらどう対応するか、不安は尽きません。
さらに、親自身のメンタル面も想像以上に重要でした。
慣れない海外生活、子どものケアをしながらの語学学習。
「思ったより大変だったらどうしよう」「途中で後悔したらどうしよう」と、出発直前まで考えていました。
それでも最終的に踏み切れたのは、「行かなかった後悔の方が大きい」と感じたからです。
完璧な留学を目指すのではなく、うまくいかない日があってもいい。
そう自分に言い聞かせて、セブ島へ向かいました。
到着後1週間のリアルな様子
セブ島に到着して最初の数日は、正直かなり慌ただしく過ぎていきました。
空港から滞在先へ移動し、生活に必要なものを揃え、学校のオリエンテーションを受ける。
大人だけでも疲れる流れを、3歳の子どもと一緒にこなすのは想像以上に大変でした。
特に最初の3〜4日は、子どもの表情が硬く、あまり笑顔がありませんでした。
知らない場所、知らない人、聞き慣れない言葉。
不安そうに親から離れようとしない姿を見ると、「やっぱり早すぎたかもしれない」と思ったのが正直な気持ちです。
学校初日も、教室に入るのを嫌がり、泣いてしまいました。
その日は無理をせず、短時間で切り上げることにしました。
「1か月もあるのだから、急ぐ必要はない」と自分に言い聞かせました。
ただ、1週間ほど経った頃、少しずつ変化が見え始めました。
先生の名前を口にしたり、教室でやった遊びを家で真似したり。
朝になると「スクール行く?」と聞いてくるようになったのです。
環境に慣れるまでのスピードは、子どもによって違うと思います。
それでも、「慣れるまで待つ」ことを選んだのは正解だったと感じています。
現地校・キッズクラスの具体的な内容
今回、子どもが通ったのは3D ACADEMYのキッズコースでした。
3歳という年齢を考え、グループではなくマンツーマンレッスンを選択しました。
レッスンは午前中のみ・1日4コマ。
午後は無理をせず、ゆっくり過ごすスケジュールにしました。
担当講師は、子ども教育の経験がある2名の先生。
それぞれが2コマずつ担当する形で、毎日同じ講師が対応してくれました。
午前中4コマにした理由
最初はもっとコマ数を増やすことも検討しましたが、3歳には負担が大きいと感じました。
実際に現地で生活してみると、午前中の集中力が一番高いことが分かりました。
4コマでも、子どもにとっては十分なボリュームです。
午後までレッスンを入れなかったことで、疲れを翌日に持ち越さず、機嫌よく通学できました。
レッスン内容は「遊び」が中心
レッスンは、机に向かって勉強する形ではありません。
-
英語の歌やリズム遊び
-
絵カードやおもちゃを使った単語練習
-
色・数字・動物など身近なテーマ
-
簡単な指示に反応するアクティビティ
「英語を教える」というより、英語で一緒に遊ぶ感覚に近かったです。
子ども教育に慣れた講師だからできる対応
担当の2名の講師は、どちらも子ども向けレッスンに慣れていました。
集中できない日は内容を変えたり、気分が乗らない日は無理に進めなかったり。
3歳児のペースを最優先してくれる姿勢は、親としてとても安心できました。
講師が2名いることで、
-
同じ表現でも違う言い方に触れられる
-
特定の先生に依存しすぎない
-
人に慣れる練習になる
といったメリットも感じました。
午後は「学ばない時間」を大切に
午後はレッスンを入れず、基本的に自由時間です。
-
プールで遊ぶ
-
散歩する
-
部屋で昼寝をする
この「何もしない時間」があったからこそ、1か月間、無理なく通い続けることができたと思います。
英語力の伸び以上に、
英語に対して抵抗を持たなかったこと
これが一番の成果だったと感じています。
午後の過ごし方と生活リズム
午前中はキッズクラスでしっかり集中する分、午後は「何もしない時間」を大切にしました。
3歳の子どもにとって、環境が違うだけでも大きな刺激になります。
だからこそ、午後はあえて予定を入れすぎないようにしていました。
午後は基本的にゆっくり
レッスンが終わったあとは、すぐに帰宅する日も多かったです。
-
部屋で昼寝をする
-
おもちゃで遊ぶ
-
親と一緒に絵本を読む
日本にいるときと変わらない、できるだけ普段通りの過ごし方を意識しました。
外出は無理のない範囲で
体力や機嫌に余裕がある日は、少し外出することもありました。
-
近くのショッピングモール
-
コンドミニアムのプール
-
徒歩圏内のカフェ
観光地を回るような外出はほとんどしていません。
「今日は何もしない」を選べたことが、結果的に体調管理につながったと思います。
生活リズムは意外と整った
セブ島は日本より日差しが強く、自然と朝型の生活になります。
夜は早めに眠くなり、朝も比較的スムーズに起きられる日が多かったです。
結果として、
-
寝不足になることが少なかった
-
機嫌の悪い日が減った
-
午前中のレッスンに集中できた
という良い循環が生まれました。
親にとっても大切な時間
午後の時間は、親自身が一息つける時間でもありました。
子どもと一緒にゆっくり過ごすことで、焦りや疲れをリセットできました。
「もっと勉強させた方がいいのでは」と思うこともありましたが、
3歳の親子留学では、詰め込まないことが一番大事だったと感じています。
宿泊は自分で手配、3D ACADEMYの通学コースを選択
今回の親子留学では、宿泊先は自分で手配し、3D ACADEMYの通学コースを利用しました。
学校の寮には入らず、ホテル(コンドミニアム)から毎日通学するスタイルです。
この選択は、3歳の子どもがいる今回の留学では、結果的にとても合っていました。
なぜ通学コースを選んだのか
3D ACADEMYには、宿泊先を自由に選べる通学コースがあります。
これが、学校選びの大きな決め手の一つでした。
理由はシンプルで、
-
子どもの生活リズムを最優先したかった
-
夜は静かな環境で過ごしたかった
-
食事や衛生面を自分でコントロールしたかった
特に3歳の子どもにとっては、寮の共同生活よりも、普段に近い生活環境の方が安心できると考えました。
ホテル・コンドミニアム滞在のメリット
実際にホテル(コンドミニアム)に滞在して感じたメリットは多かったです。
-
部屋が広く、子どもが動き回れる
-
昼寝や早寝がしやすい
-
体調が悪い日はすぐ休める
-
自炊や簡単な食事調整ができる
特に午後はレッスンを入れていなかったため、
「帰ったらすぐ休める」環境はとても助かりました。
通学の負担は?
通学と聞くと「移動が大変そう」と思われがちですが、
学校から比較的近い場所を選んだことで、大きな負担にはなりませんでした。
タクシーや配車アプリを使えば、短時間で移動できます。
毎日同じルートを通うことで、子ども自身も徐々に慣れていきました。
親子留学には通学コースが合っていた
寮生活は、短期留学や単身留学には向いていると思います。
ただ、未就学児との親子留学では、通学コースという選択肢があるのは非常にありがたかったです。
生活の自由度が高く、子どものペースに合わせやすい。
この点は、1か月という期間を無理なく過ごす上で大きなメリットでした。
通学コースのデメリット・注意点
宿泊先を自由に選べる通学コースは、親子留学には多くのメリットがありました。
一方で、実際に1か月過ごしてみて「これは事前に知っておきたかった」と感じた点もあります。
ランドリーはすべて自己手配
通学コースの場合、洗濯はすべて自分で手配する必要があります。
ホテル内のランドリーサービスを使ったり、近くのランドリーショップに依頼したりと、方法はいくつかありますが、
子どもがいると洗濯物は想像以上に増えます。
日本にいるときのように「気づいたら洗濯が終わっている」環境ではないため、
この点は少し手間に感じました。
食事は基本的に自己管理
通学コースでは、学校で提供される食事は平日のランチのみです。
朝食・夕食・週末の食事はすべて自分で用意する必要があります。
最初は「外食も楽しめるし問題ない」と思っていましたが、
1か月滞在してみると、外食が続くことに少し疲れを感じるようになりました。
意外だったのは、学校の食事が思っていた以上に美味しかったことです。
栄養バランスも良く、子どもも比較的よく食べていました。
そのため、
「食事付きの学校寮でもよかったかもしれない」
と、後半は少し後悔したのが正直なところです。
自由度が高い分、自己管理が必要
通学コースは自由度が高い反面、
-
食事
-
洗濯
-
移動
-
生活リズム
すべてを自分で管理する必要があります。
3歳の子どもがいる場合、この「細かい生活管理」が思った以上に負担になることもあります。
それでも通学コースを選んでよかった理由
デメリットはありつつも、
静かな環境で休めること、子どものペースを最優先できたことは大きなメリットでした。
ただし、
「家事の負担を減らしたい」
「食事の準備をなるべくしたくない」
という場合は、学校寮という選択肢も十分アリだと思います。
まとめ|1か月の親子留学を終えて感じたこと
3歳の子どもと1か月間セブ島で親子留学をしてみて、正直「楽な留学」ではありませんでした。
生活面の管理、体調への気配り、慣れない環境での毎日。
大変だと感じる場面も、何度もありました。
それでも、振り返ってみると「行ってよかった」と心から思います。
後半になって感じた子どもの英語力の変化
特に印象的だったのは、留学後半に入ってからの子どもの変化です。
劇的に話せるようになったわけではありません。
ただ、
-
英語の指示に自然に反応する
-
知っている単語を自分から使おうとする
-
英語を聞いても戸惑わなくなった
こうした小さな変化が、確実に積み重なっていきました。
何より大きかったのは、英語に対する抵抗がなくなったことです。
日本に戻ってからも、英語の歌を口ずさんだり、英語の動画に興味を示したりする姿を見ると、
この1か月の経験が、しっかり残っていると感じます。
親子留学で得たのは「英語」だけではなかった
今回の留学で得られたものは、英語力だけではありません。
-
新しい環境に慣れる力
-
人との関わりに対する柔軟さ
-
親子で長時間一緒に過ごした経験
3歳という年齢だからこそ、吸収できたものも多かったと思います。
これから親子留学を考える方へ
3歳での親子留学は、向き不向きがあります。
完璧な成果を求めると、きっと疲れてしまいます。
大切なのは、
「英語を話せるようにすること」よりも
「英語に触れる時間を自然に作ること」。
セブ島での1か月は、その最初の一歩として、とても良い経験になりました。
これから親子留学を検討している方にとって、
この体験記が少しでも判断の助けになれば嬉しいです。
